会員数

504

団体

株式会社カネバン 福島工場

ふくしまSDGs推進プラットフォーム > 株式会社カネバン 福島工場
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月25日更新

団体情報

団体名

株式会社カネバン 福島工場

所在地

〒963-7827

福島県石川郡石川町新屋敷長土路48

SDGs17ゴールのうち注力する分野

(SDGs開発目標)12:つくる責任つかう責任

その他関連する分野

(SDGs開発目標)2:飢餓をゼロに(SDGs開発目標)3:すべての人に健康と福祉を(SDGs開発目標)5:ジェンダー平等を実現しよう(SDGs開発目標)7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに(SDGs開発目標)8:働きがいも経済成長も(SDGs開発目標)9:産業と技術革新の基盤をつくろう(SDGs開発目標)11:住み続けられるまちづくりを(SDGs開発目標)13:気候変動に具体的な対策を(SDGs開発目標)14:海の豊かさを守ろう(SDGs開発目標)15:陸の豊かさも守ろう(SDGs開発目標)17:パートナーシップで目標を達成しよう

取り組み・活動の概要(予定を含む)

 「SDGs」や「持続可能な社会」など環境問題が提起されている現在バイオマスプラスチックについても大手企業を含め開発が進められております。しかしながら製品開発が進まずビジネスになっておりません。このバイオマスプラスチックは植物由来成分や有機物を含む為、耐久性や耐熱性・強度などに心配が有るため工業部品の原料としては不向きであります。植物由来や貝殻由来の有機物を用いる事で独特な風合いが出る製品、世界に一つしか無い模様が出る製品として、弊社では「トレー」を製作致しました。原料には福島県松川浦漁港のホッキ貝を中心にホタテやカキの貝殻を使用又は福島県産のもみ殻から取り出したセルロース繊維や杉・ヒノキの木粉を原料としております。植物由来の原料に貝殻パウダーを含有させる事で強度アップや表面のツヤがアップする等、海の原料と陸の原料とのハイブリット材も世界で始めて実証しました。「トレー」の面にはオリジナルなメッセージを施し、食事を出す側と食事を頂く側が一緒に環境問題について共有出来ます。学校給食用・公共施設食堂・道の駅やサービスエリア食堂など、その地域オリジナルな「トレー」を提供いたします。古くなった「トレー」は回収し、粉砕することで原料として再利用することで完全なリサイクルが可能です。先進国では法律で100%石油由来のプラスチック製品は製造出来ません。しかし日本においては法整備が無い為にバイオマスプラスチックの製品化が進みません。製品に付加価値を付け皆さんが「欲しい」と思って頂ける「トレー」に致しました。「福島県をバイオマスプラスチックの聖地にする」為にご協力をお願い致します。

他の会員と連携可能な自社の強み

 様々な植物残渣等を利用したボタニカルトレイの製品化プランは、環境、経済、需要、付加価値の面で多くの優位性を持っています。これらの強みを活かして、他の様々な業種・業態の会員様との成功するビジネスモデルの構築を目指します。

他の会員と連携して取り組みたい課題

 様々な植物残渣由来のバイオマスプラスチックを利用した製品化は、環境保護と地域経済の発展を両立させる持続可能な社会の実現に向けた重要な取り組みです。
この事業を通じて、他の会員様と連携し以下のような世界を作り出すことが期待されます。
(1)循環型社会、(2)エコ意識の高い社会、(3)地域経済コミュニティの活性化、(4)環境負荷の軽減、(5)障害者支援社会の推進、(6)脱炭素社会の実現、(7)新たな産業の創出を進めて参ります。