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ふくしま林業就業ポータルサイト「そまなび」 > 林業をとりまく現状と人材確保へ向けた取組

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月23日更新

林業をとりまく現状と人材確保へ向けた取組

先人達のたゆまぬ努力によって育てられてきた福島県の森林は、スギやヒノキなどの人工林の半数以上が植栽から50年以上が経過し、伐採の時期を迎えています。
この豊かな森林資源を適切に管理し、資源の循環利用を進めていくことは、林業の振興はもとより、地域の活性化、森林の公益的機能の発揮にとても大切で、これらを支える林業人材の確保が大きな課題となっています。

木の写真

福島県の林業就業者の現状と取組

県内の林業就業者数は、国勢調査によると令和2年が2,192人と平成22年の2,181人と比較すると横ばいとなっていますが、年齢構成では65歳以上の割合が増加しています。
また、新規林業就業者の数は、近年では100人前後にとどまっています。
このような現状の解決に向け、福島県では「林業アカデミーふくしま」を立ち上げ、人材の確保・育成に取り組んでいます。

就業後の定着率の現状

林野庁の調査によると、林業における定着率は上昇傾向にあるものの、就業年数を経るごとに低下し、7年目以降は5割を下回る状況にあります。
また、林業就業者の退職理由としては、健康上の理由とともに雇用条件などを課題にあげる方が多くなっています。

林業の人材確保へ向けて

前述の現状から、林業の人材確保に向けては、新規就業者の増加とともに、定着へ向けた取組が必要となっています。
また、定着率の向上には、就労環境の改善など、雇用条件の改善が求められており、福島県内でも様々な方法で改善に取り組んでいる事業体がいます。
人材確保へ向け、就労環境の改善を進めてみませんか?

県では、これらの機器の導入による就労環境の改善を支援しています。

これで定着率Up!開発されています!こんな機器

作業者の安全を守るチェーンソー

トリオブレーキチェーンソー

3つのブレーキが付いたチェーンソー。無理な姿勢で伐採しようとすると、ブレーキがかかるようになっている。

林内でのコミュニケーション・緊急時の連絡に

森林内で使える通信機器

独自の通信技術で、携帯電話の使えない森林内でも、メッセージや位置情報をやりとりすることができる。

作業者間事故情報伝達システム

作業者に異変が生じた際、無線で周囲の作業者に伝達する。

先端技術を活用した計測機器

現場用タブレット×アプリ

アプリの入った現場用タブレット等により、毎木調査や木材検収等ができる。

使ってみては?こんな機具

簡易テント

林内での休憩時に雨や風を防ぐことができる。

重機用ホロ

キャビン(乗車部)に取り付けることで、雨や風を防ぐことができる。

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