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第61回(平成29年度第8回)廃炉安全監視協議会

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年4月11日更新

 平成30年3月26日(月曜日)、第61回目(平成29年度8回目)となる福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会(略称:廃炉安全監視協議会)を行いました。

    協議会写真1 協議会写真2

開催結果

議事概要

 福島第一原子力発電所における凍土遮水壁をはじめとする汚染水対策全般の効果及び今後の取組についての説明を資源エネルギー庁及び東京電力ホールディングス株式会社から受け、質疑応答を行った。また、3月15日に発生したG3タンクエリアで汚染した雨水が漏えいした事象の概要報告を受け、福島県危機管理部長より同様のトラブルの再発を防ぎ、緊張感を持って作業に当たるよう、口頭で申し入れを行った。

主な説明内容

(重層的な汚染水対策の効果について)

  • 凍土遮水壁は深部の一部を除き、完成している。また、地中温度の低下に伴い凍土遮水壁内外の地下水位の差が拡大している。
  • 凍土遮水壁、サブドレン等により地下水位を安定的に制御し、建屋へ地下水を近づけない水位管理システムが構築された。
  • 凍土遮水壁による遮水効果によりサブドレンくみ上げ量や護岸エリアのくみ上げ量自体も低減した。
  • 今後も重層的な汚染水対策に継続して取り組み、一層の汚染水発生量の低減を図る。
  • 建屋屋根の破損部や建屋周辺の未舗装部からの雨水の浸透等の対策も計画的に実施する。
  • 凍土遮水壁外側からの内側に水が流入する構造物について引き続き調査を行い、必要な対策を講じる。

(G3タンクエリアでの汚染した雨水の漏えい事象について)

  • タンクエリア堰内に溜まっている雨水を移送する際に、汚染しているとの認識が不十分であったため、移送ホースの取り扱いや移送時の現場確認が不十分であったことが原因の一つである。
  • 今後は仮設ホースによる汚染水取扱業務の注意事項を周知し、再徹底を図る。

議事録

会議資料

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