第97回(令和6年度第4回)廃炉安全監視協議会
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年12月24日更新
第97回(令和6年度第4回)廃炉安全監視協議会
- 日時 令和6年12月20日(金曜日) 13時30分 ~ 16時00分
- 場所 福島県庁北庁舎2階「災害対策本部会議室」
- 議題
- 2号機燃料デブリ試験的取り出しについて
- 福島第一原子力発電所放射性物質分析・研究施設第2棟の新設について
- 出席者
- 専門委員
- 原子力発電所周辺13市町村
- 原子力規制庁
- 資源エネルギー庁
- 東京電力
- 福島県(危機管理部長他)
開催結果の概要
- 2号機燃料デブリ試験的取り出しについて
- 東京電力から、テレスコ式装置による試験的取り出し作業の結果や、今後実施するロボットアームを用いた内部調査及び試験的取り出し作業の詳細、ロボットアームの性能確認試験の進捗状況について説明を受けました。また、今後計画されている燃料デブリの取り出し規模拡大に向けて、取り出し工法の検討に必要となる原子炉格納容器や原子炉圧力容器の内部調査の計画について説明を受けました。
- 資源エネルギー庁から、今年度実施している燃料デブリの取り出し規模拡大に向けた研究開発の概要について説明を受けました。
- 福島第一原子力発電所放射性物質分析・研究施設第2棟の新設について
- 原子力規制庁から、今月18日に認可となった福島第一原発放射性物質分析・研究施設第2棟の設置に係る実施計画の変更認可申請について、審査結果に関する説明を受けました。
- また県の技術検討会事務局から、施設の安全面等を確認し、その結果を取りまとめた確認結果報告書(案)の説明を行いました。
福島県危機管理部長まとめ
- 東京電力においては、今後、計画しているロボットアームによる内部調査や試験的取り出し作業について、安全を最優先に着実に作業を進めること。
- 国及び東京電力においては、原子炉内部の状況把握や、将来の本格的な取り出しに向けた具体的な方策の検討に向け、まずは、今回取り出した燃料デブリの分析をしっかりと行うこと。
- 技術検討会において取りまとめた確認結果報告書(案)については、意見を踏まえて修正を行い、後日、技術検討会を開催し、最終的に決定する。
会議資料
- 次第・配布資料 [PDFファイル/78KB]
- 出席者名簿 [PDFファイル/266KB]
- 座席表 [PDFファイル/81KB]
- 【資料1-1】2号機PCV内部調査・試験的取り出し作業の状況 [PDFファイル/3.24MB]
- 【資料1-参考資料】2号機燃料デブリの試験的取り出しによる燃料デブリサンプルの受入れについて [PDFファイル/1.79MB]
- 【資料1-2】2号機PCV内部調査・試験的取り出し作業の準備状況(ロボットアームによる内部調査や試験的取り出し) [PDFファイル/3.49MB]
- 【資料1-3】燃料デブリ取り出し工法の具体的な設計検討に向けた内部調査の今後の計画について [PDFファイル/2.36MB]
- 【資料1-4】2024年度廃炉研究開発計画の各プロジェクト概要 [PDFファイル/4.74MB]
- 【資料1-5】2024年度廃炉研究開発計画について [PDFファイル/13.64MB]
- 【資料2-1】放射性物質分析・研究施設第2棟の設置に関する審査の概要 [PDFファイル/2.11MB]
- 【資料2-2】福島第一原子力発電所放射性物質分析・研究施設第2棟の新設に関する施設の安全面等の確認状況について(概要版) [PDFファイル/234KB]
- 【資料2-3】福島第一原子力発電所放射性物質分析・研究施設第2棟の新設に関する確認結果報告書(案) [PDFファイル/8.09MB]
議事録
完成次第、掲載します。
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