2005年　農林業センサス農林業経営体調査結果概要

2005年農林業センサス農林業経営体調査結果概要

2005年農林業センサス農林業経営体調査(確定値)については、農林水産省のホームページをご覧ください。

農林水産省(農林業センサス)のページへ

平成18年3月30日公表

平成17年2月1日を調査期日として実施した2005年農林業センサス農林業経営体調査(概数値)の本県における主要項目の概要は以下のとおりです。なお、農林水産省では、平成18年度中に集計結果の確定を行い刊行物として公表する予定です。

　利用の手引き、結果の概要のダウンロードはこちら

1 利用の手引き(PDF形式：263KB)

2 結果の概要(PDF形式：343KB)

1 農林業経営体

(1) 総数～農林業経営体数は83,456経営体～

平成17年2月1日現在(以下、調査期日は同じ。)の農林業経営体数は83,456経営体であった。

農業経営体は81,824経営体で前回調査(平成12年調査。以下同じ。)に比べ11,003経営体(△11.9％)減少し、そのうち家族経営は80,865経営体で10,795経営体(△11.8％)減少した。

林業経営体は7,188経営体であった。

また、同一世帯内で複数の者がそれぞれ独立して農業経営または林業経営を行っている一世帯複数経営の世帯数は7戸であった。

(2) 農業経営体のうち家族経営

ア経営耕地面積規模別経営体数～大規模、小規模経営体が増加～

家族経営による農業経営体数を経営耕地面積規模別にみると、0.3ha未満の階層は514経営体で前回調査に比べ185経営体(56.2％)、5.0ha以上の階層は2,459経営体で245経営体(11.1％)、それぞれ増加したが、0.3～5.0haまでの各階層はいずれも減少した。

イ農産物販売金額規模別経営体数～経営体の構成割合はほぼ横ばいで推移～

家族経営による農業経営体数を農産物販売金額規模別にみると、1,000万円以上の階層は2,702経営体で前回調査に比べ134経営体(5.2％)増加したが、50～1,000万円の各階層はいずれも減少した。

販売していない経営体は9,495経営体で前回調査に比べ1,282経営体(15.6％)増加した。

ウ耕地種類別経営耕地面積～経営耕地面積は119,641ha ～

家族経営による農業経営体の経営耕地面積は119,641haで前回調査に比べ10,387ha(△8.0％)減少し、そのうち田は91,098haで5,109ha(△5.3％)、畑は22,436haで4,464ha(△16.5％)、それぞれ減少した。

2 総農家

(1) 農家数～総農家数は104,511戸～

総農家数は104,511戸で前回調査に比べ6,708戸(△6.0%)減少した。

そのうち、販売農家は80,597戸で前回調査に比べ11,063戸(△12.1％)減少したが、自給的農家は23,914戸で4,355戸(22.3％)増加した。

(2) 経営耕地面積～総農家の経営耕地面積は123,928ha ～

総農家の経営耕地面積は123,928haで前回調査に比べ9,851ha(△7.4％)減少した。

販売農家の経営耕地面積は119,590haで前回調査に比べ10,438ha(△8.0％)減少し、耕地種類別面積でみると田が91,093haで前回調査に比べ5,114ha(△5.3％)、畑が22,402haで4,498ha(△16.7％)、樹園地が6,095haで825ha(△11.9％)、いずれも減少した。

自給的農家の経営耕地面積は4,337haで586ha(15.6％)増加した。

(3) 耕地放棄地～耕作放棄地面積は21,720ha ～

販売農家、自給的農家及び土地持ち非農家の耕作放棄地面積は21,720haで前回調査に比べ1,560ha(7.7％)増加した。

販売農家の耕作放棄地面積は12,313haで前回調査に比べ837ha(△6.4％)減少した。自給的農家の耕作放棄地面積は3,840haで前回調査に比べ1,339ha(53.5％)増加した。

土地持ち非農家の耕作放棄地面積は5,566haで前回調査に比べ1,057ha(23.4％)増加した。