うつ病や自殺から守るために私たちにできること(12)
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知っていますか? -その3- 「お酒の功罪」
「仕事の後の一杯が格別!」・・いいですね。
ぜひ、頑張った自分にご褒美をあげてください。
でも適量が肝心ですからね。
で、適量ってどのくらい?
お酒の適量は日本酒で1合、ビールで500ml程度です。せいぜい飲んでも2合にとどめておかないと、害になります。
えっ?たったそれだけ?1合では酔えない・・・
それが問題なのです !! - 「依存症」
もっと飲みたい、少しでは満足できない、仕事をしていてもお酒が浮かんでくる
・・・これはもう、すでに依存症の状態なのです。
依存症というと、手が震えて、やつれはてて・・といったのを想像しますが、それはもう重症。
もっと軽い状態でも、セーブできなくなっているものなのです。
うそだと思うなら、試しに1週間やめてみてください。
失敗したら、やっぱり依存症。頑張って成功しても、我慢の苦しさは依存症そのもの。
早めに治してください。
精神科に受診したり、保健所でも相談できます。
もう一つの危険性 - 「うつ病や自殺」
お酒の害は依存症だけではありません。
依存症にならない場合でも、たくさんお酒を飲んでいると、うつ病や自殺の危険性が高くなるのです。
「でも、お酒がストレス解消なんだけど?」
それは、一時の話。お酒はじわじわと脳に害を与えているのです。
下手をすると、認知症の危険性も高くなります。
お酒もいいけれど、お酒以外の楽しみをたくさん持ってください。
「飲みすぎはうつ病や自殺の入り口」 「お酒以外の楽しみを持ちましょう」