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ホーム > 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会

廃炉安全監視協議会

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年12月3日更新

新着情報

廃炉協アイコン  労働者安全衛生対策部会へのリンク 環境モニタリング評価部会

概要   開催予定   最新の開催結果

 

概要

 県は、関係13市町村と学識経験者(専門委員)で構成する「福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」を平成24年12月7日に設置し、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ等に基づく国及び東京電力の取組状況について、多角的、継続的に厳しい目線で安全監視を行っています。

※関係13市町村…いわき市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村

会議における確認事項

  • 東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップに基づく取組状況
  • 特定原子力施設の実施計画に基づく取組状況
  • 福島第二原子力発電所の廃止措置計画等に基づく取組状況
  • その他、原子力発電所の廃止措置等に関する安全確保の取組状況

部会

 以下の特定事項について協議するため、労働者安全衛生対策部会及び環境モニタリング評価部会を設置しています。

(労働者安全衛生対策部会)

  • 廃止措置等作業従事者の安全確保、雇用適正化、要員確保、作業環境の安全確保等

(環境モニタリング評価部会)

  • 原子力発電所周辺モニタリングの計画、結果等

会議の構成員

  • 専門委員(知事が選任した学識経験者、20名以内)
  • 福島県及び関係13市町村の長が指名した職員

構成員名簿 [PDFファイル/212KB] (令和7年9月30日更新)

会議の設置要綱等

開催予定

​開催予定はありません。

最新の開催結果(廃炉安全監視協議会)

第102回(令和7年度第3回)廃炉安全監視協議会

会場の様子1会場の様子2

  • 日時 令和7年11月28日(金曜日) 13時30分 ~ 15時30分 ​
  • 場所 福島県庁北庁舎2階 災害対策本部会議室
  • 議題 
    • 1号機及び2号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて
    • 3号機PCV内部気中部調査(マイクロドローン調査)について
    • ​​固体廃棄物の屋外一時保管解消へ向けた取組について
  • 出席者
    • 専門委員
    • 原子力発電所周辺13市町村
    • 原子力規制庁
    • 資源エネルギー庁
    • 東京電力
    • 福島県(危機管理部長他)

会議資料

次第等 [PDFファイル/105KB]
出席者名簿 [PDFファイル/243KB]
座席表 [PDFファイル/77KB]
資料1_プール燃料取り出しの概要について [PDFファイル/7.97MB]
資料2_3号機 PCV内部気中部調査(マイクロドローン調査)について [PDFファイル/2.85MB]
資料3_固体廃棄物の保管管理及び廃棄物関連施設について [PDFファイル/5.25MB]
参考資料_燃料デブリサンプル(1回目)の分析結果について(続報) [PDFファイル/7.09MB]

開催結果の概要

  • 1号機及び2号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて
    2号機の燃料取り出し作業について、安全対策を中心に確認しました。また、1号機の燃料取り出しへ向けた作業の進捗を確認しました。
  • 3号機PCV内部気中部調査(マイクロドローン調査)について
    PCV(原子炉格納容器)のマイクロドローンによる内部調査についてその調査方法や準備状況を確認しました。また、2号機の燃料デブリサンプル(1回目取り出し)の分析結果について説明を受けました。
  • 固体廃棄物の屋外一時保管解消へ向けた取組について
    ​令和6年2月に水蒸気発生事案により停止し、令和8年8月の稼働再開へ向け作業が進められている増設雑固体廃棄物焼却施設の復旧作業の状況や廃棄物関連施設の整備状況に加え、今年6月にガレキ類の撤去作業が開始された一時保管エリアの作業状況を確認しました。

議長まとめ

  • 使用済燃料プールからの燃料取り出しに当たっては、平成30年の3号機使用済燃料取扱設備の不具合事案を踏まえ、品質管理等を徹底するとともに、引き続き、放射性物質の飛散防止対策や作業員の被ばく低減対策等の安全確保対策を徹底し、取組を進めてください。また、令和9~10年度に取り出し開始が予定されている1号機については、大型カバー設置やガレキ等撤去を安全かつ着実に実施し、令和13年内の1~6号機、全ての燃料の取り出し完了に向け、取組を進めてください。
  • マイクロドローン調査や燃料デブリの分析で得られた知見等を踏まえ、将来の本格的な取り出しに向けた具体的な方策について更なる検討を行ってください。
  • 放射性廃棄物を収納した容器については、老朽化等のリスクもあることから、適切な保管管理を行うとともに、屋外における一時保管を解消するための取組を着実に進てください。また、その作業に当たっては放射性廃棄物が飛散・流出しないよう安全対策に万全を期してください。

議事録

(作成次第、掲載します。)

追加質問

(現在、確認中です。)

第41回(令和7年度第2回)労働者安全衛生対策部会

​ 令和7年11月18日(火曜日)、第41回(令和7年度第2回)福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会「労働者安全衛生対策部会」を開催(Web会議併用)し、東京電力及び福島労働局から説明を受けました。

会議写真1会議写真2会議写真3

  • 日時 令和7年11月18日(火曜日) 9時30分 ~ 11時35分 ​
  • 場所 福島県庁北庁舎2階「プレスルーム」
  • 議題
    (1)労働環境改善の取組について
    (2)人身災害発生状況及び安全活動計計画の実施状況について
    (3)従事者の被ばく線量の全体概況及び被ばく線量低減対策について
    (4)放射線防護上の不適合事例とその対策について
    (5)福島労働局による令和6年監督指導結果及び労災認定について
  • 出席者
    (1)専門委員
    (2)原子力発電所周辺13市町村
    (3)福島労働局
    (4)原子力規制庁
    (5)経済産業省
    (6)東京電力
    (7)福島県(危機管理部次長(原子力安全担当)他)

福島県危機管理部次長まとめ

○ 労働環境の改善については、現在の取組を形骸化させることなく、構内における作業員とのコミュニケーションを図り、事故やトラブルの未然防止に一層取り組むこと。
○ 引き続き、熱中症対策や被ばく低減対策を徹底すること。
○ 指の挟まれ事案については対策を水平展開し、再度、類似の事故が発生しないよう徹底すること。
○ 福島労働局の監督指導の結果については、監督指導を実施した事業場の約2割で違反が確認され、3年間同程度で推移している。東京電力は、パートナー企業と一体となって改善に取り組むこと。
○ 福島労働局及び原子力規制庁においては、東京電力に対する指導・監督の徹底を引き続きお願いしたい。

会議資料

議事録

(作成次第、掲載します。)

追加質問

(現在、確認中です。)

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