森のくらし
森林文化記録映像を公開しています!(令和2年4月8日)
福島県に引き継がれてきた森林文化を次の世代に引き継いで行くため、記録映像に残し公開しています。
森林文化記録映像「森のくらし」第1章~第24章を掲載していますので教科学習の参考資料としてぜひご活用ください。
ダウンロードして使用したい場合は福島県森林計画課(TEL.024-521-7425)へお問い合わせください。
(下のタイトルをクリックすると、記録映像の掲載場所へ移動します。)
里山の竹と奥山の笹を活かした編み具づくりの記録です。
各作業工程の動作を撮影し、作業手順に沿った加工技術のポイントを記録しました。
・前半
真竹細工(いわき市 石森功夫氏)
・後半
根曲がり竹(チシマザサ)細工(喜多方市 武藤叡太郎氏)
(平成20年度作成 27分)
(檜枝岐村 星寛氏)
木の文化が育んだ技の一つである曲物づくりの記録です。
檜枝岐の自然風景や民族文化を織り交ぜながら、曲物の材料づくりから加工まで一連の作業工程を記録しました。
(平成21年度作成 39分)
(三島町 五十嵐文吾氏)
三島町の自然を背景として冬の手仕事として代々継承されてきた、つるの編み組細工の記録です。
材料となるマタタビのつるを採取してザルを編む一連の作業工程を記録しました。
(平成22年度作成 31分)
(飯舘村山津見神社、相馬市立切集落の皆さん)
相馬市立切集落に伝わる、飯舘村佐須の山津見神社の山御講の記録です。
東日本大震災の後、1年ぶりに行われた山御講の一連の様子を記録しました。
(平成24年度作成 18分)
(只見町 酒井洋子氏)
自然豊かな只見町の森の恵みであるアケビつるを使った編み組細工の記録です。
ザルの製作の一連の作業を、インタビューを交えながら記録しました。
(平成24年度作成 15分)
(只見町 三瓶栄一氏、三瓶利之氏、矢沢一男氏)
かつて只見町では、晩秋になると各家庭で、原初的な炭焼きである「カジゴ焼き」を行っていました。
今は絶えてしまったこの文化を、子どもの頃に手伝ったことのあるという皆さんに再現していただきました。
(平成25年度作成 22分)
(いわき市 長谷川昭三氏)
野鍛冶は、包丁や農具、漁具、林業の道具などを製作し、地域の人々の暮らしに深い関わりを持っていました。
いわき市の現役の野鍛冶である長谷川昭三氏の、ヨキ(斧)と木廻しを作る一連の作業の様子を記録しました。
(平成25年度作成 23分)
(大玉村 橋本巳吉氏、官野昭二氏、後藤源義氏、武田秀雄氏)
昔の生活では、わらでできた様々な道具を使っていました。
山仕事など使われていた履き物である「ジンベイワラジ」を作り方と、わらを綯う技術を子どもたちに伝える様子を記録しました。
(平成25年度作成 18分)
(二本松市和紙伝承館)
二本松市上川崎地区に伝承されている手漉き和紙の記録です。
材料の楮の加工と、流し漉きで紙を漉く様子を記録しました。
(平成26年度作成 27分)
(南会津町 株式会社小椋木材)
南会津地方では森林の伐採、搬出、自然への感謝、作業の安全祈願などを「山元」という専門職人が司っていました。
伐倒という作業を通して、伐採技術の変遷、形は変わっても継承されているしきたりなど、自然とのかかわりの中で継承されている森林文化を記録しました。
(平成27年度作成 18分)
(会津若松市 五十嵐征一氏)
会津若松市相生町で、鋸製造、目立てを引き継ぐ会津最後の鋸鍛冶の記録です。
製造工程とともに、代々受け継がれてきた熟練の技を記録しました。
(平成27年度作成 22分)
(南相馬市 渡部福与氏)
樹木伐採の手法として、吊るし伐りという熟練の作業技術を持つ渡部福与氏が行う伐採作業を、その工程とともに記録しました。
(平成27年度作成 15分)
(喜多方市 秋葉良榮氏)
漆の塗り師でもある秋葉良榮氏が取り組んでいる、漆の樹液を採取する漆掻きから漆液を精製するくろめの作業までの技術の継承を記録しました。
(平成28年度作成 18分)
(大沼郡金山町 和ろうそく復古会)
昭和30年代後半に途絶えた、漆蝋から和ロウソク作りまでの技術を再現・伝承に取り組んでいる大沼郡金山町の「和ロウソク復古会」の活動を通して、漆蝋採取・和ロウソク作りの技術を記録しました。
(平成28年度作成 18分)
(福島県民俗学会 佐々木長生氏)
福島県の地域構成及び森林の概要と福島県特有の樹種樹木を紹介するとともに、各地域で現在までに引き継がれている森林文化について、福島県民俗学会会長 佐々木氏の解説を通して紹介します。
(平成28年度作成 20分)
(いわき市 遠藤芳子氏)
いわき市遠野町で、杉の板を材料とした桶作りの技術を、木桶の製造過程とともに記録しました。
(平成29年度作成 18分)
(みちのく民俗文化研究所 岩崎真幸氏、福島市小鳥の森チーフレンジャー 長渡真弓氏、自伐林家 緑川平寿氏)
県内各地の特徴ある森林環境を上空から記録するとともに、それぞれの森林の特徴と、その森林が提供してきた恵みと人との関わり(森林文化)について紹介します。
(平成29年度作成 32分)
(斎藤桐材店、藤田旭美氏ほか)
桐産業約400年の歴史がある会津地方で生産される「会津桐」を紹介するとともに、
三島町の桐再生プロジェクトによる「桐専門員」である藤田旭美氏の取組について記録しました。
(平成30年度作成 18分)
(赤津隆進氏)
箪笥、箱、机等を作る「指物師」である赤津隆進氏の作る「船箪笥」について、インタビューを交えながら、その熟練の技術を記録しました。
(平成30年度作成 18分)
(石川貴大氏、遠藤菜緒子氏)
只見の人たちと自然の関わりが生み出した、森林利用の歴史を残す貴重な文化遺産である「あがりこ」を記録しました。
(令和元年度作成 14分)
(戸田敏夫氏、斎藤桐材店、会津桐タンス株式会社)
会津の桐材作りにおける加工技術(あく抜き)と、会津桐を使った製品の加工技術、新たな製品作りについて記録しました。
(令和元年度作成 18分)
(武田重昭氏)
暖房や炊事などの燃料として使われる木炭を作る「炭焼き」について、インタビューを交えながら、その伝統の技を記録しました。
(令和3年度作成 19分)
(鈴木清彦氏)
林道がなかった昔、伐採した木材を馬の力と山の傾斜を巧みに使って運び出す技術がありました。その技術「馬搬」について記録しました。
(令和3年度作成 17分)