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【新型コロナ】知事メッセージ

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年5月1日更新

 新型コロナウイルス感染症について発信した知事メッセージ(令和2年1月~令和5年5月)を掲載しています。

令和3年度の知事メッセージはこちら

令和2年度の知事メッセージはこちら

令和5年5月1日(月曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数が増加傾向にある中、本県においても、前の週の同じ曜日を上回る日が多くなっており、注意が必要な状況にあります。
 県民の皆様、事業者の皆様におかれては、今後も気を緩めることなく、感染防止対策への御協力をお願いします。
 特に、連休中、混雑する場所や感染リスクの高い場所にお出かけになる際には、十分注意していただくとともに、発熱等の症状がある場合には、マスクを着用し、外出は控えていただくようお願いします。

 新型コロナウイルス感染症は、5月8日から5類感染症へ移行することとなります。このため、これまで実施してきた、新型インフルエンザ特別措置法に基づく感染拡大防止のための基本対策は、5月7日をもって終了となります。
 ただし、5類移行後も、ウイルスの特性が変わるわけではありません。引き続き、場面に応じたマスクの着用や手洗い等の手指衛生、換気等の基本的な感染対策をお願いします。
 また、発熱等の症状がある場合には、検査キットによる自主的な検査を行いましょう。検査の結果、陽性となった場合、症状の軽い方は自宅等で療養を開始し、症状の重い方や重症化リスクの高い方は、事前連絡の上、かかりつけ医等を受診してください。
 なお、新たに「福島県新型コロナウイルス感染症相談センター」を設置しますので、体調が悪化した際に御利用ください。

 一方で、5月8日からは、これまで保健所等で行ってきた療養期間中の健康観察や生活支援が終了するとともに、受診時の検査、治療には自己負担が発生します。
 また、陽性となった方に対する一律の外出自粛要請もなくなり、今後は御自身や事業者それぞれの判断に委ねることが基本となります。
 御自身や御家族が陽性となった場合などに注意すべき行動や周囲への配慮など、推奨される行動等が示されておりますので、そうした情報を参考にしながら、日頃の備え、体調の管理をお願いします。

 5類感染症への移行が正式に決定し、政府の対策本部が廃止されることから、
 5月8日付で県の対策本部を廃止することといたしますが、新型コロナウイルスの今後の流行に備えるため、新たに連絡調整会議を設置し、引き続き、対応してまいります。
 令和2年1月に対策本部を設置してから3年4か月が経過し、今回で185回目の開催となりました。この間、外出自粛や営業の休止・時短要請など、前例のない行動制限を県民の皆様や事業者の皆様にお願いしてまいりました。また、感染者が急増し、医療がひっ迫する中、医療関係者の皆様には、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただきました。県民の皆様や事業者の皆様を始め、医療関係者の皆様、関係団体の皆様の御協力により、全県を挙げて感染対策に取り組み、コロナと粘り強く戦ってくることができました。御協力いただきました全ての方々に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 

 県民の皆様におかれては、5月8日以降も流行状況などに注意していただき、普段からの備えや、感染対策をとっていただくとともに、周囲の方々への御配慮をお願いいたします。
 繰り返しになりますが、新型コロナウイルスはなくなったわけではありません。私たちの身の回りにあること、そして、感染力が強く、重症化する方や亡くなる方もいらっしゃることを忘れないでください。
 今後も、感染の急拡大、爆発的な感染拡大を防止するため、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

令和5年4月26日(水曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数が増加傾向にある中、本県においても、前の週の同じ曜日を上回る日が多くなっており、注意が必要な状況にあります。
 大型連休を目前に控え、旅行などを計画されている方もいらっしゃると思います。全国的に感染者数が増加傾向にありますので、旅行先などの感染状況に注意していただくとともに、安心して連休を過ごすことができるよう、基本的な感染対策を徹底してください。
 5月8日から、新型コロナウイルスは5類に変更となる予定ですが、その後も感染を拡大させない対応が重要であります。
 発熱などの症状がある場合には、マスクを着用し、外出は控えましょう。
 また、医療機関を受診する前に検査キットを用いた自己検査を行い、症状が軽い場合には、自宅等で療養を開始していただくようお願いします。
 高齢者や基礎疾患がある方など重症化リスクの高い方や、症状が重い方などは、医療機関に御相談ください。
 新型コロナウイルスはインフルエンザよりも感染力が強いため、引き続き注意が必要です。
 県民の皆様、事業者の皆様におかれましては、今後も気を緩めることなく、感染防止対策への御協力をお願いします。

 

令和5年4月20日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を上回る日が続いており、増加傾向にあります。
 本県においても、先週から、前の週の同じ曜日を上回る日が多くなっており、注意が必要な状況にあります。
 県民の皆様、事業者の皆様におかれては、今後も気を緩めることなく、感染防止対策への御協力をお願いします。
 先月からマスク着用のルールが見直されていますが、新型コロナウイルスが無くなったわけではありません。常に、私たちの身の周りにあることを忘れず、混雑した乗り物の中など、マスクが効果的な場面での着用や、3密の回避、人と人との距離の確保など、引き続き感染対策の徹底をお願いします。
 全国的に感染者数の増加が見られる中、これから大型連休、ゴールデンウィークを迎えます。安心して連休を過ごすことができるよう、連休前から必要な感染対策を御検討ください。
 もしも発熱等の症状が表れた際は、帰省や旅行等は控えるようお願いします。なお、高齢者や基礎疾患のある方は、かかりつけ医と相談の上、早めに受診してください。
 連休明けには、5類感染症への移行が予定されています。移行後も、ウイルスそのものの特性が大きく変わるわけではありません。県民の皆様お一人お一人が、県内外での流行状況等に関心を持ち続けていただくことが大切です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和5年4月13日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数は、約1ヵ月ぶりに1万人を超えるなど、新年度に入り増加傾向が見られます。
 本県においては、減少傾向が続いていましたが、今週に入り、2日続けて前の週の同じ曜日を上回っており、注意が必要な状況にあります。
 県民の皆様、事業者の皆様においては、今後も気を緩めることなく、感染防止対策への御協力をお願いします。
 先月からマスク着用のルールが見直されていますが、感染対策が不要になったわけではありません。引き続き、3密の回避や、人と人との距離の確保など、基本的な感染対策の徹底をお願いします。
 また、陽性者の療養期間や濃厚接触者の自宅待機期間、コロナワクチンの接種についても、これまでの取り扱いと変わりませんので、引き続き御協力をお願いします。
 先ほどお話ししましたとおり、新規陽性者数は全国的に増加傾向にあり、前の週を上回る都道府県が増えています。
 混雑する場所や感染リスクの高い場所に十分注意をしていただくとともに、発熱等の症状が表れた際は、登校や出勤のほか帰省や旅行等は控え、早めに医療機関を受診するようお願いします。
  マスクの着用が見直され、来月には5類への移行が予定されています。新型コロナウイルスは完全になくなったわけではなく、私たちの身の周りにあることを忘れてはいけません。新型コロナの感染力は、インフルエンザの5倍から6倍とも言われています。
 新年度に入り、進学や就職等による人の移動が活発になる中で、気温の上昇とともに外出の機会も増えますので、改めて基本的な感染対策を徹底するようお願いします。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

令和5年4月7日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数は、今週に入り、前の週の同じ曜日を上回る日が続くなど、下げ止まりの傾向が見られます。
 一方、本県においては、前の週の同じ曜日を下回る日が続いています。
 県民の皆様、事業者の皆様においては、この減少傾向を維持していくため、今後も気を緩めることなく、感染防止対策の御協力をお願いします。
 先月13日からマスクの着用ルールが見直されています。ただ、感染対策が不要になったわけではありません。引き続き、3密の回避や、人と人との距離の確保などの基本的な感染対策の徹底をお願いします。
 また、陽性者の療養期間や濃厚接触者の自宅待機期間、コロナワクチンの接種についても、これまでの取り扱いと変わりませんので、引き続き御協力をお願いします。
 新年度を迎え、進学や就職等により、生活スタイルが変化した方も多いと思います。また、この季節は移動や会食の機会も多くなる時期です。
 混雑する場所や感染リスクの高い場所には十分注意をしながら、基本的な感染対策の継続をお願いします。
 また、発熱やのどの痛みといった症状が表れた場合や、濃厚接触者となられた場合は、外出を控えていただくようお願いします。
 先ほどもお話ししましたとおり、本県の新規陽性者数は減少傾向にありますが、全国的には下げ止まりの傾向が見られ、首都圏などでは増加に転じていることから、今後も十分な注意が必要です。
  引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和5年3月30日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を上回る日もありますが、概ね減少傾向が続いています。
 一方、本県においては、前の週の同じ曜日を上回る日が続くなど、下げ止まりの傾向が見られ、注意が必要な状況にあります。
 そのため、県民の皆様、事業者の皆様には、気を緩めることなく引き続き、感染防止対策への御協力をお願いします。
 今月13日から、マスクの着用については、個人の判断が基本となっています。しかし、ウイルスの特性は変わりません。お一人お一人が感染リスクや重症化リスクを正しく理解した上で、必要性が高い場面では、引き続きマスクを着用することが有効です。
 特に、医療機関の受診時や高齢者施設等への訪問時などでは、引き続き着用することが推奨されています。また、重症化リスクのある方が感染流行期に混雑した場所に行く場合には、マスクの着用が効果的とされています。
 事業者の方から感染対策上の理由等によりマスクの着用を求められた場合は、御協力をお願いします。
  一方、様々な理由から、マスクを着用できない方や、マスクを着用する必要がある方もおられますので、県民の皆様お一人お一人の思いやりのある行動をお願いします。
 マスク着用のルールは見直されましたが、感染対策が不要になったわけではありません。引き続き、基本的な感染対策の徹底をお願いします。
 また、陽性者の療養期間や濃厚接触者の自宅待機期間、コロナワクチンの接種についても、取り扱いに変わりはありませんので、引き続き御協力をお願いします。
 本県のレベル判断については、新規陽性者数が減少したことなどを踏まえ、先週から「レベル1」に移行していますが、「3密の回避」、「人と人との距離の確保」といった基本的な感染対策の継続をお願いします。
 特に、春は進学や就職、転勤等で移動の機会が増えるとともに、暖かくなり、お出かけされる機会も多くなります。混雑する場所や感染リスクの高い場所へ出かけられる際には十分に注意してください。また、目的地だけでなく、往復の行程についても気をつけていただくようお願いします。
 お花見や会食の機会も多くなる時期です。しっかりと感染対策を行いながら楽しんでください。
 お出かけの後、発熱やのどの痛みといった症状がある場合などには、外出・出勤を控えましょう。
 また、春休みに入り、お子さんが御家庭で過ごす時間が増えています。元気に新学期を迎えられるよう、引き続き、部屋の換気など感染防止対策をお願いします。
 本県の新規陽性者数を再び減少させていくためには、新年度においても気を緩めることなく、基本的な感染対策の徹底や、ワクチン接種など、感染対策を続けていくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和5年3月23日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数は、3千人を下回る日も見られるなど、減少傾向が続いています。
 本県においては、今月に入り、前の週の同じ曜日を上回る日が何度か見られたものの、おおむね減少傾向が続いています。
 県民の皆様、事業者の皆様には、この傾向を維持していくため、引き続き、感染防止対策への御協力をお願いします。
 今月13日から、マスクの着用については、個人の判断が基本となっています。しかし、ウイルスの特性は変わりません。お一人お一人が感染リスクや重症化リスクを正しく理解した上で、必要性が高い場面では、引き続きマスクを着用することが有効です。
 特に、高齢者等への感染を防ぐため、医療機関の受診時や高齢者施設等への訪問時、混雑した乗り物の中では、引き続き着用することが推奨されています。また、重症化リスクのある方が感染流行期に混雑した場所に行く場合には、マスクの着用が効果的とされています。
 なお、事業者の方が感染対策上の理由等によりマスクの着用を求められた場合は、御協力をお願いします。
 一方で、様々な理由から、マスクを着用できない方や、マスクを着用する必要がある方もおられます。県民の皆様お一人お一人の思いやりのある行動をお願いします。
 マスク着用のルールは見直されましたが、感染対策が不要になったわけではありません。引き続き、基本的な感染対策の徹底をお願いします。
 また、陽性者の療養期間や濃厚接触者の自宅待機期間、コロナワクチンの接種についても、取り扱いに変わりはありませんので、引き続き御協力をお願いします。
  本県のレベル判断については、新規陽性者数が減少したことなどを踏まえ、本日から「レベル1」に移行します。
 一方、年度末から年度始めにかけては、進学・就職・転勤等に伴い、引っ越しや移動をされる方が増えるなど、生活スタイルが変わる時期でもあり、注意が必要です。
 生活スタイルの変化に対応しながら、「3密の回避」、「人と人との距離の確保」、「手洗い等の手指衛生」、「換気の励行」といった基本的な感染対策の継続をお願いします。
 本県の新規陽性者数は減少傾向にあります。この流れを確かなものにしていくため、新たな環境においても気を緩めることなく、基本的な感染対策の徹底や、ワクチン接種など、感染対策を続けていくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和5年3月16日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を下回る日が続き、4千人を下回る日も見られるなど、減少傾向が続いています。
 本県においても、新規陽性者数は減少傾向にありますが、今週に入り、前の週の同じ曜日を若干上回る日が続いています。新規陽性者数の減少傾向を維持していくためにも 、県民の皆様には 、引き続き感染対策の徹底をお願いします 。
 今週13日から、マスクの着用については 、屋内・屋外を問わず、個人の判断が基本となりま した 。しかし、 ウイルスの特性は変わりません 。 お一人お一人が感染リスクや重症化リスクを正しく理解した上で、必要性が高い場面では、引き続きマスクを着用することが有効です。
 特に、高齢者等への感染を防ぐため、医療機関の受診時や高齢者施設等への訪問時、混雑した乗り物の中などでは 、引き続き着用することが推奨されています。また 、 重症化リスクのある方が感染流行期に混雑した場所に行く場合にも、マスクの着用が効果的とされています 。
 なお、事業者の方から感染対策上の理由等によりマスクの着用を求められた場合は、御協力をお願いします。
 一方、様々な理由から、マスクを着用できない方や、マスクを着用する必要がある方も おられますので、 県民の 皆様お一人お一人の思いやりのある行動をお願いします 。
 マスク着用のルールは見直されましたが、感染対策が不要になったわけではありません。 引き続き、「3密の回避」、「人と人との距離の確保」、「手 洗い等の手指衛生」、「換気の励行 」といった基本的な感染対策の徹底 をお願いします。
 また、陽性者の療養期間や濃厚接触者の自宅待機期間、コロナワクチンの接種についても、取り扱いに変わりはありませんので、引き続き御協力をお願いします。
 なお、今後の新型コロナワクチンの接種について、オミクロン株対応ワクチンによる接種は、5月8日から対象者が限定されます 。このため、これから接種を希望される 方のうち、 特に12歳以上の健常者の皆様は、秋まで接種できなくなりますので、5月7日までにワクチンを接種してください。
 先ほどお話ししましたように、現在、本県の新規陽性者数は減少傾向にあります。
 この傾向を継続していくためには 、今後も 県民の皆様お一人お一人が 気を緩めることなく、基本的な感染対策の徹底や、ワクチン接種など、感染対策を続けていくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

 

令和5年3月9日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 また、県民の皆様、事業者の皆様においても、日々、感染対策に取り組んでいただいていることに御礼申し上げます。
 全国の新規陽性者数は、5千人を下回る日があるなど減少傾向が続いています。
 本県においては、先月末から今月初めにかけて、前の週の同じ曜日を上回る日が続き、下げ止まりの傾向が見られました。ここ数日は落ち着きをみせておりますが、引き続き注意が必要です。
 こうした中、来週13日から、マスクの着用について、屋内・屋外を問わず、個人の判断が基本となります。しかし、ウイルスの特性は変わりません。お一人お一人が感染リスクや重症化リスクを正しく理解した上で、マスク着用の必要性が高い場面では、引き続き着用することが有効です。
 特に、高齢者等への感染を防ぐため、医療機関の受診時や高齢者施設等への訪問時、混雑した乗り物の中など、マスク着用が効果的な場面では、引き続き着用することが推奨されています。また、重症化リスクのある方が感染流行期に混雑した場所に行く場合にも、マスクの着用が効果的とされています。
 なお、症状がある方や検査の結果、陽性となられた方は外出を控えていただき、通院等、やむを得ず外出される場合にはマスクの着用をお願いします。
 また、事業者から感染対策上の理由等によりマスクの着用を求められた場合には、御協力をお願いします。
 一方、様々な理由から、マスクを着用できない方や、マスクを着用する必要がある方もおられますので、県民の皆様お一人お一人の思いやりのある行動をお願いします。
 マスク着用の見直し後においても、感染対策が不要になるわけではありません。引き続き、「3密の回避」、「人と人との距離の確保」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」の励行といった基本的な感染対策の徹底をお願いします。
 また、陽性者の療養期間や濃厚接触者の自宅待機期間、コロナワクチンの接種についても、取り扱いに変わりはありませんので、引き続き御協力をお願いします。
 先ほどもお話ししたとおり、新型コロナウイルスの新規陽性者数は下げ止まりの傾向が見られます。
 13日からは、マスク着用のルールも見直されますが、御自身と大切な方の命を守るためには、今後も気を緩めることなく、基本的な感染対策の徹底や、ワクチン接種など、感染対策を続けていくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

 

令和5年3月1日(水曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 また、県民の皆様、事業者の皆様におかれては、日々の様々な場面において、感染防止対策への御理解、御協力を頂いていることに御礼を申し上げます。
 全国の新規陽性者数は、1月中旬以降、減少傾向が続いています。
 本県においても、新規陽性者数の減少が続いていましたが、先週末から、前の週の同じ曜日を上回る日が続き、下げ止まりの傾向にあるため、注意が必要です。
 また、花粉症のシーズンを迎え、くしゃみや鼻水などの症状のある方が増えています。
 花粉症だと思っていたら、実は新型コロナに感染していたということがあるかもしれません。いつもの花粉症だと決めつけることなく、普段と異なる行動をした場合などには、新型コロナの感染を疑い、気になる方は検査を受けましょう。
 また、花粉症シーズンでも換気は重要です。花粉の流入を避けながら十分な換気をお願いします。
 先般、国において、マスク着用の考え方が見直され、3月13日から、個人の判断を基本とする方針が決定されました。
 しかし、この決定により感染対策が不要になるわけではありません。見直しが適用されるまでは、引き続き、屋内において、人と人との距離が確保でき、会話をほとんど行わない場面などを除いて、マスクの着用をお願いします。
 また、3月13日以降においても、高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関の受診時や高齢者施設等を訪問する時、混雑した電車やバスに乗車する時などは、マスクの着用が推奨されているほか、医療機関や高齢者施設等の従事者については、勤務中の着用が推奨されています。
 お一人お一人が感染リスクや重症化リスクを正しく理解した上で、マスクの着用が効果的な場面では着用をお願いします。
 なお、基本的な感染対策は引き続き重要です。「三密の回避」、「人と人との距離の確保」、「換気」等の励行をお願いします。
 県内の新型コロナウイルスの新規陽性者数は下げ止まりの傾向が見られます。御自身と大切な方の命を守るために、今後も気を緩めることなく、基本的な感染対策の徹底や、ワクチンの接種など、感染対策を続けていくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

 

令和5年2月24日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国の新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を下回る日が多く、減少傾向が続いています。
 福島県においても、1月中旬以降、新規陽性者数は減少傾向にあり、最近では五百人を下回る日が続いています。
 改めまして、医療の現場で懸命に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、こうした減少傾向に御協力をいただいている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。

 一方で、インフルエンザの患者数は、全国では、定点当たりの患者数が注意報のレベルを超えています。県内においても、流行開始の目安となる「1」を超える状況が続いていますので、引き続き注意が必要です。

 感染対策としては、新型コロナもインフルエンザも同じです。症状が出た場合に備えて、検査キットや解熱鎮痛薬などを事前に準備しておくとともに、他の方に感染させてしまう可能性のある期間を把握の上、感染拡大防止に努めてください。

 また、花粉症のシーズンを迎え、くしゃみや鼻水などの症状のある方が増えてきました。
 花粉症だと思っていたら、実は新型コロナに感染していたということがあるかもしれません。いつもの花粉症だと決めつけることなく、普段と異なる行動をした場合などには、新型コロナの感染を疑い、気になる方は検査を受けましょう。
 また、花粉症シーズンでも換気は重要です。花粉の流入を避けながら十分な換気をお願いします。

 先般、国において、マスク着用の考え方が見直され、3月13日から、個人の主体的な選択を尊重し、着用については個人の判断に委ねることを基本とする方針が決定されました。
 しかし、この決定により感染対策が不要になるわけではありません。見直しが適用されるまでは、引き続き、屋内において、人と人との距離が確保でき、会話をほとんど行わない場面などを除いて、マスクの着用をお願いします。
 また、3月13日以降も、医療機関の受診時や高齢者施設等を訪問する時、混雑した電車やバスに乗車する時などは、マスクの着用が推奨されています。3月は、人が集まる機会が多い時期でもあるため、高齢者等、重症化リスクの高い方への配慮をお願いします。

 新型コロナウイルスの新規陽性者数は減少傾向にありますが、御自身と大切な方の命を守るためには、今後も気を緩めることなく、基本的な感染対策の徹底や、ワクチン接種など、感染対策を続けていくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

 

令和5年2月16日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。 
 また、県民の皆様、事業者の皆様においては、日々の様々な場面において、感染防止対策への御理解、御協力を頂いています。ありがとうございます。

 全国の新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を下回る日が続き、1万人を下回る日も見られるなど、減少傾向が続いています。
 本県でも、1月中旬以降、新規陽性者数は減少傾向にあり、2月に入ってからは千人を下回る日が続いていますが、気を緩めることなく、基本的な感染対策の徹底や、速やかなワクチン接種など、感染対策を続けていくことが重要です。

 一方で、インフルエンザの患者数が、全国的に増加しており、定点当たりの患者数が注意報のレベルを超え、更に上昇しています。県内においても、流行開始の目安となる「1」を3年振りに超える状況が続いていますので、引き続き注意が必要です。

 感染対策は、新型コロナもインフルエンザも同じです。まずは、症状が出た場合に備えて、検査キットや解熱鎮痛薬などを事前に準備しておくとともに、他の方に感染させてしまう可能性のある期間を把握の上、感染拡大防止に努めてください。
 また、基本的な感染対策に加え、症状がある時は外出しない、感染リスクが高い飲食時は、「短時間」で、「大声での会話は控える」など、感染リスクを下げるための取組をお願いします。

 2月も中旬に入り、花粉症のシーズンを迎えました。くしゃみや鼻水など、花粉症の症状だと思っていたら、実は新型コロナに感染していたということがあるかもしれません。
 このため、いつもの花粉症だと決めつけず、普段と異なる行動をした場合などには、新型コロナの感染を疑ってみることが大切です。気になる方は検査をしましょう。
 また、花粉症シーズンでも換気は重要です。窓を少しだけ開けて常時換気を行う、レースカーテンや空気清浄機等を活用するなど、花粉の流入を避けながら換気をお願いします。

 新型コロナウイルスの新規陽性者数は減少傾向にありますが、御自身と大切な方の命を守るためには、油断することなく基本的な感染対策を徹底していくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

 

令和5年2月9日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。

 全国の新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を下回る日が続き、1万人台の日も見られるなど、減少傾向が続いています。
 本県でも、1月中旬以降、新規陽性者数は減少傾向にあり、2月に入ってからは千人を下回る日が続いています。
 改めて、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力に深く感謝を申し上げます。

 しかしながら、県内の新規陽性者数は、昨年の同じ時期に比べて、多い状況にあります。
 このため、引き続き、基本的な感染対策を徹底し、速やかにワクチン接種を行うほか、普段から体調をチェックして、家族に体調のすぐれない方がおられる場合には、家の中でも場面に応じてマスクを着用する、生活空間を分けるなど、気を緩めることなく、感染対策の徹底をお願いします。

 また、全国ではインフルエンザの患者数が増加し、定点当たりの患者数が注意報のレベルを超えています。県内においても、流行開始の目安となる「1」を3年振りに超えている状況が続いています。

 感染した場合に備えて、検査キットや薬などの準備を行うとともに、他の方に感染させてしまう可能性のある期間を把握の上、感染拡大防止に努めてください。
 また、感染対策は、新型コロナもインフルエンザも同じです。基本的な感染対策に加え、症状がある時は外出しない、感染リスクが高い飲食時は、「短時間」で、「大声での会話を控える」など、感染リスクを下げるための取組をお願いします。

 特に、換気の悪い密閉空間では、感染リスクが高まります。暖房器具を使用しながら換気を行う、窓を少しだけ開けて室内の温度を保ちながら換気をするなど、感染リスクを下げる工夫をお願いします。

 また、この季節は屋内で過ごす時間が多くなります。屋内でのマスクの着用は基本的な感染防止対策として重要です。人との距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合などを除いて、正しくマスクを着用するようお願いします。  

 新型コロナウイルスの新規陽性者数は減少傾向にありますが、感染の再拡大を防ぎ、御自身や大切な方の命を守るためには、新型コロナやインフルエンザの新たな感染者数を減らすことが重要です。
 引き続き、基本的な感染対策の徹底に、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

令和5年2月2日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様 の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 全国の新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を下回る日が続き、約3か月振りに2万人台になる日も見られるなど、減少傾向にあります。
 本県でも、1月中旬以降、新規陽性者数は減少傾向が続いており、このところは千人を下回る状況となっています。
 これまで、福島県内における感染拡大と医療現場での厳しい状況を踏まえ、12月16日に 「福島県医療ひっ迫警報」を発出し、「医療機関の負担軽減」や「感染者を減らす」取組を呼び掛けてきました。その結果、警報発出時には、50%を超えていた確保病床使用率が、現在は30% 以下で推移し、発熱外来の患者数も減少しています。
 また、新型コロナ関連で出勤できない医師や看護師の数も減少傾向となっています。
 一方で、救急搬送の受入困難事案件数は、依然として高い水準にあり、引き続き注視が必要ですが、ピーク時に比べると減少傾向にあります。
 こうした状況を踏まえ、「福島県医療ひっ迫警報」を2月5日で終了することとします。
 この間における県民の皆様 、事業者の皆様 の御協力に対し、厚く御礼を申し上げます。
 警報は終了となりますが、御自身と大切な人を守るため、引き続き、「感染拡大防止のための基本対策」に基づ く感染対策の徹底をお願いします 。
 県内では、新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が減少傾向にある一方、インフルエンザの患者が増加傾向にあります。
 感染した場合に備えて検査キットや薬などの準備を行うとともに、他の人に感染させてしまう可能性のある期間や療養が必要な期間を把握し、感染拡大防止に努めてください。
 また、 感染対策はどちらも同じです。 基本的な感染対策の徹底に加え、症状がある時は外出しない、感染リスクが高い飲食時は、「短時間」で、「大声での会話を控える」 など 、感染リスクを下げるための取組をお願いします。
 特に、換気の悪い密閉空間では、新型コロナやインフルエンザの感染リスクが高まります。暖房器具を使用しながら換気を行う、窓を少しだけ開けて室内の温度を保ちながら換気をするなど、感染リスクを下げる工夫をお願いします。

 また、この季節は屋内で過ごす時間が多くなると思われます。 屋内でのマスクの着用は基本的な感染防止対策として重要です。人との距離が確保できて、会話をほとんど行わない場合などを除いて、正しくマスクを着用するようお願いします。
 特に、会食の場面ではマスクを外す時間も多くなりますので、会話する際にはマスクを着用するようお願いします。
 「福島県医療ひっ迫警報」は終了しますが、新型コロナやインフルエンザの新たな感染者数を減らすことは、重症化リスクのある方や医療従事者の感染機会を減らし 、大切な方の命を守ることにつながります 。
 新規陽性者数を更に減らしていくため、引き続き、基本的な感染対策の徹底に、県民の皆様 、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和5年1月26日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を下回る日が続き、約2か月振りに3万人台になる日も見られるなど、減少傾向にあります。
 本県の新規陽性者数も減少傾向にありますが、千人前後で推移をしており、いまだ予断を許さない状況にあります。

 外来診療の受診者数などは、先月のピーク時に比べれば落ち着きを見せていますが、医療現場に負荷がかかっている状況は続いています。
 また、院内クラスターの発生により、外来、救急等の受入れに制限が生じるなど、医療機関の対応力が低下している状況も続いています
 さらに、地域によっては、救急車の受入困難事案が発生するなど、一般医療への影響も生じており、本県の医療提供体制は依然として厳しい状況にあります。
 こうした中、2月5日までを期限とする「福島県医療ひっ迫警報」を発出しています。医療提供体制の状況を改善するためには、新たな感染者を減らしていくことが極めて重要です。県民の皆様におかれては、引き続き「医療機関の負荷を減らす」ための取組、「感染者を減らす」ための取組への御協力をお願いします。

 県内では、新型コロナに加え、インフルエンザも流行しています。感染した場合に備えて検査キットや薬などの準備を行うとともに、他の人に感染させてしまう可能性のある期間や療養が必要な期間を把握し、感染拡大防止に努めてください。
 また、感染対策はどちらも同じです。基本的な感染対策の徹底に加え、症状がある時は外出しない、感染リスクが高い飲食時は、「短時間」で、「大声での会話を控える」など、感染リスクを下げるための取組をお願いします。
 特に、換気の悪い密閉空間では、新型コロナやインフルエンザの感染リスクが高まります。暖房器具を使用しながら換気を行う、窓を少しだけ開けて室内の温度を保ちながら換気をするなど、感染リスクを下げる工夫をお願いします。

 また、この季節は屋内で過ごす時間が多くなるものと思われます。屋内でのマスクの着用は基本的な感染防止対策として重要です。人との距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合などを除いて、正しくマスクを着用するようお願いします。
 特に、会食の場面ではマスクを外す時間も多くなりますので、会話をする際にはマスクを着用するようお願いします。

 新型コロナやインフルエンザの新たな感染者数を減らすことは、重症化リスクのある方や医療従事者の感染機会を減らし、大切な方の命を守ることにつながります。
 新規陽性者数を更に減らし、医療提供体制を維持していくため、引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和5年1月19日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を下回る日が多く、概ね減少傾向となっています。
 県内の新規陽性者数も、再拡大した年明けの状況からは減少傾向にありますが、いまだ高い水準で推移しています。

 外来診療の受診者数なども、先月のピーク時に比べれば、落ち着きを見せておりますが、新規陽性者数が高い水準にあることで、引き続き、医療現場の負担は大きい状況にあります。
 また、院内クラスターの発生により、外来、救急等の受入を制限しなくてはならないなど、医療機関の対応力が低下している状況も継続しています。
 さらに、地域によっては救急車の受入困難事案が発生するなど、一般医療も影響を受けており、本県の医療提供体制は依然として厳しい状況にあります。

 こうした中、先週の本部員会議で「福島県医療ひっ迫警報」の期限を2月5日まで延長しました。
 医療提供体制の状況を改善していくためには、新たな感染者を減らしていくことが極めて重要です。県民の皆様におかれては、引き続き、「医療機関の負荷を減らす」ための取組、「感染者を減らす」ための取組への御協力をお願いします。

 県内では、新型コロナに加え、インフルエンザの流行も始まっています。感染した場合に備えて検査キットや薬などの準備を行うとともに、他の人に感染させてしまう可能性のある期間や療養が必要な期間を把握し、感染拡大防止に努めてください。
 また、感染対策はどちらも同じですので、マスクや手洗いなど、基本的な感染対策の徹底に加え、症状がある時は外出しない、感染リスクが高まる飲食時は、「短時間」で、「大声での会話を控える」、「席は移動しない」など、感染リスクを下げるための取組をお願いします。

 新規陽性者数は減少傾向にありますが、クラスターの発生件数や、死亡者数が全国的に増加しており、依然として予断を許さない状況にあります。
 感染者数を減らすことは、重症化リスクのある方や医療従事者の感染機会を減らし、大切な方の命を守ることにつながります。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

令和5年1月12日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が多く、感染拡大が続いています。
 県内でも、年が明け、特にこの一週間は、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続き、3千人を超える日もあるなど、感染が再拡大しています。

 新規陽性者数が多い状況が続いていることで、外来診療の増加に加え、症状が悪化する方や入院を必要とする方、介護を必要とする方も多くなってきており、医療現場に大きな負担が掛かっています。
 また、濃厚接触者や陽性者となる医療従事者が増加し、外来や病棟のスタッフが不足する状況が継続しているほか、多数の院内クラスターの発生により、外来、救急等の受け入れに制限が生じているなど、医療機関の対応力も低下しています。
 さらには、救急車の受入困難事案が発生し、一般医療への影響も生じており、本県の医療提供体制は依然として厳しい状況が続いています。

 こうした状況を踏まえ、現在発出している「福島県医療ひっ迫警報」の期間を2月5日まで延長することといたします。
 医療体制のひっ迫を防ぐためには、新たな感染者を減らしていくことが極めて重要です。
 県民の皆様においては、「医療機関の負荷を減らす」ための取組、「感染者を減らす」ための取組について、引き続き、御協力をお願いします。

 県内では、新型コロナウイルスの再拡大に加え、インフルエンザの流行も始まっています。お一人お一人が感染対策を徹底し、感染リスクを下げていただくようお願いします。
 まず、新型コロナウイルス感染対策としては、正しいマスクの着用や十分な換気など、基本的な感染対策を今まで以上に徹底していただくとともに、体調が悪い時は外出しない、移動先の感染状況等を確認するなど、普段会わない人と会う場合は、十分に注意してください。
 また、飲食時は感染のリスクが高まります。「短時間」で、「大声での会話を控える」などの感染対策の徹底をお願いします。
 さらに、新型コロナワクチンの早期接種をお願いします。 

 次に、インフルエンザの予防についてです。
 インフルエンザワクチンは重症化防止の効果が期待されますので、予防接種の検討をお願いします。
 インフルエンザは身体の抵抗力が落ちると発症しやすくなります。日頃から、十分な睡眠、バランスの良い食事を心がけ、体調管理に努めましょう。
 さらに、空気が乾燥すると、インフルエンザにかかりやすくなります。加湿器などを使用して、適切な湿度を保つことも効果的です。
 インフルエンザは、発熱から5日間、かつ解熱から2日間は周囲への感染リスクがありますので、感染拡大を防ぐためにも十分注意してください。
 新型コロナウイルスとインフルエンザの感染を防ぐための対策は同じです。引き続き、基本的な感染対策を徹底していただくようお願いします。

 県内では、新型コロナウイルスの感染が再拡大し、医療機関への負荷が大きい状況が続いていることに加え、インフルエンザとの同時流行も懸念されることから、「福島県医療ひっ迫警報」の期間を延長しました。
 こうした状況の中、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療現場で献身的に御尽力をいただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 感染の拡大を防ぎ、医療を守ることは、御自身や大切な方の命と健康を守ることにつながります。感染対策の徹底や医療機関等の適正利用により、日々の新規陽性者を減らし、医療提供体制の負荷を減らすため、引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和5年1月6日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 医療提供体制が極めて厳しい状況にある中、県民の皆様の命と健康を守るため、年末年始も引き続き、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。
 また、感染拡大防止に向けた取組に御理解、御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆さんに深く感謝を申し上げます。

 全国では、年末年始に入り、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を下回る日が続いておりましたが、昨日の発表では22万人を超え、12県で過去最多を更新するなど、感染が再び拡大しています。
 県内の新規陽性者数は、12月16日に「福島県医療ひっ迫警報」を発出して以降、前の週の同じ曜日を下回る日が多く見られましたが、ここ2日間は続けて3千人を超えており、感染が再拡大しています。

 新規陽性者数が多い状況が続き、外来診療の増加に加え、症状が悪化する方や入院を必要とする方、介護を必要とする方も出てきており、医療現場の負担が非常に大きくなっています。
 また、濃厚接触者や陽性者となる医療従事者が増加し、外来や病棟のスタッフが不足しているほか、院内クラスターも多数発生するなど、医療機関の対応力も低下しています。
 さらに、救急車の受入困難事案が発生し、一般医療への影響も生じているなど、本県の医療提供体制は依然として厳しい状況が続いています。

 このため、昨年末に県医師会長、県病院協会長との三者による共同メッセージを発出し、県民の皆様に向け、基本的な感染対策の徹底などについて、呼び掛けを行いました。

 県民の皆様におかれては、共同メッセージや「福島県医療ひっ迫警報」でお願いしている次の二点について、引き続き、御協力をお願いします。
 一点目は、「医療機関の負荷を減らす」ための取組です。外来診療への集中を防ぐため、発熱等の症状が現れた場合には、検査キットを活用して、積極的にセルフチェックを行ってください。
 また、緊急性の高い症状の方や重症の方の命を守るため、救急外来や救急車の適正利用をお願いします。
 さらに、体調不良に備えて、抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬等の事前購入をお願いします。

 二点目は「感染者を減らす」ための取組です。
 まず、オミクロン株対応ワクチンの速やかな接種をお願いします。
 次に、症状がある方と接触した方や、家庭内に症状のある方がいる場合には、御自身に症状がなくても、慎重な行動をとってください。
 また、大人数や長時間にわたる会食への参加は感染リスクが高まります。御自身だけではなく、御家族の体調なども含めて、慎重な判断をお願いします。

 明日から3連休に入ることで、旅行などに伴う人の移動、普段会わない人や大人数での会食などが増え、感染するリスクが高まります。
 例えば、成人式では普段会わない人が集まり、会食する機会もあろうかと思います。そうした場面での感染が、家庭や職場、学校等において広がってしまうおそれがありますので、参加される際には、基本的な感染対策の徹底を改めてお願いします。

 また、来週から多くの小中学校で3学期が始まります。学校や職場における感染拡大を防ぐため、登校や出勤の前にもう一度感染対策の確認をお願いします。
 まず、御自身と同居家族の検温や健康状態のチェックをしてください。
 また、発熱等の症状がある場合には、無理をして出勤しない・登校しない、させないようにするとともに、御自宅でもマスクを着用し、部屋もできる限り分けるなど、感染を拡大させないための対応をお願いします。
 県民の皆様お一人お一人が、「うつさない」「うつらない」という強い危機意識を持って、感染対策を徹底していただくようお願いします。

 県内は、感染が再拡大しており、医療提供体制が極めて厳しい状況が続いています。
 さらに、季節性インフルエンザも3年振りに全国的な流行シーズンに入るなど、新型コロナとインフルエンザとの同時流行も懸念されます。
 こうした中で、感染の拡大を防ぎ、医療を守ることは、御自身や大切な方の命と健康を守ることにつながります。感染対策の徹底や医療機関等の適正利用により、日々の新規陽性者を減らし、医療提供体制の負荷を減らすため、引き続き、県民の皆さん、事業者の皆さんの御理解と御協力をよろしくお願いします。

 

令和4年12月28日(水曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続き、20万人を超える日があるなど、感染の拡大が続いています。
 県内の新規陽性者数は、16日に「福島県医療ひっ迫警報」を発出して以降、前の週の同じ曜日を下回っていますが、今週も3千人前後で推移しており、高止まりの状況が続いています。

 新規陽性者数が非常に多い状況が続いていることで、外来診療や入院を必要とする方、症状が悪化する方や介護を必要とする方も依然として多く、医療現場の負担は非常に大きくなっています。
 また、濃厚接触者や陽性者となる医療従事者の増加により、外来や病棟のスタッフが不足をしているほか、院内クラスターも多数発生するなど、医療機関の対応力も低下しています。
 こうした中、救急車の受入困難事案が各地で発生し、一般医療への影響も生じているなど、医療提供体制は極めて厳しい状況が続いています。

 このため、本日、福島県医師会、福島県病院協会から、直接、現在の医療現場が直面している状況についてお話を伺いました。
 皆様からは、年末年始の医療提供体制の構築など、総力をあげて取り組んでいる中、感染者数が極めて高い水準が続いており、救急など一般医療に重大な影響が生じ、救える命が脅かされている現状についてお話がありました。あわせて、人流が活発になる年末年始に向かうことで、更に医療がひっ迫するのではないかという強い懸念が示されました。
 これらを踏まえ、本日、県医師会長、県病院協会長との三者による共同メッセージを発出し、県民の皆様に向けて、基本的な感染対策の徹底などについて、呼び掛けを行ったところであります。

 共同メッセージでも呼び掛けていますが、県民の皆様には、「福島県医療ひっ迫警報」でお願いしている次の二点について、引き続き御理解と御協力をお願いします。

 一点目は、「医療機関の負荷を減らす」ための取組です。
 外来診療への集中を防ぐため、発熱等の症状が現れた場合には、検査キットを活用して、積極的なセルフチェックを行ってください。
 また、緊急性の高い症状の方や重症の方の命を守るため、救急外来や救急車の適正利用をお願いします。
 さらに、体調不良に備えて、抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬等の事前購入をお願いします。
 二点目は「感染者を減らす」ための取組です。
 まず、オミクロン株対応ワクチンの速やかな接種をお願いします。
 次に、症状がある方と接触した方や症状がある方の同居家族の方は、御自身に症状がなくても、慎重な行動をとってください。
 また、大人数、長時間の会食への参加は感染リスクが高まりますので、御自身はもとより、御家族の体調なども含めて、慎重な判断をお願いします。

 本日発表の新規陽性者数により、月別の感染者数が過去最多となりました。昨年の12月と比べて、桁違いに感染者が多い状況です。
 昨年は、年明けから感染が拡大しており、同様に推移すると、医療への負荷は更に厳しい状況となります。このため、年末年始の最大限の警戒をお願いします。

 まず、これからの時期は、雪による転倒や餅を喉に詰まらせるなど、救急搬送の事例も多くなります。医療提供体制が極めて厳しい状況の中では、救急搬送や医療機関の受診が更に難しくなります。
 このため、悪天候時や混雑する場所への外出は、慎重に判断するとともに、感染を広げないよう、大切な人と会う前には事前に検査を実施するなどの御協力をお願いします。

 次に、帰省に伴う人の移動の増加、普段会わない人や大人数での会食など、普段とは異なる行動が多くなり、感染リスクが高まります。
 県民の皆様お一人お一人が、「うつさない!」「うつらない!」という強い危機意識を持って、感染対策を徹底していただくようお願いします。
 先ほどもお話ししたとおり、県内は、感染者の高止まりにより、医療提供体制が極めて厳しい状況の中で年末年始を迎えます。
 こうした中で、県民の皆様の命と健康を守るため、年末年始も引き続き、感染症対策や医療現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。
 県民の皆様が安心して穏やかに新年を迎えるためにも、感染対策の徹底や医療機関等の適正利用により、医療提供体制の負荷を減らすことが重要です。
 医療を守ることは、御自身や大切な方の命と健康を守ることにつながりますので、引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願します。 

令和4年12月22日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力頂いている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続き、20万人を超える日があるなど、感染拡大が続いています。
 県内では、先週の本部員会議で「福島県医療ひっ迫警報」を発出して以降、新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を下回る日が続いています。しかし、確保病床使用率が60%を超える日もあり、重症者用病床使用率も10%を超えるなど、引き続き、厳しい状況が続いています。

 こうした中、外来診療や入院を必要とする方に加えて、症状が悪化する方や介護を必要とする方も増加をしており、医療現場への負担が急激に増加しています。
 また、濃厚接触者や陽性者となる医療従事者が急増し、外来や病棟のスタッフが不足しているほか、院内クラスターも多数発生しており、医療機関の対応力が低下しています。
 さらに、救急車の受入困難事案が各地で発生をし、一般医療へも影響が生じているなど、医療提供体制は極めて厳しい状況となっています。

 こうしたことから、県民の皆様には、引き続き、「福島県医療ひっ迫警報」で特にお願いしている次の二点について御協力をお願いします。

 一点目は、「医療機関の負荷を減らす」ための取組です。
 外来診療への集中を防ぐため、発熱等の症状が現れた場合には、検査キットを活用して、積極的なセルフチェックを行ってください。
 また、緊急性の高い症状の方や重症の方の命を守るため、救急外来、救急車の適正利用をお願いします。
 さらに、体調不良に備えて、抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬等の事前購入をお願いします。

 二点目は「感染者を減らす」ための取組です。
 まず、オミクロン株対応ワクチンの速やかな接種をお願いします。
 次に、症状がある方と接触した方や症状がある方の同居家族の方は、御自身に症状がなくても、慎重な行動をとってください。
 また、大人数、長時間の会食への参加は感染リスクが高まりますので、御自身はもとより、御家族の体調なども含めて、慎重に判断されるようお願いします。

 次に、陽性者や濃厚接触者となられた場合のお願いです。
 新型コロナウイルスは、症状のある・なしに関わらず、発症日の2日前から他の人に感染させるリスクがあります。陽性となった場合には、濃厚接触者に該当する方に連絡をしてください。
 さらに、症状のある方は、発症日から10日目までは、感染させるリスクがあるため、療養解除後も引き続きマスクを着用する、会食を避ける、高齢者等との接触を避けるなどの感染対策をお願いします。

 また、陽性者の同居家族など、濃厚接触者となられた方は、すでに感染している可能性があります。
 陽性者と最後に接触してから7日目までは発症する可能性があるため、家族同士の接触にも注意が必要です。高齢者や重症化リスクの高い方を守るため、家庭内における感染対策の徹底をお願いします。

 次に、基本対策における見落としがちなポイントとして、「人と人との距離の確保と手洗い・手指消毒」について、あらためて確認をお願いします。
 まず、人と人との距離の確保です。
 人と人との距離はできるだけ2mを確保してください。人との距離が十分確保できない場合には、会話を控えていただくようお願いします。
 次に、手洗い・手指消毒です。
 石けん等を使って、30秒間、丁寧に手を洗いましょう。手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液を有効に活用しましょう。
 県内は、感染者数が非常に多い状況が続き、医療提供体制が極めて厳しい状況にあります。
 このため、「福島県医療ひっ迫警報」を発出していますが、年末年始を迎え、医療体制が更に厳しい状況となることも懸念をされます。
 医療を守ることは、御自身や大切な方の命と健康を守ることにつながります。
 県民の皆様お一人お一人が危機意識を持って感染対策に取り組み、日々の新規陽性者を減らすこと、そして、医療機関等を適正に利用し、医療機関の負荷を低減していくことが極めて重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願します。

令和4年12月16日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続き、19万人を超える日もあるなど、感染拡大が続いています。
 県内でも、今週12日に過去最多となる3,705人の新規陽性者数を記録するなど、いまだ感染のピークが見えない厳しい状況が続いています。

 感染拡大が続き、外来診療や入院を必要とする方が増加をしている中、症状が悪化する方や介護を必要とする方も増加をしており、医療現場の負担が急激に増加しています。
 また、濃厚接触者や陽性者となる医療従事者が急増し、外来や病棟のスタッフが不足しているほか、院内クラスターも多数発生しており、医療機関の対応力が低下しています。
 さらに、救急車の受入困難事案が各地で発生するなど、一般医療へも影響が生じており、医療提供体制は極めて厳しい状況となっています。

 こうした状況を踏まえ、「福島県医療ひっ迫警報」を発出します。
 県民の皆様には、特に次の二点について御協力をお願いします。
 一点目は、「医療機関の負荷を減らす」ための取組です。
 外来診療への集中を防ぐため、発熱等の症状が現れた場合は、検査キットを活用して、積極的なセルフチェックをお願いします。
 また、緊急性の高い症状の方や重症の方の命を守るため、救急外来、救急車の適正利用をお願いします。
 さらに、体調不良に備えて、抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬等の事前購入をお願いします。
 二点目は「感染者を減らす」ための取組です。
 まず、オミクロン株対応ワクチンの速やかな接種をお願いします。
 次に、症状がある方の同居家族や症状がある方と接触した方は、御自身に症状がなくても、慎重な行動をとってください。
 感染していた場合、発症2日前から他の人に感染させるリスクがありますので、濃厚接触者となった方だけでなく、症状がある方と接触した方も人との接触をできるだけ避けるようお願いします。
 また、大人数、長時間の会食への参加は感染リスクが高まります。
 特に、これからの季節は忘年会に加え、クリスマスやお正月で多くの人が集まり、会食をする機会も増えると思われます。御自身はもとより、御家族の体調なども含めて、慎重に判断されるようお願いします。

 県としては、年末年始における外来診療体制の強化に加え、陽性者登録センターやフォローアップセンターの体制も強化します。
 また、検査キット配布センターの1日当たりの配布体制を5,000から8,000キットに拡充するほか、この年末年始には、臨時無料検査拠点をJR福島駅、郡山駅、いわき駅の県内3駅に設置します。
 さらに、オミクロン株対応ワクチンの大規模接種会場を設置します。
 年末年始に向けて、こうした取組を通じて更なる感染拡大の防止と医療提供体制の強化に全力で取り組んでまいります。

 県内は、感染拡大が続き、医療提供体制が極めて厳しい状況にあります。
 このため、本日「福島県医療ひっ迫警報」を発出しました。
 先ほど申し上げた、警報のポイントに加え、医療提供体制の負荷を軽減するため、受診する際には、事前に電話連絡した上で、通常の診療時間内に受診するなど、適切な受診に御協力ください。受診に際しては、まずはかかりつけ医に相談し、かかりつけ医がいない場合には、各相談窓口を御利用ください。
 また、新規陽性者を減らすため、基本的な感染対策の再点検と徹底、二次感染を広げないための取組などの対策を改めてお願いします。さらに、施設や業種別のガイドラインを遵守するなど、施設等に応じた感染対策を講じてください。
 医療を守ることは、御自身や大切な方の命と健康を守ることにつながります。
 県民の皆様お一人お一人が危機意識を持って感染対策に取り組み、日々の新規陽性者を減らすとともに、医療機関等を適正に利用し、医療機関の負荷を低減していくことが必要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願します。                     

令和4年12月8日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、今週に入り、新規陽性者数が再び前の週の同じ曜日を上回り、14万人を超える日もあるなど、感染拡大が続いています。 
 県内でも、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回り、3,000人を超える日があるなど、依然として第7波のピーク時に近い状況が続いています。

 こうした中、入院を必要とする方が増加し、確保病床使用率も6割に近い状況が続いているほか、陽性者や濃厚接触者となり出勤できない医療従事者が増加するなど、医療への負荷がより一層高まっています。
 また、一部地域では救急患者の受入困難事例が発生しており、一般医療への影響も生じています。

 特に、救急車や救急外来は、緊急性の高い症状の方や重症の方の命を守っています。県民の皆さんにおいては、急を要する場合以外の救急車の利用や、検査のためだけの救急外来の利用は控えていただくようお願いします。
 また、医療への負荷を軽減し、必要な方に必要な医療を提供できるよう、次の三点について御協力をお願いします。
 一点目は、抗原定性検査キットによるセルフチェックです。
 あらかじめ、検査キットを購入しておき、感染が疑われる場合には、セルフチェックをお願いします。
 濃厚接触者、または症状がある方は、県で配布している検査キットを活用してください。また、無症状で感染の不安がある方は、無料検査を活用してください。
 なお、検査の結果、陽性となられた方のうち、重症化リスクが低く、軽症の方は、陽性者登録センターへの登録をお願いします。
 二点目は、医療機関の受診時間についてです。
 体調が優れないため、かかりつけ医や診療・検査医療機関を受診したり、相談する場合は、通常の診療時間内にお願いします。
 夜間や休日に、新型コロナウイルス感染症が疑われるような症状がある場合には「受診・相談センター」を、その他の症状に関しては、「夜間救急電話相談」を利用してください。
 三点目は自宅療養中の相談についてです。
 自宅療養中に体調が悪化した場合や、症状に不安がある場合は、県フォローアップセンターへ相談してください。

 次に、これからの季節における感染対策です。
 これからの季節は、気温が更に下がり、体調を崩しやすくなるとともに、人の移動や人が集まる機会が増えることで、感染リスクが高まります。体調が悪い時は外出をしない、お出掛けになる際は、移動先の感染状況等を確認するなど、十分、注意しましょう。
 また、飲食の際には、「短時間」で、「大声での会話は控える」などの感染対策の徹底をお願いします。

 次に、基本的対策の見落としがちなポイントとして、今週は「換気」について確認をお願いします。
 まず、24時間換気システムや換気扇などの機械換気については、スイッチを入れているか、正常に作動しているかなどの確認をお願いします。
 新年に向け、大掃除を行う時期でもありますので、十分、換気が行われるよう、フィルターの清掃等も行ってください。
 自然換気、窓開け換気については、寒いからと疎かにせず、定期的に実施し、空気がこもることがないように注意してください。
 また、エアロゾルの発生が多くなる、人の多い場所から排気して、反対側から外気を取り入れるなど、空気の流れをよく確認し、しっかり換気をしましょう。

 次に、ワクチンの早期接種についてです。
 オミクロン株対応のワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果等が期待されるとともに、今後の変異株に対しても有効である可能性が高いとされており、インフルエンザワクチンとの同時接種も可能となっています。
 初回接種(1回目・2回目)が完了している方で、前回の接種から3か月以上経過していれば接種を受けることができますので、県が実施する大規模接種を利用するなど、是非、今月中にワクチン接種をしていただきますようお願いします。

 県内は第8波の中にあり、新規陽性者数が非常に多い状況が続いていることから、医療提供体制への負荷が一層増しており、一般医療にも影響が生じています。
 こうした中で、県民の皆様の命を守るため、感染症対策や医療の現場で、献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆さんに、改めて、心から感謝申し上げます。
 感染拡大を防ぎ、御自身や大切な方の命と健康を守り、地域医療を支えていくためには、県民の皆様お一人お一人が危機意識を持って感染対策に取り組み、医療機関等を適正に利用していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。                     

令和4年12月1日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力をいただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続き、13万人を超える日もあるなど感染の拡大が続いています。
 県内の新規陽性者数は、今週月曜日、火曜日と前の週の同じ曜日を下回りましたが、3千人前後で推移しており、引き続き第7波のピーク時に近い状況にあります。

 こうした中、入院を必要とされ方が増加し、確保病床使用率も6割に近づいているほか、陽性者や濃厚接触者となり出勤できない医師や看護師が増加しています。
 さらに、救急搬送が難しくなってきている地域もあるなど、医療提供体制への負荷がより一層高まっています。

 特に、救急車や救急外来は、緊急性の高い症状の方や重症の方の命を守っています。そのため、急を要する場合以外に救急車を呼んだり、検査のためだけに救急外来を受診することは控えてください。また、必要な方に必要な医療を提供できるよう、県民の皆様には、次の二点について御協力をお願いします。
 一点目は、抗原定性検査キットによるセルフチェックです。
 あらかじめ、検査キットを購入しておき、感染が疑われる場合には、セルフチェックをお願いします。
 濃厚接触者、または症状がある方は、県で配布している抗原定性検査キットを活用してください。また、無症状で感染の不安がある方は、無料検査を御利用ください。
 検査の結果、陽性となった方のうち、重症化リスクが低く、軽症の方は、陽性者登録センターへ登録をお願いします。
 二点目は、医療機関の受診時間についてです。体調が優れず、かかりつけ医や診療・検査医療機関を受診したり、相談する場合は、通常の診療時間内にお願いします。
 夜間や休日に、新型コロナウイルス感染症が疑われるような症状がある場合には「受診・相談センター」を、その他の症状に関しては、「夜間救急電話相談」を利用してください。

 次に、これからの季節における感染対策です。
 今日から12月に入りました。気温が更に下がり、体調を崩しやすくなるとともに、人の移動や人が集まる機会も増えていきます。普段会わない方と会う機会が増えますので、体調が悪い時は外出をしない、お出掛けになる際は、移動先の感染状況等を確認するなど、十分、注意をしましょう。
 また、飲食時は、感染のリスクが高まります。「短時間」で、「大声での会話は控える」などの感染対策の徹底をお願いします。

 次に、基本的対策の再徹底についてです。
 コロナ禍の生活が長くなっており、油断や慣れが生じやすくなっています。このため、見落としがちなポイントを改めて確認をし、基本に立ち返った感染対策の徹底をお願いします。
 今回は、マスクの使用についてお願いします。
 マスクは、品質が確かなものを使用し、鼻出しマスクや、あごマスクをせず、隙間なくフィットさせるなど、正しく着用してください。
 これからの季節は、会食の機会も増えると思います。会食時であっても、会話をする際にはマスクの着用をお願いします。
 また、マスクを着用していても、密接しての会話や、換気の悪い場所での長時間の会話は感染リスクが非常に高まりますので、御注意ください。

 次に、ワクチンの早期接種についてです。
 オミクロン株対応の2価ワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果等が期待されるとともに、今後の変異株に対しても有効である可能性が高いとされています。
 初回接種(1回目・2回目)が完了している方で、前回の接種から3か月以上経過していれば接種を受けることができます。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能ですので、是非、今月中にワクチン接種をしていただくようお願いします。

 県内は第8波の中にあり、新規陽性者数が非常に多い状況が続いており、医療提供体制への負荷も高まっています。
 こうした中で、新規陽性者を減らし、御自身や大切な方の命と健康を守るためには、県民の皆様お一人お一人が危機意識を持って感染対策を再確認していただくとともに医療機関等を適正に利用していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

令和4年11月24日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が増えており、昨日の発表では13万人を超えるなど、感染拡大が続いています。
 県内の新規陽性者数も二日続けて3,000人を上回るなど、第7波のピーク時に近づいており、本県は正に「第8波」の中にあります。

 こうした中、感染拡大により入院を必要とする方が増えており、確保病床使用率が50%を超えているほか、陽性者や濃厚接触者となり出勤できない医師や看護師が増加しています。
 さらに、救急搬送が厳しくなってきている地域もあるなど、医療提供体制への負荷がより一層高まっています

 このため、必要な方に必要な医療を提供できるよう、引き続き、救急車・救急外来の適正利用に向け、県民の皆様には、特に次の二点について御協力をお願いします。
 一点目は、抗原定性検査キットでのセルフチェックです。
 検査キットを事前に購入しておき、感染が疑われる場合に、セルフチェックをお願いします。
 濃厚接触者、または症状がある方は、県で配布している抗原定性検査キットを活用してください。また、無症状で感染の不安がある方は、無料検査を御利用ください。
 なお、検査の結果、陽性となった方のうち、重症化リスクが低く、軽症の方は、陽性者登録センターへの登録をお願いします。
 二点目は、医療機関の受診時間についてです。体調が優れず、かかりつけ医や診療・検査医療機関を受診したり、相談する場合は、通常の診療時間内にお願いします。
 夜間や休日に、新型コロナウイルス感染症が疑われるような症状がある場合には「受診・相談センター」を、その他の症状に関しては、「夜間救急電話相談」を利用してください。

 県内は第8波の中にあり、感染の拡大が続いています。ちょっとした油断や慣れから、御家族、友人などへの感染につながり、さらに医療従事者や重症化リスクのある高齢者等への感染につながるおそれがあります。
 感染の連鎖を断ち切るためには、「基本的感染対策の再徹底」と「二次感染を広げない取組」が極めて重要です。「自分だけは大丈夫なはず」と思い込まず、基本に立ち返って対策を徹底してください。
 まず、場面に応じたマスクの着用、手洗い・消毒、こまめな換気など基本的な感染対策を徹底してください。
 加えて、二次感染を広げない取組として、陽性となった場合は、発症2日前までに、一緒に会食した方など、濃厚接触者に当たる方へ必ず連絡をしてください。
 濃厚接触者となった場合は、5日間は自宅待機を徹底し、7日間が経過するまでは慎重な行動を取るようお願いします。

 次に、これからの季節における感染対策です。
 これからの時期は、気温が更に下がり、体調を崩しやすくなるとともに、人の移動や人が集まる機会も増えてきます。普段会わない人とも会う機会が増えますので、体調が悪い時は外出をしない、お出掛けになる際は、移動先の感染状況等を確認するなど、十分注意しましょう。
 また、飲食の際には、感染のリスクが高まります。「短時間」かつ、「会話の時はマスクを着用する」などの感染対策の徹底をお願いします。

 次に、ワクチンの早期接種についてです。
 オミクロン株対応の2価ワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果等が期待されるとともに、今後の変異株に対しても有効である可能性が高いとされています。
 初回接種(1回目・2回目)が完了している方で、前回の接種から3か月以上経過していれば接種を受けることができます。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能ですので、是非、年内にワクチン接種をしていただくようお願いします。

 県内では、感染が急拡大しており、医療提供体制への負荷が急激に増しています。
 こうした中で、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で、献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 感染の連鎖を断ち切り、御自身や大切な方の命と健康を守るとともに、地域医療を支えていくためには、県民の皆様お一人お一人が感染拡大への危機意識を持って「基本的な感染対策」と「二次感染を広げない取組」を徹底していただくとともに、医療機関等を適正に利用していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

 

令和4年11月17日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、新規陽性者数が2日続けて10万人を超えるなど、感染が拡大しています。
 福島県においても、新規陽性者数が2,500人を上回る日が続くなど、感染者が急増しており、福島県は「第8波」に入ったと考えられます。

 感染拡大により入院を必要とする方が増えており、確保病床の使用率が40%を超えているほか、陽性者や濃厚接触者となり出勤できない医師や看護師が増加しています。
 さらに、救急搬送が厳しくなってきている地域もあるなど、医療提供体制への負荷が急速に高まっています。

 このため、必要な方に必要となる医療を提供できるよう、救急車・救急外来の適正利用に御協力をお願いします。
 濃厚接触者または症状がある方は、配布している抗原定性検査キットを御活用ください。また、無症状であっても感染に不安がある方は、無料検査を御利用ください。
 体調が優れない場合、まずは、通常の診療時間内に、かかりつけ医や診療・検査医療機関を受診したり、相談をしていただくようお願いします。
 夜間や休日で受診を迷われるような場合には、新型コロナウイルス感染症であれば受診・相談センター、それ以外に関しては、夜間救急電話相談の御利用をお願いします。

 県内は第8波に入り、感染が急拡大しています。ちょっとした油断や慣れから、御家族、友人などへの感染につながり、さらには医療従事者や重症化リスクのある高齢者等への感染につながるおそれがあります。
 感染の連鎖を断ち切るためには、「基本的感染対策の再徹底」と「二次感染を広げない取組」が極めて重要です。自分だけは大丈夫だと考えずに、基本に立ち返って対策をお願いします。
 まず、場面に応じたマスクの着用、手洗い・消毒、こまめな換気、人と人との距離の確保や、発熱の症状などがある場合は外出しない、また、早期にワクチンを接種するなど、基本的な感染対策を徹底してください。
 次に、二次感染を広げない取組として、特に次の2点をお願いします。
 1点目は、陽性となった場合は、発症2日前まで共に会食した方など、濃厚接触者に当たる方へ必ず連絡してください。
 2点目は、濃厚接触者となった場合、5日間は自宅待機を徹底し、7日間が経過するまでは慎重な行動を取ってください。

 繰り返しになりますが、感染を拡げないためには、基本的感染対策の徹底が重要です。改めて次の2点をお願いします。
 1点目は、マスクと換気についてです。
 会話を伴う行動は、感染リスクが高まります。会話を行う際には、屋内外を問わずマスクを正しく着用してください。
 加えて、機械換気装置などの常時換気等により十分な換気量を確保するようお願いします。
 換気によって室内温度が下がるような場合には、暖かい服装で体温調節を行いながら、体調を崩さないよう注意をして、しっかり換気を行いましょう。

 2点目は、ワクチンの早期接種についてであります。
 オミクロン株対応の2価ワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果等が期待されるとともに、今後の変異株に対しても有効である可能性が高いとされています。
 初回接種(1回目・2回目)が完了している方で、前回の接種から3か月以上経過をしていれば接種を受けることができます。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能ですので、是非、年内に、オミクロン株対応2価ワクチンを接種いただくようお願いします。

 県内では、感染が急拡大しており、医療提供体制への負荷が急激に増しています。
 こうした中で、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で、献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。
 地域医療を支え、御自身や大切な方の命と健康を守るために、県民の皆様お一人お一人が強い警戒感をもって、「基本的な感染対策」と「二次感染を広げない取組」を徹底していただくとともに、医療機関等を適正に利用していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和4年11月10日(木曜日)県民の皆様へ知事メッセージ

 全国では、新規陽性者数が8万人を超える日があるなど、感染拡大の傾向が続いています。特に冷え込みが厳しい北海道・東北地方などで、人口10万人当たりの新規陽性者数が多い状況が続いています。
 福島県における新規陽性者数も、今週に入り2日連続で二千人を上回るなど、感染が急速に再拡大しています。
 このため、県民の皆様においては、引き続き、基本的な感染対策を徹底していただきますようお願いします。

 感染者は全ての年代で増加しています。特に、直近1週間の10代の感染者数が二千人を超えており、若者の感染が急拡大しています。感染者が増加をすることで、医療に大きな負荷がかかるとともに、重症化する方も増えることから、若者を始めとした感染者の数を減らすことが重要です。
 御自身や大切な方を感染から守るためにも、学校生活や御家庭における基本的な感染対策の再徹底をお願いします。

 次は、マスクと換気についてです。
 会話を伴う行動は、感染リスクが高まります。会話を行う際には、屋内外を問わずマスクを正しく着用してください。加えて、機械換気装置などの常時換気等により十分な換気量を確保するようお願いします。
 換気によって室内温度が下がるような場合は、暖かい服装で体温調節を行いながら、しっかり換気を行いましょう。

 また、オミクロン株対応の2価ワクチンは、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果等が期待されるとともに、今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いとされています。
 初回接種(1回目・2回目)が完了している方で、前回の接種から3か月以上経過していれば接種を受けることができます。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能ですので、是非、年内に、オミクロン株対応2価ワクチンを接種をしていただくようお願いします。

 感染再拡大の局面において、感染を抑え込むためには感染の連鎖を断ち切らなければなりません。
 そのためには、県民の皆様お一人お一人の「基本的感染対策の徹底」と「二次感染を広げない取組」が極めて重要です。自分だけは大丈夫だと考えることなく基本に立ち返って対策をお願いします。
 まず、場面に応じたマスクの着用、手洗い・消毒、こまめな換気、人と人との距離の確保や、発熱の症状などがある場合は外出しない、早期にワクチンを接種するなど、改めて基本的な感染対策を徹底してください。
 次に、二次感染を広げない取組として、特に次の2点をお願いします。
 1点目は、陽性となった場合には、発症2日前までに共に会食をした方など、濃厚接触者にあたる方へ必ず連絡してください。
 2点目は、濃厚接触者となった場合、5日間は自宅待機を徹底し、7日間が経過するまでは慎重な行動を取ってください。

 県内では、感染が再び急拡大しており、病床使用率も50%を超えるなど、医療提供体制への負荷が日に日に増しています。
 こうした中で、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 御自身や大切な方の命と健康を守り、地域医療を守るため、県民の皆様お一人お一人が強い警戒感をもって、「基本的な感染対策」と「二次感染を広げない取組」を徹底していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

令和4年11月4日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

  はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
  また、県民の皆様、事業者の皆様においては、日々の様々な場面において、感染拡大防止への御理解、御協力を頂いております。ありがとうございます。

  全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続くなど、感染拡大の傾向が見られております。特に秋が深まった東北地方など気温の低い地域では、人口10万人当たりの新規陽性者数が多い状況となっています。
  福島県における新規陽性者数も、今週に入り2日連続で、千五百人を超えるなど、感染が再拡大しています。
  このため、県民の皆様においては、引き続き、基本的な感染対策を徹底されるようお願いします。

  この冬は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が懸念をされています。このため、特に「予防」と「備え」が必要となります。 
  まず「予防」についてです。新型コロナワクチンを接種することで、発症予防や感染予防など一定の効果が期待されています。オミクロン株対応のワクチン接種も始まっています。まだお済みでない方は、速やかな接種をお願いします。
  併せて、季節性インフルエンザの重症化予防のため、インフルエンザワクチンについても、早めの接種をお願いします。

  次に「備え」です。感染しても慌てずに自宅療養等ができるよう、薬や抗原検査キット、日持ちする食料などの備蓄をお願いします。
  なお、備蓄には、「ローリングストック」という方法があります。日常生活のなかで備蓄品を上手に使用しながら、常に新しいものと入れ替えていくことで、感染した場合の備えとしてだけでなく、防災対策や食品ロス対策等にもつながります。日頃からの備えを進めていきましょう。

  次に、換気についてのお願いです。
  朝晩の冷え込みが厳しくなり、換気がおろそかになってしまいがちですが、感染リスクを低減するためには、効果的な換気が重要です。
  機械換気装置による常時換気や2方向の窓開け換気等により、十分な換気量を確保してください。定期的な点検やフィルタの清掃等もお願いします。
  また、空気の流れに対して平行にパーティションを配置するなど、空気の流れに配慮した効果的な換気を行いましょう。

  先ほどもお話をしたとおり、県内では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続くなど、感染が再拡大しています。病床使用率も上昇していることから、医療提供体制への負荷が再び増加することが懸念をされます。
  このため、県民の皆様お一人お一人が警戒感をもって、様々な場面で、換気など基本的な感染対策を徹底していただくとともに、季節性インフルエンザとの同時流行を見据えた「予防」と「備え」を進めていただくことが重要です。

  引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

令和4年10月27日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続いております。
 福島県における新規陽性者数も、約1か月振りに千人を超えるなど、リバウンドの兆候が見られ、いまだ予断を許さない状況にあります。
 このため、県民の皆様におかれては、気を緩めることなく、基本的な感染対策に努めていただきますようお願いします。

 まず、換気についてのお願いです。
 朝晩の冷え込みが厳しくなり、換気がおろそかになってしまいがちですが、感染拡大防止には、効果的な換気による感染リスクの低減が重要です。
 機械換気装置による常時換気や2方向の窓開け換気等により、十分な換気量を確保してください。定期的な点検やフィルタの清掃等もお願いします。
 また、空気の流れに対して平行にパーティションを設置するなど、効果的な換気を行い、感染を防ぎましょう。

 次に、秋の行楽シーズン時における感染対策です。
 行楽等でお出掛けになる際は、感染リスクも高まりますので、「体調が悪い時は人と会わない」、飲食の際は、「短時間」で、「大声での会話は控える」などの感染対策の徹底をお願いします。
 また、お祭りやイベントでは、開催時はもとより、準備や打ち上げ等で感染することがないよう、十分に注意をお願いします。

 次に、ワクチン接種についてのお願いです。
 ワクチンを接種することで、発症予防や感染予防など一定の効果が期待されています。オミクロン株対応のワクチン接種も始まっておりますので、まだ接種がお済みでない方は、御自身や大切な方を感染から守るためにも、速やかな接種をお願いします。

 県内では、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続くなど、増加傾向にあります。
 感染の再拡大を招かないためにも、お一人お一人が決して警戒を緩めることなく、様々な場面で、換気など基本的な感染対策を徹底していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いいたします。

令和4年10月20日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、直近一週間の新規陽性者数が、上昇に転じています。
 福島県における新規陽性者数も、前の週の同じ曜日を上回る日が増えるなど、予断を許さない状況にあります。
 このため、県民の皆様におかれては、気を緩めることなく、引き続き、基本的な感染対策に努めていただきますようお願いします。

 まず、事業所における感染対策についてのお願いです。  
 感染拡大防止と社会経済活動の両立に向け、引き続き、手指消毒やマスクの正しい着用、十分な換気などの基本的対策を徹底するとともに、在宅勤務等、人と人との接触を減らす取組をお願いします。
 また、従業員等の日々の健康管理を徹底し、休みやすい環境をつくるなど、職場内で感染が拡がらないよう十分注意しましょう。
 なお、感染者・濃厚接触者となられた方については、定められた療養期間・待機期間が終了した後は、他人へ感染させる可能性が極めて低くなっていることから、改めて検査をする必要はありません。
 このため、従業員の方が勤務を再開するに当たり、陰性証明書等の提出を求めないよう、御協力をお願いします。

 次に、秋の行楽シーズンにおける感染対策です。
 お祭りや行楽等でお出掛けになる機会も多くなり、いつもと違う行動をとることで、感染リスクも高まりますので、特に次の3点に注意をしてください。
 1つ目は、「体調が悪い時は人と会わない」、「マスクを正しく着用する」、「人と人との距離を確保する」など、基本的な対策の徹底をお願いします。
 2つ目は、飲食時は感染リスクが高まりますので、「短時間」、「距離を取る」、「会話時はマスクを着用する」、「大声での会話は控える」などの対策をお願いします。

 3つ目は、お祭りやイベントの前後における感染対策です。
 イベント開催時はもとより、事前準備や反省会等で集まる際にも、感染することがないよう、見る側や参加する側だけでなく、運営する側も、しっかり対策を講じていただくようお願いします。

 加えて、ワクチンの接種がお済みでない方は、御自身や大切な方を感染から守り、感染拡大を防止するためにも、速やかな接種をお願いします。

 県内では、新規陽性者数にリバウンドの兆候が見られ、予断を許さない状況にあります。
 感染拡大の防止と社会経済活動の両立を図るためには、お一人お一人が警戒を緩めることなく、様々な場面で基本的な感染対策を徹底していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いいたします。

令和4年10月12日(水曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 また、県民の皆様、事業者の皆様においては、日々の様々な場面において、感染拡大防止への御理解と御協力を頂いています。皆様ありがとうございます。

 全国では、新規陽性者数が2万人を下回る日もあるなど、減少傾向が続いています。
 一方、福島県においては、連続して前の週の同じ曜日を上回る日が見られ、昨日の新規陽性者数は千人に迫るなど、下げ止まりの傾向が見られます。
 そのため、県民の皆様においては、気を緩めることなく、引き続き、基本的な感染対策に努めていただきますようお願いします。

 まず、旅行等の移動時における感染対策についてです。
 昨日(10月11日)から全国旅行支援が始まりました。本県でも『福島県「来て。」割』を開始したことから、今後、旅行等で移動する機会が多くなると思います。
 移動時は感染リスクが高まりますので、御自身の体調管理はもちろん、移動中の車内でもマスクの正しい着用や換気など、感染防止対策の徹底をお願いします。
 また、出発前に、行き先の感染情報を確認するとともに、混雑する場所や感染リスクの高い場所では十分注意するようにしてください。
 旅行等からお帰りになられた後も、1週間程度は特に注意をするなど、引き続き、感染対策をお願いします。

 次に、秋の行楽シーズンにおける感染対策です。
 お祭りや行楽等でお出掛けになる機会も多くなることと思います。いつもと違う行動をとることにより、感染リスクも高まりますので、特に次の3点に注意をしてください。
 1つ目は、普段会わない人と会う機会が多くなりますので、「体調が悪い時は人と会わない」、「マスクを正しく着用する」、「人と人との距離を確保する」などの対策をお願いします。
 2つ目は、飲食時は感染リスクが高まりますので、「短時間で行う」、「距離を取る」、「会話時はマスクを着用する」、「大声での会話は控える」などの対策をお願いします。
 3つ目は、お祭りやイベントの前後における感染対策です。
 イベント開催時はもとより、事前準備や反省会等で集まる際にも、感染することがないよう、見る側や参加する側だけでなく、運営する側も、しっかり対策を講じていただくようお願いします。

 加えて、ワクチン接種がお済みでない方は、御自身や大切な方を感染から守り、感染拡大を防止するためにも、速やかな接種をお願いします。 

 全国では、新規陽性者の減少傾向が続いている一方で、県内では下げ止まりの傾向も見られます。
 そうした中で、昨日より、外国人観光客への水際対策が緩和をされ、全国旅行支援もスタートしています。
 これから、旅行や行楽、イベント等にお出かけになる機会が多くなると思いますが、社会経済活動との両立に向け、様々な場面でお一人お一人が気を緩めることなく、基本的な感染対策を徹底していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和4年10月6日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力をいただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 県民の皆様、事業者の皆様におかれましては、日々の様々な場面において、感染拡大防止への御理解、御協力を頂いています。ありがとうございます。

 全国では、新規陽性者数が3万人を下回る日もあるなど、減少傾向が続いていますが、減少のスピードは緩やかになっています。
 本県においても、先月22日以降、1日当たりの新規陽性者数が千人を下回る日が続いていますが、前の週の同じ曜日を上回る日があるなど、下げ止まりの傾向も見られており、いまだ予断を許さない状況にあります。
 このため、県民の皆様には、引き続き、基本的な感染対策に努めていただきますようお願いします。

 まず、学校行事における感染対策についてであります。
 10月に入り、多くの学校で、運動会やスポーツ大会等の実施が予定されていると思います。
 こうした際には、十分な換気や適時適切なマスクの着用といった基本的な感染対策の徹底をお願いします。特に、休憩や着替え、移動時など、場面の切り替わりの際に感染リスクが高まりますので、十分注意してください。
 また、遠足等の校外活動の際にも、基本的な感染対策をお願いします。昼食や休憩の際には特に注意が必要です。感染対策をしながら、楽しい思い出を作ってください。

 次に、イベントにおける感染対策です。
 この週末も3連休となり、県内各地で多くのイベントが開催されます。
 お祭りや行楽等でお出かけになる機会も多くなることと思います。いつもと違う行動をとることにより、感染リスクも高まりますので、特に次の3点に注意をしてください。
 1つ目は、普段会わない人と会う機会が多くなりますので、「体調が悪い時は人と会わない」、「マスクを正しく着用する」、「人と人との距離を確保する」などの対策をお願いします。
 2つ目は、飲食時は感染リスクが高まりますので、「短時間で行う」、「距離を取る」、「会話時はマスクを着用する」、「大声での会話は控える」などの対策をお願いします。
 3つ目は、お祭りやイベントの前後における感染対策です。
 イベント開催時はもとより、事前準備や反省会等で集まる際にも、感染することがないよう、見る側や参加する側だけでなく、運営する側も、しっかり対策を講じていただくようお願いします。

 加えて、ワクチン接種がお済みでない方は、御自身や大切な方を感染から守り、感染拡大を防止するためにも、速やかな接種をお願いします。

 繰り返しになりますが、現在、全国的に新規陽性者数の減少が続いているものの、その傾向は緩やかになっており、県内では下げ止まりの傾向も見られます。
 「行動制限がない」ことは「感染リスクの高い行動をしてもよい」ということではありません。感染を拡大させないためにも、学校行事や地域のイベント等を始めとする様々な場面で、県民の皆様お一人お一人が、気を緩めることなく基本的な感染対策を徹底していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

令和4年9月30日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 そして、県民の皆様、事業者の皆様においては、日々の様々な場面において、感染拡大防止に御理解、御協力を頂いております。ありがとうございます。

 全国では、8月下旬以降、新規陽性者数が減少傾向にありますが、減少のスピードが鈍化しています。
 本県においても、新規陽性者数が1,000人を下回る日が続いていますが、前の週の同じ曜日を上回る日もあるなど、下げ止まりの傾向も見られ、いまだ予断を許さない状況が続いています。
 このため、県民の皆様には、引き続き、感染対策に努めていただきますようお願いいたします。

 まず、全数届出の見直し後における感染対策についてです。
 今週26日から、全国一律に発生届出の対象者が限定されましたが、感染対策はこれまでと同様です。
 陽性者となった場合は、保健所への届出の対象か否かに関わらず、全ての方に外出の自粛をお願いします。濃厚接触者の方は、原則、自宅で待機してください。
 また、自己検査や薬局等での無料検査で陽性となった方のうち、重症化リスクが低く、軽症である場合は、医療機関を受診せずに陽性者として登録できる「福島県陽性者登録センター」を御活用ください。

 次に、秋のイベントでの感染対策です。
 明日から10月となります。地域のお祭りや行楽でお出かけになる機会も多くなると思います。いつもと違う行動をとることにより、感染リスクも高まりますので、特に次の3点について、気を付けてください。

 1つ目は、普段会わない人と会う機会が多くなりますので、「体調が悪い時は人と会わない」、「マスクを正しく着用する」、「人と人との距離を確保する」などの対策をお願いします。
 2つ目は、飲食時は感染リスクが高まりますので、「短時間で行う」、「距離を取る」、「会話時はマスクを着用する」などの対策をお願いします。
 3つ目は、お祭りやイベントの前後における感染対策です。
 主催者や参加者が、事前準備や反省会等で集まる際にも感染リスクが高まりますので、しっかり感染対策をとっていただくようお願いします。

 加えて、ワクチン接種がお済みでない方は、御自身や大切な方を感染から守り、感染拡大を防止するためにも、速やかな接種をお願いします。

 現在、県内も含め、全国的に新規陽性者数の減少が緩やかになっています。
 第7波の収束を早期に実現するためにも、お一人お一人が警戒を緩めることなく、様々な場面で「基本対策」に取り組んでいただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和4年9月22日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、連休中も、感染症対策や  医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、改めて、深く敬意と感謝の意を表します。
 また、感染拡大防止のため、日々御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆様、ありがとうございます。

 全国の1日当たりの新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を下回る日が続き、約2か月振りに3万人台になる日も見られるなど、減少傾向にあります。
 本県でも、1日当たりの新規陽性者数が、9月6日以降、連続して前の週の同じ曜日を下回るなど、減少傾向にありますが、昨日の新規陽性者数は 1,000人を超えており、いまだ油断できない状況が続いています。
 このため、県民の皆様には、引き続き、感染対策に努めていただくようお願いします。

 特に、明日から3連休という方も多いと思います。お彼岸や行楽でお出かけになるなど、いつもと違う行動をとることにより、感染リスクも高まります。
 そのため、次の2点について、特に気をつけていただきたいと思います。
 1つ目は、普段会わない人と会う機会が多くなりますので、体調が悪い時は人と会わない、マスクを正しく着用する、人と人との距離を確保するなどの対策をお願いします。
 2つ目は、飲食時は感染リスクが高まりますので、短時間で行う、距離を取る、会話時はマスクを着用するなどの対策をお願いします。
 お彼岸を迎え、親戚等が多く集まる場合は、特に注意してください。
 また、お店を選ぶ際には、感染防止対策の徹底された認定店を利用してください。 

 加えて、医療を守る対策も引き続き重要です。
 新型コロナウイルス感染症の疑いがあり、医療機関を受診される際には、緊急を要する場合を除き、平日の診療時間内に受診いただくとともに、重症化リスクが低く、軽症である場合は、「福島県陽性者登録センター」を利用するなど、地域医療への負荷を減らすための御協力をお願いします。

 また、ワクチン接種がお済みでない方は、御自身や大切な方を感染から守り、感染拡大を防止するためにも、速やかな接種をお願いします。

 県内の新規陽性者数は、全体として減少しているものの、いまだ高い水準にあります。
 このため、お一人お一人が、連休の間、あるいは学校生活など様々な場面で、感染リスクの高い行動を控え、しっかりと基本的な感染対策を継続していただくことが重要です。
 また、来週26日から、全国一律により発生届出の対象者が限定されますが、届出の有無にかかわらず、県民の皆様が安心して療養できるよう支援を継続してまいります。なお、陽性者となった場合には、これまでどおり療養期間中の外出自粛をお願いします。
 地域医療を守り、御自身や大切な方の命や健康を守るためにも、引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和4年9月15日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様、そして、シルバーウィークの連休中も引き続き御対応いただく皆様に、改めて、敬意と感謝の意を表します。
 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、前の週の同じ曜日を下回る日が続くなど減少傾向にあります。
 本県においても、新規陽性者数は、依然として第6波のピーク時と比べて高い水準にあるものの、前の週の同じ曜日を下回る日が続くなど、減少傾向が続いています。
 本県では、医療従事者の感染等によるスタッフの減少や病床使用率の上昇により、医療提供体制が危機的な状況にありましたが、新規陽性者数が減少し、確保病床の使用率が「BA.5対策強化宣言」の発出の目安となる50%を下回っているほか、陽性者や濃厚接触者となり出勤できない医療スタッフも減少しています。
 こうした状況を総合的に勘案し、「福島県医療非常事態宣言」、そして、 「BA.5対策強化宣言」を兼ねた「福島県感染拡大警報強化版」を19日で終了し、基本対策に移行することとします。
 この間、県民の皆様、事業者の皆様には、感染拡大の防止に向けて、御理解、御協力をいただきました。ありがとうございます。
 一方、現在も新規陽性者数が第6波のピークを大幅に上回る状況であります。このため、引き続き、医療を守る対策や基本的な感染対策を実施していただくことが必要です。
 まず、医療体制を守るため、医療機関を受診する際は、緊急を要する場合を除き、平日の診療時間内に受診いただくとともに、重症化リスクが低く軽症である場合は、「福島県陽性者登録センター」を利用するなど、地域医療への負荷を減らすための御協力をお願いします。
 次に、これからお彼岸や秋の行楽シーズンを迎えます。いつもと違う行動をすることにより、感染リスクが高まりますので、特に次の2点に気をつけてください。
 1つ目は、普段会わない方と会う機会が多くなります。
 体調が悪い時は人と会わない、マスクを正しく着用する、人と人との距離を確保するなどの対策をお願いします。
 2つ目は、飲食時は感染リスクが高まりますので、短時間で行う、距離を取る、会話時はマスクを着用するなどの対策をお願いします。
 お彼岸を迎え、親戚等が多く集まる場合は、特に注意をお願いします。
 また、お店を選ぶ際には、感染防止対策の徹底された認定店を利用してください。
 次に、学校等における感染対策です。
 お子さんの年代で感染者数が増えています。発熱や咳等の症状が少しでもある場合には、登校や登園を控えていただくとともに、御家族に症状がある場合は、登校や登園について学校等に御相談ください。
 また、学校等で、学習活動や部活動、課外活動を行う際には、感染対策に十分注意をしていただきますようお願いします。 
 県内の新規陽性者数は、全体として減少しているものの、いまだに高い水準にあります。
 「福島県医療非常事態宣言」と、「福島県感染拡大警報強化版」は19日をもって終了しますが、これは対策を緩めるということではありません。
 地域医療を守り、御自身や大切な方の命と健康を守るためにも、県民の皆様お一人お一人が、連休中や学校生活など様々な場面で、感染リスクの高い行動を控え、しっかりと基本的な感染対策を継続していただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

令和4年9月8日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、前の週の同じ曜日を下回る日が続くなど減少傾向にあるものの、引き続き高い水準で推移しています。
 本県においても、新規陽性者数は、8月下旬以降、全国と同様に減少傾向にありますが、今週に入り、前の週の同じ曜日を上回る日も見られるなど、減少幅は緩やかなものとなっており、依然として第6波のピーク時と比べて大幅に高い水準にあります。
 また、直近のゲノム解析の結果では、オミクロン株BA.5系統の割合が99%となっており、ほぼすべてが感染力の強い株に置き換わっています。
 本県では、新規陽性者数の大幅な増加と医療従事者の感染等によるスタッフの減少により、医療提供体制が危機的な状況にあったことから、8月12日に「福島県医療非常事態宣言」と、「BA.5対策強化宣言」を兼ねた「福島県感染拡大警報強化版」を発出しました。
 宣言の発出から約4週間が経過をし、県民の皆様や事業者の皆様の御協力により、病床使用率は50%を下回ってきています。しかしながら、一部の地域では新規陽性者数が増加するなど、依然として医療提供体制への負荷は大きく、予断を許さない状況にあります。
 このため、県民の皆様におかれては、医療機関を受診する際は、緊急を要する場合を除き、平日の診療時間内に受診いただくとともに、重症化リスクが低く軽症である場合は、「福島県陽性者登録センター」を利用するなど、地域医療への負荷を減らすための御協力を引き続き、よろしくお願いします。
 現在、県民の約100人に1人が新型コロナウイルス感染症で療養しています。誰もがいつ、どこで感染してもおかしくない状況にあります。
 このため、県民の皆様におかれては、次の2点について御協力をお願いします。
 一つ目は、少しでも感染の疑いがある場合には、早めに検査をし、感染の有無を確認してください。
 濃厚接触者となった場合や発熱・咳等の症状が少しでもあり、普段と体調が異なる場合は、「検査キット配布センター」で無料配布している、抗原定性検査キットを活用し、検査していただくようお願いします。
 また、現在、症状は無いものの、いつもと違う行動をした場合や、濃厚接触者には該当しないものの、感染の不安があるという方は、薬局や医療機関で実施できる無料検査を御活用ください。
 二つ目は、家庭内で感染を拡げないための対策です。
 感染している可能性がある場合や、検査後に感染結果が判明するまでの間は、家の中でも会話など場面に応じてマスクを着用する、距離を十分確保して可能な限り生活空間を分ける、2か所の窓を常時開けて十分な換気を行うなど、感染対策の徹底をお願いします。
 同居者に高齢者や重症化リスクの高い方、医療従事者がいらっしゃる場合は、特に注意してください。
 県内の新規陽性者数は、全体として減少傾向にあるものの、いまだ高い水準にあるなど、感染拡大が継続をしており、医療提供体制を維持することが困難な状況が続いています。
 こうした中、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から敬意と感謝の意を表します。
 地域医療を守り、御自身や大切な方の命と健康を守るためにも、この感染の波を一日も早く抑え込む必要があります。そのためには、様々な場面で強い危機意識を持ち、「感染拡大警報強化版」でお示しをした9つの対策に取り組んでいただくことが重要です。
 引き続き、県民の皆様お一人お一人が、しっかりと感染対策をとっていただくようお願いします。

令和4年9月1日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、前の週の同じ曜日を下回る日が続くなど減少傾向にあるものの、引き続き高い水準で推移しています。
 本県においても、全国と同様に、新規陽性者数が前の週の同じ曜日を下回る日が続いており、減少傾向が見られるとはいえ、第6波のピーク時と比べると、大幅に高い水準にあります。

 また、直近のゲノム解析の結果では、オミクロン株BA.5系統の割合が99%となっており、ほぼすべてが感染力の強い株に置き換わっています。

 本県では、現在、新規陽性者数の大幅な増加や医療従事者等の感染によるスタッフの減少などにより、医療提供体制が危機的状況にあることから、「福島県医療非常事態宣言」と、「BA.5対策強化宣言」を兼ねた「福島県感染拡大警報強化版」を発出しています。
 県民の皆様におかれては、医療機関を受診する際は、緊急を要する場合を除き、平日の診療時間内に受診いただくとともに、重症化リスクが低く軽症の方は、新たに設置した「福島県陽性者登録センター」を利用するなど、引き続き、地域医療への負荷を減らすための御協力をお願いします。
 また、感染者数が高止まりの状況にあることから、改めて県民の皆様お一人お一人が、感染対策を徹底していただくことが重要です。
 このため、特に次の2点について御協力をお願いします。

 一つ目は、学校等における感染対策です。
 学校等においてクラスターを発生させないよう、発熱や咳等の症状が少しでもある場合には、登校や登園を控えていただくとともに、御家族に症状がある場合にも、登校や登園について学校等に御相談いただくようお願いします。
 マスク着用が推奨されていない園児等の場合は、御家族に少しでも症状があれば、本人の症状の有無に関わらず、登園を控えるようにしてください。

 また、学習活動や部活動などを行う際には、マスクの正しい着用、人と人との距離の確保、十分な換気など、感染対策の徹底をお願いします。

 二つ目は、事業所における感染対策です。
 事業所でクラスターが発生すると事業活動に大きな支障が出てしまいます。
 そのため、「感染防止と社会経済活動の両立」に向けて、しっかりと感染対策をとっていただくよう、改めてお願いします。
 まず、手指消毒やマスクの正しい着用、十分な換気等の基本的対策が重要です。
 さらに、在宅勤務など、人と人との接触を減らす取組も効果的です。
 職場内に感染を拡げないよう、従業員等の日々の健康管理を徹底するとともに、休みやすい環境づくりをお願いします。
 また、医療機関等への負担を増やさないため、感染者・濃厚接触者となった従業員の休暇取得や勤務の再開に当たり、証明書の提出を求めないよう御協力をお願いします。

 県内では、新規陽性者数がいまだ高い水準にあるなど、感染拡大が継続しており、医療提供体制を維持することが困難な状況が続いています。
 こうした中、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御努力を続けている医療関係者の皆様に、心から敬意と感謝の意を表します。
 この感染拡大を一日も早く抑え込むためには、学校や事業所も含めた様々な場面で、県民の皆様お一人お一人が強い危機意識を持って「感染拡大警報強化版」でお示しした9つの対策に取り組んでいただくことが重要です。
 地域医療を守ることは、御自身と大切な方の命と健康を守ることにつながります。引き続き、県民の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。

令和4年8月26日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、今月19日に過去最多となる26万人を超える新規陽性者が確認され、今週に入っても、20万人を超える日が続くなど、依然として高い水準で推移しています。
 本県においても、今月17日に初めて3千人を超える新規陽性者が発生して以降、3千人を超える日が何度も確認されており、今月の新規陽性者の累計は、既に5万人を超えました。

 また、直近のゲノム解析では、感染力の強いBA.5系統の割合が97%と、ほぼBA.5に置き換わっており、感染が急激に拡大しやすい状況が続いていると考えられます。

 こうした中、「福島県医療非常事態宣言」を発出して2週間が経過しましたが、今月23日以降、病床使用率が7割を超えており、コロナ患者の受入れが困難になりつつあります。
 さらに、医療従事者の皆様にも、感染者や濃厚接触者となるケースが急増しており、出勤できないスタッフが1,500人を超えるなど、救急医療や手術といった、命に関わる医療への影響も出ていることから、本県の医療体制はますます危機的な状況となっています。

 更なる医療体制のひっ迫を防ぐためには、新たな感染者を減らしていくことが極めて重要であり、今月31日までとしていた「BA.5対策強化宣言」の期限を9月19日まで延長することとしました。
 県民の皆様には、引き続き、地域医療への負荷を減らすための御協力をお願いします。

 特に、新設した「福島県陽性者登録センター」において、医療機関を受診しなくても、御自身で検査を行い、その検査結果をインターネットでセンターに送ることで、陽性者として登録いただくことが可能となっております。
 23日からは受付上限を拡大し、より多くの方が御自身で登録できるようになりました。重症化リスクが低く、症状の軽い方は、是非、センターの御活用をお願いします。
 また、感染者数が急激に増加しており、いつでも、誰でも感染する可能性があります。御自身が陽性になった場合に備え、数日分の食料や薬などの生活必需品をストックしておくようお願いします。

 最後に、若い世代の皆様へのお願いです。
 本日までに、県内で14万人を超える方が感染されています。これは、県民の約13人に1人が既に感染したということになります。特に、30代以下では、約7人に1人が感染しており、若い方ほど感染する割合が高くなっています。

 症状があるにもかかわらず外出をする、知り合いだからと気を緩めて、マスクなしで会話をする、また、大人数で長時間におよぶ飲食をするといった行動が、周囲に感染を拡げることにつながります。
 感染者を減らすためにも、「自分だけは大丈夫なはず」と思い込まず、改めて自分自身の行動を振り返り、感染対策の再確認をお願いします。
 また、少しでも症状がある場合は、外出を控え、人との接触を避けるとともに、場面に応じてマスクを正しく着用する、3密や混雑を避けるなど、基本的な感染対策を徹底してください。
 加えて、ワクチン接種がお済みでない方は、速やかに接種していただきますようお願いします。

 県内では短期間に非常に多くの新規陽性者が確認されるなど、急激な感染拡大が継続しており、地域医療を維持していくことが限界に近づいています。
 こうした中、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から敬意と感謝の意を表します。
 地域医療を守り、御自身と大切な方の命と健康を守るためには、この感染拡大を一日も早く抑えていくことが重要です。
 若い世代の皆様を始めとする、県民の皆様お一人お一人が強い危機意識を持って、「感染拡大警報強化版」でお示しした9つの感染防止対策に取り組んでいただくよう、引き続き、御協力をお願いします。

令和4年8月19日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、昨日、過去最多となる25万5千人を超える新規陽性者が確認されたほか、21道県で過去最多を更新するなど、感染拡大の勢いが止まりません。
 本県においても、昨日は3,585人の新規陽性者が確認されており、2日間連続で3千人を超え、過去最多を大幅に更新するなど、いまだ感染のピークが見えない厳しい状況が続いています。

 また、8月15日から18日に行われたゲノム解析の結果では、感染力の強いBA.5系統の割合が94%となり、置き換わりが進んでいることから、今後さらに感染が拡大するおそれがあります。

 こうした中、感染者の大幅な増加や、医療従事者の感染等によるスタッフの減少などにより、本県の医療体制が危機的な状況にあることから、先週の本部員会議において、「福島県医療非常事態宣言」を発出したほか、「BA.5対策強化宣言」を兼ねた「福島県感染拡大警報強化版」を発出しました。
 県民の皆様においては、緊急を要する場合を除き、医療機関を受診する際は平日の診療時間内に受診いただくとともに、軽症で重症化リスクのない方は、新たに設置をする「福島県陽性者登録センター」を利用するなどして、地域医療への負荷を減らすための御協力をお願いします。
 また、県民の皆様お一人お一人が感染対策を徹底していただくことにより、新たな感染者を減らしていくことが重要です。このため、次の点に注意していただくようお願いします。

 まず、お盆期間中、普段と違う行動をされた皆様へのお願いです。
 今年のお盆は、行動制限がなかったこともあり、帰省や旅行など、普段の生活とは異なる行動をされた方も多かったと思います。
 現在、県内の新型感染症による療養者は2万1千人を超えており、県民の約85人に1人が療養中です。

 このような状況においては、あらゆる場面で感染のリスクがありますので、「自分は大丈夫」とは思わずに、体調チェックを毎日行い、発熱や咳等の症状が少しでもある場合には、外出を控え、自宅で安静に過ごすようにしてください。
 加えて、感染リスクを減らすためにも、概ね1週間程度の間は、買い物は空いている時間に行う、通信販売を活用する、在宅勤務を行うなど、人との接触を極力避ける行動をお願いします。

 次に、夏期休業明けの教育施設等におけるクラスター発生防止に向けたお願いです。
 来週から多くの学校で2学期が始まります。校内でクラスターを発生させないよう、本人や御家族に発熱や咳等の症状が少しでもある場合には、登校や登園前に学校に御相談ください。
 特にマスク着用が推奨されていない園児等の場合は、御家族に何らかの症状がある場合、園児自身の症状の有無に関わらず、登園を控えるようにしてください。
 また、学習活動や部活動などを行う際には、マスクの正しい着用や、人と人との距離の確保、十分な換気など、感染対策を徹底していただくようお願いします。

 県内の多くの市町村において、短期間に過去最多を何度も更新するなど、これまでにない勢いで感染が拡大し、救急搬送の困難な事案も過去最多を記録するなど、地域医療を維持していくことが限界に近づいています。
 こうした中、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係の皆様に、心から敬意と感謝の意を表します。
 この感染拡大を一日も早く抑えていくためには、県民の皆様お一人お一人が強い危機意識を持って、「感染拡大警報強化版」で示した9つの感染防止対策に取り組んでいただくことが重要です。
 加えて、いつもと違う場所に行ったり、普段会わない方と一緒に過ごした後でもあり、この時期は、特に注意が必要です。
 地域医療を守り、御自身と大切な方の命と健康を守るためにも、県民の皆様においては、引き続き、感染防止対策への御協力をお願いします。

令和4年8月12日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 感染の急激な拡大が止まりません。
 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、今月10日に初めて25万人を超え、過去最多となりました。
 本県においても、9日に2,554人、10日には2,754人と、二日続けて過去最多の新規陽性者を確認しました。
 これに伴って、療養者数も過去最多となり、現在、県民の約100人に1人の割合で、新型コロナウイルス感染症により療養されている状況です。

 こうした中で、医療の現場が限界に近づきつつあります。
 医療従事者の皆様が日常生活の中で濃厚接触者や陽性者となる事例も増えており、外来や病棟で対応するスタッフが大幅に不足し、やむを得ず入院や外来体制の縮小を余儀なくされています。
 この結果、予定していた入院・手術の延期や、救急患者の受入れを断らざるを得ないケースが生じています。
 また、新型コロナによる入院者も、昨日は、これまでで最多の467人となり、病床使用率も日々上昇し、現在6割を超えています。
 受入れ可能な病床が少なくなり、入院調整が困難な状況になっています。
 このように、大幅な感染拡大が続き、県内の医療体制が危機的な状況にあることから、今般、「福島県医療非常事態宣言」を発出します。
 必要な医療を受けられるようにし、県民の皆様の命を守るためにも、感染対策を徹底し、一日も早く、新たな感染者を減らしていくことが必要です。
 また、重症化のリスクと症状を踏まえた適切な受診等により医療機関の負担を減らしていくことや、重症化予防のためにワクチン接種を推進することも重要です。

 このため、「福島県感染拡大警報」を拡充し、県民の皆様に具体的にお願いしたい9つの項目について、「福島県感染拡大警報強化版」として発出いたします。
 一つ目は、基本的な感染対策の再点検と徹底です。
 場面に応じてマスクを正しく着用する、症状がある場合は外出を控えるなど基本的な感染対策を再度確認し、徹底してください。
 特に、マスクを外す会食の場面ではリスクが高まりますので、默食とし、会話時にはマスクを着用するなどしてください。
 二つ目は、陽性になった場合の備えです。
 家族に感染者が出た場合に備えて、家の中での生活動線の分け方を検討したり、食料や薬など生活必需品をストックしておきましょう。
 三つ目は、速やかなワクチン接種です。
 ワクチンの接種により、発症や重症化の予防効果が期待されます。ワクチン接種がお済みでない方は、速やかな接種をお願いします。
 四つ目は、検査の更なる活用です。
 無症状の方で感染不安を感じる方や、高齢の親族と接する機会のある方は積極的に無料検査を活用しましょう。
 また、濃厚接触者や症状がある方のうち、重症化リスクの少ない方は、県が配布する抗原定性検査キットを御活用ください。
 五つ目は、効果的な換気です。
 常時換気等により十分な換気量を確保するとともに、感染を防ぐための空気の流れに配慮しましょう。
 六つ目は、移動時の注意喚起です。
 移動の際は、移動先の感染情報を把握し、混雑する場所等でのマスクの正しい着用や、人と人との距離の確保など感染対策を徹底してください。
 これからお盆の時期を迎え、普段会わない人と会う機会が多くなりますので、特に注意しましょう。
 七つ目は、子どもと高齢者の感染対策です。
 部活動や、放課後児童クラブにおいて感染対策を徹底するとともに、御家庭では検温など体調管理を徹底し、少しでも症状がある場合は参加しないようにしましょう。
 また、高齢者や基礎疾患のある方へ感染が広がらないよう、周囲の方も含めて対策を徹底してください。
 八つ目は、事業所での感染対策です。
 それぞれの業種別に定められたガイドラインを遵守するとともに、体調に少しでも違和感がある従業員は出勤させないでください。夏期休暇やお盆明け等は特に注意してください。また、休暇取得や勤務再開に当たって証明書の提出を求めないようお願いします。
 九つ目は、医療を守る対策の強化です。
 医療機関における感染拡大は、医療体制の更なるひっ迫につながる恐れがありますので、医療従事者等に感染を広げないような行動をお願いします。
 また、通常の診療時間内での受診など、医療機関の適正な利用をお願いいたします。

 今、お話ししたように、県内全域で、これまでにない勢いで感染が拡大し、医療体制が危機的な状況であることから、本日「福島県医療非常事態宣言」を発出しました。こうした中で、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で、献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から敬意と感謝の意を表します。
 今ほど申し上げましたように、今回、「医療非常事態宣言」の発出を踏まえ、県民の皆様や事業者の皆様に、今すぐに取り組んでいただきたい9つの対策を「福島県感染拡大警報強化版」として取りまとめました。これは「BA.5対策強化宣言」も兼ねており、本県は国から「BA.5対策強化地域」に指定されることとなります。
 感染を一日も早く収束させるため、そして、御自身と大切な方の命と健康を守るためには、県民の皆様、事業者の皆様お一人お一人が強い危機意識を持って「感染拡大警報強化版」に掲げた対策を徹底していただくことが重要です。
 県民の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。

令和4年8月10日(水曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、今月3日に過去最多となる約24万9千人を確認して以降も、20万人を超える日が続くなど、依然として高い水準で推移しています。
 本県においても、8月に入ってから、1日当たりの新規陽性者数が2,000人を超えるようになり、昨日(9日)には、これまでで最多となる2,554人の新規陽性者を確認するなど、感染の急激な拡大が続いており、入院者数が増加し、病床の使用率も上昇しています。

 また、今月8日から9日にかけて行われたゲノム解析では、感染者に占めるオミクロン株BA.5系統の割合が86.9%にまで高まっており、置き換わりが進んでいることから、今後も感染が拡大していくおそれがあります。

 こうしたことから、現在「福島県感染拡大警報」を発出しています。県民の皆様には一層の取組の強化をお願いします。
 特に、この時期は、暑い日が続きますので、熱中症予防と換気を両立していくことが重要です。このため、室内の空気と外気を十分に入れかえ、必要な換気量を確保することや、空気の流れに配慮し、効果的な換気を行いましょう。
 職場や御自宅などに換気扇などが設置されている場合、常時換気をお願いします。定期的に装置を点検していただくことや、フィルターの清掃等を行っていただくことも効果的です。
 また、換気扇などが設置されていない場合には、2方向の窓を開け、換気を行ってください。空気の流れをつくり、十分な外気を取り入れ、排気を行うことにより、空気のよどみを解消することが重要です。また、パーティションを設置する場合、空気の流れを阻害しないように、空気の流れに対して平行に配置してください。

 次に、これからお盆の時期を迎えるに当たり、感染拡大を抑え、安全に過ごすためには、感染リスクの高い行動を控えていただくことが重要です。「行動制限がない」ことは、「感染リスクの高い行動をしてもよい」ということではない。そのことに注意してください。
 まず、旅行やお祭り等のイベントで、普段会わない人と会う機会が多くなります。体調が悪い時は人と会わない、人と人との距離を確保する、マスクを正しく着用するなど、基本的な感染対策を徹底していただくようお願いします。
 また、お盆の時期は、親戚等が集まり、大人数で会食する機会も増えます。飲食時は感染リスクが高まりますので、短時間で行う、距離を取る、会話時はマスクを着用する、大声での会話は控える等の対策をお願いします。
 こうした対策に加え、先週の本部員会議で、「医療を守る対策の強化」として、医療機関を適正に利用していただくようお願いをしました。
 感染者数の急激な増加が続き、医療体制への負荷が、より深刻さを増している中、お盆期間中は、医療機関に更に負荷がかかることになります。緊急を要する場合を除き、症状が軽い場合には、御自宅で休養するなどして、医療機関には休み明けに相談、受診していただくようお願いします。

 県内全域で、これまでにないほどの勢いで感染が拡大し、地域医療への負荷が増しています。こうした中で、県民の皆様の命と健康を守るため感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から敬意と感謝の意を表します。
 この感染の拡大を抑えていくためには、今一度、ワクチンの接種を検討いただくことも含めて基本的な感染対策を御確認いただき、取り組んでいただくことが重要です。
 また、地域医療を守ることは、御自身と大切な方の命と健康を守ることにつながります。県民の皆様お一人お一人が強い危機意識を持って「福島県感染拡大警報の取組強化」と「医療を守る対策の強化」に取り組んでいただくようお願いします。

令和4年8月4日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、急速な感染拡大が続く中、県民の皆さんの命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で一生懸命御努力され続けていただいている医療関係者の皆さんに、心から敬意と感謝の意を表します。
 また、感染拡大防止のため、長期にわたり、様々な御協力をいただいている、県民の皆さん、事業者の皆さんに心から御礼を申し上げます。

 全国では、昨日、1日当たりの新規陽性者数が、これまでで最多となる24万9千人を超え、24道府県において過去最多を更新するなど、感染の急激な拡大が続いています。
 福島県においても、一昨日(2日)、これまでで最多となる2,063人の新規陽性者を確認したほか、昨日(3日)も2,010人の感染が確認され、2日続けて2,000人を超えており、感染が急拡大しています。

 また、7月のクラスターの発生件数は、過去最多の119件となり、6月に比較して3倍以上となりました。
 特に、7月に入ってから、これまで多かった児童施設や学校だけでなく、高齢者施設や医療機関など、あらゆる場面でクラスターが発生しています。

 このように、新規陽性者数が大幅に増えることで、外来・入院の負担が増加するとともに、院内感染や、家庭内感染によって医療スタッフが出勤できなくなる事例が増え、コロナ医療はもとより一般医療や救急医療の現場の負担が増し、必要な医療が受けられなくなるおそれもあります。
 このため、県民の皆様には、「医療を守る対策の強化」と「感染拡大警報の取組強化」に対する御協力をお願いします。

 「医療を守る対策の強化」として、まず、医療機関の適正な利用をお願いします。
 緊急の場合を除き、通常の診療時間内に受診してください。
 また、検査のためだけの受診を控え、福島県新型コロナ検査キット配布センターや、無料検査制度等を御活用ください。
 次に、医療従事者やお子さんのワクチン接種の推進です。
 ワクチンの4回目接種については、医療従事者等も接種の対象となりましたので、速やかな接種をお願いします。
 また、お子さんを通じた家庭内感染や濃厚接触者となったことで出勤できない医療スタッフも増えています。お子さんのワクチン接種につきましても、御家庭内で話し合うなど、是非御検討をお願いします。

 これ以上、医療の負荷を増大させないためにも、改めて、県民の皆さんにおかれては、先般(7月20日)発出した「福島県感染拡大警報」における8つの対策について、熱中症にも注意しながら取り組んでいただくようお願いします。
 特に、これからお盆の時期を迎え、帰省等で移動する機会が増えてきます。移動先の感染情報を把握し、特に混雑する場所や感染リスクの高い場所へ行く際には十分注意してください。
 移動する際には、移動中の感染リスクにも注意を払う必要があります。特に、密室となる車内で複数の人と移動する際には、マスクを正しく着用したり、換気を行うなど、基本的対策を徹底するようお願いします。
 また、無症状で感染を広げないよう、無料検査を積極的に活用してください。

 県内全域でこれまでにないほどの勢いで感染が拡大しており、医療体制への負荷が高まっています。
 こうした状況において、地域医療を守ることは、私たち自身と大切な方の命と健康を守ることにつながります。県民の皆さんお一人お一人が強い危機意識を持って「医療を守る対策の強化」と「福島県感染拡大警報の取組強化」に取り組んでいただくことが重要です。県民の皆さんの御協力をよろしくお願いします。

令和4年7月29日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、改めて、敬意と感謝の意を表します。
 県民の皆様、事業者の皆様には、感染拡大防止のため、長期間にわたって、御理解と御協力を頂いています。ありがとうございます。

 全国では、昨日、1日当たりの新規陽性者数が23万人を超え、2日続けて過去最多を更新し、18都道県においても最多を更新するなど、感染の急激な拡大が続いています。
 本県でも、昨日は、過去最多となる1,527人の新規陽性者を確認したほか、月別の新規陽性者数もこれまでで最多を更新するなど、全国と同様に、感染の拡大が続いています。

 さらに、今月のクラスターの発生件数は、本日(29日)15時現在で110件となり、1か月の発生件数としては過去2番目となっています。
 また、発生場所については、児童施設や学校だけなく、高齢者施設や医療機関などにおけるクラスターも増えてきています。

 加えて、オミクロン株BA.5系統への置き換わりが急速に進み、今月25日から28日までに行われたゲノム解析では、感染者に占めるBA.5系統の割合が71%まで高まってきています。
 現時点では、更に置き換わりが進んでいると見込まれ、新規陽性者数は今後も増加が続くおそれがあります。

 こうした状況を踏まえ、先週(20日)、「福島県感染拡大警報」を発出しました。
 感染拡大警報では8つ対策を皆様にお願いしていますが、特に、御自身や御家族が陽性と診断されたり、濃厚接触者になっても慌てないための備えや、医療を守るための対策の徹底をお願いします。
 感染者が急増しており、様々な場面でどなたでも感染するおそれがあります。そのため、家庭内の感染者が確認された時の備えとして、事前に、自宅内の生活動線を分ける工夫をし、数日間分の生活必需品をストックしておきましょう。
 次に、医療体制を守るためのお願いです。感染が拡大し、医療に従事している方が感染してしまったり、濃厚接触者となり出勤できないという状況になりつつあります。医療従事者の皆様が出勤できなくなることで、コロナ関連の対応だけでなく、通常診療や救急医療などにも影響が生じ、医療提供体制のひっ迫につながります。御自身と大切な人の命と健康を守るためにも、医療従事者等に感染を拡げないよう感染対策の徹底をお願いします。

 今週は、過去最多を2度も更新するなど、全県でこれまでにないほどの勢いで感染が拡大しています。
 感染の拡大を抑えていくためには、無料検査等を積極的に活用いただくとともに、県民の皆様お一人お一人が強い危機意識を持って感染対策を徹底し、感染を広げない行動をとっていただくことが何よりも重要です。医療機関を始め、社会の機能を維持していくためにも、県民の皆さんの御協力をお願いします。

令和4年7月27日(水曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力をいただいている医療関係者の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
 また、感染拡大防止のため、県民の皆様、事業者の皆様には、継続して御尽力を頂いております。本当にありがとうございます。

 全国では、先週(23日)、1日当たりの新規陽性者が20万人を超え、その後も多くの都道府県で過去最多を更新するなど、感染の急激な広がりが続いています。
 本県においても、1日当たりの新規陽性者数が、前の週の同じ曜日の2倍を上回る日が多く、本日(27日)は、これまでで最多となる1,455人の新規陽性者を確認しました。

 また、クラスターの発生件数も今月に入って急増しており、26日現在で、6月と比較をして2.5倍となっています。発生場所については、6月は児童施設、学校といった子ども関連施設でおおよそ7割を占めていましたが、今月は、クラスターの発生が多様化しており、あらゆる場面で感染が拡大しています。

 さらに、オミクロン株BA.5系統への置き換わりが急速に進んでおり、今月18日から24日までに行われたゲノム解析では、感染者に占めるBA.5系統の割合が47%と高まってきています。
 現在では、更に置き換わりが進んでいる可能性があることから、新規陽性者数は今後も増加が続き、医療体制も更にひっ迫していくおそれがあります。

 こうした状況を踏まえ、先週(20日)、「福島県感染拡大警報」を発出しています。
 夏休みに入り、旅行やイベント等に参加する機会も増えることと思います。新規陽性者の発生を抑制し、社会機能を維持するためにも、改めて「基本的な感染対策の再点検と徹底」をお願いします。
 まず、場面に応じて、マスクを正しく着用してください。
 屋外のような人と人との距離が確保できる場面では、マスク着用の必要はありませんが、屋内で人との距離が確保できない場面や、特に会話を行う際には、マスクをしっかりと着用していただくことが重要です。
 次に、密閉、密集、密接の3密や人込みの多い混雑した場面では、感染リスクが高まるため、なるべく避けていただきますようお願いします。
 特に、普段会わない人と会う時は、より一層注意してください。
 次に、のどの痛みやせき、発熱などの症状がある場合は、会食やイベントに参加しない、外出しないことを徹底してください。
 少しでも症状がある場合は、他の方へ感染させないためにも、人と会わないようにお願いします。
 県民の皆様においては、御自身と大切な人の命を守るため、熱中症にも注意をしながら、感染対策に取り組んでいただくようお願いします。

 旅行や帰省、飲食の機会など、多くの人と接する機会が増える時期です。現在のように、全県で感染が急激に拡大している状況においては、県民の皆様お一人お一人が感染対策に取り組んでいただくことが何よりも重要です。医療機関を始め、社会の機能を維持していくためにも、引き続き、強い危機感を持って、基本的な感染対策を徹底するようお願いします。

令和4年7月22日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 また、県民の皆様、事業者の皆様においては、あらゆる場面において、感染拡大防止に御協力を頂いており、御礼を申し上げます。

 全国では、昨日、1日当たりの新規陽性者数が18万人を超え、35都府県で過去最多を更新するなど、感染が急拡大しています。
 本県においても、1日当たりの新規陽性者数は、前の週の同じ曜日の2倍を上回る日が続いており、2日連続で千人を超える感染者が確認されるなど、感染が急激に拡大しています。
 また、病床使用率も5割に近づいてきており、医療提供体制への負荷が日に日に増しています。

 さらに、オミクロン株BA.5系統への置き換わりも急速に進み、今月18日から21日までに行われたゲノム解析では、感染者に占めるBA.5系統の割合が40%と高まってきていることから、1日当たりの新規陽性者数は、今後も増加していくおそれがあります。

 こうした状況を踏まえ、これ以上の感染拡大を防ぐため、一昨日(20日)、「福島県感染拡大警報」を発出しました。
 県民の皆様には、「基本的な感染対策の再点検と徹底」をお願いします。場面に応じたマスクの着用や三密など感染リスクの高い場面を避けること、症状がある場合は、外出を控え、早めに医療機関を受診すること、体調不良時には、会食やイベントに参加しないことなどを、県民の皆様お一人お一人がしっかり行っていただくようお願いします。
 また、オミクロン株BA.5系統は感染力が強いと言われており、換気が重要なポイントとなります。換気が不十分な室内や、混雑した室内に長時間滞在すると、感染リスクが高まります。機械換気による常時換気や、二方向の窓開け換気などにより、効果的に換気を行うようにしましょう。
 また、感染者の増加により、病床使用率が急速に高まっています。
 医療機関において感染が拡大すると、一般診療にも負荷が生じ、医療体制のひっ迫につながります。是非、医療従事者の皆様に感染を広げない行動をお願いします。
 具体的な対策については、テレビCMや新聞広報等でもお知らせしますので、県民の皆様においては、御自身と大切な人の命を守るため、熱中症にも注意しながら、感染対策に取り組んでいただくようお願いします。

 多くの学校で夏休みが始まり、旅行や帰省、飲食の機会が増えることが想定されますが、現在のように、全県で感染が拡大している状況においては、県民の皆様お一人お一人が感染対策に取り組んでいただくことが何よりも重要です。医療機関を始め、社会の機能を維持していくためにも、感染対策の徹底をお願いします。

令和4年7月20日(水曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 福島県において、昨日(19日)、これまでで最多となる958人の新規陽性者を確認しました。さらに、本日は、現時点で既に700人を超えており、最終的に1,000人を超える可能性も十分あります。
 7月に入って、オミクロン株BA.5系統への置き換わりが進んだことなどにより、県内の各地域で感染が急拡大しており、病床の使用率も4割を超えるなど、ここに来て医療提供体制への負荷が厳しさを増しています。このため、更なる感染対策の徹底が必要です。

 これから夏休みを迎え、多くの人と接する機会が増えることから、新規感染者数が急速に拡大するおそれがあります。そこで、更なる感染拡大を抑えるため、「福島県感染拡大警報」を発出します。
 県民の皆様には、熱中症にも注意をしながら、次の八つの感染対策をとっていただくようお願いします。

 一つ目は、「基本的な感染対策の再点検と徹底」です。
 これまでも、場面に応じたマスクの着用や感染リスクの高い場面における三密の回避など、基本対策の徹底をお願いしてきましたが、感染が急速に拡大しているため、今一度、対策の再点検をお願いします。
 また、オミクロン株BA.5系統は、これまで主流であったBA.2系統よりも感染力が高いと言われているため、症状がある場合は、外出を控え、早めに医療機関を受診されるようお願いします。
 二つ目は、「陽性になった場合の備え」です。
 家庭内で陽性者が出た場合に備えて、生活動線の分け方を事前に確認するとともに、数日分の食料や薬などを備蓄するようお願いします。
 三つ目は、「速やかなワクチン接種」です。
 ワクチンを接種することで、発症予防や重症化予防などの効果が期待されることから、まだお済みでない方は、速やかな接種を検討されるようお願いします。
 四つ目は、「検査の更なる活用」です。
 これからの時期、帰省等で移動する機会も多くなると思いますが、感染不安のある方、御高齢の方と面会する予定がある方は、積極的に無料検査を活用するようお願いします。
 五つ目は、「効果的な換気」です。
 高温の日が続いていることから、屋内で過ごす時間も増えています。
 窓を長時間閉めた状態でエアコンを使用していると、感染リスクが高まります。機械換気による常時換気や、二方向の窓開け換気などにより、効果的に必要な換気量を確保するようにしましょう。
 また、パーティションを使用している場合は、空気の流れを遮らないよう、配置を見直してください。
 六つ目は、「移動時の注意喚起」です。
 旅行や帰省で移動される際は、移動先の感染状況を把握し、混雑する場所や感染リスクの高い場所への移動は十分注意しましょう。
 また、移動中の車内でもマスクを正しく着用し、換気を行うなど対策を徹底しましょう。
 七つ目は、「子どもと高齢者の感染対策」です。
 これから夏休み期間を迎え、お子様たちが家庭や部活動、放課後児童クラブで過ごす時間が増えることにより、感染リスクが高まるおそれがありますので、感染対策をしっかりとっていただくようお願いします。
 また、高齢の方や基礎疾患のある方が感染すると重症化するおそれがありますので、感染リスクのある行動は控えていただくとともに、周囲の方も感染させないよう配慮した行動をとっていただくようお願いします。
 八つ目は、「医療を守る対策」です。
 医療機関において感染が拡大すると医療体制がひっ迫するおそれがありますので、医療従事者等に感染を広げない行動をとっていただくようお願いします。
 全国的に感染者数が増加しており、本県においても、昨日、これまでで最多となる新規陽性者数を確認するなど、感染が急拡大していることから、今般、「福島県感染拡大警報」を発出いたしました。
 夏休みが始まり、多くの人と接する機会が増えます。熱中症にも注意をしながら、県民の皆様お一人お一人が危機感を持って感染対策に取り組んでいただくことが重要です。県民の皆様においては、引き続きの御協力をお願いします。

令和4年7月15日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、改めて、深く敬意と感謝の意を表します。
 また、感染拡大を防ぐため、長期間にわたり、御理解、御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に、御礼を申し上げます。

 全国における1日当たりの新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を大幅に上回る日が続いており、昨日(14日)は2日連続で9万人を超えたほか、九つの県で過去最多を更新するなど、感染が急激に拡大しています。
 本県においても、7月に入ってから前の週の同じ曜日を大きく上回る日が続き、病床使用率も30%に迫る水準に高まり、医療提供体制への負荷が日に日に増してきています。

 本県では、6月末に初めてオミクロン株BA.5系統が確認されましたが、今月11日から14日までに行われたゲノム解析では、感染者に占めるBA.5系統の割合が13%と、置き換わりが進みつつあると考えられます。また、今週、新たにBA.4系統も確認されました。
 このように、1日当たりの新規陽性者数が急激に増加し、感染が再拡大していることから、本県は「第7波」に入っていると考えられます。

 こうした状況を踏まえ、県民の皆様には基本的な感染対策を徹底し、感染しないよう注意していただくほか、発熱等の症状がある場合には外出を控え、早めに受診すること、また、陽性になった場合は、職場や学校だけでなく、接触した方に連絡をとり注意を促すなど、感染を広げない対策をお願いします。
 感染不安のある方や、帰省等で御高齢の方と面会する予定のある方は、積極的に無料検査を受けましょう。
 さらに、陽性になった場合に備え、自宅内での生活動線をどのように分けるかを事前に確認するとともに、数日間分の食料、薬、消毒用品をストックしておくようお願いします。

 一方で、今年は例年よりも梅雨明けが早く、厳しい暑さが見込まれています。
 熱中症を予防するため、暑い時には不必要な外出を避けたり、エアコンを積極的に使用して暑さをしのぐことが重要です。
 また、感染を防ぐには換気が重要ですので、エアコンを使用する場合は、適宜、窓を開けるなど換気を行いながら涼みましょう。
 さらに、屋外で2m以上距離をとれる場合や、屋内で人との距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合は、マスクを外すようにしましょう。
 感染拡大を防ぐため、感染対策と熱中症の予防を両立しながら、今年の夏を乗り切りましょう。
 全国的に感染者数が増加しており、本県においても感染が急激に拡大しています。
 明日から3連休となり、多くの学校で夏休みも始まることから、旅行や帰省、飲食の機会が増えることが想定されますので、感染を拡大させないためにも、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 また、ワクチンを接種することで、発症予防や重症化予防などの効果が期待されています。このため、まだ接種がお済みでない方は、ワクチン接種を御検討いただき、早めの接種をお願いします。
 県といたしましても、CMを通じた周知を強化するとともに、診療・検査体制を拡充し、即応病床数を増やすことなどにより、感染拡大防止と医療提供体制の強化に努めてまいります。
 現在のように、全県で感染が拡大している状況においては、県民お一人お一人が感染対策に取り組んでいただくことが重要です。皆様の引き続きの御協力をお願いします。

令和4年7月7日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、厳しい暑さが続く中、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力をいただいている医療関係者の皆様に、心から御礼を申し上げます。
 また、感染拡大を防ぐため、長期間にわたり、御理解、御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に、心から感謝を申し上げます。

 全国における1日当たりの新規陽性者数は、前の週の同じ曜日を大幅に上回る日が続いており、昨日(6日)は、約2か月ぶりに4万5千人を超えるなど、急速に感染が拡大しています。
 本県においても、6月末までは減少傾向が続いていましたが、7月に入り、1日当たりの新規陽性者数が前の週の同じ曜日を上回る日が続いており、感染の再拡大に転じています。

 全国的に感染者数が増加している要因の一つとして、感染力が強いとされるオミクロン株のBA.5系統への置き換わりが指摘をされており、本県においても、先週、1件確認されています。
 国立感染症研究所では、今後、国内においてBA.5系統の占める割合が上昇する可能性があるとしており、福島県においても感染者数や重症者数の状況を注視していく必要があります。

 こうした状況を踏まえ、引き続き、基本的な感染対策の徹底に努めていく必要があります。一方で、今年は例年よりも梅雨明けが早く、厳しい暑さが続いています。
 マスクの着用は熱中症のリスクが高まりますので、屋外で、人と人との距 離が十分確保できる場合や、距離が確保できなくても会話をほとんど行わない場合は、マスクを外すようにしましょう。
 加えて、屋内で過ごす場合には、適切な換気をお願いします。
 エアコンを使用中でも、窓やドアなどを開ける、屋外が高温のため窓を開けにくい場合には、換気扇を併用するなど、換気をしながら涼むようにしてください。
 特に、熱中症になりやすい御高齢の方、お子様、障がいをお持ちの方は、より注意が必要です。周囲の方からも積極的なお声掛けをお願いします。

 全国的に感染者数が急速に増加をしており、本県においても感染が拡大しています。
 県民の皆様、事業者の皆様においては、感染の再拡大を防ぐため、熱中症に気をつけながら、引き続き、基本的な感染防止対策を徹底し、症状がある場合は登校や出勤を控え、早めに医療機関を受診されることや、旅行や帰省等移動する際には、体調管理や移動先の感染情報を把握するなど、「感染防止のための基本対策」に取り組んでいただくようお願いします。

令和4年7月1日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 はじめに、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 また、県民の皆様、事業者の皆様におかれましては、日頃から様々な場面において、感染拡大防止に御理解、御協力を頂いており、厚く御礼を申し上げます。

 全国の1日当たりの新規陽性者数は、6月下旬から前の週の同じ曜日を上回る日が続いており、さらには、過去最多を記録する地域もあるなど、増加する傾向が見られます。
 一方、本県においては、1日当たりの新規陽性者数が、先週末から100人未満で推移するとともに、9日連続で前の週の同じ曜日を下回るなど、減少傾向が見られます。
 また、6月は、クラスターの発生件数こそ減少したものの、児童施設と学校での発生が約7割を占めるなど、依然として子ども関連施設の割合が高い状況が続いています。

 現在は、オミクロン株BA.2型が主流でありますが、更に感染力が強いとされるBA.5型への置き換わりが進む懸念も指摘されています。感染の再拡大を防ぐため、引き続き、様々な場面に応じたマスクの正しい着用やこまめな換気、人と人との距離の確保など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 また、お子様の体調変化にもよく気をつけてあげてください。

 

 今年は、例年より梅雨明けが早く、厳しい暑さが続いています。
 マスクの着用により、熱中症のリスクが高まります。屋外で、人と十分な距離が確保できる場合や、会話をほとんど交わさない場合は、マスクを外すようにしましょう。また、のどが渇いていなくても、こまめに水分補給を心がけましょう。
 屋内で過ごす場合には、エアコンを適切に使用するなど暑さを避けるとともに、窓やドアなどを2か所開ける、扇風機や換気扇を併用するなど、換気をしながら涼むようにしてください。

 特に、熱中症になりやすい御高齢の方、お子様、障がいをお持ちの方は、より注意が必要です。周囲の方からも積極的なお声掛けをお願いします。

 現在、本県の感染状況はある程度落ち着きを見せておりますが、全国の状況を踏まえますと、再び増加に転じる可能性があります。
 県民の皆様、事業者の皆様におかれましては、感染の再拡大を防ぐため、熱中症などにも気をつけながら、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 県としても、感染症対策と社会活動・経済活動の両立を図るため、しっかり取り組んでまいりますので、引き続き、御理解、御協力をお願いいたします。

令和4年6月24日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

​ はじめに、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
 また、感染拡大防止のため、様々な御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。

 全国の1日当たりの新規陽性者数は、概ね1万人台で推移しておりますが、ここにきて前の週の同じ曜日を上回る日も見られるなど、下げ止まりの状態から、再び増加に転じる懸念も出てきています。
 本県においても、1週間の新規陽性者数は、5月中旬以降、減少が続いておりました。しかし、直近ではわずかに増加してきていることに加え、感染者数に占める10代以下の割合が依然として高い状況にあります。

 感染の再拡大を防ぐため、引き続き、正しいマスクの着用やこまめな換気、人と人との距離の確保など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 また、お子様の体調変化にもよく気をつけてあげてください。

 これからの季節は気温が上がり、湿度が高くなることから、マスクの着用は熱中症のリスクが高まります。
 屋外で、人と人との距離が十分に確保できる場合や、距離が確保できなくても会話をほとんど行わない場合は、マスクを外すようにしましょう。 
 また、熱中症の予防には、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給をすることや、涼しい服装で日陰で涼むなど、暑さを避けることも大切です。 
 屋内で過ごす場合には、エアコン使用中でも適切に換気をしてください。

 一般的な家庭用エアコンは、換気をしないものがほとんどです。窓やドアなどを2か所開ける、扇風機や換気扇を併用するなど、換気をしながら涼むようにしてください。
 特に、熱中症になりやすい御高齢の方、お子様、障がいをお持ちの方は、より注意が必要です。周囲の方からも積極的なお声掛けをお願いします。
 また、暑さに備えた体力づくりと、日頃からの体調管理にも努めてください。

 現在、感染状況はある程度の落ち着きを見せておりますが、わずかながら増加の傾向も見られます。
 県民の皆様、事業者の皆様におかれましては、感染の再拡大を防ぐため、熱中症などにも気をつけながら、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 県としても、感染症対策と社会活動・経済活動の両立を図るため、全力で取り組んでまいります。皆様の御理解、御協力をよろしくお願いします。

令和4年6月17日(金曜日)県民の皆様へ知事メッセージ

 はじめに、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 そして、県民の皆様、事業者の皆様におかれましては、日々の様々な場面において、感染拡大防止に御理解、御協力を頂いており、厚く御礼を申し上げます。

 全国の1日当たりの新規陽性者数は、約5か月ぶりに8千人を割り込む日も見られるなど、引き続き、減少傾向にあり、療養者数や重症者数も減少しています。
 本県においても、今月初め頃から、新規陽性者数が100人前後で推移しており、病床使用率や10万人当たりの療養者数などの各種指標も改善しています。

 人口10万人当たりの1週間の新規陽性者数は、過去最多となる731人の新規陽性者が確認された4月13日頃には、全国でも中位にありました。その後、大型連休明けに一時再拡大したものの、「子どもの感染拡大防止重点対策」などにより減少に転じ、6月に入ってからは、全国で40番台と、他の都道府県と比較して低い水準となっています。

 現在、感染状況は落ち着きを見せておりますが、県内も含め全国的に新規感染者数の減少傾向が緩やかになってきており、また、夏頃には再び感染者数が増加するのではないかとの懸念も示されています。
 県民の皆様、事業者の皆様におかれましては、感染の再拡大を防ぐため、気を緩めることなく、引き続き、様々な場面に応じた正しいマスクの着用や、人と人との距離の確保など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 県としましても、感染症対策と社会活動・経済活動の両立を図るため、力を尽くしてまいりますので、御理解、御協力をお願いします。

 

令和4年6月9日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、改めて、深く敬意と感謝の意を表します。
 また、感染拡大を防ぐため、長期間にわたり、御理解と御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に、心から感謝を申し上げます。

 全国の1日当たりの新規陽性者数は、先週末から2万人を下回る日が続き、1万人を割り込む日もあるなど、減少傾向が続いており、さらに、療養者数や重症者数も減少しています。
 本県においても、新規陽性者数は、概ね100人台で推移するなど、引き続き減少傾向にあり、病床使用率や10万人当たりの療養者数などの各種指標も改善しています。

 こうした中、期限を延長して取り組んでいただいてきた「子どもの感染拡大防止重点対策」については、10代以下の新規陽性者数も減少傾向にあることから、6月12日をもって終了します。この間における施設の設置・管理者及び保護者の皆様の御協力に対し、厚く御礼を申し上げます。
 13日以降は、「基本対策」に移行し、日常的な感染対策に取り組んでいただくようお願いします。
 なお、重点対策期間の終了に併せて、基本対策の内容を一部変更します。
 まず、会食については、これまで「同一テーブルでの会食は4人以内」としていただくようお願いしてきたところですが、今後は「ふくしま感染防止対策認定店の利用を推奨する」こととします。
 ただし、会食時は感染リスクが高まりますので、改めてのお願いとなりますが、参加される方は、体調不良の場合は参加しない、大声やマスクなしでの会話はしない、長時間とならない、テーブル間の移動をしない、お店側は、テーブル間の距離を十分に空ける、換気を徹底するなど、利用される方と飲食店の双方が感染対策にしっかり取り組んでいただくようお願いします。

 次に、子どもの感染対策につきましては、児童施設や学校等において、引き続き、学習活動や部活動等での感染防止対策と発育状況や活動状況等に応じた感染防止対策の徹底をお願いします。

 来週13日以降「子どもの感染拡大防止重点対策」から「基本対策」に移行しますが、感染拡大を未然に防ぐためにも、県民の皆様お一人お一人が警戒を緩めることなく、引き続き、感染対策にしっかり取り組んでいただくようお願いします。
 県としても、感染症対策と社会活動・経済活動の両立を図るため、全力で取り組んでまいります。

 

令和4年6月2日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

 はじめに、患者さんお一人お一人に寄り添い、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆さんと、感染拡大を防ぐため、長期間にわたり、御理解と御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
 全国では、1日当 たりの新規陽性者数が、2万人前後で推移 しており、減少傾向にある一方で、10代以下の割合が高い状況が続いています 。
 本県においても 新規陽性者数は、5月14日以降、1 9日連続で前の週の同じ曜日を下回っており、減少傾向にあるものの、10代以下の割合は依然として高い状況に あります。
 このため、「子どもの感染拡大防止重点対策」を6月12日まで延長し、お子様の感染防止対策に力を入れているところです。
 先月の県内におけるクラスター91件のうち、6割を超える58件が学校や部活動、児童施設関連であり、特に、5月16日以降 は、児童施設の割合が高 くなっています 。
 小さなお子様の場合、大人と同様の感染対策を取っていただくことは困難な面がありますので、施設の設置・管理者及び保護者の皆様におかれましては、引き続き、 可能な限り、取組への御協力をお願いします。
 感染拡大を未然に防ぐためにも、お一人お一人が警戒を緩めることなく、引き続き、 「子どもの感染拡大防止重点対策 」 や 「基本対策」に しっかり 取り組んでいただくようお願いします。
 県としても、感染症対策と社会活動 ・経済活動 の両立に向けて、全力で取り組んでまいります。

令和4年5月26日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

 今週、全国の1日当たりの新規陽性者数は、概ね3万人台で推移するなど、前の週より減少傾向にあるものの、オミクロン株BA.2系統への置き換わりが進んだことなどにより、高止まりの状況にあります。

 そうした中、福島県における新規陽性者数は、5月14日以降、12日連続で前の週の同じ曜日を下回っております。しかし、学校や児童施設、部活動の大会等で多くのクラスターが発生し、子どもの感染割合が高い状態が続くなど、予断を許さない状況にあります。

 

 4月以降の年代別の新規陽性者数は、10代以下の割合が最も大きく、また、大型連休後に発生したクラスターを見ても、7割近くが子ども関連で推移しています。

 このため、今月31日を期限としていた「子どもの感染拡大防止重点対策」の実施期間を6月12日まで延長し、引き続き、お子さんの感染防止対策に力を入れてまいります。

 特に、これからの時期は部活動の大会等が多くなります。大会やコンクール等では多くの人が集まることから、より一層の感染への注意が必要です。

 そこで、大会・コンクール等への参加や開催に当たってのお願いです。

 まず、大会等に参加される際は、検温を行い、喉の痛み等の症状が少しでもあれば、無理をせずに休みましょう。また、会話時のマスク着用の徹底と正しいマスク着用をお願いします。さらに、活動中は身体的距離を確保しましょう。

 次に、大会等を運営される皆様におかれては、換気や衛生管理を徹底し、待機場所が密にならないよう注意してください。

 さらに、大会等に関わるすべての皆様へのお願いです。更衣室等は一斉利用を避け、短時間で利用するほか、手洗いや用具等の消毒をこまめに行ってください。応援は声を出さず、拍手で行いましょう。また、昼食時は身体的距離を確保し、黙食をお願いします。

 子どもたちが安心して大会やコンクールに参加し、これまでの練習の成果が十分に発揮できるよう、感染対策への御協力をお願いします。

 最後に、先日、国の新型コロナウイルス感染症対策本部から、マスク着用の考え方が、改めて示されたところですが、基本的な感染対策としてのマスク着用の位置付けは、これまでと何ら変更ありません。

 身体的距離が確保されている場面、困難な場面ごとに屋内か屋外か、また、会話の有無で、マスクの着用をどうするのかが示されています。

 「屋外」で「身体的距離が確保されている」場合は、会話の有無を問わず、マスク着用の必要はありません。

 一方、「屋内」で「身体的距離が確保できない」場合は、会話の有無を問わず、マスクの着用が推奨されます。

 こうしたマスク着用の取扱いも踏まえ、引き続き、「子どもの感染拡大防止重点対策」と「基本対策」に取り組んでいただくようお願いいたします。

 

 感染拡大を防ぐためにも、お一人お一人が警戒を緩めることなく、引き続き、「子どもの感染拡大防止重点対策」や「基本対策」にしっかり取り組んでいただくようお願いいたします。

 県といたしましても、感染症対策と社会活動・経済活動の両立を図るため、全力で取り組んでまいります。

令和4年5月20日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ

 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、今週に入り概ね3万人から4万人台で推移するなど、前の週より減少傾向にあるものの、オミクロン株BA.2系統への置き換わりが急速に進んだことにより、高止まりの状況にあります。

 福島県における新規陽性者数は、5月14日以降、6日連続で、前の週の同じ曜日を下回り、減少傾向が見られますが、依然として高い状態が続いています。また、「病床使用率」は30%を超える水準で推移しており、予断を許さない状況にあります。

 

 今年4月以降の年代別の新規陽性者数では、10代以下の割合が最も大きく、また、大型連休後のクラスター発生割合でも、子どもに関連する割合が全体の7割を超えるなど、お子さんの感染割合が高い状態が続いています。

 本県では、今月31日まで「子どもの感染拡大防止重点対策」として、取組を進めているところであり、保護者の皆様や施設の設置・管理者の皆様に取り組んでいただきたい対策等をお示しするとともに、より一層の対策の徹底をお願いしています。

 本日は、感染事例を踏まえた、より具体的な対策をお示ししますので、是非、実践していただくようお願いします。

 まず、幼稚園や保育所、認定こども園向けの対策です。合同保育による感染拡大の事例を踏まえ、複数のクラスが合同で行う活動の中止・延期・縮小などの検討をお願いしておりますが、中止が難しい場合であっても、その人数や時間はなるべく少なくすることをお願いします。

 次に、小学校・放課後児童クラブ向けの対策です。児童クラブでの密接した活動での感染事例がありましたので、密集や近距離での活動は避け、時間や場所を分散するとともに、広い場所の活用を進めるようお願いします。これに加え、正しくマスクを着用し、子ども同士の直接的な接触や、遊具を介した接触が多い活動を避けるようお願いします。

 次に、中学校・高等学校向けの対策です。部活動で感染が広がっています。具体的な対策としては、部室の使用は短時間とし、一斉利用は避けるとともに、競技用具などを共用する場合には、使用前後の手洗いの徹底をお願いします。

 また、症状があったにもかかわらず、部活や大会に参加して感染が拡大したケースもあります。

 そこで、生徒の皆様にお願いです。「自分が抜けると迷惑が掛かる」などと思ってしまいがちですが、少しでも症状がある場合には、参加しないでください。そこで感染が広がってしまった場合、その後大会にも出られなくなります。早めに受診して感染を広げないことが、自分と大切な仲間を守ることにつながることを理解していただきたいと思います。

 指導される先生方にも、症状がある時は休むことが、周りのみんなのためでもあることを日々の活動の中でお伝えいただき、休みやすい雰囲気づくりをお願いします。

 最後に、新型コロナワクチン接種に関するお願いです。

 ワクチンを接種することで、発症予防や感染予防など一定の効果が期待されています。お子さんを感染症から守り、また、感染を拡大させないためにも、改めてワクチンの接種について、御検討をお願いします。

 

 感染を拡大させないためにも、お一人お一人が警戒を緩めることなく、引き続き、「子どもの感染拡大防止重点対策」及び職場での対策などの「基本対策」に取り組んでいただくようお願いします。

 県としても、「感染拡大を最小限に抑え込む」との決意の下、感染症対策と社会活動・経済活動の両立を図っていくことができるよう、全力で取り組んでいきます。

令和4年5月13日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

  はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、昼夜を問わず、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、改めて、深く敬意と感謝の意を表します。
  また、感染拡大防止に、日々御理解と御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。

  全国では、3年ぶりとなる行動制限がない大型連休で、人の移動が活発になったことなどから、1日当たりの新規陽性者数が4万人を上回り、地域によっては感染再拡大が懸念される状況にあります。
  また、本県においても人口10万人当たりの1週間の新規陽性者数は、再び200人を超え、医療提供体制の負荷を示す「病床使用率」も30%に迫ってきています。このまま新規陽性者数の増加傾向が継続すれば、「病床使用率」や「重症者病床の使用率」も悪化し、医療提供体制への負荷が増えることも懸念されます。

  本県では、今月15日までを期間として、県全域を対象とした「感染拡大防止重点対策」を実施し、感染対策の徹底を呼び掛けてきましたが、新規陽性者数は、連休後半から再び増加傾向にあります。
  特に、小さいお子さんから高校生までの年代で、児童施設や学校におけるクラスターが多く発生していることから、お子さん自身はもちろんのこと、保護者の皆様、お子さんに関わる全ての皆様による一層の感染対策の強化が必要です。
  このため、新たに、今月16日から31日までを「子どもの感染拡大防止重点対策」期間として、保護者の皆様や幼稚園、小・中学校、高等学校等の設置・管理者の皆様に、具体的な感染対策への取組をお願いし、感染対策の徹底に取り組んでいくこととします。

  一点目は、保護者の皆様へのお願いです。
  御家庭において、検温を始めとする、日々の体調確認を行っていただき、喉の痛みなど、お子さまに少しでも症状がある時は、登園・登校などを控えていただくようお願いします。
  また、御家族に感染者が確認された場合には、学校や施設に速やかに連絡していただき、登校・登園を控えるなどの対応をお願いします。

  二点目は、施設の設置・管理者の皆様へのお願いです。
  まず、常に換気をしっかり行っていただきたいと思います。
  次に、手洗いや、机・ドアノブなど、多くの人が触れる部分についての消毒を行うなど、基本的な感染防止対策を徹底してください。
  さらに、お子さんや職員の方々の体調管理を徹底し、体調不良時には帰宅していただくよう御配慮をお願いします。

  三点目は、幼稚園や保育所、認定こども園等の設置・管理者の皆様へのお願いです。
  まず、お子さんの発育状況や活動状況等に応じて、マスクの着用をするかどうかを適切に判断するようお願いします。
  また、合同保育において感染が拡大した事例がありましたので、複数のクラスが合同で行う活動は、当面の間、中止、延期や縮小をするなどの御検討をお願いします。

  四点目は、小学校や放課後児童クラブの設置・管理者の皆様へのお願いです。
  放課後児童クラブへの移動中に、マスクを着用していなかったことや、クラブ内での密接した行動が原因となりクラスターが発生した事例を踏まえ、学校内ではもちろんのこと、放課後児童クラブの活動においても会話時のマスク着用の徹底をお願いします。
  また、密集や近距離での活動等は避け、時間や場所を分散するとともに、児童クラブにおいては、利用可能である場合は、より広い教室や体育館等の活用を進めてください。

  五点目は、中学校・高等学校の生徒及び設置・管理者の皆様へのお願いです。
  屋内で、十分な距離を取らず、マスクを外した状態での部活動でクラスターが発生しているため、マスクを外す場合は、お互いの距離を確保し、換気や衛生管理、さらには部室使用時の人数管理などを徹底し、感染リスクを下げましょう。
  また、学校外で複数の友人と会食したことが原因でクラスターが発生しています。放課後はどうしても気が緩みがちです。やむをえず、換気の悪い場所で食事をする場合には、感染対策を更に徹底するほか、複数人で登下校する際にも、マスクの着用を徹底しましょう。
  さらに、これからの時期、スポーツの大会など、学校外での活動が増えることと思いますが、そのような場面においても、移動時を含め、感染対策を徹底するようお願いします。
  「子どもの感染拡大防止重点対策」のほか、これまでの重点対策で実施してきた「高齢者への対策」等については、引き続き、基本対策として実施してまいります。感染の更なる拡大を防ぐため、県民の皆様お一人お一人の御協力をお願いします。
  特に、飲食時は、感染リスクに十分御注意ください。
  会食を行う際には、なるべく少ない人数で、同一テーブルでの会食は4人以内でお願いします。会食の際には、感染対策の徹底された飲食店を御利用いただくとともに、テーブル間の距離をしっかり確保すること、長時間にならないこと、テーブル間の移動はしないことを守ってください。

  最後に、新型コロナワクチン接種に関するお願いです。
  ワクチンを接種することで、発症予防や感染予防など一定の効果が期待されます。子どもを感染症から守り、また、感染を拡大させないためにも、ワクチンの接種について、御検討をお願いします。

  現在、本県では、新規陽性者数が増加傾向にあるとともに、感染力が強いオミクロン株BA.2系統への置き換わりが進んでおり、短期間で大きく感染が広まる恐れがあります。
  特に、新規陽性者に占めるお子さんの割合が高くなっていることから、「子どもの感染拡大防止重点対策」に取り組んでいくこととします。併せて、感染防止のための「基本対策」にも、引き続き、取り組んでいただくよう、改めてお願いいたします。
  県としても、「感染再拡大を最小限に抑え込む」との決意の下、感染症対策と社会活動・経済活動の両立を図っていくことができるよう、全力で取り組んでまいります。

令和4年5月6日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、大型連休中も、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、改めて、深く敬意と感謝の意を表します。そして、感染拡大防止のため、日々御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。

 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、概ね2万人台で推移するなど、減少傾向にあるものの、大型連休で人の移動が活発になったことから、全国的な感染再拡大が懸念されます。
 本県における新規陽性者数も、先月中旬以降、前の週の同じ曜日を下回る日が多くなっており、減少傾向が見られますが、依然として高止まりが続いています。
 また、先月は、新規陽性者数の累計が、月別で過去最多となる1万5千人を超え、クラスター発生件数も、月別で過去最多の111件となり、予断を許さない状況にあります。

 このような中、本県では、今月15日まで、県全域を対象とした「感染拡大防止重点対策」を実施し、感染対策の徹底を呼び掛けています。
 今年の大型連休は、3年ぶりに行動制限が無かったこともあり、県内においても帰省やレジャー等で多くの人の移動が見られることから、連休明けに職場や学校等で、感染が再拡大することも懸念されます。出勤や登校の前には、再度、各家庭で感染対策を確認していただくようお願いします。
 まずは、正しいマスクの着用や手洗い、換気など、基本的な感染対策の徹底を改めてお願いします。
 さらに、喉の痛みや発熱の症状がある場合は、出勤、登校を控え、かかりつけ医等に相談し、早めの受診をお願いします。
 症状がある時には、友人等に会わない、誘いがあってもお断りするなど、人との接触を避ける行動を取り、大型連休後の感染再拡大を防いでいきましょう。
 また、5月8日まで、福島駅西口に臨時の無料検査場を開設しているほか、県内各地に無料で検査を受けることのできる窓口がありますので、大型連休中に人込みなど、多くの人が集まる場所に出かけ、その後、症状はないものの、感染への不安や心配がある方は、是非御活用ください。

 現在、本県では、感染力が強いオミクロン株BA.2系統への置き換わりが進んでおり、短期間で爆発的に感染が広まる恐れがあります。第7波を可能な限り低く抑え込むためにも、この連休明けに感染を拡大させないことが重要であり、引き続き、県民の皆様、事業者の皆様と心をひとつにして取り組んでいく必要があります。

 県としても、「ここで第7波を何としても抑え込む」との強い決意の下、感染症対策と社会活動・経済活動の両立を図っていくことができるよう、全力で取り組んでまいります。

令和4年4月28日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様、そして、大型連休中も引き続き御対応いただく皆様に、心から敬意と感謝の意を表するとともに、感染拡大防止のため、日々御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆様に重ねて御礼を申し上げます。

 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、4万人前後で高止まりの状況にありますが、大都市圏を中心として減少傾向にある一方で、増加に転じている地域も見られるなど、地域によって新規陽性者数の傾向に差が生じています。

 本県における新規陽性者数は、今月中旬以降、前の週の同じ曜日を下回る日が多くなっており、減少傾向が見られますが、依然として高止まりが続いている状況にあります。新規陽性者数の累計は、今月7日に4万人を超えてから、わずか19日間で1万人増加し、現在は5万人を超えました。

 また、月別の新規陽性者数も、過去最多であった先月を超え、4か月連続で最多を更新し、月別のクラスター発生件数についても、過去最多となる100件を超えるなど、正に予断を許さない状況にあります。

 そのような中、明日から大型連休を迎えることとなります。現在、本県では、県全域を対象とした「感染拡大防止重点対策」を、来月15日まで延長し、感染対策の徹底を呼び掛けています。

 これから旅行や帰省、行楽、イベントなどの移動や外出の機会が増えることが予想されます。人の動きが活発になることで、感染拡大のリスクも高まることが懸念されますので、旅行などの移動や外出に際しては、移動先の感染情報などを十分把握の上、慎重な御判断を重ねてお願いいたします。

 昨年の大型連休の際に、普段お会いにならない御親戚等との集まりや御家族、御友人とのお出かけがきっかけとなって、感染した事例がありましたので、御報告します。

 1つ目は、県外から御親族が帰省された際に、十数人でバーベキューを行い、6人が感染した事例です。咳の症状が見られた方が、感染を疑わずに参加していたことで感染が広まってしまいました。

 少しでも症状のある場合は、外出を控え、かかりつけ医等に相談し、早めの受診をお願いします。

 2つ目は、知人の方4人で連休中にゴルフをして、3人が感染した事例です。ゴルフ場に行くまでの間、同じ車内で長時間、密の状態にあったことが、感染の要因の一つと思われます。

 移動先だけでなく、移動中においても感染リスクがあることに注意してください。

 昨年の大型連休中に見られた二つの事例について御紹介しましたが、今年に入ってからは、子供たちのスポーツクラブや児童クラブなどでの活動中に感染した事例が多く見受けられます。

 大型連休中は、旅行やレジャー等での移動が増え、御家族、御友人と過ごす時間が長くなるほか、各種のイベントや行事等への参加機会も増えることと思います。

 普段の生活とは異なる状況の中で、ちょっとした気の緩みや、ほんの少しの油断が生じることにより、感染拡大に繋がる場合がありますので、大型連休を楽しく過ごしていただくためにも、気を緩めずに、正しいマスクの着用や手洗い、換気などの基本的な感染防止対策の徹底と再点検を重ねてお願いします。

 また、県内には、連休中も無料で抗原定性検査等を受けることのできる窓口がありますので、御自身と大切な人を守るため、御活用いただきたいと思います。

 急速に置き換わりが進んでいるオミクロン株BA.2系統は、従来よりも短期間で爆発的に感染が広まる恐れがあります。この第7波をできる限り低く抑え込んでいくためには、県民の皆様、事業者の皆様と一致団結して取り組んでいく必要があります。

 県としても、「ここで第7波を何としても抑え込む」との強い決意の下、感染症対策と県民の皆様の日常生活、社会活動・経済活動の両立を図っていくことができるよう、全力で取り組んでまいります。 

令和4年4月21日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、長期間にわたって、昼夜を問わず、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、改めて、敬意と感謝の意を表します。
 また、急速な感染の再拡大を防ぐため、日々御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。

 全国では、1日当たりの新規陽性者数が、今週に入り4万人前後で推移をするなど、前の週より減少傾向にあるものの、オミクロン株BA.2系統への置き換わりが急速に進んだことにより、高止まりの状況にあります。
 本県における新規陽性者数も、今週に入ってからは、前の週の同じ曜日を下回る日が続いていますが、今月13日に731人と過去最多を更新して以降も、600人を超える日が見られるなど、全国と同様に高止まりの傾向が続いています。
 また、人口10万人当たりの1週間の新規陽性者数は、4月13日をピークに減少に転じていますが、郡山市においては、300人を超える高い水準で推移しているほか、県全体で見ても、依然として200人を超える水準にあります。
 このように、本県における感染状況が依然として厳しい状況にあることや、オミクロン株BA.2系統への置き換わりが進んでいると見られることから、県内は、「第7波の中にある」ものと認識しています。

 現在、本県では、県全域を対象とした「感染拡大防止重点対策」を来月15日まで延長し、感染対策の徹底を呼び掛けています。
 これから大型連休を迎えるに当たり、帰省や県外への旅行を計画されている方もおられると思いますが、特に、県外との往来は、長時間の移動を伴うなど、より感染リスクが高くなりますので、移動先の感染情報などを十分把握の上、慎重に御判断いただくとともに、移動に当たっては、十分な感染防止対策を講じられるようお願いします。
 まずは、正しいマスクの着用や手洗いなど、基本的な感染対策の徹底を改めてお願いします。特に、混雑する場所や感染リスクの高い場所では十分注意をしてください。
 また、移動先からの帰宅後1週間程度は、会食など感染リスクの高い行動を控えていただくようお願いします。さらに、発熱等の症状がある場合は、登校、出勤を控え、かかりつけ医等に相談し、早めの受診をお願いします。
 先週、「感染拡大防止緊急総点検」として、感染対策の徹底をお願いしました。重ねて、県民の皆さんへの呼びかけを強化するため、今週末には、地元紙に感染対策の徹底と再点検を内容とした広報を掲載します。今一度、皆様お一人お一人の御確認をお願いします。

本県では、新規陽性者数が高止まりの傾向にあります。さらに、オミクロン株BA.2系統は、従来株より感染力が強く、短期間で爆発的に感染が広まる傾向にあることから、予断を許さない状況にあります。
 まもなく大型連休を迎える中で、県民の皆様、事業者の皆様においては、ここで確実に感染の拡大を食い止めるためにも、お一人お一人が警戒を緩めることなく、御自身と大切な方を守るため、旅行などの移動に際しては、慎重な御判断と「感染拡大防止重点対策」を始めとした感染対策の徹底をお願いします。
 県としても、「第7波の波を最小限に抑え込む」との決意の下、県民の皆様が穏やかな日常生活に早く戻り、社会・経済活動の活性化を図っていくことができるよう、しっかりと取り組んでまいります。

令和4年4月14日(木曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

  はじめに、患者さんお一人お一人に寄り添い、感染症対策や医療の現場で御尽力いただいている医療関係者の皆様と、急速な感染の再拡大を防ぐため、長期間にわたり、御理解と御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に、心から感謝を申し上げます。

  全国では、1日当たりの新規陽性者数が、5万人前後で推移するなど、年度替わり等に伴う人流の増加やオミクロン株BA.2系統への急速な置き換わりが進んだことにより、感染が再拡大しています。                                  
  本県における新規陽性者数も、先月23日から連続して前の週の同じ曜日を上回り、昨日には732人と過去最多を更新し、直近1週間における1日当たりの新規陽性者数の平均値も600人に迫る勢いとなっているなど、高止まりの状況が続いています。
  特に「郡山市、須賀川市」の2市においては、人口10万人当たりの1週間の新規陽性者数が300人を超える状況が続いています。
  また、医療提供体制の負荷を示す「病床使用率」についても、先月29日から継続的に30%を超える水準で推移しています。
  このまま新規陽性者数の増加傾向が続けば、「病床使用率」や「重傷者病床の使用率」も悪化し、医療提供体制への負荷が増えることが強く懸念されます。

 現在、本県では、県全域を対象とした「感染拡大防止重点対策」を継続していますが、感染が急速に再拡大している状況にあることから、本対策を来月15日まで延長することとします。
  また、これに併せ、新たに「感染拡大防止緊急総点検」として、県民の皆様に感染対策の徹底を広く呼びかけることといたします。
  具体的には、一つ目の対策として、御家庭用に加え、新たに事業所向けに作成した感染対策チェックリストにより、正しいマスクの着用や手洗いなどの対策、換気や消毒などの衛生管理の方法を確認していただき、新たな気づきや対策のゆるみがないかなど、改めて感染対策の点検をお願いするものです。
  二つ目の対策は、感染が拡大している地域を中心に街頭啓発を行い、マスクを外す機会の多い店舗などに対して、感染予防についての御協力の呼び掛けを行います。
  三つ目の対策は、御家庭向けの感染予防メッセージを、市町村の防災無線や広報車で、繰り返し広報していただき、広く県民の皆様に感染予防の呼び掛けを行います。
  四つ目の対策は、事業所向けの感染予防に関する注意点や対策を社内放送で周知していただくことにより、職場において感染が拡大しない環境づくりをお願いするものです。
  以上の対策を通じて、感染の再拡大を何としても防いでいきたいと考えておりますので、引き続き、県民の皆様お一人お一人の御理解と御協力をお願いいたします。

  本県では、先週、1日当たりの新規陽性者数が600人を超える日が連続し、昨日は初めて700人を超えるなど、感染が急速に拡大しており、今後、感染力が強いオミクロン株BA.2への置き換わりが更に進んでいくことが懸念されるなど、依然として予断を許さない状況にあります。
  県民の皆様、事業者の皆様においては、急激な感染拡大を少しでも緩やかにするため、お一人お一人が警戒を緩めることなく、「感染拡大防止重点対策」に取り組んでいただくよう、改めてお願いします。
  また、これから大型連休を迎えます。各地で感染が拡大している状況を踏まえ、移動を検討される際は、御自身の体調はもちろんのこと、移動先の感染情報などを十分に把握の上、慎重に御判断いただきますようお願いします。
  県としても、「感染拡大の波を最小限に抑え込む」との決意のもと、1日も早く穏やかな日常を取り戻し、社会活動・経済活動の活性化を図っていくことができるよう全力で取り組んでまいります。

 

令和4年4月8日(金曜日)県民の皆様への知事メッセージ​

 はじめに、県民の皆様の命と健康を守るため、昼夜を問わず、感染症対策や医療の現場で献身的に御尽力いただいている医療関係者の皆様に、改めて、深く敬意と感謝の意を表します。
 また、感染の再拡大防止に向け、様々な御協力を頂いている、県民の皆様、事業者の皆様に御礼を申し上げます。

 全国においては、1日当たりの新規陽性者数が5万人台となるなど、感染再拡大の様相を見せ始めています。
 本県においても新規陽性者数が、先月23日から連続して前の週の同じ曜日を上回るなど、増加傾向にあり、6日には694人と過去最多を更新、昨日まで3日連続で600人を超える状態が続いています。
 また、医療提供体制の負荷を示す「病床使用率」については、先月29日から継続的に30%を超える水準で推移しています。
 このまま新規陽性者数の増加傾向が続けば、「病床使用率」や「重症者病床の使用率」も悪化し、医療提供体制への負荷が増えることが懸念されます。

 本県では、感染の再拡大防止と早期収束に向け、県全域を対象とした「感染拡大防止重点対策」を今月17日まで延長しています。
 現在、感染が拡大している「郡山市、須賀川市、会津若松市、二本松市」の4市の皆様には、特段の感染対策強化をお願いしており、特に、郡山市と須賀川市においては、人口10万人当たりの一週間の新規陽性者数が300人を超える状況です。また、この4市以外でも、いわき市で200人を超えており、本宮市も今週二度にわたって200人を超える状況となっています。
 こうした状況を踏まえ、改めて、濃厚接触者と判明した場合は、御家庭でもマスクの着用や部屋を分けるなどの感染対策を徹底し、同居している御家族も数日程度は出勤等を控えるなどの御検討をお願いします。また、学校、幼稚園、保育所などにおいても、引き続き、感染拡大防止に向けた積極的な対応をお願いします。
 新年度に入り、新しい職場環境に慣れるため、体調不良でも無理をして出勤しなければと思う方もおられるかもしれませんが、発熱やのどの痛みなど、何らかの症状がある場合は外出・出勤を控えてください。
 事業者等におかれても、こうした症状が疑われる方々が、休みやすい雰囲気づくりをお願いします。
 また、春休みが終わり、新学期を迎えた子どもたちの感染防止対策の徹底について、引き続き御協力をお願いします。御家庭では、毎日の体調チェックや手洗い等の徹底に加え、症状があるときは、登校・登園は控えてください。
 年度初めの行事や保護者参加の行事、学習活動や部活動など、子どもたちの様々な活動における感染防止対策の徹底をお願いします。
 さらに、現在、オミクロン株BA.2系統への急速な置き換わりが進んでいます。感染力がより強いと言われていることから、更なる感染拡大を防ぐためにも、基本的な感染対策の徹底を改めてお願いします。
 この時期、歓迎会などで会食をする方も多いと思いますが「会食は4人以内かつ短時間で」、「大声やマスクなしでの会話はしない」などのポイントをしっかりと守ってください。

 本県では、1日当たりの新規陽性者数が急増し、600人を超える日が連続しております。引き続き、県民の皆様お一人お一人が御自身や大切な人を守るため、決して気を緩めることなく、「感染拡大防止重点対策」に取り組んでいただくようお願いします。
 県といたしましては、「感染再拡大の懸念が強まっている」との警戒感を、県民の皆様と共有しながら、穏やかな日常生活を一日も早く取り戻し、社会・経済活動の活性化を図っていけるよう取り組んでまいります。

 結びに、この場をお借りして、先月16日に発生した地震についてお話をしたいと思います。本日、政府において支援パッケージが発表されました。
 度重なる自然災害などにより、県民の皆様の「またか」という落胆の思いと、「心が折れそう」な厳しい状況に対し、中小企業等グループ補助金の特例措置など昨年の地震に係る支援策と同等程度の内容がとりまとめられました。
 さらには、高度な技術等を要する伊達橋の復旧工事を国が権限代行により実施するなど、本県の実情に寄り添い、昨年以上に充実した支援策を盛り込んで頂きました。
 岸田内閣総理大臣をはじめ関係省庁の皆様に心から感謝を申し上げます。

 新型コロナ感染症への対応と併せて、地震災害からの早期復旧のため、こうした支援策を活用し、市町村と緊密に連携しながら、スピード感を持って全力で取り組んでいきましょう。

 

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