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3号機プルサーマル実施に係る安全監視情報

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年2月21日更新

 福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認のためのプロジェクトチーム(以下「安全確認PT」といいます。)は、会議の開催、現地確認の実施のほか、以下のとおり定期的に東京電力(株)から情報提供を受け、その取組状況を確認しております。

東京電力(株)による安全監視状況に係る情報提供

提供項目

  1. 原子炉内のMOX燃料及びウラン燃料の最小限界出力比(※1)
  2. 原子炉内のMOX燃料及びウラン燃料の燃料棒最大線出力密度(※2)
  3. 原子炉内のMOX燃料及びウラン燃料の燃料集合体最高燃焼度(※3)
  4. 停止余裕(※4)

※1
 通常運転はもとより、原子炉施設の機器の故障等が起きた場合にも、原子炉水による冷却が不十分となって、燃料被覆管の温度が過度に上昇することがないように、燃料被覆管の健全性を確保するために定めた運転指標。
 原子炉の熱出力が30%以上となった運転中の全ての期間を通じて、事業者が定めて国が許可した運転制限値を上回って運転することが求められる。

※2通常運転はもとより、原子炉施設の機器の故障等が起きた場合にも、燃料ペレットの膨張により、被覆管に過大な歪みが生じることがないように、燃料被覆管の健全性を確保するために定めた運転指標。
 原子炉の熱出力が30%以上となった運転中の全ての期間を通じて、事業者が定めて国が許可した運転制限値を下回って運転することが求められる。

※3
 炉心内で最も燃焼した燃料集合体の燃焼量の運転中の全ての期間を通じた積算値を示す指標。
 運転終了後、事業者が定めて国が許可した制限値を下回ることが求められる。

※4
 全ての制御棒が全挿入された状態から、最も効きの良い制御棒1本が抜けた場合でも炉心が未臨界状態を維持できること。
 燃料交換後の運転開始前までに、確認することが求められる。

提供頻度

  • 提供項目1・2⇒調整運転期間中は、前日の測定結果を毎日提供
  • 提供項目3⇒1運転サイクルの測定結果を定期検査のための運転停止後に提供
  • 提供項目4⇒定期検査における測定結果を、原子炉起動前に提供

提供内容

安全確認PTによる確認   

確認内容

 東京電力株式会社から提供を受けた安全監視状況に係る情報の各測定結果が、運転制限値の範囲内で推移しているかどうか等を確認。

確認頻度

 前週の測定結果を毎週火曜日に確認

確認結果

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