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第12回(平成28年度第1回)環境モニタリング評価部会

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年7月11日更新

 平成28年6月3日(金曜日)、平成28年度第1回目となる福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会「環境モニタリング評価部会」を開催しました。

部会の様子 

開催結果

 部会において、次の点について確認しました。

  • 平成27年度第4四半期において、原子力発電所周辺の空間線量率および各種環境試料中の放射能濃度は、おおむね横ばいまたは年月の経過と共に減少する傾向にあり、特別の変化は確認されていない。
  • 福島県及び東京電力ホールディングスは、第三者機関のクロスチェック評価を例年通り受け、共に第三者機関より測定結果は「良好」との評価を受けている。
  • 発電所周辺の海水および海底土の放射能濃度については、ばらつきはあるものの、事故後5年間にわたり低下傾向が継続している。
  • 発電所から20km圏内(港湾内を除く)において、平成28年2月から4月に採取した魚介類には、基準値(放射性セシウム100ベクレル/リットル)を超えるものはなかった。

申し入れ

 東京電力に対して、以下の申し入れを行いました。

  • 引き続き、廃炉に向けた作業を安全かつ着実に進めるため、放射性物質の管理を徹底するとともに、モニタリングの適切な実施と評価を行い、その状況を県民にわかりやすく情報提供すること。

 原子力規制庁に対して、以下の申し入れを行いました。 

  • 事業者である東京電力に対する指導やモニタリング結果の確認と総括的な評価をしっかり行っていただくとともに、放射線量の推移の評価や留意点等について、より丁寧にわかりやすく情報提供をお願いしたい。

議事録

会議資料 

 

  発電所周辺監視以外のモニタリング結果はこちら

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