1.世界禁煙デーとは何か
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年6月16日更新
5月31日は、世界禁煙デーです。 |
世界禁煙デーのはじまり1987年5月の第40回世界保健機関(WHO)総会において、WHO発足40周年に当たる1988年4月7日を「世界禁煙デー」(World No-Smoking Day)とすることが決議されました。さらに、1989年5月の第42回WHO総会において、同年以後毎年5月31日を 「世界禁煙デー」(World No-Smoking Day)とすることが決議されました。 |
たばこが健康に悪影響を与えることが明らかなり、禁煙はがんや生活習慣病を予防する上で重要です。 今年度の世界禁煙デーは、喫煙および受動喫煙等による健康影響についての周知を目的として禁煙および受動喫煙防止の普及啓発を積極的に行います。 たばこによる健康影響 ○ がん 非喫煙者と比較して、喉頭がん32.5倍等のリスクがあります。(平山氏らの調査による1966~1982) ○ 心臓病、脳梗塞 血液中の悪玉コレステロールを増やし、血管の中で血液を固まりやすくするので、虚血性心疾患の原因になります。また、脳梗塞の原因になります ○ 呼吸器系疾 肺気腫や慢性気管支炎等の原因になります。 「健康日本21第2次計画」に新しく取り上げられたCOPD=慢性閉塞性肺疾患も受動喫煙を含むたばこの影響が大きいとされています。 ○ 女性と喫煙 肌荒れなどの原因となります。また、妊娠中の喫煙は、低体重児の出産や、早産、流産の危険を高める原因となります。 ○ 口腔衛生 歯周疾患、口臭などの原因となります。 南会津保健福祉事務所では、たばこ等健康に関する講話を無料で行っています。お気軽にお問い合わせください。 ※詳しくは、出前講座に関する情報(こちら)を御覧ください。 |
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