会員数

504

団体

組木屋えんどう

ふくしまSDGs推進プラットフォーム > 組木屋えんどう
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年1月26日更新

団体情報

団体名

組木屋えんどう

所在地

〒979-0333

 福島県いわき市久之浜町久之浜字北畑田77番地

SDGs17ゴールのうち注力する分野

17:パートナーシップで目標を達成しよう

その他関連する分野

11:住み続けられるまちづくりを13:気候変動に具体的な対策を

取り組み・活動の概要(予定を含む)

 地元いわき市で四代続く建具製造事業所から暖簾分けをいただき2016年に創業した木工所です。立木から古材まであらゆる天然材を使用した木工製品をオーダーメイドで製作しています。 「伝どう(いわき市無形文化財のじゃんがら念仏踊りなどの伝統芸能や祭りで使用される道具や文化財の製造・修理」)」、「つなぐ(造り付のオーダー家具製作)」、「ひび木(お客様のご自宅の間取りサイズに合わせた建具製作)」この3つの商品コンセプトに事業を展開しています。
 天然木材を使用した木工製品は、伝統技術を活かすことで長く使用できる勇逸無二の商品となりウッドロスに繋がる効果があります。また材料を極力ムダにしない取り組みは、地球にも優しくサステナブルなものと言えます。
 このことをふまえ、地域の伝統技術・芸能を持続可能なものとするには、それを支える道具などが必要不可欠となります。しかし、道具があれば技術や伝統が持続するわけではありません。「思い」・「口伝」・「ノウハウ」の融合こそが持続可能環境を作り出すと考えています。
 また、木材を最大限に活かし用途に応じた再利用計画や植樹計画も実施したいと考えています。
 そのためこれからも日々研鑽に努め、持続可能な経営と自社の成長を目指し、SDGsの理念である「誰一人取り残さないを誓う」を念頭に地域の伝統継承と地域振興に貢献してまいります。

他の会員と連携可能な自社の強み

伝統芸能(工芸)継承修理修復に関する知見
 ・ 東日本大震災で得た知識や知恵、体験を活かした講演を国内や海外でも実施
教育機関との連携
 ・ 小学校の総合学習での活動 「防災を含めた地域将来の考え方」 約8回(2時限)の実施
 ・ 特別支援学校での活動 「地域芸能体験学習や木工技術のレクチャー」 1回~8回の実施

他の会員と連携して取り組みたい課題

・ 国宝など重要文化財修復技術や伝統芸能(工芸)継承に関する意見交換
・ 植林や管理などに関する意見交換
・ ペレット製造や端材を活用した小規模型エネルギーに関する意見交換
・ 教育の場における出前講座の実施状況や成果、教育機関からの意向などに関する意見交換