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エントリーNo.2 光建工業株式会社

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月1日更新

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取組名:建設現場におけるワンコイン(安価)での熱中症対策自販機の展開

弊社では総合建設業を営む企業として、建設現場の安全衛生の向上が必須となっております。
その中で、夏期は熱中症のリスクが非常に高いため、各種対策を講じておりますが、一番のポイントとなる現場作業員さんの水分補給について検討を進めておりました。
弊社の協力会(「光建会」)とも協議を進め、安全対策予算の中から、敢えて赤字でワンコイン(例・麦茶であれば定価140円を100円、または50円)と安価にし、手軽に熱中症対策飲料が買えるよう、取り組みを進めております。
本年(2022年)も計400本以上の販売と、本自販機の設置現場では熱中症での事故が発生しなかったため、今後も展開を進めて参ります。

取組のアピールポイント

福島県内では、未だ東日本大震災や令和3年・令和4年の地震災害に関連する工事が続いております。
福島県総合計画2022-2030でも記載されているように、未だ災害からの復興事業があり、また災害に強い県づくりとして、建設業が担う使命は大きいものと考えております。
その中で中心となる建設現場の作業員さんが健康に配慮して働けるよう、小さな事例ですが最近多発している(また今後も増加が予想される)熱中症対策を、弊社だけではなく、関連する協力会(「光建会」)とも連携して推進しています。
建築現場での安全衛生を促進し、住み続けられる街づくりを維持するため、弊社だけではなく関連企業とも連携し、取り組みを進めて参ります。

取組を始めたきっかけ

弊社と協力会(「光建会」)は年間を通じ、安全パトロールの実施など、安全衛生の向上に努めておりますが、その中でも熱中症の防止については、近年特に課題となっておりました。
飲料自販機メーカーと協議を進める中で、このような販売の仕方が可能ということで、2020年に実験的に開始しました。
費用対効果も見込めるため、2021年、2022年では、郡山市内で設置できる現場には全現場設置をしています。

取組を進める上での課題

・自動販売機を置けるスペースが無い現場には、設置することが出来ません。
・本当は無料での配布も行いたいのですが、必要以上に購入されることを防ぐため、敢えて50円・100円の値段設定しています。
・知名度向上を含め、「光建工業の現場には、全て熱中症対策自販機がある」というイメージの定着。

今後の展望

全現場での熱中症対策自販機の設置と、さらなる安全衛生の向上のため、AED(自動体外式除細動器)の設置を進めております。
特にAEDについては、弊社の現場作業員以外でも、近隣の住民の方が使えるよう、「AED設置」のステッカーの貼付や弊社社員も年に1度、AEDの使用方法の講習を受けるなど、現場並びに近隣の皆様の安全確保に努めて参ります。

会員情報

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