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ホーム > 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会

廃炉安全監視協議会

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月1日更新

廃炉協アイコン  労働者安全衛生対策部会へのリンク 環境モニタリング評価部会

概要   開催予定   最新の開催結果

 


概要

 県は、関係13市町村と学識経験者(専門委員)で構成する「福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」を平成24年12月7日に設置し、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ等に基づく国及び東京電力の取組状況について、多角的、継続的に厳しい目線で安全監視を行っています。

※関係13市町村…いわき市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村

会議における確認事項

  • 東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップに基づく取組状況
  • 特定原子力施設の実施計画に基づく取組状況
  • 福島第二原子力発電所の廃止措置計画等に基づく取組状況
  • その他、原子力発電所の廃止措置等に関する安全確保の取組状況

部会

 以下の特定事項について協議するため、労働者安全衛生対策部会及び環境モニタリング評価部会を設置しています。

(労働者安全衛生対策部会)

  • 廃止措置等作業従事者の安全確保、雇用適正化、要員確保、作業環境の安全確保等

(環境モニタリング評価部会)

  • 原子力発電所周辺モニタリングの計画、結果等

会議の構成員

  • 専門委員(知事が選任した学識経験者、20名以内)
  • 福島県及び関係13市町村の長が指名した職員

構成員名簿 [PDFファイル/125KB](令和5年5月23日更新)

会議の設置要綱等

開催予定 

予定はありません。

会議資料​

最新の開催結果(廃炉安全監視協議会)

※廃炉安全監視協議会、労働者安全衛生対策部会及び環境モニタリング評価部会の過去の開催結果は、右側のメニューから御確認ください。

第94回(令和6年度第1回)廃炉安全監視協議会

令和6年度第1回廃炉安全監視協議会写真① 令和6年度第1回廃炉安全監視協議会写真②

  • 日時 令和6年4月24日(水曜日) 13時30分 ~ 16時10分
  • 場所 福島県庁北庁舎2階「災害対策本部会議室」
  • 議題
    • 福島第二原子力発電所 使用済燃料乾式貯蔵施設設置の計画概要について
    • 福島第一原子力発電所 1号機PCV内部調査(気中部調査)について
    • 福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し作業の準備状況について
    • 原子力発電所における自然災害対策について
  • 報告事項
    • 福島第一原子力発電所 所内共通電源A系の停止によるALPS処理水希釈放出設備の停止について
    • 高温焼却炉建屋からの放射性物質を含む水の漏えいに係る設備面での対策
  • 出席者
    • 専門委員
    • 福島県
    • 関係市町村
    • 原子力規制庁
    • 資源エネルギー庁
    • 東京電力

開催結果の概要

  • 本日(4月24日)、福島第一原子力発電所の所内共通電源A系が停止し、それに伴いALPS処理水希釈放出設備が自動で放出を停止したことから、当該事象について説明を受けました。
  • 福島第二原子力発電所の廃止措置計画において、使用済燃料乾式貯蔵施設の設置が計画されており、令和6年4月5日に安全確保協定に基づき施設新設に係る事前了解願いが提出されたことから、使用済燃料乾式貯蔵施設設置計画の概要について説明を受けました。
  • 1号機PCV内部調査(気中部調査)について、燃料デブリの取り出しに向けたPCV全体の状況把握のため、令和6年2月から3月にかけて小型ドローンを用いた調査が実施されたことから、調査結果について説明を受けました。
  • 2号機燃料デブリの試験的取り出しについて、その準備作業として実施されているX-6ペネ内の堆積物除去作業の進捗状況や令和6年10月頃から使用する予定のテレスコ式装置、そしてテレスコ式装置による取り出し後に使用するロボットアームのモックアップ試験の進捗状況について説明を受けました。
  • 原子力発電所の自然災害対策について、自然災害が頻発化、激甚化していることを踏まえ、現状の福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所の自然災害対策について説明を受けました。
  • 令和6年2月7日に、福島第一原子力発電所において、汚染水処理設備が設置されている高温焼却炉建屋東側壁面配管から放射性物質を含む水が建屋外に漏えいした事案について、設備面に関する改善検討を行い、今月から改造工事が始まったことから、改造工事の状況について説明を受けました。

福島県危機管理部長まとめ

  • 福島第一原子力発電所の所内共通電源A系停止事象については、早急に原因の究明と対策を講じるとともに、ALPS処理水の取組に影響がないようしっかりと対応すること。​​
  • 「福島第二原子力発電所の使用済燃料乾式貯蔵施設設置の計画概要」については、今後、技術検討会において、施設の設備等の技術的事項について確認していく。
  • 「1号機PCV気中部調査」については、今回の調査で得られた知見を生かし、燃料デブリの取り出し規模拡大に向けた検討を進めていくこと。
  • 「2号機燃料デブリ試験的取り出し作業の準備状況」については、福島第一原子力発電所の廃炉は、経験の無い困難な作業であり、安全かつ様々なリスクを想定しながら、計画通りに進めていくことが必要であり、また、県民に不安を与えることのないよう、各段階において、丁寧にオープンな情報発信を行うこと。
  • 「福島第一、第二原子力発電所における自然災害対策」については、近年の自然災害が頻発化、激甚化しており、今後ともハード、ソフト両面から自然災害への備えを強化すること。
  • 「高温焼却炉建屋からの放射性物質を含む水の漏えいに係る設備面の対策」については、昨年発生した身体汚染の再発防止対策が取られる中発生したトラブルであり、県民の皆さんに不安を与えるトラブルが再び繰り返されることは決してあってはならないことである。
  • 東京電力においては、トラブルが起こる度に県民から厳しい目が向けられ、県民へ不安を与えるということを肝に銘じ、再発防止に向けた取り組みを確実に進め、全社を挙げて不断の見直しを行うこと。
  • 県としても、引き続き、廃炉安全監視協議会等において、再発防止対策の状況を厳しく監視していく。

会議資料 

議事録

完成次第、掲載します。

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