知事が第15回イクボス面談を実施しました
知事が第15回目のイクボス面談を実施しました
令和4年11月28日(月曜日)、内堀知事が第15回目のイクボス面談※1 を実施しました。
※1 イクボスとは、職場でともに働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、
組織の業績も上げつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司を指します。
※1 知事のイクボス面談は、育児や介護など家庭生活に関わる必要のある職員に対して、育児参加等への意識付けを図るとともに、所属上司に
職場の協力を促すことで、育児や介護に関する休暇や休業を取得しやすい環境づくりを進めるために実施しています。
今回の知事のイクボス面談は、県職員同士の夫婦で、夫婦交替で育児休業を取得した職員及び県職員同士の夫婦で、夫婦ともに(同時期)育児休業を取得した職員を対象に、育児休業の体験談や今後の家庭生活や育児休業の取得に対する考えに関して意見交換を行いました。
【出席者】 内堀知事
【1組目:夫婦交替で育休取得】
男性職員(育休期間:1年)、女性職員(育休期間:6ヶ月)
【2組目:夫婦ともに育休取得】
男性職員(育休期間:1ヶ月)、女性職員(育休期間:11ヶ月) 計4名
○ 夫婦交替で育休を取得した職員との意見交換では、育児休業取得中の家庭体験談等について、
男性職員:「初めて歩いた瞬間に立ち会えたことなど、驚きや感動の連続だった。」、「お互い半々で家庭に専念していた分、家事や育児の役割分担が定着し、職場復帰してからも上手くバランスをとって家事・育児ができている。」
女性職員:「常に子の成長を近くで見られたのはすごく貴重な時間だった。」「キャリア形成の観点から早めに復帰したいという意識があり、早め早めに夫婦で相談していたので、(夫婦交替での育児休業について)あまり不安はなかった。」
という話がありました。
○ 夫婦ともに育休を取得した職員との意見交換では、
女性職員:「新型コロナウイルス感染症予防のため、近くの育児支援センターが閉じていたこともあり、周囲に相談できる環境もなく、夫が(育児休業を取得し)いてくれることで話ができて心強かった。」
男性職員: 「これまで億劫でなかなか取り組めなかった料理に取り組むことができたことは、育児休業の大きな成果だった。」、「育児休業中、朝や夕方の保育園への送り迎えもでき、その際に帰ってくる長男の姿を見たり、保育園の先生の話を直接聞くことができ、子どもの成長を日々感じることができた」
という話がありました。
(左)夫婦交替で育休を取得した職員との意見交換 (右)夫婦ともに育休を取得した職員との意見交換
○ 最後に知事から
「それぞれの家庭で事情も違うため、取得方法や取得期間が違ってもよくて、男性が育児休業を取得するのは"当たり前"で、育児休業の取得が家庭のためにもなるし、かつ仕事とのバランスを考えながら取得することの重要さを(今回話を聞いて)リアルに教えていただいて感じることができた。」
という話がありました。