知事が第17回イクボス面談を実施しました
知事が第17回イクボス面談を実施しました
令和5年10月26日(木曜日)、内堀知事が第17回イクボス面談※1 を実施しました。
※1 イクボスとは、職場でともに働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、
組織の業績も上げつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司を指します。
※1 知事のイクボス面談は、育児や介護など家庭生活に関わる必要のある職員に対して、育児参加等への意識付けを図るとともに、所属上司に
職場の協力を促すことで、育児や介護に関する休暇や休業を取得しやすい環境づくりを進めるために実施しています。
今回の知事のイクボス面談は、休業期間中の経済的支援制度等を上手に活用しながら育児休業等を取得した県職員の夫婦及び当時の上司と、これから育児休業を取得する予定の県職員の夫婦及び現在の上司を対象に、育児休業の体験談や今後の家庭生活や育児休業の取得に対する考えなどに関して意見交換を行いました。
【出席者】 内堀知事
【1組目:育休取得経験のある夫婦・当時の上司】
【2組目:これから育休を取得する予定の夫婦・現在の上司】
計6名
○ 育休取得経験のある職員との意見交換では、育児休業取得中の家庭体験談等について、
(女性職員)
「正直大変だったが、我が子の成長を見ることができてよかった。」
(男性職員)
「育児は大変だったが、妻と一緒に子どもの成長を見ることができたのはうれしかった。経済面や職場の状況などいろいろ考えた結果1か月間の育休を取得したが、育休が終わる頃には、もっと長くても良かったと思った。」
また、育児休業の取得期間中の経済的影響について、
「(配偶者出産休暇や育児参加のための休暇といった)有給休暇を使用した後、1か月程度育児休業を取得した。1か月間だと給付制度により経済的な影響はなかった。」
という話がありました。
なお、男性職員の当時の上司からは、
「本人がしっかりと業務の引継ぎをしてくれたので、円滑に業務が進んだ。業務を引き継いだ職員からも、不満が出ることはなかった。」
「若い職員もいる職場だったので良いお手本になったと思う。所属から本人に対しては、業務の引継ぎの準備をしっかりしようということを伝えていた。周囲の職員とのコミュニケーション、仲間意識が大切だと思う。」
という話がありました。
○ これから育休を取得する予定の職員との意見交換では、
(女性職員)
「初めての妊娠、出産なので分からないことばかりの状況。育休については最低でも1年は取得したいと考えている。」
(男性職員)
「実感がわかないということや初めての育児ということで緊張している。」
「不安な部分も多いが、夫として引っ張っていかなければならないと考えている。」
「保育所に入所するまでの間、妻と育休の期間をずらしながら1年位は取得したい。」
という話がありました。
また男性職員の現在の上司からは、
「育休に入るまでコミュニケーションをしっかり取りながら準備していきたいと考えている。」
「チームで仕事をしているのでしっかりとサポートしていきたい。」
「子育てをしている若い職員も多い職場なので、プライベートも含めて情報交換をしてもらいたい。」
という話がありました。
○ 最後に知事から
「是非いい育休にしてほしい」旨の話がありました。