双葉地域の住民や復興事業従事者が健康に生活できるよう看護を提供します
人権とプライバシーを尊び高い倫理観の基にその人らしい生活ができるよう看護を提供します
リスク感性を高め医療事故防止に努め、科学的根拠に基づいた安全で安心な看護を提供します
地域住民や復興事業従事者が、地域や在宅での療養を継続できるよう看護を提供します
地域市町村との連携・協働により、地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みを行います
一人ひとりの職員が、自ら学び互いに高め合い、私たちの看護を発信します
当院は、「住民が安心して帰還し生活できる」「双葉地域で安心して働ける」「企業が安心して進出できる」この「3つの安心」を医療の面から支えることを目標に、看護部は救急外来チームと病棟・在宅チームに分かれ活動しています。救急外来チームは、救急対応に加えフライトナースとして研修や訓練を行い医療用多目的ヘリに搭乗しています。病棟・在宅チームは、病棟看護師が在宅へ訪問しており、救急から在宅まで切れ目なく看護することを目指しています。被災地復興のために頑張っています。
外来では双葉の地域の皆様の健康を守り、復興従事者の方々が安心して医療を受けられるように救急医療を提供しています。当院では主に一次救急、高度医療や専門医療を必要としない二次救急、休日夜間など地域の医療機関が開院していない時の急病などの患者さんを診療し、高度な医療や専門医療が必要な場合は適切な病院に多目的医療用ヘリ等で迅速に搬送します。
外来看護師は少人数ながらもチームワークを大切に、患者さんが安心・安全に診療を受けられるように日々業務を行っております。今後も地域の皆様に親しまれ、信頼される病院を目指して看護をしてまいりますので、外来を受診された際には遠慮なく看護師に声をおかけください。
地域に存在する唯一の救急病院のために入院患者さんの疾患が多岐に及びます。震災の影響もあり高齢者の方の入院も多くあり、看取りを行うことも少なくありません。スタッフは20代から50代まで様々な経験があり家庭を持ちながら勤務しています。ひとり一人がより良い看護を提供できるように、またお互い気持ちよく働きやすい職場環境を目指しています。
栄養管理の基本理念は、下記の3つです。
(1)患者さんの病状に応じた栄養管理
(2)安全でおいしい食事の提供
(3)適切な栄養情報の提供
病院食は医療の一環として行われます。病態に応じた栄養基準に基づいて調整され、疾病の治癒改善の促進を目的としています。加えて、嗜好や食習慣等を考慮したおいしい食事づくりに努めています。
また、糖尿病、心不全、嚥下障害など患者さんの状況に合わせた個別の栄養食事指導を行っています。食事に関するお悩み等がありましたら、いつでもお問い合わせください。
検査では、患者さんから採取された血液や尿等の検体検査及び生理検査(心電図、肺機能、眼底カメラ、神経伝導検査)を迅速・正確・丁寧に行っています。日々、安定した検査結果を提供するため、精度管理(内部・外部)及び機器管理を徹底し、検査水準の維持・向上に努めています。
新型コロナウイルス感染症が流行してからは、短時間で検査結果を出せる最新のP C R検査機器を導入し、双葉地域の皆様が安全・安心で暮らせる一助になれるように邁進しています。
放射線は下記の3つの理念を掲げ、日々業務に取り組んでいます。
(1)患者さん中心の親切な対応
(2)安全で質の高い撮影業務と画像の提供
(3)他部門と連携したチーム医療
主な業務としては、一般撮影、透視検査、CT検査、MRI検査を行っています。
放射線は常勤3名と少ない人数ではありますが365日24時間、常に患者さんにより良い検査、画像を提供できるように努めています。
放射線検査にして疑問に思うこと、不安に感じる点などございましたら、いつでも遠慮なくご相談下さい。
当院のリハビリテーションは、理学療法士1名・作業療法士1名の2名で、外来・入院・訪問のリハビリを担当しています。
入院では、主に急性期の患者さんが対象となります。高齢者がかかり易い肺炎や尿路感染症のリハビリでは、寝たきりとなることを防ぐため、できるだけ早い段階で離床に努め、最善のサービスを提供し、自宅復帰・社会復帰のお手伝いをします。
退院後は外来リハビリや訪問リハビリにて、機能維持・向上の取り組みや、自宅の生活をサポートします。
当院では外来の患者さんのお薬について、基本的に院内で処方しています。そのため、薬剤師不在の土日夜間の時間以外は、当院の薬剤師が患者さんへのお薬の確認、説明をしています。
また、入院される患者さんにおいても、これまでお飲みになっていたお薬の確認や退院される際のお薬の説明、飲み方の指導などを行い、安全・安心な医療への寄与に努めています。
薬剤部では、お薬に関わる業務を通じて双葉郡に住む皆様方のよりよい健康の増進・維持に貢献できたらと考えています。お薬について疑問に思うこと、気になることなどございましたらお気軽にご相談下さい。