うつ病や自殺から守るために私たちにできること(6)
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
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3.うつ病、自殺 ~ その2.自分のことは案外気がつかない
うつ病を代表とする気分障害、仕事や健康などの不安が高じてしまう不安障害。
年間10%の方がこうした精神疾患にかかります(これを年有病率といいます)
精神疾患があると、仕事や日常生活に不自由をきたします。
でも、8割以上の人は、医療機関に行かないで我慢してしまっているのです。
自分のことは案外気づかないものです
<周りの人は・・・>
仕事や人間関係など、悩みで頭がいっぱい・・・こんなときには、まずよく話を聞いて、一緒に考えましょう。
そして、ぜひ、そのときに、相手の健康も気づかってください。
もし、調子を崩しているようなら、相談機関や医療機関への受診を勧めてください。
ただし、注意していただきたいことがあります。
周りの人の一番大切な役割は相談相手になることです。病気の診断ではありません。
よく話も聞かないで「心の病気かもしれないから病院に行ったら?」と言っては、かえって相手を傷つけてしまいます。
「一番大切なのは相手の話を聞くこと」