うつ病や自殺から守るために私たちにできること(15)
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
目次に戻る | (14) 今どきの若者は・・・ ← (15) → (16) 子どもを産むということ
4.ふだんの生活のなかで ~ その6.子どもだって落ち込む [子どものこころ]
子どもは大人と比べて、心と体のつながりが強いことが特徴です。
「気持ちが沈む」と訴えるよりも、
「なんだかおとなしい」
「急に甘えるようになった」
「おねしょするようになった」
「お腹が痛いという」など、
行動や体の症状として訴えます。
それが、心の症状のサインなのです。
「サイン」だと気づくこと
「そんなこともできないの!」などと小言ばかりでは、行き場がなくなります。
「あれ、どうしたんだろう?」と、サインに気づくことが大切です。
専門機関への専門機関への相談のタイミング
子どもは適応力が高いことも特徴です。
具合悪そうだったのが、翌日にはけろっとしているということもよくあります。
何日も改善しないときは相談しましょう。
精神科・小児科などの医療機関のほか、心の相談機関や、児童相談所、学校や教育相談の機関などで相談できます。
叱ってばかりが重なると、傷を深めてしまいます。
そうならない前に。
「うつ病は甘えではありません。叱るとかえって悪化します」