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線状降水帯に注意!

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年10月10日更新

令和5年9月8日から9日にかけて台風第13号の影響により、浜通りを中心に断続的に非常に激しい雨が降り、
8日の夜には本県で初めて「線状降水帯」が観測され、わずか1日で9月の平均雨量に匹敵する大雨をもたらしました。

この大雨により土砂崩れや河川の越水、内水氾濫、住家への浸水等、甚大な被害が発生しました。

浸水   川
                                      (9月8日南相馬市にて撮影)

被災後   被災後                                                                                                                                                 (9月12日いわき市にて撮影)

線状降水帯とは

 ○「線状降水帯」とは、次々と発生した積乱雲が列をなし、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過・停滞することで作りだされる線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域です。
線状降水帯発生イメージ                                  
                 線状降水帯の代表的な発生メカニズムの模式図(左図)と線状降水帯の例(右図)(気象庁ホームページより)

9月8日から9日にかけての本県での線状降水帯の発生状況

発生        

                         福島県災害時気象資料「令和5年9月8日から9日にかけての大雨」(福島気象台より)

令和5年9月8日から9日にかけての大雨に関する情報はこちら(福島地方気象台HP)

線状降水帯に関する各種情報はこちら(気象庁HP)

「線状降水帯」の予測が発表されたら

○気象庁では、線状降水帯による大雨の可能性がある程度高いことが予想された場合に、半日程度前から、気象情報において、「線状降水帯」というキーワードを使って呼びかけを行います。他の大雨に関する気象情報や市町村が発令する避難情報も合わせて、早期に安全な場所に避難し、身の安全を確保することが大切です。

 ・「線状降水帯」に関する情報が発表されたら、ただちに身を守る行動をとってください。
  ただし、すでに猛烈な雨が降り周囲の状況が見えなかったり、道路の冠水や土砂災害が発生している場合に、
  外に出て移動するのは危険です。
   自宅の2階以上で崖や斜面から出来るだけ離れた部屋に移動するなど、垂直避難も検討してください。

垂直避難

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