さがそう!使おう!協力しよう!
国や県、市町村ではたくさんの統計調査(とうけいちょうさ)をしています。
学校のこと、家族のこと、生活のこと、またこれからする仕事の中で悩(なや)んだとき、
これから紹介(しょうかい)する統計に、役に立つものが必(かなら)ずあります。
「こまったな・・・、
みんなどうしているんだろう・・・、
これからどうすればいいんだろう・・・」
そう思ったとき、この統計のことを思い出してください。
大事な統計は、みんなの協力(きょうりょく)で、正しい数字になります。
これからの生活や仕事の中で、国や県、市町村から統計調査の協力をおねがいされることがあると思います。
「たいへんだな、この調査に何の意味があるんだろう」
そう思うことがあるかもしれませんが、統計は水や空気のようにみえないところで役に立ち、まわりまわってみなさんの生活がよくなる助けになります。
大人になって、国や県、市町村の統計調査をおねがいされたら、協力をおねがいします。
お父さん、お母さん、まわりの大人の人にも伝(つた)えてください。
国・県の調査で、とくに大切な調査を紹介(しょうかい)します。
なるほど統計学園「初級 3 データの探し方(初級編)」も見てね!
国勢調査(こくせいちょうさ)<総務省>
日本に人が どこに どれだけ いるか、どんな仕事をしているかがわかります。
現住人口調査(げんじゅうじんこうちょうさ)<福島県>
福島県にいる人の数、生まれた人、死んだ人、引っこし した人の数がわかります。
人口動態調査(じんこうどうたいちょうさ)<厚生労働省>
生まれた人、死亡(しぼう)した人、結婚(けっこん)、離婚(りこん)、どんな病気で死亡したかなどの人の数がわかります。
医療施設調査(いりょうしせつちょうさ)<厚生労働省>
病院や診療所(しんりょうじょ)の数、そこで働(はたら)いている人の数がわかります。
患者調査(かんじゃちょうさ)<厚生労働省>
患者の数や、病気、入院した日数などがわかります。
薬事工業生産動態統計調査(やくじこうぎょうせいさんどうたいとうけいちょうさ)<厚生労働省>
薬や病院で使う機械(きかい)を作っている数、売っているところ、働(はたら)いている人の数がわかります。
学校基本調査(がっこうきほんちょうさ)<文部科学省>
学校の数、児童(じどう)・生徒(せいと)の数、先生の数、学校の面積(めんせき)や、卒業(そつぎょう)後の進路がわかります。
学校保健統計調査(がっこうほけんとうけいちょうさ)<文部科学省>
身体測定(しんたいそくてい)の結果(けっか)から、幼児(ようじ)、児童(じどう)、生徒(せいと)の平均(へいきん)身長や平均体重などがわかります。
学校教員統計調査(がっこうきょういんとうけいちょうさ)<文部科学省>
先生のことがわかります。
社会教育調査(しゃかいきょういくとうけいちょうさ)<文部科学省>
公民館(こうみんかん)、図書館、博物館(はくぶつかん)などの数や働(はたら)いている人数などがわかります。
住宅・土地統計調査(じゅうたく・とちとうけいちょうさ)<総務省>
日本の家の数や広さ、家に住んでいる人のことがわかります。
建築着工統計調査(けんちくちゃっこうとうけいちょうさ)<国土交通省>
建築物(けんちくぶつ)や家を建(た)てる数や面積(めんせき)、かかるお金がわかります。
法人土地・建物基本調査(ほうじんとち・たてものきほんとうけいちょうさ)<国土交通省>
土地・建物(たてもの)を持っている法人(ほうじん)の数、その面積(めんせき)、数がわかります。
建設工事統計調査(けんせつこうじとうけいちょうさ)<国土交通省>
家やお店などの建物(たてもの)を工事するお金がわかります。
社会生活基本調査(しゃかいせいかつきほんちょうさ)<総務省>
いろんな人が、何時頃になにをしているかがわかります。寝ている時間、しゅみ の時間、起きる時間など
全国家計構造調査(ぜんこくかけいこうぞうちょうさ)<総務省>
1世帯(せたい)がお金をどれだけもらっているか、お金を何に使っているか、お金をどれだけ持っているか、借金(しゃっきん)があるかがわかります。
国民生活基礎調査(こくみんせいかつきそちょうさ)<厚生労働省>
世帯(せたい)、健康(けんこう)のこと、介護(かいご)のこと、家に入るお金や貯(た)めているお金のことがわかります。
小売物価統計調査(こうりぶっかとうけいちょうさ)<総務省>
いろいろな商品の値段がわかります。食べ物や服、テレビなど
家計調査(かけいちょうさ)<総務省>
おうちのお金で なにをどれくらい買っているか わかります。お給料(きゅうりょう)のお金もわかります。
商品流通調査(しょうひんりゅうつうちょうさ)<福島県>
いろんな品物がどこで買われているのかがわかります。
鉱工業指数調査(こうこうぎょうしすうちょうさ)<福島県>
品物の数や品物を売った数、あまっている商品の数が、ある年から増(ふ)えているか減(へ)っているかがわかります。
港湾調査(こうわんとうけいちょうさ)<国土交通省>
港湾(こうわん)に出入りする船の数、貨物(かもつ)の量(りょう)がわかります。
内航船舶輸送統計調査(ないこうせんぱくゆそうとうけいちょうさ)<国土交通省>
日本で、船で荷物を運んでいる量(りょう)がわかります。
造船造機統計調査(ぞうせんぞうきとうけいちょうさ)<国土交通省>
船の数や船の機械(きかい)を造(つく)っている量(りょう)がわかります。
鉄道車両等生産動態統計調査(てつどうしゃりょうとうせいさんどうたいとうけいちょうさ)<国土交通省>
鉄道や鉄道の部品などを生産(せいさん)している数がわかります。
船員労働統計調査(せんいんろうどうとうけいちょうさ)<国土交通省>
船の上で働(はたら)く人の、働(はたら)いている日数、休む日数、給料(きゅうりょう)がわかります。
自動車輸送統計調査(じどうしゃゆそうとうけいちょうさ)<国土交通省>
自動車で運ぶ荷物の量(りょう)や、人数、距離(きょり)がわかります。
ガス事業生産動態統計調査(がすじぎょうせいさんどうたいとうけいちょうさ)<経済産業省>
ガスの生産量(せいさんりょう)や、売ったお金・量(りょう)がわかります。
石油製品需給動態統計調査(せきゆせいひんじゅきゅうどうたいとうけいちょうさ)<経済産業省>
石油製品(せいひん)(ガソリン、灯油(とうゆ)、アスファルトなど)の輸入量(ゆにゅうりょう)、額(がく)がわかります。
特定業種石油等消費統計調査(とくていぎょうしゅせきゆとうしょうひとうけいちょうさ)<経済産業省>
石油、石炭、ガスなどのエネルギーの消費量(しょうひりょう)がわかります。
科学技術研究調査(かがくぎじゅつけんきゅうちょうさ)<総務省>
科学技術(ぎじゅつ)を研究している企業(きぎょう)や大学の数、研究している人の数、研究に使うお金のことがわかります。
農林業センサス(のうりんぎょうせんさす)<農林水産省>
農業や林業で働(はたら)いている人の数、作物をどれくらい作っているか、家畜(かちく)がどれぐらいいるか、田畑や林の面積(めんせき)がわかります。
漁業センサス(ぎょぎょうせんさす)<農林水産省>
漁業(ぎょぎょう)をやっている経営体(けいえいたい)(世帯・事業所)の数、魚や貝などがどれくらい売れたか、漁船(ぎょせん)の数などがわかります。
牛乳乳製品統計調査(ぎゅうにゅうにゅうせいひんとうけいちょうさ)<農林水産省>
牛乳(ぎゅうにゅう)などを生産(せいさん)している量(りょう)や、牛乳、バター、クリーム、チーズなどの工場の数がわかります。
作物統計調査(さくもつとうけいちょうさ)<農林水産省>
お米や麦、くだもの、やさい、花を作った量(りょう)、田んぼ・畑などの面積がわかります。
海面漁業生産統計調査(かいめんぎょぎょうせいさんとうけいちょうさ)<農林水産省>
魚や貝などをとった量がわかります。
木材統計調査(もくざいとうけいちょうさ)<農林水産省>
木材(もくざい)の値段(ねだん)や、木材の生産(せいさん)した量(りょう)、出荷した量などがわかります。
農業経営統計調査(のうぎょうけいえいとうけいちょうさ)<農林水産省>
農業をする上の、かかるお金、働(はたら)く人、土地の面積(めんせき)などがわかります。
経済センサス(けいざいせんさす)<総務省・経済産業省>
事業所(会社など)が、どれだけあるか、何人働(はたら)いているか、売り上げや面積(めんせき)などがわかります。
経済構造実態調査<総務省>
工場やお店が何を作っているか、売っているか、働いている人の数などがわかります。
生産動態統計調査(せいさんどうたいとうけいちょうさ)<経済産業省>
国内で鉄鋼(てっこう)や機械(きかい)などを 毎月どのくらい生産(せいさん)したかわかります。
商業動態統計調査(しょうぎょうどうたいとうけいちょうさ)<経済産業省>
コンビニやスーパー、ドラッグストアなどの商業のお店が、商品を毎月どのくらい売ったかわかります。
個人企業経済調査(こじんきぎょうけいざいちょうさ)<総務省>
個人企業(こじんきぎょう)の売り上げや働(はたら)いている人の数がわかります。
企業活動基本調査(きぎょうかつどうきほんとうけいちょうさ)<経済産業省>
企業(きぎょう)、事業所の数、働(はたら)いている人の数、売り上げの数字がわかります。
法人企業統計調査(ほうじんきぎょうとうけいちょうさ)<財務省>
企業(きぎょう)が持っているお金のことなどがわかります。
労働条件等実態調査(ろうどうじょうけんとうじったいちょうさ)<福島県>
働く時間、休日のこと、退職金(たいしょくきん)のこと、働く人の状況(じょうきょう)などがわかります。
国勢調査(こくせいちょうさ)<総務省>
日本に人が どこに どれだけ いるか、どんな仕事をしているかがわかります。
労働力調査(ろうどうりょくちょうさ)<総務省>
仕事をしている人の数や、仕事を探(さが)している人の数、いろいろな職業(しょくぎょう)の人の数がわかります。
毎月勤労統計調査(まいつききんろうとうけいちょうさ)<厚生労働省>
働いている人が何時間(何日)働いているか、お金をどれくらいもらっているか、仕事をはじめる人、やめる人がどれくらいいるかがわかります。
就業構造基本調査(しゅうぎょうこうぞうきほんちょうさ)<総務省>
働いている人のこと、働いていない人のこと、最後(さいご)に卒業(そつぎょう)した学校のことなどがわかります。
地方公務員給与実態調査(ちほうこうむいんきゅうよじったいちょうさ)<総務省>
県や市町村の公務員(こうむいん)の数と給料(きゅうりょう)がわかります。
民間給与実態統計調査(みんかんきゅうよじったいとうけいちょうさ)<国税庁>
給与(きゅうよ)をもらった人の数や、給与の金額(きんがく)がわかります。また年末調整(ねんまつちょうせい)のこともわかります。
賃金構造基本統計調査(ちんぎんこうぞうきほんとうけいちょうさ)<厚生労働省>
働いている人の数、給料(きゅうりょう)、働いている時間、働いている年数がわかります。