うつ病や自殺から守るために私たちにできること(11)
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
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4.ふだんの生活のなかで ~ その3.喧嘩の原因は何ですか?[家族のこころ]
どんなに仲良くても、ときには喧嘩をすることもあります。
長く付き合うためには適度な距離を持つこと、そして、喧嘩をしたあとはきちんと気持ちを切り替えること。
どうにもうまくいかないときは心の病気かもしれません。
「最近、怒りっぽい」「お酒が増えた」などでうつ病に気づくこともあります。
だからといって、喧嘩をしながら「病気じゃないか?」「病院に行ったら?」では火に油を注ぐだけです。
では、どうしたらいいのでしょう?
まずは、少しの時間でいいから一歩引くこと。
そして相手の気持ちを聞いてみましょう。これが基本です。
その上で「気になっていたんだけど、だいぶ疲れがたまっているようで心配している」というメッセージを伝えてみましょう。
不安なときは、家族が病院や相談機関に相談してみる方法もあります。
家族が気づくうつ病のサイン(受診を勧めるポイント) | |
言葉数が少なくなる | 食事が進まない |
イライラが目立つ | 何日も眠れていないようだ |
アルコールが増える | 物事が手につかない |
沈んだ表情 | 悲観的なことばかり言う |
簡単なことも決められない | 死にたいと言う |
「怒りっぽくなったのは心の不調が原因」 「一歩引いて気持ちを聞く」