家計調査とは
家計調査とは
目的
家計調査は統計法に基づいた「基幹統計調査」であり、家計の収入、支出、貯蓄、負債などを毎月調査し、国
民生活における家計収支の実態を明らかにすることを目的としています。
対象
総務省が指定する調査地域の中から、統計上の一定の抽出方法に基づき、無作為に選定された世帯が調査対象
となります。
調査の区域
福島県では福島市及び郡山市、猪苗代町が調査区域に指定されています(令和5年度)。
調査期間
二人以上の世帯は6ヶ月間、単身世帯は3ヶ月間となります。
主な調査内容
- 家計簿:日々の収入、支出
- 年間収入調査票:過去1年間の年間収入額
- 貯蓄等調査票:貯蓄、負債の保有状況(二人以上の世帯のみ)
- 世帯票:世帯構成、世帯員の年齢、職業、住居に関する事項等
調査方法
総務省―県―指導員(民間及び県職員)―調査員―調査世帯の流れにより実施します。
1.福島県知事から任命された調査員が調査地域内にお住まいのすべての世帯を訪問します。
訪問した際には、調査員から以下についてお伺いします。
ア 世帯主のお名前(家計収支の中心を担う方)
イ 住所
ウ 世帯主のご職業(勤労、無職、自営業の3区分に分けるため)
エ 世帯人数(二人以上の世帯か単身世帯かを判断するため)
2.調査地域内で無作為に抽出された世帯に県から依頼状を送付し、調査員が調査の説明と依頼のため訪問し
ます。
3.調査開始後は月2回調査員が家計簿をお預かりにお伺いします。
(オンラインで御協力いただく場合は基本的に訪問しません)
回答方法
紙の家計簿への記入または、パソコンやスマートフォンによるオンライン入力となります。
調査結果及び公表の時期
回答いただいた家計簿の内容は総務省統計局で集計され、調査の翌々月の上旬にホームページ上で公表されます。
(https://www.stat.go.jp/data/kakei/index2.html#kekka)
調査結果の利用
- 経済動向や景気動向の指標
- 各種税率や所得控除等の各種税制の検討
- 年金制度の検討及び医療費、生活保護基準等の算定基礎
- 消費者物価指数の基礎資料 等