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知事記者会見 平成28年4月25日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月27日更新

知事定例記者会見

■日時 平成28年4月25日(月)10:00~10:07
■会場 応接室

≪質問事項≫
1 ロボットテストフィールド・ロボット研究開発拠点について 
2 東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設について
3 平成28年熊本地震について

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≪質問事項≫

1 ロボットテストフィールド・ロボット研究開発拠点について

【記者】
 先日、ロボットのテストフィールドと、ロボットの研究拠点の2施設について南相馬に整備されることが決められました。併設されたことによって、いわゆる基礎研究段階から、一部の認証まで一気通貫してできるという大変大きな利点があるように思いますが、改めて併設したということに関しての受け止めと、その上で今後の大きな課題は、そうした施設ができたことを地元の産業、雇用創出にどう結び付けるのかということが一番大きなところだと思いますが、知事としてはどのような課題があると考えているのか、それについてお伺いします。

【知事】
 ロボットテストフィールド、そして、国際産学官共同利用施設(ロボット)、この施設については先週、県として、両施設を南相馬市、また離着陸試験用の滑走路を浪江町に設置することを決定いたしました。そして、この施設そのものは南相馬市に併置することにしたところでございますが、今後、地元の自治体、そして国としっかり連携して、世界最高水準の英知を結集をして、浜通り地域にロボット関連産業の集積及び雇用の創出が実現されるよう、両拠点の整備を進めてまいります。その際、重要なのはやはり地元企業への波及であります。今回、各自治体から是非この施設を誘致したいとの要望もいただきまして、その選考過程におきましても、現在、どういったロボット関連企業の素地があるのかということが一つの判断要素になっています。南相馬市においては、従前から、ロボット関連企業が、既に立地して、企業と関係のグループの皆さんが具体的な研究や、様々な活動を行ってこられています。そういう素地があるところに、こういった拠点施設が立地することによって、地元への波及効果がより大きくなるものと期待しておりますし、県としましてもそういった全体としての流れが出来あがるように、引き続き支援していきたいと考えています。

2 東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設について

【記者】
 これに関連してなのですが、イノベーション・コースト構想の先行3施設でも、2施設の概要及び場所がこれで決まったということで、残りは確かアーカイブ拠点だったと思うのですが、知事がおっしゃっているとおり、本県は世界的にも類を見ない未曾有の災害を受けたということで、やはり後世に残すべき教訓ですとか、記録というのは大変多くなると思います。そうするとやはり自然と、我々としても、大きなそれなりの充実した施設になるのかなと思いますし、有識者会議でも国内最大になるとか、一部2020年に開館になるとか、そういった議論も出ていたかと思います。現時点で、知事として、アーカイブ拠点について、今日、復興祈念公園の関係もありますけれども、どのようなお考えかということと、改めて、また4月の幹部人事の交代に伴ってなのか、ちょっと動きがここのところ見えていないような感じもあるのですが、現時点でいつくらいまでにそうした内容を決めるおつもりなのかお願いします。

【知事】
 復興祈念公園、あるいはアーカイブ拠点、こういったものの在り方について、正に今、議論を進めているところでございます。今日、委員長である山川座長から報告書もいただきます。そういった祈念公園の今後の在あり方と相まって、このアーカイブ施設の在あり方について、県として検討を引き続き進めてまいる考えでございます。また、現時点において、いつまでかというところは完全に確定はしておりません。

3 平成28年熊本地震について

【記者】
 熊本地震ですが、相変わらず余震が続く状況にあります。今週も職員の派遣等、県の対応があるかと思うのですが、その他にも今後の県の新たな対応があれば教えてください。

【知事】
 改めてですが、平成28年、熊本地震で60名もの尊い命が失われました。
 また、現在も6万人もの方々が避難をしておられるなど、甚大な被害となっており、改めて深く哀悼の意を表しますとともに、心からお見舞いを申し上げます。
 福島県は、現在、静岡県と連携して、嘉島町の支援をすることとなりました。避難所運営などに当たる職員を派遣しているほか、22日には避難所用の仮設パーテーションと小型テントを発送いたしました。また、熊本県に対して、県立医科大学から災害派遣医療チームDMAT、また、救護班、さらに県立矢吹病院から災害派遣精神医療チームDPAT、健康管理にあたる保健師、応急危険度判定や応急仮設住宅の整備を支援する職員等を派遣したところでございます。今後も熊本県の要請に応じて人的・物的支援を続けますとともに、被災者の皆さんを取り巻く環境が刻々と変化しておりますので、現地の意向を的確に捉えて迅速に対応していきたいと考えております。
 また、新たな動きでありますが、広域避難について、熊本県知事から一時避難先の供与について依頼がありました。そこで、担当者会議を開催し、今後の対応の検討を進めてまいります。

(終了)

≪内容についての問合わせ先≫
≪質問事項≫
1 ロボットテストフィールド・ロボット研究開発拠点について
 → 商工労働部ロボット産業推進室 電話024-521-8058

2 東日本大震災・原子力災害アーカイブ拠点施設について
 → 企画調整部文化スポーツ局生涯学習課 電話024-521-7784

3 平成28年熊本地震について
 → 危機管理部災害対策課 電話024-521-7194

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