2025年2月1日(土)・2日(日)、東京・池袋駅南口(地下)イベントスペースにてふくしま尾瀬の情報発信イベント「春になったら、ふくしま尾瀬に行こう!」を開催しました。
ゲストをお招きしてふくしま尾瀬の魅力を語らうトークイベントをはじめ、ふくしま尾瀬のまち 南会津町や檜枝岐村の特産品販売ブース、本年開催した「ふくしま尾瀬フォトコンテスト」入賞作品とあわせて、過去の入賞作品展示などを実施。
その模様をお届けします!
「春になったら、ふくしま尾瀬に行こう!」では、春夏秋冬で移ろう美しい自然景観と多様な生態系をもつ「ふくしま尾瀬」の魅力を、さまざまな切り口からご紹介しました。
本イベントを目指して会場を訪れた方も、偶然通りかかり足を止められた方も、ふくしま尾瀬をリアルに体感できたようで、「今年はふくしま尾瀬へ行ってみたいと思います!」といった感想が寄せられています。
南会津町、檜枝岐村、日本橋ふくしま館ミデッテが各ブースで特産品の販売を行いました。南会津町は「池森そば 二八の裁ちそば」や山菜の醤油煮など、檜枝岐村は岩魚味噌やはちみつなどを販売するとともに、各々の地域の観光情報も紹介。日本橋ふくしま館ミデッテのブースにはふくしま尾瀬地域の特産品以外にも、「ままどおる」や「柏屋 薄皮饅頭」といった福島県の代表銘菓もズラリと並べられ、福島県の美味をPRしていました。
南会津町のブース
檜枝岐村のブース
尾瀬保護財団のブースでVR体験
福島県自然保護課&尾瀬保護財団のブースでは、ふくしま尾瀬の情報発信や福島県尾瀬保護調査会クイズコーナーのほか、尾瀬ヶ原周辺を360度の映像で楽しめるVR体験を実施。福島県尾瀬保護調査会による研究調査内容(尾瀬沼の外来種コカナダモの変遷、ニホンジカ植生攪乱地の調査)も展示し、尾瀬の自然への理解を広げていく取り組みを行いました。
尾瀬保護財団のブースでVR体験
菖蒲理乃さんと安仁屋編集長によるトークセッション
会場の特設ステージで開催されたさまざまなイベントにも注目です。
1日(土)はモデル・菖蒲理乃さんとアウトドアメディア『ランドネ』編集長・安仁屋円香さんが「ふくしま尾瀬」の魅力について語るトークセッションを実施。
2日(日)は檜枝岐村と南会津町(舘岩総合支所)の職員の方による「伝えたい。ふくしま尾瀬の魅力」を題材にした特別座談会や、尾瀬保護財団と環境省関東地方環境事務所(檜枝岐自然保護官事務所)が「尾瀬の自然環境を考える」をテーマにトークを繰り広げるイベントが行われ、たくさんの方々が熱心に耳を傾けていました。
福島県観光PR隊・HAPPYふくしま隊と福島県復興シンボルキャラクター・キビタンによるステージパフォーマンスは両日開催。「前沢曲家集落」(南会津町・舘岩地区)や「ミニ尾瀬公園」(檜枝岐村)といったふくしま尾瀬のおすすめスポットの紹介をはじめ、『こらんしょふくしま』などのオリジナルソングを披露し、会場を大いに盛り上げました。
菖蒲理乃さんと安仁屋編集長によるトークセッション
入賞作品 展示の様子
入賞作品 展示の様子
応募総数505点の中から選出された「ふくしま尾瀬フォトコンテスト2024」の入賞作品を展示。
「絶景!ふくしま尾瀬 山岳・自然部門」と「また来たくなる!思い出・地域の魅力部門」の2部門あり、部門ごとにゴールド賞、シルバー賞、ブロンズ賞、ふくしま尾瀬賞、東武トップツアーズ賞、佳作が選ばれました。
会場では過去2年(2022年度、2023年度)のフォトコンテスト入賞作品も含めて、合計65作品が展示されました。
■絶景!ふくしま尾瀬 山岳・自然部門 ゴールド賞
・作品名 初霧氷の尾瀬
・撮影者 tqkqkunさん
・撮影地 爼嵓(燧ヶ岳)
・撮影者コメント
雨・濃霧・強風の中を歩き、燧ヶ岳山頂へ。登頂時は霧に包まれていましたが、次第に視界が開けてきて、見たことのない
絶景が広がっていました。この日は今年の初霧氷らしく、悪天候の中、諦めずに登って良かったです。
■また来たくなる!思い出・地域の魅力部門 ゴールド賞
・作品名 秘空の大池
・撮影者 小松重徳さん
・撮影地 駒ノ大池(会津駒ヶ岳)
・撮影者コメント
檜枝岐村の登山口を出発し、木道の整備された道を約3時間。湿原が目の前に開け、その空間に足を踏み入れると・・・
そこは時間がゆっくりと流れ、風の音と鳥のさえずりが耳に心地よい・・・
なぜ今まで、この場所に気付けなかったのだろうか?
「ふくしま尾瀬フォトコンテスト2024」の入賞作品(全20作品)は、ふくしま尾瀬ホームページでご覧いただけます。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/w4/oze/event/event006.html
大盛況のうちに幕を閉じた「春になったら ふくしま尾瀬に行こう!」。
本イベントはたくさんの方にふくしま尾瀬を知っていただける貴重な機会となりました。自然、食、文化、人、アクティビティなど、ふくしま尾瀬はまだまだお伝えしきれていない数多くの魅力で溢れています。
春になったらふくしま尾瀬でお会いできますことを、心より願っています!