知事が第16回イクボス面談を実施しました
知事が第16回イクボス面談を実施しました
令和5年6月12日(月曜日)、内堀知事が第16回イクボス面談※1 を実施しました。
※1 イクボスとは、職場でともに働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、
組織の業績も上げつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司を指します。
※1 知事のイクボス面談は、育児や介護など家庭生活に関わる必要のある職員に対して、育児参加等への意識付けを図るとともに、所属上司に
職場の協力を促すことで、育児や介護に関する休暇や休業を取得しやすい環境づくりを進めるために実施しています。
面談に先立ち、知事から令和4年度の男性職員の育児休業取得率及び時差出勤の正式導入について発表がありました。
今回の知事のイクボス面談は、県職員同士の夫婦で、育児休業や時差出勤を取得した職員、また、これから育児休業を取得する予定の職員を対象に、育児休業や時差出勤等の体験談、今後の家庭生活や育児休業の取得に対する考えなどに関して意見交換を行いました。
【出席者】 内堀知事
【1組目:育休・時差出勤の取得経験のある夫婦】
【2組目:これから育休を取得する予定の夫婦】
計4名
○ 育休・時差出勤を取得した職員との意見交換では、育児休業取得中の家庭体験談等について、
(女性職員)
「初めての出産・育児ということで、赤ちゃんを育てる不安や責任の重さにおしつぶれそうなこともあったが、24時間365日、子どもの成長を見守れたのは貴重な経験だった。」
(男性職員)
「子どもが生まれて1か月育休を取得したことで、子どもの成長を身近に感じられ貴重な時間だった。」
「元々子どもが好きで、生まれる前から子育てをしたいと考えていたので、大きな意識の変化は無かったものの、自信がついた。授乳以外は全部やるという意気込みで取り組んだ。」
という話がありました。
また、時差出勤の取得については、
(男性職員)
「早めに出勤し、夜の時間を確保することで、子どもとご飯を食べたりお風呂に入ったり、家事を分担することができて、私自身も子どもと過ごせて妻の負担も減った。」
「これからも積極的に活用したい。」
(女性職員)
「自分が職場に復帰した後も、時差出勤や在宅勤務を積極的に活用し、父として母子を支えてくれて感謝している。」
という話がありました。
○ これから育休を取得する予定の職員との意見交換では、
(女性職員)
「夫の周りの先輩男性職員の方々が育休を取得しているのを見て、夫が前向きに考えているのが心強い。2人で協力し楽しみながらできれば。」
「不安もあるが、仕事が好きなので復帰して両立していきたい。女性が多い職場で応援してくれる体制があるので安心して戻れると思う。」
(男性職員)
「不安もあるが、先輩方からの話を聞いたりして、楽しみながら家族第一で協力して育てていきたい。」
「先を見据えて業務を引き継ぎたい。」
という話がありました。
その後、2組の夫婦で仕事復帰や育児について意見交換を行いました。
育休・時差出勤を取得した職員との意見交換 これから育休を取得する予定の職員との意見交換
○ 最後に知事から
「先輩夫婦からアドバイスをいただきながら、ぜひ健やかな出産とその後の二人の役割分担を上手に進めてください。」
という話がありました。