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第54回(平成29年度第1回)廃炉安全監視協議会

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月31日更新

 平成29年4月28日(金曜日)、第54回目(平成29年度1回目)となる福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会(略称:廃炉安全監視協議会)を開催し、福島第一原子力発電所の立入調査を実施しました。

 廃炉協1 廃炉協2

開催結果

議事概要

概要

燃料取り出しに係る状況、至近で発生したトラブル等について現場確認を行うとともに説明を受け、質疑応答を行った。

1.燃料取り出しに係る状況確認について

1号機原子炉建屋オペフロ(最上階)ガレキ撤去準備状況、2号機原子炉建屋開口設置作業状況、3号機原子炉建屋燃料取り出し用カバー等設置工事の進捗状況を現場確認した。

2.敷地境界ダストモニタの誤警報について

敷地境界ダストモニタの信頼性向上対策に関する説明を受けるとともに、4月6日(木)に発生したモニタリングポストNo.8(MP-8)の誤警報発報に関しても確認した。なお、MP-8の誤警報については、詳細データの確認及び要因調査を実施中であると説明を受けた。

3.サブドレン処理設備について

サブドレン他浄化設備2系列化の概要を確認するとともに、至近で発生したサブドレン他浄化設備のトラブルに関する説明を受けた。

4.地下貯水槽周辺観測孔における放射性物質濃度上昇について

地下貯水槽観測孔での全ベータ放射能濃度上昇に関する説明を受けるとともに、No.5地下貯水槽の解体、撤去に関する説明を受けた。

 東京電力に対し、以下の項目に対して対応するよう求めました。

・      放射性物質を敷地外に出さないことが重要であることから、引き続き、燃料取り出し作業等における放射性物質飛散防止対策を徹底していただきたい。

・      使用済燃料取り出し等、廃炉作業が複雑化する一方で、避難指示解除により、帰還する住民が増えている。ちょっとしたトラブルや誤報といえどもダストモニタが発報することは住民の帰還意欲を減退させるため再発防止に努めていただきたい。

議事録

資料 

写真

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