うつ病や自殺から守るために私たちにできること(5)
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
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3.うつ病、自殺 ~ その1.うつ病って?
うつ病は「心身のエネルギーがなくなる病気」です
○ 気持ちが沈む、悲観的になる
○ なにも楽しくない、興味をもてない
○ 眠れない(眠りすぎる場合もあります)
○ 食欲がない(食べ過ぎる場合もあります)
○ 考えや行動が鈍くなる(そわそわと落ち着かない場合もあります)
○ 気力がない、疲れやすい、おっくう
○ 自分はダメな人間だと考えたり自分を責める
○ ものごとに集中できない、決められない
○ 自殺を考える、生きていくのがつらいなどの症状が続き、仕事や生活に支障をきたす病気です。
うつ病は脳や体が調子を崩すために起きる病気で、治療が必要です
ストレスがたまっても、気晴らしはおろか、食事や睡眠も妨げられ、自然には回復できなくなってしまうのがうつ病です。
治療の基本は「休養」と「薬」です。早めに気づき治療することが回復への近道です。
焦らず、じっくりエネルギーがたまってくるのを待つことで、必ず回復していきます。
そして「なんであんなに思いつめていたのだろう」と振り返ることができるようになります。
焦りは回復を遅らせます。周りの人も「焦らない」「焦らせない」こと。
「休むのが仕事」と伝えて、ゆったり構えましょう。
「頑張って」「早くよくなって」という言葉でさえも、「なんとか期待にこたえなければ」と焦らせてしまうので、控えるほうがいいのです。
「うつ病からの回復のコツは、『焦らない』『焦らせない』」