福島県の健康指標

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月29日更新

平均寿命と健康寿命

平均寿命は全国ワーストクラス、健康寿命は全国下位の水準

健康寿命の図

令和2年の県民の平均寿命は男性80.60年で全国ワースト3位、女性86.81年で全国ワースト2位となっています。
一方、令和4年の県民の健康寿命は、男性71.89年で全国42位、女性74.74年で全国43位となっています。
平均寿命と健康寿命の差は日常に制限のある「不健康な期間」を意味します。
この「不健康な期間」をより短くするためには、平均寿命以上に健康寿命を延伸させ、平均寿命と健康寿命の差を縮小させることが重要です。

 

福島県民のからだ

生活習慣に関する健康指標は全国ワーストクラスが多い状況

健康指標の図

福島県民は、他の都道府県と比べて、生活習慣病でなくなる方が多い傾向にあります。
主な死因の年齢調整死亡率(人口10万人当たり)を都道府県別で比較した場合、全がんは全国ワースト4位、脳血管疾患は男性ワースト11位、女性ワースト6位、心疾患は男女ともワースト4位となっています。この要因のひとつとして、県民の生活習慣が関係しています。
メタボリックシンドローム該当者の割合はワースト4位、肥満者の割合は男性ワースト6位、女性ワースト4位、食塩摂取量は男女ともワースト2位、喫煙率は男性ワースト1位、女性ワースト2位となっており、生活習慣病で亡くなる方を減らすためには、これらのリスク要因となる指標の改善が喫緊の課題となっています。