自殺で残された家族と友人のケアとサポートの手引き(目次・ダウンロード)
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(注)この手引きは原文をそのまま日本語訳したもので、必ずしもそのまま日本の実情にあてはまるわけではありません。
日本ではまだ遺族ケアの体制が不十分ですが、少しでも遺族の心情の理解やケアに役立てていただければと思います。
(なお、原文の著作権はニューサウスウェールズ州健康局にありますが、教育研修機関での使用は許可されています)
原文:Care and Support Pack for Families and Friends Bereaved by Suicide
このケアとサポートの手引きはニューサウスウェールズ州健康局精神保健センターで作成されたもので、自殺で残された家族と友人のためのものです。次の3部から構成されています:
・自殺後の悲嘆への対処
・このとき:身近な人が自殺で亡くなったとき
・自殺のあと:家族や友人のための情報
自殺後の悲嘆への対処 (Word文書)
(自殺をめぐって生じる悲嘆と喪失の問題に直面したときに生じるたくさんの側面について書かれたパンフレット。)
(1)はじめに
(3)自殺直後に必要なもの
最初の週葬儀をこなすために安定剤を飲んだほうがいいですか?
自殺後、数日間におけるニーズのまとめ
(4)子ども
子どものニーズ
「対面」や葬儀に連れて行くのに適しているのは子どもが何歳になってから?
自殺した故人の持ち物を子どもが手元に置いていいのでしょうか?
こうした行動は病的ですか?
(5)法的問題
検死
検死官報告書
(6)他の人にはなんと言えばいいですか?
自殺へのその後の反応
その後の反応のまとめ
(7)自殺遺族の長期的なニーズ
(8)悲嘆と「悲嘆プロセス」についてのQ&A
悲嘆とは何ですか?
誰でもが悲嘆を示すのですか?
気持ちを吐き出すためには、誰でも泣く必要がありますか?
悲嘆作業ないし「悲嘆プロセス」と呼ばれるものは何ですか?
「正常な」悲嘆というのはどういうものを言うのですか?
こうした反応は悲嘆反応のさまざまな「段階」で出てくるものですか?
(9)自殺の悲嘆
自殺後の悲嘆は他の原因による死の後の悲嘆とどのように異なりますか?
自殺後の悲嘆に特有の特徴はありますか?
なぜ私に、私の家族にこんなことが起こったの?
その答えをどうすれば見つけることができるのでしょうか?
でも、どうして見つけて止めなかったのか?
他の大切な人が、もしかしたら同じ方法で死ぬのではないかと思うと怖い
いつもいつも悲嘆に暮れるのだとしたら、わたしはどうやって乗り越えられるのでしょうか?
「このこと」はどのくらい続くのでしょうか?
うつになったらどうすればいいのでしょうか?
死にたいと感じたらどうしたらいいですか?
罪責感が消えないときはどうしたらいいですか?
(10)悲嘆の問題
男性と女性の悲嘆には違いがありますか?
性意識が悲嘆によって影響されるというのは本当ですか?
アルコールや他の薬はどうですか?
つらさや過敏さが強くなるときがありますか?
危機が過ぎてしまうと、自分を支援してくれた人を拒絶するようになることがあるというのは本当ですか?
(11)何が役に立ちますか?
あなたのことを話す
宗教は助けになりますか?
自分を助ける実践的な方法は何ですか?
社会資源(省略)
このとき - 身近な人が自殺で亡くなったとき (Word文書)
(自殺に伴って経験することの概要を示したパンフレット。)
自殺の後に:家族や友人のための情報 (Word文書)
(自殺後の警察、検死官、葬儀担当者の役割について述べ、サポートとカウンセリングの機会について書かれたパンフレット。)