【新型コロナ】知事メッセージ(令和2年度分)
新型コロナウイルス感染症に関する知事メッセージを掲載しています。
令和3年3月26日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国的に感染の再拡大、いわゆるリバウンドが非常に心配される状況となっております。新規感染者の増加傾向が見られる首都圏だけでなく、隣接県である宮城県や山形県では、先週末から今週にかけて、飲食関連のクラスターが発生し、過去最多の感染者数を更新する日が続くなど、感染が急拡大しております。宮城県については18日に、山形県については22日に、県独自の緊急事態宣言が出されたところであります。
福島県内の感染状況については、3月の新規感染者数が、昨日25日現在で453人となり、感染者数が急増した昨年12月の累計感染者数を上回るペースで増加しています。
感染者数の増加に伴い、病床利用率は昨日時点で53.7%となり、10日連続でステージ4の目安である50%を超えるなど、再び、県内の医療提供体制に大きな負荷が掛かる深刻な状況となっています。
こうした中で、飲食や会食等により新たなクラスターが発生した場合、年末年始の時を超えるような爆発的な感染拡大につながるおそれがあります。
これから、昨年の第一波が訪れた時期に入ります。県民の皆様には、今後も気を緩めることなく、自分自身と大切な方のため、そして、県内の医療提供体制を守るため、お一人お一人が感染防止対策に取り組んでいただくよう、改めてお願いをいたします。
こうした県内の感染状況を踏まえ、4月1日以降も、クラスターの未然防止にポイントを絞った重点的な対策を継続してまいります。対策の期間は、大型連休が終了する5月9日(日曜日)までといたします。県民の皆様、事業者の皆様には、引き続き、御不便・御苦労をお掛けしますが、御協力をお願いします。
はじめに、県民の皆様には、地域の感染状況や感染リスクが高まる「5つの場面」を十分意識して、慎重な行動をお願いします。
また、緊急事態措置が解除された1都3県を始め、ここ数日、過去最多の感染者数を更新している宮城県や山形県などの感染拡大地域との不要不急の往来は、控えていただくようお願いします。
さらに、感染対策が徹底されていない接待を伴う飲食店や酒類を提供する飲食店等の利用、大人数での飲食を伴う歓迎会やお花見は控えていただくようお願いします。
続いて、施設管理者、事業者の皆様へのお願いです。医療機関、高齢者施設・障がい者施設においては、チェックリスト等に基づく自主点検など、感染防止対策に見落としがないか改めて確認をお願いします。
大学・専門学校においては、感染防止対策が徹底できないサークル活動や、感染拡大地域への旅行、帰省など、感染リスクの高い活動を控えるよう、学生の皆様への注意喚起の徹底をお願いします。
また、小学校・中学校・高等学校等においては、学習活動や部活動での感染防止対策の再確認と徹底をお願いします。
飲食店等におかれては、業種別のガイドライン等に基づく感染防止対策の徹底をお願いします。
年度末・年度初め、そして大型連休にかけて、人の移動が多くなる時期を迎えます。県民の皆様、事業者の皆様には、気を緩めることなく、引き続き、感染防止対策を徹底していただくよう、強くお願いをいたします。
現在、県内では、クラスター由来の感染者のほか、それ以外の新規感染者も連日確認されている状況にあります。また、隣接県における急激な感染拡大にも警戒しなければいけません。
県民の皆様、事業者の皆様には、「新しい生活様式」の徹底はもとより、重点対策や年度末・年度初めの各種行事での感染防止対策について御協力を頂き、ここで確実に感染の再拡大を食い止めなければなりません。
皆様には、引き続き、御理解と御協力をお願いします。
令和3年3月19日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国的に新規感染者数は下げ止まりの状況にあるとともに、東京都を始め宮城県など、増加傾向が見られる県もあり、また、変異株の感染が26都道府県で確認されるなど、感染の再拡大が心配されます。
県内の感染状況については、3月の新規感染者数が昨日、18日現在で305人となり、既に2月の感染者数を上回っています。病院等で発生したクラスターの関係者と、それ以外の新規感染者がどちらも継続して確認されるとともに、感染経路不明者の割合も増加しています。
昨日時点の病床利用率は51.2%となり、直近1週間はステージ4の目安である50%前後で推移するなど、再び、県内の医療提供体制に大きな負荷が掛かる深刻な状況になっています。こうした中で、飲食や会食等により新たなクラスターが発生した場合、年末年始の時を超えるような爆発的な感染拡大につながるおそれがあります。
そこで、県民の皆様には、今後も気を緩めることなく、自分自身と大切な方のため、そして、医療を守るために、お一人お一人が感染防止対策に取り組んでいただくよう、改めてお願いをいたします。
特に、3月31日までの重点対策として、「今回、緊急事態措置が解除される1都3県を始め、感染拡大地域との不要不急の往来の自粛」と、「感染対策が徹底されていない酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えること」、この2点について、引き続き、皆様の御協力をお願いします。
次に、施設管理者及び事業者の皆様へのお願いです。医療機関等におかれましては、全ての職員が感染防止対策を常に意識し、行動していただくことが何よりも重要となります。改めて、感染防止対策に見落としがないか、チェックリスト等に基づく自主点検に漏れがないか、そして、職員一人一人の対策が徹底されているかについて、御確認いただきますようお願いします。
また、職員や利用者の方に少しでも体調の変化が見られる場合には、速やかに医療機関を受診していただくようお願いします。
例年、3月から4月にかけては、卒業や入学、就職等に伴い、各種行事が開催されるなど、人の移動が活発になることから、先ほど申し上げた重点対策に加えて、2つお願いをいたします。
一つ目は、卒業式や入学式、入社式等の行事については、感染防止策を徹底するとともに、人と人との間隔を十分に確保することやウエブ形式での開催など、適切な開催方法を検討していただくようお願いします。また、これまで全国的に、飲食を伴う場面における感染拡大が多数見られたことから、特に大人数での飲食を伴う歓送迎会や謝恩会、お花見などは控えていただくようお願いします。
二つ目は、卒業旅行を含む旅行についてです。首都圏の1都3県については、3月21日で緊急事態宣言が解除されますが、今も多くの感染者が確認されていることから、こうした感染拡大地域への旅行は自粛していただくようお願いします。それ以外の地域への旅行についても、慎重に検討していただくとともに、出来るだけ混雑しない平日の間に移動していただくようお願いします。旅行において、大人数での会食など、感染リスクが高まる行動を避けることができない場合には、旅行そのものを控えていただくようお願いします。
一方で、「ウィズコロナ」の状況が続く中、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。県民の皆様には、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう改めてお願いをいたします。
現在、県内では、クラスター由来の感染者のほか、それ以外の新規感染者も連日確認されている状況にあります。県民の皆様、事業者の皆様には、「新しい生活様式」の徹底はもとより、年度末・年度初めの各種行事での感染防止対策について御協力を頂き、ここで確実に感染の再拡大を食い止めなければなりません。
皆様には、引き続き、御理解と御協力をお願いします。
令和3年3月12日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国的に新規感染者数は、下げ止まりの状況にありますが、福島県を含め、増加傾向が見られる県もあり、感染の再拡大が心配されます。
県内では、医療機関におけるクラスターの拡大により、先月下旬以降、新規感染者数が二桁となる日が続いており、感染拡大に歯止めが掛からない状況にあります。
昨日時点の病床利用率は47.8%となり、ステージ4の目安である50%に迫るなど、再び、県内の医療提供体制に大きな負荷が掛かる深刻な状況になりつつあります。
最近1週間の傾向として、感染者の約6割は、病院や高齢者施設で発生したクラスターの関係者となっておりますが、クラスター以外での感染の広がりも心配されます。こうした中、飲食や会食等により新たなクラスターが発生した場合、年末年始の時を超えるような爆発的な感染拡大につながるおそれがあります。
そこで、県民の皆様には、今後も気を緩めることなく、感染防止対策に取り組んでいただくよう、改めてお願いをいたします。
特に、3月31日までの重点対策として、「緊急事態宣言の対象地域を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来の自粛」と、「感染対策が徹底されていない酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えること」、この2点について、引き続き、皆様の御協力をお願いします。
次に、施設管理者及び事業者の皆様へのお願いです。医療機関等におかれましては、全ての職員が感染防止対策を常に意識し、行動していただくことが何よりも重要となります。改めて、感染防止対策に見落としがないか、チェックリスト等に基づく自主点検に漏れがないか、そして、職員一人一人の対策が徹底されているかについて、御確認いただきますようお願いします。
また、職員や利用者の方に少しでも体調の変化が見られる場合には、速やかに医療機関を受診していただくようお願いします。
例年、3月から4月にかけては、卒業や入学、就職等に伴い、各種行事が開催されるなど、人の移動が活発になります。先ほど申し上げた重点対策に加えて、2つお願いをいたします。
一つ目は、卒業式や入学式、入社式等の行事については、感染防止策を徹底するとともに、人と人との間隔を十分に確保することやウエブ形式での開催など、適切な開催方法を検討していただくようお願いします。また、これまで全国的に、飲食を伴う場面における感染拡大が多数見られたことから、特に大人数での飲食を伴う歓送迎会や謝恩会、お花見などは控えていただくようお願いします。
二つ目は、卒業旅行を含む旅行についてです。緊急事態宣言が継続している首都圏の1都3県や2月末に解除された6府県など感染拡大地域への旅行は、自粛していただくようお願いします。それ以外の地域への旅行については、慎重に検討していただくとともに、出来るだけ混雑しない平日の間に移動していただくようお願いします。旅行において、大人数での会食など、感染リスクが高まる行動を避けることができない場合には、旅行そのものを控えていただくようお願いします。
一方で、「ウィズコロナ」の状況が続く中、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。県民の皆様には、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう改めてお願いをいたします。
現在、県内では、クラスターの拡大とともに、それ以外の新規感染者も継続して確認されている状況にあります。県民の皆様、事業者の皆様には、「新しい生活様式」の徹底について御協力を頂き、ここで確実に感染の再拡大を食い止めなければなりません。
皆様には、引き続き、御理解と御協力をお願いします。
令和3年3月4日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、先月13日に発生した地震により亡くなられた方に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。県といたしましては、被災された方々が一日も早く元の生活を取り戻すことができるよう、市町村と連携しながら、全力で取り組んでまいります。
改めまして、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
本県を含め、全国において、新規感染者数の下げ止まりの傾向が著しくになっている中で、感染の再拡大、いわゆる「リバウンド」を防ぐことが最重要課題です。
県内では、医療機関におけるクラスターの拡大により、一昨日は38名、昨日も34名の新規感染者が確認され、2日連続で30名を超えました。また、最近の傾向として、感染者の約8割が病院や高齢者施設で発生したクラスターの関係者となっています。
一方、クラスターが発生した施設以外での新規感染者は抑えられている状況にあり、県民の皆様お一人お一人が基本的な感染対策である「新しい生活様式」の徹底を始め、感染リスクを意識しながら慎重な行動を継続して実践いただいている成果であり、改めて感謝を申し上げます。
しかしながら、相次ぐクラスターの発生により、昨日時点の病床利用率は36.9%となり、ステージ3の目安である25%を超えるなど、再び、県内の医療提供体制への負荷が高まりつつあり、警戒が必要な状況です。ここで、万が一、飲食や会食等により、今回の病院、高齢者施設でのクラスターとは関連のない新たなクラスターが発生した場合、年末年始の時を超える爆発的な感染拡大につながるおそれがあります。
そこで、県民の皆様には、今後も気を緩めることなく、感染防止対策に取り組んでいただくよう、改めてお願いをいたします。
特に、3月31日までの重点対策として、「緊急事態宣言の対象地域を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来の自粛」と、「感染対策が徹底されていない酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えること」、この2点について、引き続き、皆様の御協力をお願いします。
次に、施設管理者及び事業者の皆様へのお願いです。先月以降、県内では8件のクラスターが発生しており、そのうち医療機関が3件、高齢者施設が4件となっています。
医療機関等におかれましては、全ての職員が感染防止対を常に意識し、行動していただくことが何よりも重要となります。感染症への対応で大変厳しい状況にあることは十分承知しておりますが、改めて、感染防止対策に見落としがないか、チェックリスト等に基づく自主点検に漏れがないか、職員一人一人の対策が徹底されているかについて、御確認いただきますようお願いします。
また、職員や利用者の方に少しでも体調の変化が見られる場合には、速やかに医療機関を受診していただくようお願いします。
例年、3月から4月にかけては、卒業や入学、就職等に伴い、各種行事が開催されるなど、人の移動が活発になります。感染拡大のリスクを可能な限り低く抑えるため、先ほど申し上げた重点対策に加えて、2つお願いをいたします。
一つ目は、卒業式や入学式、入社式等の行事については、感染防止策を徹底するとともに、人と人との間隔を十分に確保するなど、適切な開催方法を検討していただくようお願いします。また、これまで全国的に、飲食を伴う場面における感染拡大が多数見られたことから、飲食を伴う歓送迎会や謝恩会、お花見などは控えていただくようお願いします。
二つ目は、卒業旅行を含む旅行についてのお願いです。重点対策においては、緊急事態宣言の対象地域を始めとする感染拡大地域との 不要不急の往来自粛をお願いしているところであり、緊急事態宣言が継続している首都圏の1都3県と、2月末に解除されて間もない6府県への旅行は、自粛していただくようお願いします。それ以外の地域への旅行については、慎重に検討していただくとともに、出来るだけ混雑しない平日の間に移動していただくようお願いします。
旅行において、大人数での会食など、感染リスクが高まる行動を避けることができない場合には、旅行そのものを控えていただくようお願いします。
また、「ウィズコロナ」の状況が続く中、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。県民の皆様には、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう改めてお願いをいたします。
本県の感染状況は、今正に、感染の再拡大を抑えられるかどうかの分岐点にあります。県民の皆様、事業者の皆様には、「新しい生活様式」の徹底について御協力を頂き、ここで確実に感染の再拡大を食い止めなければなりません。
皆様には、引き続き、御理解と御協力をお願いします。
令和3年2月26日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、今月13日に発生した地震により、1名の方がお亡くなりになりました。心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。また、被害に遭われた県民の皆様にお見舞いを申し上げます。
今回の地震では、県内の広い範囲で住家被害が確認されています。県といたしましては、被災された方々が一日も早く元の生活を取り戻すことができるよう、市町村と連携しながら、被災箇所の復旧と被災者の生活再建に全力で取り組んでまいります。
改めまして、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国の感染状況については、1月中旬以降、減少傾向にありますが、2月中旬頃から減少スピードが鈍化しており、変異株が全国各地で確認されるなど、依然として厳しい状況にあります。
こうした中、政府に対して、大阪、京都、兵庫、愛知の4府県が緊急事態宣言の解除を要請したところであり、政府はこの要請を踏まえ、本日、4府県に岐阜、福岡を加えた6府県について緊急事態宣言を解除し、首都圏の4都県のみ継続する決定を行うこととしています。
県内の感染状況については、1月上旬(1月9日~11日)に、直近1週間における10万人当たりの新規感染者数が13人を超えていましたが、2月6日以降は2人程度となり、また、病床利用率も20%を下回るなど、感染状況を表すモニタリング指標が着実に改善しつつあります。
一方で、今週に入って、郡山市の医療機関や高齢者施設において、クラスターが相次いで発生し、昨日時点の病床利用率は21.1%となるなど、医療提供体制に再び大きな負荷が掛かるおそれがあり、予断を許さない状況が続いています。
引き続き、気を緩めることなく、感染の再拡大を防ぎ、県内の感染状況を可能な限り低い水準に抑えながら、段階的に地域経済の再生を図っていくことが重要です。
県では、3月31日までの間、クラスターの未然防止にポイントを絞った重点的な対策を実施しているところであり、改めて、県民の皆様、事業者の皆様にお願いをいたします。
まず県民の皆様には、緊急事態宣言の対象地域を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来の自粛をお願いします。また、感染対策が徹底されていない酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えていただくようお願いします。
次に、施設管理者及び事業者の皆様へのお願いです。今月に入って、県内では、6件のクラスターが発生しており、そのうち3件が高齢者施設、2件が医療機関となっています。
こうした状況を踏まえ、高齢者施設や障がい者施設においては、重症化リスクの高い高齢の方や既往症をお持ちの方への感染を防ぐため、感染防止対策の再確認とチェックリストに基づく自主点検を行っていただくようお願いします。施設等においては、全ての職員の皆様が感染防止対策を常に意識していただくことが重要であることから、自主点検を行うに当たっては、職員一人一人がチェック項目をしっかりと確認していただくようお願いします。職員や利用者の方に少しでも体調の変化が見られる場合には、速やかに医療機関を受診していただくようお願いします。
また、医療機関におかれましても、感染症への対応で大変厳しい状況にあることは十分承知しておりますが、改めて、現在の感染防止対策に見落としがないか、確認していただくようお願いします。
大学や専門学校においては、大人数での飲み会や、感染防止対策が徹底できないサークル活動など、感染リスクの高い行動を控えていただくよう、学生の皆さんに対する注意喚起の徹底をお願いします。
「ウィズコロナ」の状況が続く中、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。県民の皆様には、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう改めてお願いをいたします。
皆様には、引き続き、御理解と御協力をお願いします。
令和3年2月18日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、2月13日に発生した地震により、被害に遭われた県民の皆様に改めてお見舞いを申し上げます。今回の地震により、県内の各市町村において避難所が設置されています。コロナ禍での災害対応となることから、各市町村においては、検温の実施や、テントを活用した距離の確保など、感染症対策に十分配慮しながら、避難所を運営していただいております。
県といたしましては、被災された方々が一日も早く元の生活を取り戻すことができるよう、市町村と連携しながら、被災箇所の復旧と被災者の生活再建に全力で取り組んでまいります。
改めまして、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国の感染状況については、1月中旬以降、減少傾向にありますが、緊急事態宣言の対象となっている10都府県では、依然として病床利用率が高く、医療提供体制のひっ迫した状態が続いており、政府は、今週中の宣言解除を見送ることとしています。
県内においては県民の皆様、事業者の皆様の御協力により、感染状況を表す指標が改善されつつあり、病床利用率は2月13日以降、25%を下回る日が続くなど、医療提供体制への負荷は少しずつ軽減されてきています。
しかしながら、2月に入ってから、クラスターが相次いで3件発生し、うち2件は感染者数が 10名を超えています。今後、感染の拡大が見られる場合には、再び医療提供体制に大きな負荷が掛かるおそれがあり、予断を許さない状況となっています。
軽症者等宿泊療養施設については、いわき市の「東横インいわき駅前」は2月末から受入れを停止することとし、新たに「いわきプリンスホテル」60室を確保し、2月末からの受入開始に向けて、現在、準備を進めています。今後とも、感染状況を注視しながら、療養体制の充実を図ってまいります。
今後は、感染の再拡大を防ぎ、県内の感染状況を可能な限り低い水準に抑えながら、段階的に地域経済の再生を図っていくことが重要です。ここで気を緩めて感染が再び拡大することになれば、医療提供体制に大きな負荷が掛かり、安定して医療を提供することができなくなるとともに、地域経済にもマイナスの影響を与えるおそれがあります。
県内ではこれまで、クラスターの発生により、感染者数が急増し、病床がひっ迫する主な要因となってきました。そのため、2月15日から3月31日までの間は、クラスターの未然防止にポイントを絞った重点的な対策を実施してまいります。
まずは、県民の皆様に対し、緊急事態宣言の対象地域を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来の自粛をお願いします。また、感染対策が徹底されていない酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えていただくようお願いします。
次に、施設管理者及び事業者の皆様へのお願いです。高齢者施設や障がい者施設におかれては、重症化リスクの高い高齢の方や既往症をお持ちの方への感染を防ぐため、感染防止対策の再確認とチェックリストに基づく自主点検を行っていただくようお願いします。また、若い方々への周知・啓発を強化する観点から、大学や専門学校におかれては、大人数での飲み会や、感染防止対策が徹底できないサークル活動など、感染リスクの高い行動を控えていただくよう、学生の皆様に対する注意喚起の徹底をお願いします。
皆様には、引き続き、御負担をお掛けしますが、御理解と御協力をお願いします。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和3年2月12日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
先月、県内の感染状況がステージ3相当まで悪化したことを踏まえ、1月13日から2月7日までの間を「福島県新型コロナウイルス緊急対策期間」として、県民の皆様、事業者の皆様に対し、不要不急の外出の自粛と、酒類を提供する飲食店等における営業時間の短縮を要請してまいりました。要請した時点においては、人口10万人当たりの療養者数と直近1週間の感染者数の2つの指標がステージ3に該当していました。また、病床のひっ迫度合いを表す病床利用率については、60%を超えるステージ4の水準で、本県の医療提供体制は危機的な状況にありました。
その後、緊急対策の効果が現れ、新規感染者数や病床利用率は、着実に減少傾向に転じていますが、今後、安定して医療を提供できる状態を継続できるようになるか、しっかりと見極めるため、先週2月4日の本部員会議において、2月14日まで緊急対策期間を延長いたしました。
この間、一昨日の10日に、会津地方の医療機関でクラスターが発生しましたが、県では、速やかに職員を派遣するとともに、県立医科大学の支援を受けながら、クラスターの早期収束に向けて取り組んでいるところです。
一方、県民の皆様、事業者の皆様の御協力により、感染状況を表す指標は改善されつつあり、昨日11日時点の病床利用率は、27.5%となっています。
現時点においては、病床全体の利用率と重症者用病床の利用率の2つの指標がステージ3に該当していますが、いずれも改善傾向にあります。特に、病床全体の利用率については、ステージ3の目安25%から50%のうち、下限値である25%に近い低い水準にあり、1か月前と比べて大きく改善しています。
こうした指標の推移や新規感染者数の減少傾向等を総合的に検討した結果、福島県の感染状況はステージ2相当まで改善したものと判断し、2月14日をもって緊急対策期間を終了することといたします。
1月13日から約1か月間にわたり、皆様には大変な御不便・御苦労をお掛けいたしました。この間の皆様お一人お一人の御理解と御協力に心から感謝を申し上げます。また、患者さんの受け入れや病床の確保に御協力を頂いている多くの医療機関の皆様に、改めて厚く御礼を申し上げます。
緊急対策により、感染状況を判断する指標は改善されつつありますが、今後も感染の再拡大を防ぎ、この水準を可能な限り低く維持していくことが重要です。
今回、緊急対策期間を終了することとしましたが、感染症対策が終わる訳ではありません。県内ではこれまで、クラスターの発生により、感染者数が急増し、病床ひっ迫の主な要因となってきました。今週も、会津地方で新たなクラスターが確認されています。ここで気を緩めてしまって、再び感染が拡大することになれば、医療提供体制に大きな負荷が掛かり、安定して医療を提供することができなくなるおそれがあります。
このため、2月15日から3月31日までの間、クラスターの未然防止にポイントを絞った重点的な対策を実施してまいります。県民の皆様、事業者の皆様には、引き続き、御不便・御苦労をお掛けしますが、御協力をお願いします。
初めに、県民の皆様へのお願いです。これまで、県内で感染が拡大した局面を分析すると、県外に由来する感染が、十分な感染対策をとっていない飲食の場などを通じて広がったものと考えられます。そのため、緊急事態宣言の対象地域を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来の自粛をお願いします。また、感染対策が徹底されていない接待を伴う飲食店や酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えていただくようお願いします。併せて、県民の皆様におかれては、引き続き、感染リスクが高まる「5つの場面」を意識して、慎重な行動をお願いします。
次に、施設管理者及び事業者の皆様へのお願いです。昨年12月以降、県内では、医療施設や福祉施設で多くのクラスターが発生しています。重症化リスクの高い高齢の方や既往症をお持ちの方への感染を防ぐため、高齢者施設や障がい者施設におかれては、感染防止対策の再確認とチェックリストに基づく自主点検を行っていただくようお願いします。
また、これまでに発生したクラスターを見てみますと、若い方々にメッセージがうまく伝わっていないのではないかと感じています。このため、大学や専門学校におかれては、大人数での飲み会や、感染防止対策が徹底できないサークル活動、緊急事態宣言の対象地域を始めとする感染拡大地域への旅行や帰省など、感染リスクの高い行動を控えていただくよう、学生の皆様に対する注意喚起の徹底をお願いします。新型感染症の後遺症が若い方々にも見られるという報道も拝見しています。若い方々の行動変容に向けた、注意喚起について御協力をお願いします。
引き続き、飲食店等におかれては、業種別ガイドライン等に基づく感染防止対策の徹底をお願いします。
これまでの皆様の取組と御努力の成果をより確かなものとし、命と健康、そして、医療を守るため、皆様お一人お一人の御理解と御協力を重ねてお願いいたします。
最後に、地域経済の維持・再生についてであります。現在、一時停止している飲食店応援前払利用券事業と宿泊施設の県民割については、感染状況を踏まえつつ段階的に再開することとし、感染防止対策の徹底を前提としながら、地域経済の維持・再生を図ってまいります。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和3年2月4日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
政府は、一昨日、栃木県を除く10都府県について、特別措置法に基づく緊急事態宣言を1か月間延長することを決定しました。全国的に新規感染者が減少傾向に転じてはいるものの、重症者数は一日当たり千人前後で推移しており、依然として厳しい状況が続いています。
本県においては、1月9日に一日当たりでは過去最多となる46名の新規感染者が確認され、1月の累計感染者数も過去最多の779名となりました。病床のひっ迫度合を表す病床利用率が60%を超えるなど、感染ステージを判断する6つの指標が急激に悪化し、医療提供体制の危機と言わざるを得ない状況にありました。
こうした状況を踏まえ、福島県の感染ステージは、ステージ3相当に悪化したと判断し、1月13日から2月7日までの間を「福島県新型コロナウイルス緊急対策期間」として、県民の皆様、事業者の皆様に対し、特別措置法の規定に基づき、外出自粛及び酒類を提供する飲食店等における営業時間の短縮を要請したところであります。
緊急対策を開始した後の新規感染者数について、1週間ごとに見てみますと、最初の1週間は219名、それ以降は160名、72名と確実に減少しています。感染拡大防止に御理解と御協力を頂いた県民の皆様、事業者の皆様お一人お一人のおかげであり、深く感謝を申し上げます。
一方で、病床利用率については、1月15日の66.5%をピークに緩やかに減少しており、現時点においては、38.2%(2月3日時点)となっています。現在、重症者用の病床利用率と合わせて2つの指標がステージ3の水準にあります。
新規感染者数が減少傾向に転じていることに加え、病床利用率も少しずつ改善されつつありますが、緊急対策の終了後、短期間のうちに再び病床がひっ迫することが無いよう、安定して医療を提供することが可能な状態を継続できるようになるか、しっかりと見極める必要があります。
このため、「福島県新型コロナウイルス緊急対策期間」を2月14日まで1週間延長することといたします。県民の皆様、事業者の皆様には、引き続き、御不便・御苦労をお掛けすることになりますが、感染拡大防止に向け、御理解と御協力をお願いいたします。
県民の皆様におかれては、緊急事態宣言の対象となっている10都府県を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来を自粛していただくようお願いします。また、県内においても、不要不急の外出を自粛していただき、特に、午後8時以降の外出自粛を徹底していただくよう、お願いをいたします。
接待を伴う飲食店及び酒類を提供する飲食店等におかれては、午後8時から午前5時までの時間帯の営業を自粛していただくとともに、酒類の提供は、午後7時までとしていただくよう、お願いいたします。
また、引き続き営業時間の短縮要請に御協力いただいた事業者の皆様には、「福島県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」の支給を延長するとともに、今回、緊急対策期間における飲食店等への時短要請の影響を受け、売上げが減少した取引事業者、あるいは、県民の皆様への不要不急の外出自粛要請により直接的な影響を受け、売上げが減少した事業者の皆様を支援するため、新たに「一時金」を支給することといたします。
こうした緊急対策と併せて、会話をする際は必ずマスクを着用するなど「新しい生活様式」を徹底するとともに、日常生活において、感染リスクが高まる「5つの場面」を十分に意識して慎重に行動するなど、感染拡大防止に向け、より一層の取組をお願いいたします。
県民の皆様、事業者の皆様の御協力により、緊急対策については一定の効果が現れてきています。これまでの皆様の取組と御努力の成果をより確かなものとし、命と健康、そして医療を守るため、皆様お一人お一人の御協力を心からお願いいたします。
県では、医療提供体制がひっ迫していることを踏まえ、宿泊療養施設について、先月末に運用を開始した郡山市に続き、新たに、会津若松市に24室を開設することとし、合計244室を確保いたしました。2月下旬の受入開始を目途に準備を進めてまいります。これにより、浜・中・会津の各地方において宿泊療養施設の活用が可能となったことから、患者の移動負担の軽減はもとより、円滑な入院調整につなげていきたいと考えています。
また、即応病床の確保につきましては、これまで、医療機関において少しでも患者を受け入れやすくなるよう、支援制度等を構築してきたところであります。その結果、多くの医療機関の御協力により、これまでの350床から、本日391床まで増やすことができました。一方で、今もなお救急医療や通常医療との両立に影響を及ぼしかねない水準にあることから、引き続き、宿泊療養施設の活用や、入院時の広域調整にしっかり取り組むとともに、全県的な感染防止対策を継続することで、医療提供体制の負担軽減につなげてまいります。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和3年1月28日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。特に、時短営業に御協力いただいている飲食店等の皆様や、その取引関係にある事業者の皆様におかれましては、厳しい経営環境の中で御対応を頂いておりますことに重ねて感謝を申し上げます。
全国の一日当たりの新規感染者数は、今月8日に約8千人(7,876人)が確認されて以降、増減を繰り返しながら少しずつ減少傾向にあり、25日には3千人(2,775人)を切りました。しかしながら、重症者数については、一日当たり千人を超える日が続いており、依然として厳しい感染状況にあります。
福島県においても、1月13日からの緊急対策期間以降、県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力により、新規感染者数には一定の改善傾向が見られます。一方で、これまで感染があまり確認されなかった南会津地域で、高齢者施設の大規模クラスターが発生するなど、予断を許さない状況となっています。
病床のひっ迫具合を表す病床利用率は、ステージ4の目安である50%を超え、このうち、すぐに使用可能な病床(即応病床)の利用率も70%を超えています。また、22日には、重症者用病床42床に対する利用率が初めてステージ3の目安である25%を超えるなど、今もなお医療提供体制に大きな負荷がかかる極めて深刻な状況が続いています。
そのため、県では、昨日27日から新たに、郡山市の宿泊療養施設の運用を開始したところであり、県内で合計220室を確保しました。
無症状または軽症で、重症化のおそれがない方については、宿泊療養施設の積極的な活用を図ってまいります。
また、子育て等の家庭の事情や、療養環境に配慮が必要な場合などで、無症状または軽症であり、重症化のおそれがない方については、臨時的、応急的な措置として、自宅療養を行っているところであり、保健所において、健康管理に万全を期しながら、実施してまいります。
こうした厳しい状況を踏まえ、県では、2月7日までを「新型コロナウイルス緊急対策期間」として、皆様に2つのお願いをしています。県民の皆様におかれては、不要不急の外出を自粛していただくようお願いします。また、接待を伴う飲食店及び酒類を提供する飲食店等におかれては、夜間の営業時間を短縮していただくようお願いします。皆様には、御不便・御苦労をお掛けしますが、引き続き、御協力を頂きますよう、重ねてお願いいたします。
全国的に、また、県内においても、クラスターの発生を含め、高齢者施設や介護サービス事業所における感染者の増加が見られます。こうした介護の現場で懸命に御対応いただいている皆様に、心から感謝を申し上げます。
各施設におかれては、県がこれまでにお示しした通知やチェックリスト等に基づき、改めて、感染防止対策を確認し、徹底していただくようお願いします。
さらに、これから受験シーズンが本番を迎えることから、県外に移動される学生の皆様も多いかと思います。大変な状況の中にありますが、受験生の皆様には、是非、頑張っていただきたいと思います。受験生の皆様を始め、緊急事態宣言の対象地域等に移動する場合には、移動先においても、マスクの着用などの感染防止対策を徹底するとともに、往来後2週間は健康観察を徹底し、体調に異常を感じた時には、速やかにかかりつけ医や「受診・相談センター」へ連絡していただくようお願いします。
福島県にとって、今が正に感染拡大を抑え込む正念場であります。命と健康を守り、医療崩壊を防ぐため、県民の皆様、事業者の皆様お一人お一人の御協力を重ねてお願いいたします。
一方で、「ウィズコロナ」の状況において、感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただき、差別や誹謗中傷は絶対になさらないようお願いをいたします。
令和3年1月21日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国の感染状況は、東京都や神奈川県、大阪府など、緊急事態宣言が発令されている地域において、新規感染者数の大幅な減少は見られず、国内各地でも連日、多数の感染者が確認されています。また、今週19日には、1日の死者数が初めて100名を超えるなど、依然として、感染拡大に歯止めがかからない状況にあります。
福島県においても、感染収束の兆しが見られず、1月の感染者数は、これまで1か月当たりで最多であった455名を約半月で超え、昨日20日時点では578名となり、累計では1500名を超えました。(1534名)
また、病床のひっ迫具合を表す病床利用率についても、60%前後の高い水準が続いています。このうち、すぐに使用可能な病床(即応病床)については、現在、350床となっていますが、利用率は80%程度とひっ迫しており、医療提供体制に大きな負荷がかかる極めて深刻な状況にあります。
こうした厳しい状況を踏まえ、県では、県内全域を対象に、1月13日から2月7日までの間を「福島県新型コロナウイルス緊急対策期間」として、特別措置法の規定に基づく2つの協力要請を行っています。既に多くの皆様に御協力を頂いておりますが、改めて、県の緊急対策について、県民の皆様、事業者の皆様にお願いをいたします。
1点目は、県民の皆様へのお願いです。緊急事態宣言の対象地域を始めとした感染拡大地域との不要不急の往来を自粛していただくようお願いします。また、県内においても不要不急の外出を自粛していただき、特に、午後8時以降の外出自粛を徹底していただくようお願いします。
2点目は、事業者の皆様へのお願いです。接待を伴う飲食店及び酒類を提供する飲食店等においては、午後8時から翌日午前5時までの時間帯の営業を自粛していただくとともに、酒類の提供は、午後7時までとしていただくよう、お願いいたします。
また、こうした緊急対策と併せて、会話をする際は必ずマスクを着用するなど「新しい生活様式」を徹底するとともに、日常生活において、感染リスクが高まる「5つの場面」を十分に意識して、慎重に行動するなど、感染拡大防止に向け、より一層の取組をお願いいたします。
福島県にとって、今が正に感染拡大を抑え込む正念場、瀬戸際であります。県民の皆様、事業者の皆様には、大変な御不便・御苦労をお掛けしますが、命と健康を守り、医療崩壊を防ぐため、皆様お一人お一人の御協力を重ねてお願いいたします。
一方で、「ウィズコロナ」の状況において、感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただき、差別や誹謗中傷は絶対になさらないようお願いをいたします。
令和3年1月15日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国的に、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況が続いており、政府は、今月7日の1都3県に続き、13日に大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、福岡、栃木の2府5県に対して、2月7日までの特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出しました。
福島県の感染状況につきましては、12日に23名、13日に38名、昨日14日には36名の新規感染者が確認されるなど、感染拡大に歯止めが掛かっていない状況にあります。
また、病床のひっ迫具合を表す病床利用率についても、60%台という高い水準が続いており、このうち、すぐに使用可能な病床(即応病床)については、現在、348床となっておりますが、利用率が90%に迫り、満床に近いラインでの運用となっています。依然として、医療提供体制の危機的な局面の最中(さなか)にあると言わざるを得ません。
こうした厳しい状況を踏まえ、県では、県内全域を対象に、1月13日から2月7日までの間を「福島県新型コロナウイルス緊急対策期間」として、特別措置法の規定に基づく2つの協力要請を行っています。
既に多くの皆様に御協力いただいておりますが、改めて、県の緊急対策について、県民の皆様、事業者の皆様にお願いをいたします。
1点目は、県民の皆様へのお願いです。2月7日までの間、緊急事態宣言の対象地域を始めとした感染拡大地域との不要不急の往来を、自粛していただくようお願いします。また、県内においても不要不急の外出を自粛していただき、特に午後8時以降の外出自粛を徹底していただくようお願いします。
2点目は、事業者の皆様へのお願いです。本日から2月7日までの間、接待を伴う飲食店及び酒類を提供する飲食店等においては、 午後8時から翌日午前5時までの時間帯の営業を自粛していただくとともに、酒類の提供は、午後7時までとしていただくよう、お願いいたします。御協力いただいた事業者の皆様には、「時短営業協力金」を支給することとしています。
また、こうした緊急対策と併せて、会話をする際は必ずマスクを着用するなど「新しい生活様式」を徹底するとともに、日常生活において、感染リスクが高まる「5つの場面」を十分に意識して、慎重に行動するなど、感染拡大防止に向け、より一層の取組をお願いいたします。
福島県にとって、今が正に感染拡大を抑え込む正念場、瀬戸際であります。県民の皆様、事業者の皆様には、大変な御不便・御苦労をお掛けすることになりますが、命と健康を守り、医療崩壊を防ぐため、皆様お一人お一人の御協力を重ねてお願いいたします。
一方で、「ウィズコロナ」の状況の中、感染者が発生することは避けられません。今週は、全国大会出場のため首都圏に滞在した県内の学校において、感染防止に細心の注意を払っていた中でも感染してしまった事例もありました。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただき、差別や誹謗中傷は絶対になさらないようお願いをいたします。
令和3年1月12日(火曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国的に、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況が続いており、1日当たりの最多感染者数を更新する都道府県が相次ぎ、全国の合計では6千人から7千人台で推移しています。こうした状況を踏まえ、政府は、1都3県を対象に、2月7日までの間、特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出しました。さらに、大阪府、京都府、兵庫県の3府県に対しても緊急事態宣言を発出する動きがあるなど、感染者は増加の一途をたどる状況にあります。
福島県においても感染拡大のペースが加速しており、今月9日には、1日当たりで過去最多となる46人の新規感染者が確認されました。1月の感染者数は既に300人を超え、このままのペースで推移した場合、約半月で1か月の最多であった12月の455人に達する状況となっています。
感染者の増加により、病床のひっ迫具合を表す病床利用率が60%台という非常に高い水準に達しているのを始め、感染ステージを判断する6つの指標が急激に悪化しており、正に医療提供体制の危機と言わざるを得ない状況となっています。
こうした状況を踏まえ、現在の福島県における感染ステージは、「感染者の急増及び医療提供体制における大きな支障の発生を避けるための対応が必要な段階」であるステージ3相当まで来ているものと認識しています。
県内において、年末年始以降、広い範囲で感染者が確認されていることに加え、ここ1~2か月は、飲食が関係する場面を起点とする感染が、家庭や職場に広がっていると考えられる事例が増えています。地域経済への影響を出来るだけ抑えながら、感染拡大に歯止めをかけるためには、より強い対策を集中的に行う必要があります。
このため、県では、県内全域を対象に、1月13日から2月7日までの間を「福島県新型コロナウイルス緊急対策期間」として、県民の皆様、事業者の皆様に対し、特別措置法の規定に基づき、感染防止対策の徹底のため2つの協力要請を行います。
1点目は、県民の皆様へのお願いです。明日1月13日から2月7日までの間、緊急事態宣言の対象となっている1都3県を始めとした感染拡大地域との不要不急の往来を自粛していただくようお願いします。また、県内においても、不要不急の外出を自粛していただき、特に、午後8時以降の外出自粛を徹底していただくよう、お願いをいたします。
2点目は、事業者の皆様へのお願いです。1月15日から2月7日までの間、接待を伴う飲食店及び酒類を提供する飲食店等においては、午後8時から午前5時までの時間帯の営業を自粛していただくとともに、酒類の提供は、午後7時までとしていただくよう、お願いいたします。
要請に御協力いただいた事業者の皆様に対しては、「福島県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」を支給いたします。準備期間を考慮して、実際の要請期間は15日からとしますが、13日から御協力いただいた事業者の皆様には、その期間を含めて協力金を支給いたしますので、一日も早い御協力を頂きますようお願いいたします。
また、こうした緊急対策と併せて、会話をする際は必ずマスクを着用するなど「新しい生活様式」を徹底するとともに、日常生活において、感染リスクが高まる「5つの場面」を十分に意識して慎重に行動するなど、感染拡大防止に向け、より一層の取組をお願いいたします。
福島県にとって、今が正に感染拡大を抑え込む正念場、瀬戸際であります。県民の皆様、事業者の皆様には、大変な御不便・御苦労をお掛けすることになりますが、命と健康を守り、医療崩壊を防ぐため、皆様お一人お一人の御協力を心からお願いいたします。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和3年1月8日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、県民の命と健康を守るために、昼夜を問わず最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
全国的に、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況が続いております。昨日は、1日当たりの感染者が初めて7,000人を超えました。こうした中、政府は、感染者の約半数を占める1都3県を対象に、本日1月8日から2月7日までの1か月間、特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令しました。
本県においても感染が拡大しております。先月12月は、9件のクラスターを始め、1か月では最多となる455名の感染が確認されました。クラスター9件のうち5件は、飲食が関係する場面で発生しており、マスクを外しての飲食や会話が、感染拡大の大きな原因の一つとなっています。
1月に入ってからは、既に184名が確認され、先月を上回るペースで感染が拡大しており、感染者数の増加に伴い医療提供体制への負荷も増大しています。病床のひっ迫具合を表す病床利用率は、県全体で50%を超え、非常に厳しい状況になっています。
また、今月は、いわき市及び白河市の飲食店において、複数の感染者が確認され、特に、白河市ではクラスターが発生するなど、今後、感染が更に拡大することも心配されます。
現在の福島県は、感染者数と感染地域の拡大を踏まえると、これまで以上の警戒が必要な状況になっています。
県としては、国や市町村などの関係機関と緊密に連携し、感染拡大を防止するとともに、県民の皆さんに安心していただける検査体制、軽症者療養施設の活用を含めた医療提供体制の確保に、全力で取り組んでまいります。
こうした厳しい状況を踏まえ、私から県民の皆さんに、3つの点について、強くお願いをいたします。
1点目、「外出に当たっては、その必要性をしっかりと考えて、慎重に行動してください」
2点目、「普段一緒にいない人との飲食などは避けてください」
3点目、「マスクなしでの会話は止めてください」
この3点であります。
本県にとって、今が正に瀬戸際であります。コロナに打ち克つことが出来るかが、皆様一人一人の行動にかかっています。自分自身の命を守るため、大切な人の命を守るため、そして、医療崩壊を防ぎ、社会を守るため、新たな感染者を出さない行動を切にお願いいたします。
また、緊急事態宣言の発令に伴い、対象となった1都3県については、明日1月9日から2月7日までの間、不要不急の往来を自粛していただくようお願いいたします。1都3県以外の感染が拡大している地域との往来についても、その必要性を慎重に判断していただくようお願いします。
今週末1月11日は成人の日です。今年成人となる皆様を始め、若い方々に改めてお願いをいたします。若い方は感染しても重症化しにくいとの意見もありますが、自分たちが感染した場合、これまで育ててくれた御両親、おじいちゃん、おばあちゃんなど御世話になった方々を危険にさらすおそれがあることを認識してください。友人たちとの飲食は楽しいものです。ましてや、久しぶりに会う場合はなおさらですが、今は我慢し、先ほどお願いした3つのお願いを徹底するようお願いいたします。
成人式を開催する市町村におかれては、ソーシャルディスタンスの確保など、イベント開催のガイドラインに沿った感染防止対策の徹底をお願いします。また、オンライン開催の場合も含め、式典前後における飲食については控えていただくよう、式典参加者に対する周知をお願いします。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和2年12月25日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
〔福島市における年末年始の感染拡大防止に向けた協力要請等について〕
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
今月、福島市では、福島駅前の飲食店や忘年会、医療機関等において複数のクラスターが発生し、感染者が急増しています。昨日は、福島大学の学生のクラスターが確認され、今後、感染が更に拡大することも心配されます。昨日までの県内の感染者343名のうち、約3分の2に当たる232名が福島市で確認されています。
感染者数の増加に伴い、福島県全体の病床利用率は急激に上昇しており、特に福島市を含む県北地域の医療提供体制は、極めて厳しい状況となっています。
福島市と福島市医師会においては、12月20日に「福島市新型コロナ緊急警報」を発令し、市民の皆様に対して、年末年始期間中における感染拡大防止対策の徹底を呼び掛けています。
また昨日、福島市長から、市内における感染拡大を抑えるため、県として、より強い対策を行うよう要請がありました。
今まさに、福島市における感染拡大を食い止める上で、重要な局面にあります。市民の皆様には、感染状況や医療提供体制が極めて厳しい状況にあることを認識・共有した上で、行動していただく必要があります。
そのため、福島市全域を対象に、年末年始の感染拡大防止に向け、2つの協力要請を行うこととします。
1点目は、福島市内の接待を伴う飲食店及びお酒を提供する飲食店等に対して、12月28日から1月11日までの間、午後10時から翌日の午前5時までの営業自粛を要請することとし、御協力いただいた事業者の皆様に対しては、「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」を支給することといたします。
2点目は、福島市民の皆様へのお願いです。12月28日から1月11日までの間、不要不急の外出は出来る限り控える、大人数・長時間の会食は自粛する、初詣等は混雑する時期を避けるなど、皆様一人一人の慎重な行動を強くお願いいたします。
さらに、県内では、急激な感染拡大が続いており、年末年始における医療提供体制の確保が重要であることから、発熱患者の受け入れ等に御協力いただいた医療機関に対し、協力金を支給する制度を新たに設けることといたします。
福島市民の皆様、福島市内の事業者の皆様には、御不便・御苦労をお掛けすることになりますが、これ以上の感染拡大を防止し、医療機関と医療関係者の皆様を守るという要請の趣旨を御理解いただき、御協力を頂きますようお願いいたします。
〔県民の皆様へのお願い〕
全国的に、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況が続いており、昨日(24日)も、これまでで最多となる3,700名を超える感染者が確認されています。
本県においても、今月は、昨日までに343名と、これまでで最多だった10月の135名を大きく上回り、大変厳しい状況が続いています。
県としては、これ以上の感染拡大を防ぐため、関係機関と連携しながら、特に福島市のクラスターの早期収束に全力で取り組んでまいります。また、医療提供体制への負荷が増大してきている状況にありますが、軽症者療養施設の段階的な活用を含め、県民の皆様に安心していただける体制を確保してまいります。
医療に従事されている皆様には、年末年始も休むことなく、最前線で御対応いただいております。県といたしましても、新たな支援金制度を設けることといたしましたが、この厳しい状況を一日も早く脱却するため、引き続き、医療関係者の皆様と一体となって取り組んでまいります。
ここで、県民の皆様にお願いをいたします。これ以上の感染拡大を防ぐためには、私たち一人一人が、県内の感染状況が一段階悪化していることを強く認識し、いつどこで感染が拡大してもおかしくないという危機感をより高めて、感染対策に当たっていかなければなりません。
感染をゼロにすることは困難ですが、出来る限りクラスターを発生させないことが重要です。そのために、一人一人がマスクの着用や手洗いなどの基本的な感染防止対策と「新しい生活様式」を徹底していただくようお願いします。また、事業者の皆様には、業種ごとのガイドラインに沿って適切な感染防止対策を講じていただくなど、クラスターの発生を防ぐため、基本の徹底を改めてお願いします。
これから人の移動や接触が大変多くなる年末年始を迎えます。皆様には、特に3つの点に気を配っていただき、年末年始を御家族と静かに過ごしていただきますようお願いします。
一点目は、会食についてであります。県内においても、大人数・長時間に及ぶ飲食やマスクなしでの会話等が要因と思われるクラスターが発生しています。忘年会や新年会等は、なるべく普段から一緒にいる人と、少人数・短時間で開催していただくようお願いします。また、ガイドラインを遵守しているお店を選ぶ、会話する際は必ずマスクを着用するなど、感染防止対策の徹底をお願いします。
二点目は、帰省についてであります。帰省する場合には、3密回避を含め、基本的な感染防止策を徹底していただくようお願いします。特に感染が拡大している地域との往来については、御家族で慎重に相談していただくようお願いします。帰省する場合は、年末年始の休暇を分散して取得するなど、混雑する時期を出来るだけ避けていただくようお願いします。発熱等の症状がある場合には、帰省や移動を控えていただくようお願いします。
三点目は、初詣や各種イベント等への外出についてであります。外出の際は、移動先の感染状況の確認をお願いします。初詣については、混雑する時期を避けていただくようお願いします。また、3密や感染防止対策が徹底されていない施設は避け、マスクの着用などの感染防止対策を徹底していただくようお願いします。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和2年12月16日(水曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
全国的に、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況が続いており、特に、大都市圏及びその周辺地域において、連日、多数の感染者が確認されています。先週12日には、全国で一日当たりの感染者数が初めて3,000名を超え、重症者数も日に日に増加しています。
本県においても、今月に入ってからクラスターが相次いで発生しており、昨日は一日当たりでは最多となる28名の感染が確認されるなど、県内の感染者数の合計は、半月で157名となっています。既に、これまでで最多だった10月(135名)を上回り、2倍以上のスピードで感染が拡大しています。
感染者の増加に伴い、入院者数も増加しており、福島県の感染のステージは、「感染者の漸増及び医療提供体制への負荷が蓄積する段階」であるステージ2に入りました。確保病床数に対する利用率は25%を超えています。医療提供体制の負荷が急激に増大しており、特に県北地域は厳しい状況となっています。
これまで陽性となった方については、原則入院としていたところですが、こうした現在の状況を踏まえ、無症状や軽症の若い方等については、診断の上、医師の判断により入院治療が不要とされた場合、速やかに宿泊療養施設を利用していただけるよう、宿泊療養施設の段階的な活用を図っていくことといたします。感染された方の症状に応じて、医療機関や宿泊療養施設を適切に活用していくことで、県民の皆様に安心していただける体制を確保していきます。
これ以上の感染拡大を防ぐためには、私たち一人一人が、感染のステージが一段階悪化したことを認識し、いつどこで感染が拡大してもおかしくないという強い危機感を持って、感染対策に当たっていかなければなりません。
新型コロナウイルスとの闘いは今後も続きます。対策疲れや気の緩みから基本的な感染防止対策を怠ってしまうと、感染が一気に拡大することも心配されます。家庭や職場内において、「新しい生活様式」の継続と併せて、適切な換気や湿度の確保など、冬場の感染防止対策を徹底していくことが重要です。
県民の皆様におかれては、全国で感染が拡大している状況を踏まえ、特に感染リスクが高い地域に移動する場合には、その必要性を慎重に判断していただくとともに、移動先においては、3密や大声を出す場面、会食や宴会などの感染の広がりが見られるような場所への訪問は控えていただくようお願いします。また、接触確認アプリの活用や移動後2週間の行動歴の記録など、感染拡大を防ぐための対応をお願いします。
特に、これから人の動きが増える年末年始を迎えるに当たり、皆様に3つお願いをいたします。
一点目は、会食についてであります。12日に福島市で確認されたクラスターは、大人数で長時間に及ぶ飲食やマスクなしでの会話等が感染拡大の要因であると考えられます。忘年会や新年会等は、なるべく普段から一緒にいる人と、少人数・短時間で開催していただくようお願いします。また、ガイドラインを遵守しているお店を選ぶ、座席の配置は正面や真横を避けて斜め向かいにする、会話する際は必ずマスクを着用するなど、感染防止対策の徹底をお願いします。
二点目は、帰省についてであります。帰省する場合には、3密回避を含め、基本的な感染防止策を徹底するとともに、特に大人数の会食を控えるなど、高齢者等への感染につながらないよう注意をお願いします。そうした対応が難しいと判断される場合は、帰省について慎重に検討していただくようお願いします。帰省する場合は、年末年始の休暇を分散して取得するなど、混雑する時期を出来るだけ避けていただくようお願いします。発熱等の症状がある場合には、帰省や移動を控えていただくようお願いします。
三点目は、初詣や各種イベント等への外出についてであります。外出の際は、移動先の自治体等が出している情報により、感染状況の確認をお願いします。初詣については、混雑する時期を避けていただくようお願いします。また、3密や感染防止対策が徹底されていない施設は避け、マスクの着用などの感染防止対策を徹底していただくようお願いします。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和2年12月11日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
全国における新型コロナウイルスの感染状況については、昨日、一日当たりではこれまでで最多となる2,900名以上の新規感染者が確認されました。大阪府や北海道旭川市においては、医療体制がひっ迫し、看護師の派遣を自衛隊に要請するなど、非常に厳しい状況となっています。
県内においても、今月、福島市内の飲食店でクラスターが発生しました。また、この飲食店の利用者が勤務する福島市内の会社においても、クラスターが発生しており、2つのクラスターに関連する感染者数は40名に及んでいます。
このため、福島市においては、クラスターが発生した地域の飲食店等を対象にPCR検査を実施することとしました。対象となる飲食店の皆様には、これ以上の感染拡大を防ぐため、検査への積極的な御協力をお願いします。
福島市による検査は大規模なものとなることが予想されますが、これを速やかに実施し、必要な対策を講じていくことが、感染拡大を食い止めるための前提となります。県としても、福島市での検査等がスムーズに実施できるよう、市と連携しながら、必要な支援をしっかりと行ってまいります。
また、引き続き、福島市に保健師等を派遣して、入院調整や疫学調査を支援するとともに、今後は、「感染防止対策取組ステッカー」を配布している飲食店等について、市と共同で現地調査を実施するなど、関係機関と緊密に連携しながら、感染拡大防止に全力で取り組んでまいります。
今月に入って既に本県の感染者数の合計は81名となっており、感染拡大のスピードは、これまでで最多だった10月(135名)を大きく上回っています。特に昨日は、一日当たりで最多となる17名の感染が確認されました。新型コロナウイルスとの闘いはまだまだ続きます。対策疲れや気の緩みから基本的な感染防止対策を怠ってしまうと、人の往来が多くなる年末年始に向けて、感染が一気に拡大することも心配されます。いつどこで感染が拡大してもおかしくないという、強い危機感を持って、感染対策に当たっていかなければなりません。
こうした状況を踏まえ、皆様に3つお願いをいたします。
一点目は、感染が拡大している地域との往来についてであります。現在、特に、札幌市や大阪市、名古屋市、東京都等において、感染が拡大しています。こうした地域へ移動する場合には、移動の必要性を慎重に判断していただくとともに、移動先においては、感染防止対策の徹底に加え、3密や大声を出す場面を避ける、会食や宴会は控えるなど、自分自身の身を守る慎重な行動をお願いします。
また、こうした地域からお戻りになった後は、体調の変化に、より一層注意していただくとともに、家庭内におけるマスク着用などにも気を配っていただくようお願いします。体調が悪い時には、速やかにかかりつけ医や「受診・相談センター」へ連絡していただくようお願いします。
二点目は、これから年末年始に向けて、会食をされる機会が増えてくると思いますが、感染リスクが高まる「5つの場面」を出来るだけ避けるとともに、少人数・短時間で、会話をする時はなるべくマスクを着用するなど、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」に気を配っていただくようお願いします。
事業者の皆様におかれては、今回の飲食店におけるクラスターの発生も踏まえ、マスク着用や換気を始め、業種ごとのガイドラインに基づく感染防止対策を徹底していただくよう、改めてお願いします。
三点目は、「新しい生活様式」の継続と併せて、家庭や職場内において、室温に注意しながら窓を開けて換気を行うこと、適度な湿度を保つことなどに取り組んでいただくようお願いします。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。県民の皆様には、感染された方やその御家族、医療や感染症対策に携わる方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和2年12月3日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
全国各地で、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。先月28日には、一日当たりではこれまでで最多の2,600名を超える感染者が確認されました。特に、北海道や首都圏、関西圏、中部圏の一部の地域において感染者数が増加しており、医療提供体制への深刻な影響が心配されています。政府においては、11月下旬から12月17日までの3週間を、これ以上の感染拡大を防ぐ上で極めて重要な期間であるとして、感染防止への一層の協力を呼び掛けています。
一方、県内においては、先月、113名の感染が確認され、10月(135名)に続いて、2か月連続で100名を超えました。このうち、重症化リスクの高い70代以上の方の割合は、10月の12%から 11月は23%と、約2倍に増えています。現在、大規模な感染拡大は抑えられている状況にあるものの、今月に入ってから既に8名の感染が確認されています。県内においても、いつどこでクラスターが発生してもおかしくない、感染が大規模に拡大する可能性が十分にあるということを強く認識して、感染対策に当たっていかなければなりません。
こうした状況を踏まえ、県民の皆様に3つお願いをいたします。
一点目は、感染が拡大している地域との往来についてであります。8月から10月にかけて、県内で感染者が増加した際の主な感染経路を分析した結果、県外に由来する感染が家庭や職場内に広がったものと考えられます。現在、札幌市や大阪市、名古屋市、東京都など、大都市で感染が急増していることから、こうした地域へ移動する場合には、移動の必要性を慎重に判断していただくとともに、移動先においては、感染防止対策の徹底に加え、3密や大声を出す場面を避ける、会食や宴会は控えるなど、自分自身の身を守る慎重な行動をお願いします。
また、こうした地域からお戻りになった後は、体調の変化に特に注意いただくとともに、家庭内におけるマスク着用などにも気を配っていただくようお願いします。体調が悪い時には、速やかにかかりつけ医や「受診・相談センター」へ連絡していただくようお願いします。
二点目は、これから年末年始に向けて、会食をされる機会が増えてくると思いますが、感染リスクが高まる「5つの場面」を出来るだけ避け、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」に気を配っていただくようお願いします。
三点目は、「新しい生活様式」の継続と併せて、家庭や職場内において、室温に注意しながら窓を開けて換気を行うこと、適度な湿度を保つことなどに取り組んでいただくようお願いします。
「ウィズコロナ」の状況の中、今後も県内で感染者が発生することは避けられません。誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。感染した方は、心身ともに大変辛い思いをされます。また、御家族や職場の皆様、医療従事者や感染症対策に携わる関係の皆様も、それぞれに不安や心配を抱えておられます。県民の皆様には、こうした方々に対して、温かい気持ちで接していただきますようお願いします。また、差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和2年11月27日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
全国における新型コロナウイルスの感染状況については、感染拡大のスピードが増しています。特に北海道や首都圏、関西圏、中部圏の一部の地域においては、その傾向が著しくになっており、急激な感染拡大に対して、これまで以上の警戒が必要な状況となっています。また、入院者数や重症者数も増加しており、このままの状況が続けば、医療提供体制に深刻な影響が生じることが心配されています。
今週24日には、政府において、札幌市と大阪市を目的地とする旅行をGotoトラベル事業の対象から一時的に除外する決定をしました。
また、北海道、東京都、愛知県、大阪府の4都道府県は、感染が拡大している地域の飲食店等に対して、営業時間の短縮や休業などを要請しています。
県内においては、現在、大規模な感染拡大は抑えられているものの、今月に入ってから昨日までに102名の方の感染が確認されています。現時点において、本県では、Gotoトラベル事業の制限や休業要請等を行う状況にはないと考えていますが、クラスターの発生等により、感染が拡大する可能性が十分にあることを強く認識して、感染対策に当たっていかなければなりません。
こうした状況を踏まえ、県民の皆様に3つお願いをいたします。
一点目は、感染が拡大している地域との往来についてであります。8月から10月にかけて、県内で感染者が増加した際の主な感染経路を分析した結果、県外に由来する感染が家庭や職場内に広がったものと考えられます。現在、札幌市や大阪市、名古屋市、東京都など、大都市で感染が急増していることから、こうした地域へ移動する場合には、移動の必要性を慎重に判断していただくとともに、移動先においては、感染防止対策の徹底に加え、3密や大声を出す場面を避ける、会食や宴会は控えるなど、自分自身の身を守る慎重な行動をお願いします。
また、こうした地域からお戻りになった後は、体調の変化に特に注意するとともに、家庭内におけるマスク着用などにも気を配っていただくようお願いします。体調が悪い時には、速やかにかかりつけ医や「受診・相談センター」へ連絡していただくようお願いします。
二点目は、これから年末に向けて、会食をされる機会が増えてくると思いますが、感染リスクが高まる「5つの場面」を出来るだけ避け、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」に気を配っていただくようお願いします。
三点目は、「新しい生活様式」の継続と併せて、これから冬を迎えるに当たり、家庭や職場内において、室温に注意しながら窓を開けて換気を行ったり、40%以上を目安に適度な湿度を保つことなどに取り組んでいただくようお願いします。
また県では、外国人住民の方に新型コロナウイルスに関する情報を分かりやすくお伝えするため、12月1日から相談支援員を配置するとともに、複数言語による電話相談窓口を設置します。皆様の周りに日本語でのコミュニケーションが難しい方がいらっしゃる場合には、御利用いただきますよう、周知をお願いします。
最後に、医療従事者や感染症対策に携わる関係の皆様、感染された方やその御家族等に対する差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和2年11月19日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
全国的に、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。昨日は、全国で2,200名を超える感染者が確認され、これまでの1日当たりの最多人数を500名近く上回りました。
政府は、こうした全国の感染状況を踏まえ、現在の大規模イベントに関する開催制限を、基本的に来年2月末まで継続することを決定しました。
一方で、県内の感染状況は、10月下旬にやや落ち着きが見られたものの、今月に入ってから大規模なクラスターの発生を始め、一昨日には12名の方の感染が確認されるなど、既に新規感染者数が70名となっています。首都圏や大阪府などの大都市や北海道のほか、宮城県や茨城県、新潟県などの隣県においても感染者が急増しており、福島県も、いつどこで感染が拡大してもおかしくない状況が続いています。
こうした全国の感染状況や政府の決定内容、県内の感染状況などを踏まえ、本県としても、「福島県新型コロナウイルス感染拡大防止対策」に基づくイベントの人数制限等の基準について、当面、来年の2月末まで継続することといたします。
ここで、イベントを実施する施設の管理者やイベントの主催者の皆様にお願いをいたします。これから様々なイベントが開催されるシーズンを迎えるに当たり、改めてガイドラインの確認と、ガイドラインに基づく対策の徹底について御協力をお願いします。
また県では、イベント開催に関する事前相談窓口を設けています。全国的な移動を伴うイベントや、参加者が1,000人を超えるようなイベントを開催する場合には、事前に御相談を頂きますようお願いします。
続いて、県民の皆様にお願いをいたします。8月から10月にかけて、県内で感染者が増加した際の主な感染経路を分析した結果、県外由来の感染を起点として、そこから家庭や職場に広がったものと考えられます。現在、大都市等で感染が急増している状況を踏まえ、そうした地域への移動については、その必要性を慎重に判断していただくようお願いします。
政府の感染症対策分科会において、感染リスクが高まる「5つの場面」と、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」が示されています。これから年末に向けて、会食をされる機会が増えてくると思いますが、その際には、感染リスクが高まる「大人数や長時間に及ぶ飲食」、「マスクなしでの会話」を出来るだけ避けて、ある程度の少人数で、時間を区切る、大声を出さないといったことに気を配っていただくようお願いします。
また、「新しい生活様式」の継続とともに、これから冬を迎えるに当たり、家庭や職場内において、寒い環境でも室温が下がらない範囲で窓を開けて換気を行うことや、40%以上を目安に適度な湿度を保つことなどに取り組んでいただくようお願いします。併せて、具合が悪い方や持病をお持ちの方がおられる場合には、家の中でも状況に応じてマスクを着用するといったことを、家族で話し合っていただきたいと思います。
最後に、医療従事者や感染症対策に携わる関係の皆様、感染された方やその御家族等に対する差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和2年11月12日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
国内における新型コロナウイルスの感染状況は、10月以降、増加傾向に転じ、今月に入ってからはその傾向がより強まっています。東京や大阪、北海道などで継続して多数の感染者が確認されているほか、昨日は岩手県や茨城県、新潟県など近隣県において、1日当たりではこれまでで最多となっています。
県内の感染状況は、10月下旬にやや落ち着きが見られたものの、今月に入ってから、郡山市の専門学校グループにおいてクラスターが発生しました。これまでに19人の方の感染が確認されており、県内のクラスターとしては最多の人数となっています。
郡山市では、専門学校の学生と教職員約2,000人を対象としたPCR検査を実施しており、今のところ大規模な感染拡大には至っておりませんが、今後の推移を注視していく必要があります。県としては、クラスターの拡大を抑え込むため、引き続き、郡山市と緊密に連携しながら取り組んでまいります。
県内においては、いつどこでクラスターが発生してもおかしくない状況が続いています。ひとたびクラスターが発生すれば、感染が拡大する可能性が十分にあるということを強く認識して、感染対策に当たっていかなければなりません。
政府においては、今月9日に行われた感染症対策分科会の緊急提言を受けて、「寒冷な場面における新型コロナ感染防止等のポイント」を示しました。それによれば、人と人との距離の確保や3密を避けるなどの基本的な感染防止対策に加え、寒い環境でも室温が下がらない範囲で窓を開けて換気を行うこと、40%以上を目安に適度な湿度を保つこと、この3つがポイントとして挙げられています。
今後、冬を迎えるに当たり、県民の皆様には、「新しい生活様式」を継続するとともに、家庭や職場内において、こうした換気や湿度の確保にも気を配っていただくようお願いします。併せて、具合が悪い方や持病をお持ちの方がおられる場合には、家の中でも状況に応じてマスクを着用するといったことを、家族で話し合っていただきたいと思います。
また、これから年末に向けて、外食する機会が増えてくると思います。政府の感染症対策分科会においては、「大人数や長時間におよぶ飲食」、「マスクなしでの会話」などの5つの場面を、感染リスクが高まる場面として示しています。外食などの際には、ある程度の少人数で時間を区切って、大声を出さないでお店を利用するといったことに気を配っていただくようお願いします。また、それぞれのお店においても、換気を始め、基本的な「新しい生活様式」の徹底をお願いします。
最後に、ウィズコロナにおいては、誰もがウイルスに感染する可能性があります。県民の皆様には、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう改めてお願いをいたします。
令和2年11月5日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に御礼を申し上げます。
全国の新型コロナウイルス感染者の状況は、今年1月に国内初の感染者が確認されてから、10月末に累計で10万人を超えました。
福島県内においては、3月7日に1例目の方が確認されて以降、一昨日、11月3日に400名を超えました。8月12日に100例目の方が確認されるまで約5か月を要したのに対して、8月以降は、感染のスピードが急速に増しています。
この新型感染症が短期間で拡大し、私たちの日常生活に大きな影響を及ぼしていることを改めて認識する必要があります。
こうした中、県内では10月に135名の感染者が確認され、1か月間では過去最多となりました。一方で、10月の最後の1週間(10月25日~31)は、新規感染者が2名となり、減少の兆しが見え始めたところでありましたが、今月に入ってから、郡山市の専門学校において新たなクラスターが発生しました。
全国的には、首都圏などの大都市で、連日、多くの感染者が確認されているほか、北海道や青森県、宮城県などにおいても大規模なクラスターの発生により感染者が急増しています。
「ウィズコロナ」の状況において、感染のリスクをゼロにすることは出来ません。福島県でも、いつどこでクラスターが発生してもおかしくない状況が続いています。ひとたびクラスターが発生すれば、感染が拡大する可能性が十分にあるということを強く認識して、感染対策に当たっていかなければなりません。
7月から10月における県内の感染経路について分析した結果、県外から流入した感染を起点に、家族や職場内へ広がったものと推測されます。
県民の皆様におかれては、家庭や職場内においても、手指の消毒や換気などの基本的な感染症対策をお願いします。具合が悪い方や、持病をお持ちの方がいる場合には、家の中でも必要に応じてマスクを着用するといったことを、家族で話し合っていただきたいと思います。少しでも体調に異常を感じた場合には、かかりつけ医または「受診・相談センター」に相談していただくようお願いします。
先月開催された政府の感染症対策分科会の提言において、「飲酒を伴う懇親会等」、「大人数や長時間におよぶ飲食」、「マスクなしでの会話」などの「5つの場面」が、感染リスクが高まる場面として提示されるとともに、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」が示されています。
県民の皆様におかれては、感染リスクを高めやすい場面でのマスクの着用等、感染防止対策を徹底していただき、感染対策が十分に講じられていない場所への外出等は控えるなど、お一人お一人の慎重な行動をお願いします。
また、本日の全国知事会議において、年末年始の休暇の分散取得について、メッセージが出されました。年末年始の時期は人の移動が集中し「密」になりがちなことから、事業者の皆様におかれては、従業員の方々が分散して休暇を取得できるよう御協力をお願いします。
さらに、誰もがウイルスに感染する可能性があることから、県民の皆様におかれては、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう、改めてお願いをいたします。
令和2年10月30日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆さん、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆さんに、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆さん、事業者の皆さんに感謝を申し上げます。
県内における10月の感染者は、昨日までに134名が確認されており、最多となった先月(92名)を上回っています。
一方で、1週間ごとの感染者数を比較すると、10月9日からの1週間は52名、その次の1週間は32名だったのに対し、直近の1週間は8名となっており、減少の兆しが見え始めています。
感染が拡大していた郡山市においても、直近の1週間は2名と減少傾向にありますが、引き続き、駅前の飲食店に対するPCR検査を実施するとともに、県としても郡山市と連携して飲食店を対象とした感染防止対策セミナーを開催するなど、感染拡大防止に向け取り組んでまいります。
また、県内では、これまで感染者が確認されていなかった町村においても、散発的に感染が確認されています。さらに、最近では、北海道や青森県、宮城県などで大きなクラスターが発生しています。ひとたびクラスターが発生すれば、感染が大規模に拡大する可能性があります。県内は、決して感染拡大が収束した訳ではありません。依然として、先行きは不透明であり、引き続き、今後の推移を注視していく必要があります。
7月から10月までの感染状況について分析した結果、県外から流入した感染を起点に家族や職場内へ広がったと推測されることから、家族内から福祉施設等への感染防止を徹底することが重要です。
県民の皆さんにおかれましては、家庭内においても基本的な感染症対策をしっかり行っていただくとともに、少しでも体調に異常を感じた場合には、かかりつけ医または「受診・相談センター」に相談していただくようお願いします。
また、先週開催された政府の感染症対策分科会の提言において、感染リスクが高まる「5つの場面」が提示されるとともに、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」が示されています。
感染リスクが高まる場面として、1つ目は「飲酒を伴う懇親会等」、2つ目は「大人数や長時間におよぶ飲食」、3つ目は「マスクなしでの会話」、4つ目は寮などの「狭い空間での共同生活」、5つ目は仕事での休憩時間に入ったときなどの「居場所の切り替わり」が挙げられています。こうした場面において、ある程度の時間、マスクを外して近い距離で会話をすることは、感染リスクが高くなりやすいと指摘されています。
また、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」については、ガイドラインを遵守したお店の利用や、お酒を飲む場合、少人数・短時間で、なるべく普段一緒にいる人と、適度な量でといったことが示されています。
県民の皆さんにおかれては、感染リスクを高めやすい場面でのマスクの着用等、感染防止対策を徹底していただき、感染対策が十分に講じられていない場所への外出等は控えるなど、お一人お一人の慎重な行動をお願いします。
感染拡大防止と並んで重要なのが、地域経済の再生・回復です。来週11月2日(月曜日)からは、新しい生活様式に対応しながら頑張っている飲食店や、食材を供給する農林漁業者を応援する「Go To Eatキャンペーンふくしま」が始まります。キャンペーンに参加する飲食店は、感染防止対策を行うことが条件になっておりますので、安心して御利用いただくことが出来ます。是非プレミアム付き食事券を購入していただき、県内の飲食店を応援してくださるようお願いします。
最後に、「ウィズコロナ」の状況においては、誰もがウイルスに感染する可能性があります。県民の皆さんにおかれては、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう、改めてお願いをいたします。
令和2年10月22日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
現在、70名を超える方々が医療機関に入院されています。医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に感謝を申し上げます。
県内においては、10月に入ってから昨日までに、125名の感染が確認されており、1か月間で最多となった先月の92名を上回っています。
特に郡山市においては、飲食店と学習塾で発生したクラスターを含め、今月は、これまでに既に90名の感染者が確認されています。既に、先月(32名)の3倍近い数値となっており、依然として厳しい状況が続いています。
一方で、県全体の医療提供体制は、現時点において安定的な運用が出来る状況にあるものの、病床利用率は2割に近づきつつあります。
こうした状況に歯止めをかけるためには、郡山市を中心とした感染拡大を防止することが喫緊の課題です。郡山市においては、先日実施された厚生労働省のクラスター対策班による分析結果等を踏まえ、郡山駅前の飲食店に対するPCR検査の継続、駅前周辺の保育施設や高齢者施設職員に対するPCR検査の実施などの対策を行うこととしています。
県としては、引き続き、郡山市や関係機関と緊密に連携しながら、感染拡大防止に全力で取り組んでまいります。
ここで、現在の厳しい感染状況を踏まえ、改めて県民の皆様にお願いをいたします。先月開催された政府の感染症対策分科会の提言の中で、感染リスクを高めやすい7つの場面を挙げていますが、このうち特に重要な4つについて御注意いただくようお願いいたします。
一つ目は「飲酒を伴う懇親会」、二つ目は「大人数や深夜に及ぶ飲食」、三つ目は「大人数やマスクなしでの会話」、四つ目は「仕事後や休憩時間」です。こうした場面において、ある程度の時間、マスクを外し、近い距離で会話をすることは、感染リスクが高くなりやすいと指摘されています。
このため、感染者の多い地域においては、感染リスクを高めやすい場面でのマスクの着用等、感染防止対策を徹底し、感染対策が十分に講じられていない場所への外出等は控えるなど、お一人お一人の慎重な行動をお願いします。
その他の地域においても、全ての県民の皆様が危機感を持って、引き続き基本的な感染防止対策と「新しい生活様式」の徹底をお願いします。
また、事業者の皆様におかれては、業種毎のガイドラインに基づく対策に加え、感染防止対策に取り組んでいることを示すステッカーやポスター、さらには接触確認アプリなどの積極的な活用をお願いします。
最後に、「ウィズコロナ」の状況においては、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。県民の皆様におかれましては、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう、改めてお願いをいたします。
令和2年10月16日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染拡大の防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
県内においては、10月に入ってから昨日までに、94名の感染が確認されています。わずか半月で、1か月間では過去最多となった先月の92名を上回りました。また昨日は、1日では最多となる15名の感染が確認されるなど、依然として厳しい状況が続いています。
特に郡山市においては、半月で先月(32名)の2倍以上となる66名の感染が確認されており、感染のスピードが急速に増しています。こうした事態を受け、郡山市においては、厚生労働省のクラスター対策班による感染経路等の分析が実施されました。
分析結果によると、9月以降の感染者の主な感染経路(想定)は、郡山駅前の飲食店の従業員やその利用客と考えられるものが36%、家族内の感染が22%、職場内の濃厚接触による感染が10%、感染経路不明が19%などとなっており、駅前の飲食店及びそこからの感染者が全体の53%となっています。
郡山市においては、分析結果等を踏まえ、郡山駅前の飲食店に対するPCR検査の継続、駅前地区の保育施設や高齢者施設職員に対するPCR検査の実施などの対策を行うこととしています。
県としては、引き続き、郡山市や関係機関と緊密に連携しながら、感染拡大防止に全力で取り組んでまいります。
今回のクラスター対策班による感染経路の分析結果を踏まえ、県民の皆様にお願いをいたします。先月開催された政府の感染症対策分科会の提言の中で、感染リスクを高めやすい7つの場面を挙げていますが、このうち特に重要な4つについて御注意いただくようお願いいたします。
一つ目は「飲酒を伴う懇親会」、二つ目は「大人数や深夜に及ぶ飲食」、三つ目は「大人数やマスクなしでの会話」、四つ目は「仕事後や休憩時間」です。こうした場面において、ある程度の時間、マスクを外し、近い距離で会話をすることは、感染リスクが高くなりやすいと指摘されています。
いずれの場面においても、マスクの着用など、感染防止対策を徹底していただくことはもちろんですが、感染対策がなされていなかったり、自ら感染対策をすることが難しいような場合は、こうした場面を出来るだけ避けるという行動が、感染拡大を抑えていく上で大変重要です。県民の皆様には、改めて感染リスクの高い場面について認識していただいた上で、お一人お一人の慎重な行動をお願いします。
また、事業者の皆様におかれては、業種毎のガイドラインに基づく対策に加え、感染防止対策に取り組んでいることを示すステッカーやポスター、さらには接触確認アプリなどの積極的な活用をお願いします。
最後に、「ウィズコロナ」においては、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。県民の皆様におかれましては、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別、誹謗中傷を絶対になさらないよう、改めてお願いをいたします。
令和2年10月8日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染の拡大防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に感謝を申し上げます。
県内においては、10月に入ってから昨日までの1週間で34名の感染が確認されています。まだ1週間が経過したばかりですが、1か月間では過去最多となった先月を上回るペースで感染が確認されており、依然として厳しい状況が続いています。
特に、郡山市において感染が急増しており、ここ2週間では、県内55名の新規感染者のうち43名、直近1週間では県内34名のうち30名が郡山市で確認されています。
郡山市では、9月以降に感染が確認された方の3分の1程度が、駅前の接待を伴う飲食店等において感染した疑いがあるとしており、こうした飲食店の従業員の方々を対象に、PCR検査を実施することを決定しました。県といたしましては、今後とも郡山市と連携・協力をしながら、感染拡大防止に向けてしっかりと取り組んでまいります。
感染拡大を防止するために、私たちが今、出来ることは、「新しい生活様式」を徹底・継続すること、そして、クラスターなど広範囲に及ぶ感染が発生した場合には、速やかにその範囲を把握して拡大を抑え込むことです。
県民の皆様におかれましては、改めて、マスクの着用、3密や大声を出す場面を避ける、手洗いや手指の消毒といった基本的な感染防止対策に、引き続き取り組んでいただくようお願いします。
先月開催された政府の感染症対策分科会における提言の中で、「感染リスクを高めやすい場面」として7つの場面を具体的に挙げています。「飲酒を伴う懇親会」、「大人数や深夜に及ぶ飲食」、「大人数やマスクなしでの会話」、「仕事後や休憩時間」、「集団生活」、「激しい呼吸を伴う運動」、「屋外での活動の前後」、これらの3密になりやすい空間やマスクを外す場面では、感染リスクが高まることを指摘しています。県民の皆様には、日常生活の様々な場面におけるマスクの着用と3密を避ける行動を重ねてお願いします。特に感染者が増加している地域においては、こうした取組の徹底をお願いします。
感染状況の悪化を食い止め、減少傾向に転じさせるため、改めて強い危機意識を持っていただくとともに、皆様一人一人の取組を重ねてお願いいたします。
「ウィズコロナ」においては、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。こうした中、大変残念なことですが、感染した方に対する誹謗・中傷が県内でも見受けられます。Snsなどで感染した方を特定して非難する行為は絶対にあってはなりません。
県では、誹謗中傷などの被害に遭われた方の相談窓口を開設しているほか、昨日から、各種メディアを活用した誹謗中傷防止のための啓発事業を実施しています。
私たち福島県民は、震災と原発事故以降、つらく苦しい風評に見舞われてきました。そのような経験を持つ福島県だからこそ、県民の皆様におかれましては、医療従事者や感染症対策に携わる方々、感染された方やその御家族等に対する差別や誹謗中傷を絶対になさらないよう、改めてお願いをいたします。
令和2年10月2日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染の拡大防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に感謝を申し上げます。
県内においては、先月、92名の感染が確認され、8月の72名を上回り1か月間では最多となりました。8月は中通りを中心とした14市町村で感染が確認されましたが、9月は会津地方の医療機関におけるクラスターの発生や、浜通りにおいて環境省発注の工事等に従事する方の感染が確認され、17市町村に及ぶなど、地域的にも広がりを見せています。
また、感染経路を見ると、8月は首都圏など県外との往来が原因と思われる感染例が一定程度確認されましたが、9月に入ってからは、感染経路不明者が約4割、その濃厚接触者が約6割というように、経路の特定が困難な感染者の割合が増加しています。
さらに昨日、新たに10名の方の感染が確認され、昨日までの1週間(9月25日~10月1日)の新規感染者が21名となるなど、依然として感染者が継続的に確認されています。いつどこで大規模な感染が起きてもおかしくない、厳しい状況が続いていると言わざるを得ません。
こうした状況の中で、感染拡大を防止するために私たちが今、出来ることは、「新しい生活様式」を徹底・継続すること、そして、クラスターなど広範囲に及ぶ感染が発生した場合には、速やかにその範囲を把握して拡大を抑え込むことです。
今後、国のGotoキャンペーンの拡大や、本格的な秋の行楽シーズンの到来等によって、広域的な人の往来や交流がますます増えていきます。
県民の皆様におかれましては、改めて、マスクの着用、3密や大声を出す場面を避ける、手洗いや手指の消毒といった基本的な感染防止対策に、引き続き取り組んでいただくようお願いします。また、首都圏などの大都市では、依然として、連日、多くの感染者が確認されていますので、こうした地域との往来に当たっては、引き続き注意を払っていただくようお願いします。
事業者の皆様におかれましては、業種ごとのガイドラインに基づき、「新しい生活様式」を守っていただきながら、利用者が安心して食事や買い物、旅行などを楽しめる環境づくりに取り組んでいただくようお願いします。また県では、ガイドラインに基づく感染防止対策に取り組む飲食店等に対して、ステッカーを配付する事業を実施していますので、積極的に活用いただくようお願いします。
感染状況の悪化を食い止め、減少傾向に転じさせるため、県内で感染が続いていることについて、改めて強い危機意識を持っていただき、皆様一人一人の取組を重ねてお願いをいたします。
最後に、県民の皆様におかれましては、医療従事者や感染症対策に携わる関係の皆様、感染された方やその御家族等に対する差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、改めてお願いをいたします。
令和2年9月25日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染の拡大防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に、感謝を申し上げます。
県内においては、昨日、1日あたりの新規感染者としては、これまでで最多となる10名の方の感染が確認されるなど、深刻な状況にあります。さらに、9月に入ってから昨日までの感染者数は81名となり、72名が確認された先月8月を上回り、1か月間としても最多となっています。この間、県内で初めて医療機関におけるクラスターが発生したほか、浜通りにおいて除染作業に従事する方の感染が複数認められるなど、福島県は依然として厳しい状況が続いています。
新型コロナウイルスの感染者数は、全国的に見ると減少傾向にありますが、ウィズコロナの状況の中、感染のリスクをゼロにすることは出来ません。感染拡大を防ぎながら、社会活動・経済活動を維持・再生していくことが重要です。
先日の4連休では、全国的に観光客や公共交通機関の利用者が増加したとの報道がありました。経済活動の回復に向けて、人出が戻るのは望ましいことでありますが、一方で、人と人との接触が増えることにより、感染の拡大も心配されます。連休中にお出かけになった方や、他の地域から来られた方と接する機会があった方は、この1~2週間程度は体調管理に特に注意していただき、発熱等の異常を感じた場合には、通勤や通学なども含めて外出を控え、速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡していただくようお願いします。
また今後、イベントの開催制限の緩和やGotoトラベル事業の拡大等により、広域的な人の往来が増えていきます。こうしたことを踏まえ、県民の皆様に2つお願いをいたします。
一つ目は、感染リスクが相対的に高い首都圏などの地域へ移動する場合には、改めてその必要性を慎重に判断していただき、移動先においては、3密や大声を出す場面を避ける、会食や宴会は控えるなどの感染防止対策をお願いします。
二つ目は、そのような地域から移動してこられた家族や知人等と一緒に過ごす場合には、屋内や家庭内であっても、マスク着用と換気などの対策をしっかりと行っていただくようお願いします。
感染状況の悪化を食い止め、減少傾向に転じさせるためには、県民の皆様一人一人の取組が大変重要です。県内で感染が続いていることについて、改めて強い危機意識を持っていただき、マスクの着用、手洗いや手指消毒といった「新しい生活様式」の徹底と継続をお願いします。
次に、観光事業者の皆様にお願いをいたします。皆様にはこれまでも、感染拡大予防ガイドライン等に基づき、それぞれの施設で感染防止対策を徹底、継続していただいているところです。各旅館・ホテルにおいては、アルコール消毒液の設置を始め、宿泊客等の検温の徹底、食事の配膳や、席が密にならないようにする工夫、フェイスガード等の装着、定期的な館内の消毒など、それぞれの取組をしていただいております。
こうした中、10月から、Gotoトラベルに東京都発着の旅行が追加されます。来県される方の増加が見込まれますので、引き続き緊張感を持って、「新しい生活様式」を踏まえたおもてなしに努めていただくようお願いします。
最後に、県民の皆様におかれましては、医療従事者や感染症対策に携わる関係の皆様、感染された方やその御家族等に対する差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、改めてお願いをいたします。
令和2年9月17日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、最前線で懸命に対応していただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。また、感染の拡大防止に向けて様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に、改めて感謝を申し上げます。
県内においては、8月に1か月間では最多となる72名の感染者が確認され、今月に入ってからも、昨日までに56名、本日も現時点までに新たに1名の方の感染が確認されており、先月を上回るペースで感染の確認が続いています。今月には、浜通りにおいて除染作業に従事する方の感染が複数認められたほか、県内で初めて医療機関でのクラスターが発生するなど、福島県は依然として厳しい状況にあります。
その一方で、例えば、現時点において入院されている方々の割合は、病床全体の約10%であるなど、検査体制や感染者を受け入れる入院体制は、第1波の時に比べて落ち着いた状態にあり、十分な体制が確保されています。
こうした中、政府は、新型コロナウイルスの感染者が全国的に見ると減少傾向にあることから、大規模イベントの開催制限を緩和することを決定しました。
ウィズコロナにおいては、感染拡大を防止しながら、社会活動・経済活動を維持・再生していくことが重要です。このような観点から、本県においても、全国の感染状況や政府の決定内容、さらに県内の感染状況と検査体制・医療提供体制などを踏まえ、「福島県新型コロナウイルス感染拡大防止対策」を改定し、徹底した感染防止対策の実施を前提に、9月19日から11月30日までの間、イベントの内容に応じて人数の上限等を緩和することといたします。
ここで、イベントを実施する施設の管理者やイベントの主催者の皆様にお願いをいたします。皆様には、これまでも業種毎のガイドラインに基づく感染防止対策に御協力を頂いていますが、今回のイベントの開催制限の緩和に当たって、感染拡大防止対策に基づき、改めてガイドラインの確認と適切な見直しをしていただき、ガイドラインに基づく対策の徹底に御協力をお願いします。
また県では、イベント開催に関する事前相談窓口を設けています。全国的な移動を伴うイベントや、参加者が1,000人を超えるようなイベントを開催する場合には、事前に御相談いただきますようお願いします。
続いて、県民の皆様に2つお願いをいたします。9月19日からの4連休においては、県内外との往来が増えると思います。そこで、一つ目として、感染リスクが相対的に高い首都圏などの地域へ移動する場合には、改めてその必要性を慎重に判断していただき、移動先においては、3密や大声を出す場面を避ける、会食や宴会は控えるなどの感染防止対策をお願いします。
二つ目は、そのような地域から移動してこられた家族や知人等と一緒に過ごす場合には、屋内や家庭内であっても、マスク着用と換気などの対策をしっかりと行っていただくようお願いします。
感染状況の悪化を食い止め、減少傾向に転じさせるためには、県民の皆様一人一人の取組が大変重要です。県内で感染者が増加していることについて、改めて強い危機意識を持っていただき、マスクの着用、手洗いや手指消毒といった「新しい生活様式」の徹底と継続をお願いします。また、発熱等の体調の異常を感じた場合には、通勤や通学なども含めて外出を控え、速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡していただくようお願いします。
最後に、医療従事者や感染症対策に携わる関係の皆様、感染された方やその御家族等に対する差別や誹謗中傷は絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
令和2年9月10日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
全国における新型コロナウイルスの感染者数は、首都圏などの大都市で多数の感染者が確認されているものの、全体としては減少傾向を示しています。
一方で、県内においては、8月に1か月間では最多となる72名の感染者が確認され、今月に入ってからも昨日までに25名、本日は4名の方の感染が確認されています。8月17日以降は、25日間連続での確認となっており、この間に3例のクラスターが発生するなど、福島県は、依然として厳しい状況が続いています。感染状況の悪化を食い止め、減少傾向に転じさせるためには、県民の皆様一人一人の取組が大変重要です。そこで引き続き、皆様に2つお願いをいたします。
一つ目は、首都圏など感染者が多数確認されている地域へ移動する場合には、改めてその必要性を慎重に判断していただき、移動先においては、3密や大声を出す場面を避ける、会食や宴会は控えるなどの感染防止対策をお願いします。
二つ目は、そのような地域から移動してこられた家族や知人等と一緒に過ごす場合には、屋内や家庭内であっても、マスク着用と換気などの対策をしっかりと行っていただくようお願いします。
県民の皆様には、県内で感染者が増加していることについて、改めて強い危機意識を持っていただき、マスクの着用、手洗い等の手指消毒といった「新しい生活様式」の徹底と継続をお願いします。また、発熱等の体調の異常を感じた場合には、通勤や通学なども含めて外出を控え、速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡していただくようお願いします。
さらに、事業者やイベントの主催者等におかれましては、県内でクラスターが発生した現状を踏まえ、業種毎のガイドラインの再確認とそれに基づく対策の徹底を改めてお願いします。
大変残念なことですが、県内において、連日、新たな感染者が確認される中、感染した方に対する誹謗・中傷が見受けられます。「ウィズコロナ」の状況の中、感染リスクをゼロにすることは出来ません。誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。感染した方を責める行為は決して許されることではありません。Snsなどで感染した方を特定して非難する行為はあってはならないことです。
その一方で、県内の学校において、感染が確認された先生に対し、生徒たちから励ましの手紙が寄せられたというお話を伺いました。こうした、相手を思いやる気持ちこそが大切であると感じています。
私たち福島県民は、震災と原発事故以降、つらく苦しい風評に見舞われてきました。そのような経験を持つ福島県だからこそ、新型コロナウイルスについても、「正しく恐れる」ことで冷静に対応し、感染された方やその関係者、医療従事者などに対する差別や偏見は、絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。県では、昨日から誹謗中傷等の被害相談を受け付ける電話窓口を開設しています。一人で悩まずに、御相談くださるようお願いします。
県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年9月3日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
新型コロナウイルス感染症については、連日、全国で多くの感染者が確認されており、県内においても、新規感染者が継続して確認されるなど、厳しい状況にあります。
先月には、緊急事態宣言下にあった4月を上回り、1か月間ではこれまでで最多となる72名の新規感染者が確認され、今月に入ってからも、昨日までに7名、本日新たに2名の方の感染が確認されています。この間、クラブ活動やサービス付き高齢者向け住宅、接待を伴う飲食店においてクラスターが発生しています。
8月以降、県内においては、特に都市部で感染者が増加しています。また、8月の感染者数のうち3分の2に当たる48名が、お盆期間が終わった後の8月20日から31日までの11日間で確認されています。これらの感染状況を見ると、大都市との往来等を通じてウイルスに感染し、それが家庭や職場等において拡大した事例が多いものと考えられます。
全国においては第2波が収まりつつあると言われている状況ですが、福島県は依然として第2波の中にいると言わざるを得ません。
現在、感染者を受け入れる入院体制は十分に確保できていますが、県内の感染状況をこれ以上悪化させることなく、減少傾向に転じさせるためには、今後2~3週間における県民の皆様一人一人の取組が大変重要です。自分自身が感染しない、感染を拡大させないための重点対策として、皆様に2つお願いをいたします。
一つ目は、首都圏などの感染が拡大している地域へ御自身が移動する場合についてであります。こうした地域への移動については、改めてその必要性を慎重に判断していただくようお願いします。また、移動先においては、3密や大声を出す場面を避ける、会食や宴会は控えるなど、自分自身の身を守る行動をお願いします。
二つ目は、感染が拡大している地域から移動してこられた家族や知人等と一緒に過ごす場合についてであります。このような場合には、屋内や家庭内であっても、マスクの着用や換気などの対策をしっかりと行っていただくとともに、発熱等の体調の異常を感じた場合には外出をせず、速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡していただくようお願いします。
県民の皆様には、8月以降、県内で感染者が増加していることを改めて認識していただき、マスクの着用、3密を避ける、手洗い等の手指消毒、換気といった「新しい生活様式」を徹底していただき、感染拡大防止対策に継続して取り組んでいただくよう、強くお願いをいたします。
また、8月以降、県内において、3例のクラスターが発生しています。事業者やイベントの主催者等におかれましては、これまでも業種毎のガイドラインに基づく感染防止対策に御協力いただいているところですが、県内でクラスターが連続して発生している現状を踏まえ、ガイドラインの再確認とそれに基づく対策の徹底を改めてお願いします。
県内において、連日、新たな感染者が確認される中、大変残念なことですが、感染した方に対する誹謗・中傷が見受けられます。感染した方を責める行為は決して許されることではありません。新型コロナウイルス感染症には誰もが感染する可能性があります。Snsなどで感染した方を特定して非難する行為はあってはならないことです。
私たち福島県民は、震災と原発事故以降、つらく苦しい風評に見舞われてきました。そのような経験を持つ福島県だからこそ、新型コロナウイルスについても、「正しく恐れる」ことで冷静に対応し、感染された方やその関係者、医療従事者などに対する差別や偏見は、絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年8月27日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
新型コロナウイルス感染症については、連日、全国で多くの感染者が確認されています。こうした状況を踏まえ、政府は、大規模イベント開催に伴う感染リスクの拡大を考慮し、現在のイベントの開催制限を継続することを決定しました。
本県においても、全国の感染状況や政府の決定等を踏まえ、「福島県新型コロナウイルス感染拡大防止対策」を改定し、現在の「イベント参加人数5,000人以下」などの基準を、9月30日まで継続することといたします。
また、8月7日に開催された政府の感染症対策分科会において、今後想定される感染状況と対策について、政府に対し提言がなされました。今後、県内で感染が拡大した場合は、この分科会の提言も参考にしながら、本県の実状を踏まえ、感染状況に応じた対策を速やかに講じてまいります。
一方で、現在、県内の感染状況については、5例目となるクラスターの発生を含め、今月に入って既に50名となっており、昨日までの10日連続で新規感染者が確認されています。全国的に多くの人が移動するお盆や夏休みの時期は終わりましたが、今後、感染が更に拡大することが心配される状況が続いています。
感染された方の行動歴を見ると、県外における感染や、その方との濃厚接触により感染された方が多いものと考えています。こうした現状を踏まえ、現時点における感染拡大防止の重点対策として、県民の皆様に2つお願いをいたします。
一つ目は、首都圏などの感染が拡大している地域へ御自身が移動する場合についてであります。こうした地域への移動については、改めてその必要性を慎重に判断していただくようお願いします。また移動先においては、3密や大声を出す場面を避ける、会食や宴会は控えるなど、自分自身の身を守る行動をお願いします。
二つ目は、感染が拡大している地域から移動してこられた家族や知人等と一緒に過ごす場合についてであります。このような場合には、屋内や家庭内であっても、マスクの着用や換気などの対策に御注意いただくとともに、発熱等の体調の異常を感じた場合には外出せず、速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡していただくようお願いします。
また、大規模なクラスターの発生を防止するため、事業者やイベントの主催者におかれましては、施設の利用やイベントの開催時において、ガイドラインに基づくマスクの着用や手指消毒など、基本的な感染防止対策を徹底していただくほか、参加者を事前に把握する、接触確認アプリの活用を促すなど、仮に感染者が発生したとしても感染拡大を最小限に抑えるための取組をお願いします。
「ウィズコロナ」の中、社会活動・経済活動を維持・再生していく上で、今後も、県内において感染者が発生することは避けられません。県内でも連日、新たな感染者が確認されていますが、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。大変残念なことですが、感染した方に対する誹謗・中傷が県内でも見受けられます。感染した方を責める行為は決して許されることではありません。感染された方も被害者であり、誰もがその立場になりえます。Snsなどで感染した方を特定して非難する行為はあってはならないことです。
私たち福島県民は、震災と原発事故以降、つらく苦しい風評に見舞われてきました。そのような経験を持つ福島県だからこそ、県民の皆様には、新型コロナウイルスについても、「正しく恐れる」ことで冷静に対応し、感染された方やその関係者、医療従事者などに対する差別や偏見は、絶対になさらないよう、重ねてお願いをいたします。
県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年8月20日(木曜日) 注意喚起
令和2年8月6日(木曜日) お盆・夏休みにおける注意喚起
令和2年7月30日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
新型コロナウイルス感染症については、7月に入ってから、全国各地で感染者が急激に増加しています。本日、東京都では過去最多となる367名の感染者が確認され、直近1週間においても連日200名を超えるような状況が続いています。また昨日は、愛知県、大阪府、福岡県等において過去最多となる新規感染者が確認され、全国の感染者は合計1,242名となり、初めて1,000名を超えました。
こうした中、政府は、全国的に感染が拡大している状況を踏まえ、現在のイベントの開催制限等を8月末まで継続することを決定しています。
本県においては、昨日新たに1名、この1週間では2名の方の感染が確認されています。これまでのところ大幅な感染拡大は抑えられている状況にありますが、全国の感染状況や政府の方針を踏まえ、現在の「イベント参加人数5,000人以下」等の基準を8月末まで継続することといたします。主催者におかれましては、引き続き、徹底した感染防止対策と、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について、御協力をお願いします。
県民の皆様、事業者の皆様に改めて2つお願いをいたします。
一つ目は、「新しい生活様式」の定着等についてであります。今後、夏休みや帰省などで、県外との往来がより活発になってくると思います。県外に移動する場合には、自分が移動する地域の感染状況を十分に確認し、3密となるような場所には近づかない、感染防止対策が徹底されていない施設等は利用しない、マスク着用等の感染防止対策を徹底するなど、細心の注意を払った上で、より一層の慎重な行動をお願いします。最近の全国の感染状況を見ますと、20代から30代の方の割合が高く、友人同士のパーティーや会食等による感染、家庭内感染への広がりが見られることから、この年代の方々は、県外との往来に当たって、特に注意をお願いします。
感染リスクの高い地域に移動しようとする場合は、その必要性を慎重に判断するとともに、そうした地域から御家族が帰省される場合等を含め、移動後2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について御協力をお願いします。
また、全国的に感染者が増加している状況にあることから、感染者との接触の可能性をいち早く察知し、感染拡大を最小限に抑えるため、県民や事業者の皆様におかれましては、「接触確認アプリ」の積極的な活用をお願いします。
二つ目は、施設における感染防止対策についてであります。全国各地でクラスターが発生している状況を踏まえ、事業者の皆様におかれましては、ガイドラインの点検と、その遵守・徹底をお願いします。特に、県内においては、にぎわいを取り戻しつつある観光地も見られるようになってきたことから、各観光施設や宿泊施設、飲食店等においては、県のホームページを活用し、施設で行っている感染防止対策を表示したポスターを作成・掲示するなど、観光客や県民の皆様が安全かつ安心して施設を利用することが出来る環境づくりに取り組んでいただくようお願いします。
「ウィズコロナ」の状況の中で、感染リスクをゼロにすることはできません。新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者などに対する差別や偏見は絶対になさらないようお願いいたします。
県といたしましても、「新しい生活様式」への対応と段階的な社会経済の再生を両立していくため、更なる施策に取り組んでまいります。県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年7月22日(水曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
新型コロナウイルス感染症については、7月17日に、東京都で過去最多となる293名の感染者が確認され、東京都知事は、明日からの四連休において不要不急の外出を控えるよう、都民に呼び掛けています。また、大阪府においても、7月19日の感染者が89名となり、本日は100名を超えるなど、各地で緊急事態宣言後最多となる新規感染者が確認されています。
本県では、この2か月間で3名の感染者が確認されていますが、このうち2名が東京由来、1名が関西由来と考えられています。このように、福島県では大幅な感染拡大が抑えられている状況にあるものの、全国においては大都市部を中心に、感染が拡大している状況にあります。今、正に「ウィズコロナ」という状況、局面にあることを念頭に置いて、感染拡大防止と地域経済再生の両立を進めていかなければなりません。
こうした厳しい状況を踏まえた上で、県民の皆様にお伝えしたい大切なキーワードが二つあります。
一つ目のキーワードは、「危機意識」です。全国で再び感染が拡大しており、常に感染のリスクが身近にあるということを改めて強く認識していただく必要があります。特に、観光施設、宿泊施設、飲食施設など、これから迎える夏休み、あるいは「Gotoトラベルキャンペーン」の中で、県内においても観光客が増えてくるものと思われます。そのため、事業者の皆様におかれては、業種ごとに定めた感染拡大予防ガイドラインに基づく感染防止対策を徹底していただくとともに、他県においてどういったクラスターが発生しているのかを確認・点検し、感染防止対策を改善していただくようお願いいたします。
また、県民の皆様におかれましては、県外に移動される場合、その地域の感染状況を十分に確認してください。細心の注意を払った上で、より一層、慎重な行動を取っていただくことが大切です。特に、東京など感染者の大幅な増加が見られるような感染リスクの高い地域に移動しようとする場合は、その必要性を慎重に判断していただきたいと思います。
大切なことは、他県における感染状況はどうなのか、どこでクラスターが発生しているのか、こうしたことを念頭に置いて行動していただくことだと思います。県のホームページにも「各都道府県における新型感染症陽性患者の発生状況」と「各都道府県のクラスターに関する主な報道内容」を掲載しましたので、是非、参考にしていただければと思います。
二つ目のキーワードは、「地産地消」です。地域内の経済循環を通じて、地域経済の再生を図ること、これが感染拡大防止と地域経済再生の両立を図る上でも重要だと思います。県民の皆様には、福島県あるいは各市町村が講じている様々な施策を活用していただきながら、ふるさとの経済を下支えしていただきたいと考えています。例えば、県民限定の宿泊割引や飲食店の前払利用券、福島応援スタンプラリー、さらにはプレミアム商品券など、様々な施策が準備されています。こういった施策を活用しながら、ふるさとの経済を県民の皆様自身が応援していただくことが、正に「地産地消」であり、安心しながら経済を活性化する一つの具体的な方策になるものと考えます。
今なお「ウィズコロナ」の厳しい状況が続いていますが、県民の皆様、事業者の皆様には、引き続き、身近にある感染リスクへの「危機意識」を持って感染防止対策を行っていただきながら、「地産地消」により、地域経済の下支えにも力をお貸しくださいますようお願いいたします。
県といたしましても、「新しい生活様式」への対応と段階的な社会経済の再生を両立していくため、更なる施策を検討してまいりますので、県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年7月16日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
新型コロナウイルス感染症については、東京都において、連日100名を超える感染者が確認されており、報道によると、本日は1日当たりでは過去最多となる280人台の感染者が確認されています。こうした中、昨日、東京都は4段階ある警戒レベルを最も深刻なレベルまで引き上げ、感染防止対策が徹底されていない店の利用を避けるよう、都民に対して呼び掛けるとともに、事業者に対しては、従業員の体温測定や施設の消毒等、ガイドラインに基づく感染防止対策を徹底することなどについて、特別措置法に基づく協力を要請しました。また、首都圏や関西等の大都市を中心に、各地で感染者が増加しており、こうした地域から全国へ感染が広がっている状況にあります。
本県では、現在、大幅な感染拡大は抑えられている状況にありますが、ここ1週間で新たに2名の方の感染が確認されており、これらの方々も、行動歴から、首都圏や関西方面で感染した可能性が高いと考えられます。
移動の自粛要請等が全国的に解除され、社会活動・経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中で、常に感染のリスクが身近に存在し、今後、本県においても再び感染が拡大する可能性も十分にあるということを、改めて強く認識しなければなりません。
こうした全国の感染状況等を踏まえ、県民の皆様、事業者の皆様に改めて3つお願いをいたします。
一つ目は、県外との往来についてであります。県外に移動する場合には、移動先の感染状況を十分に確認し、3密となるような場所には近づかない、感染防止対策が徹底されていない施設等は利用しない、マスク着用等の感染防止対策を徹底するなど、より一層の慎重な行動をお願いします。
特に、感染者の大幅な増加が見られるような感染リスクの高い地域に移動しようとする場合は、その必要性を慎重に判断するとともに、そうした地域から御家族が帰省される場合等を含め、移動後2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について御協力をお願いします。
二つ目は、施設における感染防止対策についてであります。全国各地でクラスターが発生していますが、報道等によると、人と人との距離の確保や換気など、ガイドラインに基づく感染防止対策が徹底されていないことが原因になっている事例が多く見受けられます。事業者の皆様には、改めて、感染拡大予防ガイドライン等に基づいた感染防止対策の点検と徹底をお願いします。
三つ目は、イベントの開催についてであります。先日、イベントの参加人数の上限を緩和したところですが、主催者においては、感染者が発生した場合に備え、参加者の名簿を作成して連絡先等を把握しておく、参加者に対して接触確認アプリの活用を促すなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について、御協力をお願いします。
「ウィズコロナ」の状況の中で、感染リスクをゼロにすることはできません。新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者などに対する差別や偏見は絶対になさらないようお願いいたします。
これからも、様々な努力と工夫を重ねながら、「新しい生活様式」を継続していくことが重要です。県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年7月9日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
新型コロナウイルス感染症について、本日、東京都において、1日当たりでは過去最多となる224名の感染者が確認されています。また、鹿児島県では大規模なクラスターが発生するなど、全国的に感染者数が増加しています。さらに、これまで一定の期間、感染が抑えられていた地域においても、新規感染者が確認されており、感染地域の広がりも見られます。全国的に移動の自粛要請等が解除され、社会活動・経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中で、感染のリスクをゼロにすることはできません。
本県においては、6月19日以降、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が確認されておらず、大幅な感染拡大が抑えられている状況にありますが、今後、再び感染が拡大する可能性が十分にあるということを改めて認識する必要があります。
こうした全国の感染状況等を踏まえ、県民の皆様、事業者の皆様に、3つお願いをいたします。
一つ目は、県外との往来についてであります。現在、感染者が増加している東京都では、特定の地域、特定の業種において感染が数多く確認されています。県外に移動する場合には、こうした移動先の感染状況を十分に確認し、3密となるような場所や感染防止対策が徹底されていない施設等は出来るだけ避ける、マスク着用等の感染防止対策を徹底するなど、より一層の慎重な行動をお願いします。
また、相対的に感染リスクの高い地域に移動する場合や、そうした地域から御家族が帰省される場合等には、移動後2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について御協力をお願いします。
二つ目は、施設における感染防止対策についてであります。移動の自粛要請の解除に伴い、県内外との往来や交流も活発になってきています。また、全国各地でクラスターが発生している状況にあることなどを踏まえ、事業者の皆様におかれましては、感染拡大予防ガイドライン等に基づき、改めて、感染防止対策の点検と徹底をお願いします。
三つ目は、イベントの開催についてであります。イベントの規模につきましては、現在、屋内・屋外ともに1,000人以下にしていただくようお願いしているところですが、県内で感染拡大が抑えられていることや、検査体制・医療提供体制の強化が図られていること、さらには、政府の決定等を踏まえ、当初の方針どおり、明日7月10日から参加人数の上限を5,000人に緩和することといたします。主催者におかれましては、感染者が発生した場合に備え、参加者の名簿を作成して連絡先等を把握しておく、参加者に対して接触確認アプリの活用を促すなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について、御協力をお願いします。
また、県の感染拡大防止対策は7月末までの対応方針を定めたものであり、8月以降については、今後の感染状況や政府の動向等を踏まえ、イベントの規模要件の緩和を検討してまいります。
現在、九州地方を始め、広い範囲で大雨による災害が発生しています。災害で亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
本県も昨年の秋に大雨災害に見舞われましたが、今後も同じような大規模災害が発生する可能性が十分にあります。避難所における感染防止対策に加え、災害時に迷うことなく安全な場所に避難できるよう、親戚や知人宅への分散非難も含めた水害時の避難行動を普段から考えていただく、いわゆる「マイ避難」の取組について、ぜひ御家族と一緒に話し合っていただければと思います。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者などに対する差別や偏見は、絶対になさらないようお願いいたします。
他人への思いやりを持って、辛抱強く、様々な努力と工夫を重ねながら、県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年7月3日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
本県においては、6月19日以降、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が確認されておらず、大幅な感染拡大が抑えられています。これも県民の皆様や事業者の皆様が、「新しい生活様式」の定着や感染防止対策に取り組んでいただいているおかげであり、皆様の御理解と御協力に厚く御礼を申し上げます。
一方で、全国の状況に目を向けると、東京都においては、昨日、107名の感染者が確認され、緊急事態宣言の解除後初めて100名を超えました。また、本日も124名の感染者が確認されており、首都圏を中心に感染者が増加しています。全国的に移動の自粛要請等が解除され、社会・経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中で、感染のリスクをゼロにすることはできません。
こうした状況を踏まえ、県民の皆様、事業者の皆様に、改めて3つお願いをいたします。
一つ目は、県外との往来についてであります。県外に移動する場合には、自分が移動する移動先の感染状況を確認し、3密となるような場所は出来るだけ避ける、マスク着用等の感染防止対策を徹底するなど、より一層慎重な行動をお願いします。また、継続的に感染者の発生が見られるような、相対的に感染リスクの高い地域に移動する場合や、そうした地域から御家族が帰省される場合等には、移動後2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について御協力をお願いします。
二つ目は、施設における感染防止対策についてであります。移動の自粛要請の解除に伴い、県内外との往来や交流も活発になってきています。事業者の皆様におかれましては、引き続き、感染拡大予防ガイドライン等に基づき、感染防止対策の徹底をお願いします。
三つ目は、イベントの開催についてであります。イベントの規模については段階的に緩和しています。主催者におかれましては、感染者が発生した場合に備え、参加者の名簿を作成して連絡先等を把握しておくなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について御協力をお願いします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者などに対する差別や偏見は、絶対になさらないようお願いいたします。
他人への思いやりを持って、辛抱強く、様々な努力と工夫を重ねながら、県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年6月18日(木曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
5月27日に改定した「福島県新型コロナウイルス感染拡大防止対策」では、県内の感染状況や感染拡大リスク等を踏まえ、3週間ごとに、外出の自粛要請等を段階的に緩和していくこととしています。
本日、県内で新規感染者1名が確認されたところでありますが、本県においては、5月9日以降、大幅な感染拡大が抑えられていることに加え、検査体制や医療提供体制の強化が図られてきております。また、政府においては、業種ごとの感染拡大予防ガイドラインの策定など、感染拡大防止に向けた取組が進められており、県をまたぐ移動について全面的に解除することとしています。
このため、本県においても、明日6月19日以降は、当初の方針どおり、首都圏の1都3県及び北海道との往来の自粛、接待を伴う飲食店やライブハウス等への外出の自粛を解除するとともに、イベントの開催規模の要件を緩和することといたします。
新たなステップに移行するに当たり、県民の皆様、事業者の皆様に4つお願いをいたします。
一つ目は、県外との往来についてであります。県外に移動する場合には、移動先の感染状況を確認し、マスク着用などの感染防止対策を徹底するなど、慎重な行動をお願いします。また、継続的に感染者の発生が見られるような、相対的に感染リスクの高い地域に移動する場合や、そうした地域から御家族が帰省される場合等には、移動後2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について御協力をお願いします。
二つ目は、イベントの開催についてであります。屋内・屋外ともにイベントの参加人数を1,000人以下にしていただくとともに、屋内においては収容定員の半分以下の参加人数にするなど、距離を十分に確保していただくようお願いします。また、主催者におかれましては、感染者が発生した場合の参加者への対応をあらかじめ検討しておくなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取組について御協力をお願いします。
三つ目は、「新しい生活様式」についてであります。3密を避ける、マスクを着用する、人と人との距離を確保するといった対策はもちろん大切ですが、季節が夏に向かっていく中で、熱中症対策も重要になってまいります。例えば、屋外で人と人との距離をとることができる場合には、マスクを外すなどの工夫をしながら、引き続き、「新しい生活様式」の定着に向けて取り組んでいただくようお願いします。
四つ目は、観光についてであります。裾野が広く波及効果が大きい観光業が活性化することは、県全体の元気回復につながります。県民の皆様には、現在実施している県独自の宿泊割引等を積極的に活用し、まずは、県内各地に足を運んでいただければと思います。
明日から、全ての外出自粛要請が解除されることになりますが、社会・経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中、感染のリスクをゼロにすることはできません。
いまだ感染症が収束していないという「withコロナ」の状況の中、安全・安心な福島県を築いていくためには、県民の皆様、事業者の皆様、それぞれの取組が大変重要になってきます。
今後は、熱中症対策や、相対的に感染リスクが高い地域に移動した際は、2週間の行動歴を記録するなど、状況の変化に応じて、「新しい生活様式」に工夫を加えながら、その定着が図られるよう、引き続き、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者など感染症の拡大防止に向けて懸命に御努力いただいている皆様に対する差別や偏見は、絶対になさらないようお願いいたします。
他人への思いやりを持って、辛抱強く、様々な努力と工夫を重ねながら、県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていきましょう。
令和2年5月27日(水曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
5月25日、政府は、首都圏の1都3県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)及び北海道について、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を解除しました。全ての都道府県において緊急事態宣言が解除されたことは、新型コロナウイルス感染防止対策に関する全国的な取組の成果と受け止めています。
本県においても、5月9日以降は新規感染者が確認されておらず、感染拡大が抑えられている状況にあります。これも、県民や事業者の皆様の御理解と御協力のおかげであり、改めて御礼を申し上げます。
一方で、新型コロナウイルスとの闘いは長期戦になるものと見込まれます。今後、再び感染が拡大する可能性も十分にあり、依然として先行きは不透明と言わざるを得ない状況が続いています。
先日示された政府の方針においては、7月31日までの約2ヶ月間を移行期間として、おおむね3週間ごとに感染状況や感染拡大リスクを評価しつつ、段階的に外出やイベント開催などの制限を緩和し、社会経済の活動レベルを引き上げていくこととされています。
こうした政府の方針や県内の感染状況等を踏まえ、本日、「福島県新型コロナウイルス感染拡大防止対策」を改定いたしました。県民や事業者の皆様におかれましては、この対策に基づき、当面、6月1日から6月18日までの間、次の3つについてお願いをいたします。
一点目は、「新しい生活様式」の定着等についてであります。県民の皆様におかれましては、引き続き「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるとともに、マスクの着用、手洗い等の手指衛生、人と人との距離の確保といった基本的な感染対策を継続するという「新しい生活様式」を徹底していただくようお願いいたします。
事業者の皆様におかれましては、時差出勤や自転車利用など、通勤時における人との接触を低減する取組を進めるとともに、在宅勤務やテレワーク、出張に代わるテレビ会議の導入・活用などを、より一層推進していただきますようお願いいたします。
また、5月25日に緊急事態宣言が解除された首都圏の1都3県及び北海道との不要不急の往来は、6月18日までの間、できるだけ控えていただくようお願いいたします。
これまで国内においてクラスターが発生しているような業種のうち、カラオケやスポーツジム等については、感染防止策が徹底されれば一定の安全性が確保できると考えられることから、外出の自粛要請を解除することといたします。
その他の接待を伴う飲食業やライブハウス等については、業種ごとに感染拡大予防ガイドラインが策定され、それに基づく対策が徹底されるまでの間、引き続き、外出を控えていただくようお願いいたします。
二点目は施設に対する協力のお願いについてであります。6月1日から全面再開となる学校を始め、各事業者の皆様におかれましては、引き続き、業種ごとに策定される感染拡大予防ガイドライン等に基づいた感染防止対策の徹底をお願いいたします。
三点目は、イベント等に関する協力のお願いについてであります。6月18日までの間は、引き続き、適切な感染防止策を講じた上で、屋内の場合は100人以下、屋外の場合は200人以下の参加人数としていただくようお願いいたします。6月19日以降については、イベントの規模要件を段階的に緩和してまいります。
地域で行われるお祭り等の行事については、全国的または広域的な人の移動が見込まれず、参加者がおおよそ把握できる場合には、適切な感染防止策を講じた上での実施をお願いいたします。全国的または広域的な人の移動が見込まれるイベントや、参加者の把握が困難なイベントについては、中止を含めて慎重な対応をお願いいたします。
次に、経済・雇用対策についてであります。現在、県内経済は、宿泊施設や飲食店をはじめ、様々な業種が大変厳しい状況にあり、早急な対応が求められています。今後は、感染拡大防止を図りつつ、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げ、経済を再生していく必要があります。
そのため、まずは、これまで外出の自粛や休業等に御協力を頂いてきた県民の皆様と宿泊・観光関連事業者の皆様を応援するため、県の6月補正予算や国のGotoキャンペーンに先駆け、県独自となる「福島県民限定の宿泊割引支援」を6月1日からスタートさせることといたしました。
具体的には、1泊7,000円(税抜)以上の宿泊に対し、5,000円を割引するもので、2万泊分の予算など、事業全体で1億2,100万円を計上しています。
今後は、県の6月補正予算編成も見据え、更なる施策を検討してまいります。
最後に、全ての都道府県において緊急事態宣言が解除されましたが、これは決して「安全宣言」を意味するものではありません。新型コロナウイルスについては、今後も持続的な対策が必要になると見込まれます。自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。私たち一人一人が、これまでの日常生活における行動を変え、「新しい生活様式」を定着させていきましょう。
新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者など感染症の拡大防止に向けて懸命に御努力いただいている皆様に対する差別や偏見は、絶対になさらないようお願いいたします。
他人への思いやりを持って、辛抱強く、様々な努力と工夫を重ねながら、県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていくことが出来るよう、引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年5月22日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
5月14日に、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が解除されてから、約1週間が経過しました。
県内の感染状況は、5月9日以降、新規感染者が確認されておらず、感染拡大が抑えられている状況にあります。これも、外出の自粛などに御協力いただいた県民の皆様、事業者の皆様のおかげであり、改めて御礼を申し上げます。
一方で、新型コロナウイルスとの闘いは、長期戦になると見込まれます。今後、再び感染が拡大する可能性が十分にあり、先行きは不透明と言わざるを得ない状況が続いています。そこで、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3つの点について、引き続きお願いをいたします。
一点目は、「新しい生活様式」の定着等についてであります。県民の皆様におかれましては、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を引き続き避けるとともに、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生、人と人との距離の確保といった基本的な感染対策を継続するという「新しい生活様式」を徹底していただくようお願いいたします。
事業者の皆様におかれましては、時差出勤や自転車利用など、通勤時における人との接触を低減する取組を進めるとともに、今後の長期的な対応も見据えて、在宅勤務やテレワーク、出張に代わるテレビ会議の導入・活用などを、より一層推進していただきますようお願いいたします。
また、改めて、不要不急の都道府県をまたぐ往来は極力控え、特に特定警戒都道府県との往来は自粛していただくようお願いいたします。さらに、クラスターが発生しているような施設や、「3つの密」のある場への外出は控えていただくようお願いいたします。
二点目は、施設に対する協力要請についてであります。既に施設の使用制限が解除になった事業者や業界団体の皆様、また、5月24日をもって休業要請が解除となる学校の設置者におかれましても、「手指の消毒設備の設置」、「マスクの着用等の要請」、「入場者の適切な制限や誘導」を行うこと、さらには「『3つの密』を徹底的に避けること」、「室内の換気や人と人との距離を適切にとること」など、引き続き、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。
三点目は、イベントの開催自粛についてであります。一定規模以上の全国的かつ大規模なイベントの開催については、感染リスクへの対応が整わない場合、中止または延期とするよう、慎重な対応をお願いいたします。その他のイベント等については、適切な感染防止策を講じた上での実施をお願いいたします。
最後に、新型コロナウイルスにつきましては、今後も持続的な対策が必要になると見込まれております。自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。私たち一人一人が、これまでの日常生活における行動を変え、「新しい生活様式」を定着させていきましょう。
新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者など感染症の拡大防止に向けて懸命に御努力いただいている皆様に対する差別や偏見は、絶対になさらないようお願いいたします。
他人への思いやりを持って、辛抱強く、様々な努力と工夫を重ねながら、県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていくことが出来るよう、引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年5月15日(金曜日) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
昨日、政府は、福島県を含む39県について、今月31日を期限として発令していた緊急事態宣言を、前倒しして解除することを決定しました。
本県においては、4月16日に緊急事態宣言の対象地域が全ての都道府県に拡大されたことを受けて、県民の皆様、事業者の皆様に対し、これまで「福島県緊急事態措置」により、外出の自粛、施設の使用制限、イベントの開催自粛などの御協力をお願いしてまいりました。
県内の感染状況は、昨日まで6日連続で、1日当たりの新規感染者数ゼロの状態が続き、ここ1週間では累計1名にとどまるなど、大幅な増加が抑えられている状況にあります。
また、この間、医療提供体制については、陽性患者を受け入れる病床や軽症者受入施設など一定の確保が進んでいます。
こうしたことから、今回の政府の決定を踏まえ、本日5月15日をもって「福島県緊急事態措置」を解除することといたします。これまでの約1か月間、県民の皆様、事業者の皆様には、大変な御不便、御苦労をお掛けいたしましたが、皆様の御理解と御協力に改めて深く感謝を申し上げます。
一方で、新型コロナウイルスとの闘いは、長期戦になることが見込まれます。今回、緊急事態措置を解除することといたしましたが、今後、再び感染が拡大する可能性も十分にあり、先行きは不透明と言わざるを得ない状況が続いております。そこで、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3つの点についてお願いをいたします。
一点目は、「新しい生活様式」の定着等についてであります。県民の皆様におかれましては、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を引き続き避けるとともに、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生、人と人との距離の確保といった基本的な感染対策を継続するという「新しい生活様式」を徹底していただくようお願いいたします。
事業者の皆様におかれましては、時差出勤や自転車利用など、通勤時における人との接触を低減する取組を進めるとともに、今後の長期的な対応も見据えて、在宅勤務やテレワーク、出張に代わるテレビ会議の導入・活用などを、より一層推進していただきますようお願いいたします。
また、改めて、不要不急の都道府県をまたぐ往来は極力控え、特に特定警戒都道府県との往来は自粛していただくようお願いいたします。さらに、クラスターが発生しているような施設や、「3つの密」のある場への外出は控えていただくようお願いいたします。
二点目は、施設に対する協力要請についてであります。緊急事態措置の解除により、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校を除く施設の使用制限について、協力要請を解除いたします。あわせて、飲食店等にお願いしておりました営業時間の短縮についても解除いたします。
学校につきましては、6月1日から全面的な授業の再開をお願いいたします。諸準備も必要なことから、5月24日をもって休業要請を解除し、25日(月曜日)から段階的に学校を再開していただくようお願いいたします。
また、5月5日の本部員会議で要請しておりました、学校再開に当たっての教育活動のあり方に関する指針について策定した旨、教育長から報告を受けておりますので、県立学校についてはこれに基づき対策を徹底してください。
県教育委員会以外の各学校の設置者におかれましても、県教育委員会の対応を参考としていただくようお願いいたします。
施設の使用制限を解除する事業者の皆様や業界団体の皆様におかれましては、事業の再開後も、「入場者の適切な制限や誘導」、「手指の消毒設備の設置」、「マスクの着用等の要請」を行うこと、さらには「『3つの密』を徹底的に避けること」、「室内の換気や人と人との距離を適切にとること」など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。また、これまで休止を要請しないこととしていた施設につきましても、引き続き感染防止対策の徹底をお願いいたします。
5月6日まで休業要請に御協力いただいた事業者の皆様には、「協力金」を支給するとともに、5月7日以降も御協力いただいている事業者の皆様には、事業再開に向けた感染防止対策に取り組んでいただくため、「支援金」を支給いたします。協力金・支援金については、本日5月15日から申請の受付を開始いたしました。速やかに支給できるよう、迅速かつ丁寧に対応してまいります。
また、休業要請の対象ではありませんが、売り上げが大幅に減少した事業者の皆様に対しても、感染防止の取組を支援するための「給付金」を新たに支給することといたしました。
三点目は、イベントの開催自粛についてであります。一定規模以上の全国的かつ大規模なイベントの開催については、感染リスクへの対応が整わない場合、中止または延期とするよう、慎重な対応をお願いいたします。その他のイベント等については、適切な感染防止策を講じた上での実施をお願いいたします。
最後に、新型コロナウイルスにつきましては、今後も持続的な対策が必要になると見込まれております。自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。私たち一人一人が、これまでの日常生活における行動を変え、「新しい生活様式」を定着させていきましょう。
新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者など感染症の拡大防止に向けて懸命に御努力いただいている皆様に対する差別や偏見は、絶対になさらないようお願いいたします。
他人への思いやりを持って、辛抱強く、様々な努力と工夫を重ねながら、県民一丸となって、この困難、難局を乗り越えていくことが出来るよう、引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年5月5日(火・祝) 県民の皆様への知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、物流の維持や生活必需品の販売など、私たちの日常生活を支えていただいている皆様方に心から御礼を申し上げます。
昨日、政府は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言について、新規感染者の数が減少に転じ始めているといった一定の成果が現れ始めているものの、再度感染が拡大すれば医療提供体制への更なる負荷が生じるおそれがあることなどから、基本的対処方針を一部見直した上で、全ての都道府県を対象として、5月31日まで延長することを決定しました。
本県においては、4月16日に、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたことを受け、県民や事業者の皆様に対し、不要不急の外出の自粛、施設の使用制限、イベントの開催自粛等をお願いしてまいりました。この大型連休期間中も、鉄道や高速道路の利用者、観光地への人出が大きく減っているとの報道を拝見しており、皆様の御理解と御協力に改めて感謝を申し上げます。
一方で、県内における感染者数は、本日までの合計で79人となっています。最近約2週間における1日あたりの感染者数は0~3名で推移し、大幅な増加は抑えられていますが、今後も新たなクラスターが発生する可能性が十分あり、先行きは不透明と言わざるを得ない状況が続いています。
これまで御協力いただいた県民の皆様、事業者の皆様には大変な御苦労をおかけしており、地域経済も前例のない極めて厳しい状況にあります。しかしながら、全国において依然として感染の状況が厳しい地域がある中で、本県における新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためには、人と人との接触を出来る限り減らすとともに、県をまたぐ人の移動を引き続き最小化することが重要であると判断いたしました。
このため、今回の政府の決定を踏まえ、5月7日から5月31日までの間、福島県全域において、これまでの緊急事態措置の内容を一部見直した上で継続をお願いすることといたしました。
(外出自粛の要請)
まず1点目は、外出の自粛についてであります。引き続き、繁華街の接待を伴う飲食店等への外出は控えていただくようお願いいたします。また、都道府県をまたぐ不要不急の移動も控えていただくようお願いいたします。
さらに、現にクラスターが発生しているような場や、「3つの密」のある場への外出は控えていただくようお願いいたします。
これ以外の外出においても、「3つの密」を徹底的に避けるとともに、手洗いや、人と人との距離の確保などの基本的な感染対策を継続するなど、感染拡大を予防する「新しい生活様式」を徹底していただくようお願いいたします。
(施設の使用制限の要請等)
2点目は、施設の使用制限についてであります。病院、薬局、食料品売場、公共交通機関など社会生活を維持する上で必要な施設や、保育所、認定こども園、放課後児童クラブ、介護施設等の社会福祉施設等を除く施設については、引き続き休業をしていただくようお願いいたします。
なお、緊急事態措置の実施期間中であっても、県内の感染状況や近隣県の対応、業種毎の感染拡大予防に関するガイドラインの策定状況などを踏まえながら、施設の使用制限の解除を検討してまいります。
休業要請に御協力いただいている事業者の皆様には、本日の県議会で議決をいただいた「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」を支給することとしておりますが、今後目指していくこととなる休業要請の解除に向けて、「新しい生活様式」への対応等が必要となると考えており、そうした感染防止のための取組を行う事業者への支援策等を検討してまいります。
また、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校につきましても、引き続き、休業をしていただくようお願いいたします。
その際、子どもたちの学習や心身の健康を考慮すると、できるだけ早く休業要請を解除することが望ましいことから、学校設置者において、感染予防に最大限配慮した上で実施可能な教育活動を検討していただき、臨時休業期間中から段階的に実施していくことをお願いいたします。併せて、学校を再開する場合の教育活動のあり方に関する指針についても検討していただくことをお願いいたします。
こうした指針の検討状況や県内の感染状況等を総合的に検討しながら、学校の休業要請を早期に解除していくことも含めて検討してまいります。
(イベントの開催自粛要請)
3点目は、イベントの開催自粛についてであります。クラスターが発生するおそれがあるイベントや「3つの密」のある集まりについては、開催の自粛をお願いいたします。特に、全国的かつ大規模なイベントの開催については、感染リスクへの対応が整わない場合、中止または延期とするよう、慎重な対応をお願いいたします。
比較的少人数のイベント等については、適切な感染防止策を講じた上での実施をお願いいたします。
県民の皆様、事業者の皆様に、改めて次の点について御理解と御協力をお願いいたします。
【県民の皆様へ】
○ マスク着用などの咳エチケットや手洗いを始めとした基本的な感染症対策を徹底してください。
また、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いいたします。発熱や咳など、少しでも症状があれば、通勤等は控えてください。
○ 繁華街の接待を伴う飲食店等への外出や都道府県をまたぐ不要不急の移動、現にクラスターが発生しているような場や「3つの密」のある場への外出は控えていただくようお願いいたします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で、特定警戒都道府県から転入された方につきましては、感染拡大防止の観点から、2週間は不要・不急の外出を控え、健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いいたします。
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者、医療従事者など感染症の拡大防止に向けて懸命に御努力いただいている皆様に対する差別や偏見は、絶対にしないようお願いいたします。
【事業者等の皆様へ】
○ 従業員とその御家族、お客様などを守るため、事業所内での手洗い、マスク着用などの咳エチケット等の感染対策に取り組むとともに、発熱等の症状がある従業員への出勤免除など、健康管理の徹底を改めてお願いいたします。
○ 在宅勤務やテレワーク、テレビ会議の導入など、人と人との接触を減らす取組をお願いいたします。
○ 社会生活を維持する上で必要な施設や、社会福祉施設等を除く施設については、休業をしていただくようお願いいたします。
○ イベントの主催者におかれましては、クラスターが発生するおそれがあるイベントや「3つの密」のある集まりについては、開催を自粛していただくようお願いいたします。
緊急事態措置の延長により、県民の皆様、事業者の皆様には引き続き、御不便、御苦労をお掛けいたしますが、今後、持続的な対策が必要になると見込まれることを踏まえ、私たち一人一人がこれまでの日常生活の行動を変え、「新しい生活様式」を定着させていくことが強く求められています。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。他人への思いやりを持って、辛抱強く、様々な努力と工夫を重ねながら、県民一丸となってこの困難、難局を乗り越えていくことが出来るよう、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年5月1日(木曜日) 県民の皆さまへの知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルス感染症との闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、外出の自粛が続く中、物流の維持や生活必需品の販売など、私たちの生活を支えていただいている皆様方に心から御礼を申し上げます。
先月16日に緊急事態宣言の対象地域が全ての都道府県に拡大され、本県におきましても、不要不急の外出の自粛、施設の使用制限、イベントの開催自粛等をお願いしております。
先週末から大型連休が始まりましたが、県内においても鉄道や高速道路の利用者、観光地への人出が大きく減っているという報道を拝見しています。県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力に心から感謝を申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、連休期間中における人の移動を最小化することが極めて重要であります。県民の皆様、事業者の皆様には、特に3つの点について、お願いをいたします。
一つ目は、県民の皆様に対し、不要不急の帰省や旅行など、都道府県をまたぐ移動については控えていただくようお願いいたします。また日常生活においても、不要不急の外出、特に繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えていただくようお願いいたします。
二つ目は、先日、施設の休業についてお願いしたところ、既に多くの事業者の皆様に御協力を頂いているところであります。緊急事態宣言の趣旨を御理解いただき、遊興施設や運動施設、遊技施設など、多くの方々が集まる施設においては、5月6日までの間の休業について、重ねて御協力をお願いいたします。
三つ目は、事業を継続していただくスーパーマーケット、ホームセンターなどのお店や、使用制限の対象としていない屋外の公園などの施設において、人が集中する場合は、入場者の制限や、人と人との間隔を空けて接触を防ぐなど適切な感染防止対策をとっていただくようお願いいたします。
また、利用される県民の皆様におかれましても、買い物に出かける際は必要最小限の人数にする、あるいは、人が多い時間帯の利用を避けるなど、人との接触の機会を極力減らしていただくようお願いいたします。
多くの県民の皆様が、大型連休期間の帰省や旅行などを楽しみにされていたことと思います。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためには、私たち一人一人がこの連休をどのように過ごすかが重要です。電話や手紙、パソコンやスマートフォンなどを上手に活用することにより、離れている家族や友人ともつながることができます。今年の連休は、皆さんがそれぞれに工夫をしながら、御自宅でゆっくり過ごしていただきたいと思います。
また県では、本日、新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算を発表したところであり、直面している様々な課題に対し、迅速かつ適切な対策を講じていくことで、医療現場や事業者の皆様を支え、県民の皆様の安全・安心の確保と生活の安定に向け、しっかり取り組んでまいります。
県民の皆様、事業者の皆様に、改めて次の点について御理解と御協力をお願いいたします。
【県民の皆様へ】
○ 咳エチケットや手洗いを始めとした基本的な感染症対策を徹底してください。また、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いいたします。発熱や咳など、少しでも症状があれば、通勤等は控えてください。
○ 5月6日までの間、不要不急の外出の自粛をお願いいたします。特に、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えるよう強くお願いいたします。
○ また、都道府県をまたいだ不要不急の移動の自粛をお願いいたします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で、特定警戒都道府県から転入された方につきましては、感染拡大防止の観点から、2週間は不要・不急の外出を控え、健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いいたします。
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いいたします。
○ また、医療従事者の皆様など、感染症の拡大防止に向けて懸命に御努力いただいている皆様に対する差別や偏見につきましても、しないようお願いいたします。
【事業者等の皆様へ】
○ 従業員とその御家族、お客様などを守るため、事業所内での手洗い、咳エチケット等の感染対策に取り組むとともに、発熱等の症状がある従業員への出勤免除など、健康管理の徹底を改めてお願いいたします。
○ 特定警戒都道府県からの異動者、通勤者がいる事業所におきましては、やむを得ず業務に従事する場合であっても、在宅勤務やテレワークの推進など、最大限の感染症対策をお願いいたします。
○ 社会生活を維持する上で必要な施設や、社会福祉施設等を除く施設については、5月6日までの間、休業をしていただくようお願いいたします。
○ イベントの主催者におかれましては、規模の大小や屋内・屋外の場所にかかわらず、生活の維持に必要なものを除く全てのイベントについて、5月6日までの間、開催を自粛していただくようお願いいたします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。県民の皆様、事業者の皆様には御不便、御苦労をおかけすることになりますが、日常生活に必要な施設等については休業をお願いすることはありませんので、冷静な対応をお願いいたします。県民一丸となってこの困難、難局を乗り越えていくことができるよう、皆様のお力添えを引き続きよろしくお願いいたします。
令和2年4月28日(火曜日) 県民の皆さまへの知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルス感染症との闘いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、外出の自粛が続く中、私たちに必要な物資を届けるため、全国において物流を維持していただいている皆様、生活必需品等の販売に当たっていただいている皆様方に心から御礼を申し上げます。
今月16日に緊急事態宣言の対象地域が全ての都道府県に拡大され、本県におきましても、不要不急の外出の自粛、施設の使用制限、イベントの開催自粛等をお願いしております。
先週末から大型連休が始まり、県内においても週末の外出が大きく減っているという報道を拝見しています。県民の皆様、事業者の皆様の御理解と御協力に心から感謝を申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、連休期間中における人の移動を最小化することが極めて重要であります。県民の皆様、事業者の皆様には、特に3つの点について、再度、お願いをいたします。
一つ目は、県民の皆様に対し、不要不急の帰省や旅行など、都道府県をまたぐ移動については控えていただくようお願いいたします。また日常生活においても、不要不急の外出、特に繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えていただくようお願いいたします。
二つ目は、先日、施設の休業についてお願いしたところ、既に多くの事業者の皆様に御協力を頂いているところであります。緊急事態宣言の趣旨を御理解いただき、遊興施設や運動施設、遊技施設など、多くの方々が集まる施設においては、5月6日までの間の休業について、重ねて御協力をお願いいたします。
三つ目は、事業を継続していただくスーパーマーケット、ホームセンターなどのお店や、使用制限の対象としていない屋外の公園などの施設において、人が集中する場合は、入場者の制限や、人と人との間隔を空けて接触を防ぐなど適切な感染防止対策をとっていただくようお願いいたします。
また、利用される県民の皆様におかれましても、買い物に出かける際は必要最小限の人数にする、あるいは、人が多い時間帯の利用を避けるなど、人との接触の機会を極力減らしていただくようお願いいたします。
多くの県民の皆様が、大型連休期間の帰省や旅行などを楽しみにされていたことと思います。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためには、私たち一人一人がこの連休をどのように過ごすかが重要です。電話や手紙、パソコンやスマートフォンなどを上手に活用することにより、離れている家族や友人ともつながることができます。今年の連休は、皆さんがそれぞれに工夫をしながら、御自宅でゆっくり過ごしていただきたいと思います。
県民の皆様、事業者の皆様に、改めて次の点について御理解と御協力をお願いいたします。
【県民の皆様へ】
○ 咳エチケットや手洗いを始めとした基本的な感染症対策を徹底してください。また、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いいたします。発熱や咳など、少しでも症状があれば、通勤等は控えてください。
○ 5月6日までの間、不要不急の外出の自粛をお願いいたします。特に、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えるよう強くお願いいたします。
○ また、都道府県をまたいだ不要不急の移動の自粛をお願いいたします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で、特定警戒都道府県から転入された方につきましては、感染拡大防止の観点から、2週間は不要・不急の外出を控え、健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いいたします。
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いいたします。
○ また、医療従事者の皆様など、感染症の拡大防止に向けて懸命に御努力いただいている皆様に対する差別や偏見につきましても、しないようお願いいたします。
【事業者等の皆様へ】
○ 従業員とその御家族、お客様などを守るため、事業所内での手洗い、咳エチケット等の感染対策に取り組むとともに、発熱等の症状がある従業員への出勤免除など、健康管理の徹底を改めてお願いいたします。
○ 特定警戒都道府県からの異動者、通勤者がいる事業所におきましては、やむを得ず業務に従事する場合であっても、在宅勤務やテレワークの推進など、最大限の感染症対策をお願いいたします。
○ 社会生活を維持する上で必要な施設や、社会福祉施設等を除く施設については、5月6日までの間、休業をしていただくようお願いいたします。
○ イベントの主催者におかれましては、規模の大小や屋内・屋外の場所にかかわらず、生活の維持に必要なものを除く全てのイベントについて、5月6日までの間、開催を自粛していただくようお願いいたします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。県民の皆様、事業者の皆様には御不便、御苦労をおかけすることになりますが、日常生活に必要な施設等については休業をお願いすることはありませんので、冷静な対応をお願いいたします。県民一丸となってこの困難、難局を乗り越えていくことができるよう、皆様のお力添えを引き続きよろしくお願いいたします。
令和2年4月24日(金曜日) 県民の皆さまへの知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルス感染症との戦いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染の拡大防止に向けて、外出の自粛や施設の休業など、様々な御協力を頂いている県民の皆様、事業者の皆様に心から感謝を申し上げます。
新型コロナウイルスを取り巻く国内外の状況は刻一刻と変化し、深刻さを増しています。本県においても、感染者数が継続的に増加している厳しい状況にあり、依然として、爆発的な感染拡大を抑えられるかどうかの瀬戸際の状態が続いています。
政府においては、4月16日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域を全ての都道府県に拡大することを決定しました。これを受けて、本県においても、不要不急の外出の自粛、施設の使用制限及びイベントの開催自粛をお願いしたところです。今回の政府の決定の大きな目的は、大型連休期間における人の移動を最小化することにあります。連休を目前に控え、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、県民の皆様、事業者の皆様には、特に3つの点についてお願いいたします。
一つ目、県民の皆様におかれましては、不要不急の帰省や旅行など都道府県をまたぐ移動については控えていただくようお願いいたします。また日常生活においても、不要不急の外出、特に繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えていただくようお願いいたします。
二つ目、先日、施設の休業についてお願いしたところ、既に多くの事業者の皆様に御協力を頂いているところであります。緊急事態宣言の趣旨を御理解いただき、遊興施設や運動施設、遊技施設など、多くの方々が集まる施設においては、5月6日までの間の休業について、重ねて御協力をお願いいたします。
三つ目、事業を継続していただくスーパーマーケット、ホームセンターや、飲食店などのお店、使用制限の対象としていない屋外の公園などの施設においては、人が集中する場合、入場者の制限や、人と人との間隔を空けて接触を防ぐなど適切な感染防止対策をとっていただくようお願いいたします。また、利用される県民の皆様におかれましては、御家族やお子様連れの場合であっても、必要最小限の人数で買い物に出かける、あるいは、人が多い時間帯の利用を避けるなど、人との接触の機会を極力減らしていただくよう、お願いいたします。
多くの県民の皆様が、大型連休期間の帰省や旅行などを楽しみにされていたことと思います。電話や手紙、パソコンやスマートフォンなどを活用することにより、離れている家族や友人ともつながることができます。今年の大型連休は、皆様がそれぞれに工夫をしながら、御自宅でゆっくり過ごしていただきたいと思います。
県民の皆様、事業者の皆様に、改めて次の点について御理解と御協力をお願いいたします。
【県民の皆様へ】
○ 咳エチケットや手洗いを始めとした基本的な感染症対策を徹底してください。また、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いいたします。発熱や咳など、少しでも症状があれば、通勤等は控えてください。
○ 5月6日までの間、不要不急の外出の自粛をお願いいたします。特に、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えるよう強くお願いいたします。
○ また、都道府県をまたいだ不要不急の移動の自粛をお願いいたします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で、特定警戒都道府県から転入された方につきましては、感染拡大防止の観点から、2週間は不要・不急の外出を控え、健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いいたします。
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いいたします。
○ また、医療従事者の皆様など、感染症の拡大防止に向けて懸命に御努力いただいている皆様に対する差別や偏見につきましても、しないようお願いいたします。
【事業者等の皆様へ】
○ 従業員とその御家族、お客様などを守るため、事業所内での手洗い、咳エチケット等の感染対策に取り組むとともに、発熱等の症状がある従業員への出勤免除など、健康管理の徹底を改めてお願いいたします。
○ 特定警戒都道府県からの異動者、通勤者がいる事業所におきましては、やむを得ず業務に従事する場合であっても、在宅勤務やテレワークの推進など、最大限の感染症対策をお願いいたします。
○ 社会生活を維持する上で必要な施設や、社会福祉施設等を除く施設については、5月6日までの間、休業をしていただくようお願いいたします。
○ イベントの主催者におかれましては、規模の大小や屋内・屋外の場所にかかわらず、生活の維持に必要なものを除く全てのイベントについて、5月6日までの間、開催を自粛していただくようお願いいたします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。県民の皆様、事業者の皆様には御不便、御苦労をおかけすることになりますが、日常生活に必要な施設等については休業をお願いすることはありませんので、冷静な対応をお願いいたします。全県一丸となってこの困難、難局を乗り越えていくことができるよう、皆様のお力添えを引き続きよろしくお願いいたします。
令和2年4月20日(月曜日) 県民の皆さまへの知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆さん、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルス感染症との戦いの最前線で懸命に御努力いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染の拡大防止に向けて、事業活動の自粛など様々な御協力を頂いている県民の皆様に改めて感謝を申し上げます。
4月16日に、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域を全ての都道府県に拡大することが決定されました。これを受けて、本県におきましても、翌4月17日に、県民の皆さんに対して、不要不急の外出の自粛をお願いしたところであります。
一方、本県においてはここ数日間においても感染者数が急増しており、爆発的な感染拡大を防ぐための瀬戸際の状態が続いています。
また、緊急事態宣言の対象地域の拡大により、近隣県においては、施設の使用制限等を要請する自治体が増えてきております。こうした状況を踏まえ、都道府県をまたいだ不要不急の移動、特に大型連休期間における近隣県から本県への不要不急の人の移動を最小化し、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るためには、更なる取組を実施する必要があるとの判断に至りました。
そこで、明日4月21日から5月6日までの間、福島県全域において、次の2つの緊急事態措置を追加して実施することといたします。
まず1点目は、施設の使用制限について協力を要請いたします。病院、薬局、食料品売場、公共交通機関など社会生活を維持する上で必要な施設や、保育所や認定こども園、放課後児童クラブ、介護施設等の社会福祉施設等を除く施設については、休業をしていただくようお願いいたします。
要請に応じて休業していただいた事業者の方々には、(仮称)協力金をお支払いすることとし、速やかに具体的な内容の検討を進めてまいります。
2点目は、イベントの開催自粛について協力を要請いたします。イベントの主催者に対して、規模の大小や屋内・屋外の場所にかかわらず、生活の維持に必要なものを除く全てのイベントについて開催を自粛していただくようお願いいたします。
新型コロナウイルスの感染拡大をなんとしても抑制するため、県民の皆様、事業者の皆様に、次の点について改めてお願いをいたします。
【県民の皆様へ】
○ 咳エチケットや手洗いを始めとした基本的な感染症対策を徹底してください。また、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いいたします。発熱や咳など、少しでも症状があれば、通勤や通学は控えてください。
○ 5月6日までの間、不要不急の外出の自粛をお願いいたします。特に、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えるよう強くお願いいたします。
○ また、都道府県をまたいだ不要不急の移動の自粛をお願いいたします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で、特定警戒都道府県から転入された方につきましては、感染拡大防止の観点から、2週間は不要・不急の外出を控え、健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いいたします。
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いいたします。
【事業者等の皆様へ】
○ 従業員とその家族、お客様などを守るため、事業所内での手洗い、咳エチケット等の感染対策に取り組むとともに、発熱等の症状がある従業員への出勤免除など、健康管理の徹底を改めてお願いいたします。
○ 特定警戒都道府県からの異動者、通勤者がいる事業所におきましては、やむを得ず業務に従事する場合であっても、在宅勤務やテレワークの推進など、最大限の感染症対策をお願いいたします。
○ 事業者の皆様におかれましては、社会生活を維持する上で必要な施設や、社会福祉施設等を除く施設については、5月6日までの間、休業をしていただくようお願いいたします。
○ イベントの主催者におかれましては、規模の大小や屋内・屋外の場所にかかわらず、生活の維持に必要なものを除く全てのイベントについて、5月6日までの間、開催を自粛していただくようお願いいたします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。県民の皆様、事業者の皆様には御不便、御苦労をおかけすることになりますが、日常生活に必要な施設等については休業をお願いすることはありませんので、これまで同様、冷静な対応をお願いいたします。全県一丸となってこの困難、難局を乗り越えていくことができるよう、皆様のお力添えを引き続きよろしくお願いいたします。
令和2年4月17日(金曜日) 県民の皆さまへの知事メッセージ
はじめに、医師や看護師、病院スタッフの皆さん、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、正に新型コロナウイルスとの戦いの最前線で懸命に御対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
また、感染の拡大防止に向けて、事業活動の自粛など様々な御協力を頂いている県民の皆様に改めて感謝を申し上げます。
昨日、政府は、これまでの7都府県とする地域を全都道府県に拡大する緊急事態宣言を発令しました。最初に緊急事態宣言が出された今月7日以降においても感染の拡大が全国で続き、感染経路の不明な患者の増加や都市部以外でもクラスターが発生している状況にあり、地域の流行を抑制するためには、大型連休期間の人の移動を最小化するなど、最低7割、極力8割の接触を削減しなければならないとの厳しい認識の下、全都道府県を緊急事態措置の対象としました。期間は来月6日までとなります。
県民の皆様、事業者の皆様には御苦労をおかけしておりますが、なんとしても感染拡大を抑制するため、改めてお願いをいたします。
【県民の皆様へ】
○ 咳エチケットや手洗いを始めとした基本的な感染症対策を徹底してください。また、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いします。発熱や咳など、少しでも症状があれば、通勤や通学は控えてください。
○ 不要不急の外出の自粛をお願いいたします。特に、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えるよう強くお願いいたします。
○ また、都道府県をまたいだ不要不急の移動の自粛をお願いいたします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で、特定警戒都道府県※から転入された方につきましては、感染拡大防止の観点から、2週間は不要・不急の外出を控え、健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いいたします。
※ 東京都及び大阪府、北海道、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、兵庫県、福岡県
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いします。
【事業者の皆様へ】
○ 従業員とその家族、お客様などを守るため、事業所内での手洗い、咳エチケット等の感染対策に取り組むとともに、発熱等の症状がある従業員への出勤免除など、健康管理の徹底を改めてお願いいたします。
○ 特定警戒都道府県からの異動者、通勤者がいる事業所におきましては、やむを得ず業務に従事する場合であっても、在宅勤務やテレワークの推進など、最大限の感染症対策をお願いいたします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。
全県一丸となってこの困難、難局を乗り越えていくことができるよう、皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
令和2年4月11日(土曜日) 県民の皆さまへの知事メッセージ
本日、政府は新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、新型コロナ対応のため策定した「基本的対処方針」を見直し、新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項に基づき、「繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛要請」を緊急事態宣言の対象となった特定都道府県以外の都道府県にも拡大することを決定しました。
福島県においては、新型コロナウイルス感染症患者が継続して感染者が増加している厳しい状況にあり、県内初となるクラスター感染事例も発生するなど、爆発的な感染拡大を抑えられるかどうかの瀬戸際が続いております。
県民の皆様には、今回の政府の決定を踏まえ、これまでお願いしてきたことに加え、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えるよう強くお願いいたします。
ここで、県民の皆様に、改めてお願いをいたします。
○ 咳エチケットや手洗いを始めとした基本的な感染症対策を徹底し、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」、「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いします。発熱や咳など、少しでも症状があれば、通勤や通学は控えてください。
○ 繁華街の接客を伴う飲食店等への外出は控えるよう強くお願いをいたします。
○ 緊急事態宣言の対象となった地域と本県との不要・不急の往来は控えるようお願いいたします。
○ 緊急事態宣言の趣旨を踏まえ、宣言の対象となった地域から本県への不要・不急の移動は控えるようお願いします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で、対象地域から転入された方については、感染拡大防止の観点から、2週間は不要・不急の外出を控え、健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いします。
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いをいたします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が社会を守ることにつながります。
全県一丸となってこの困難、難局を乗り越えていくことができるよう、皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
令和2年4月10日(金曜日) 県民の皆さまへの知事メッセージ
福島県の新型コロナウイルス感染症患者は、4月10日現在、33例を確認しており、県内初となるクラスター感染事例も発生しております。
都市部を中心に大幅な感染者の増加が続く中、本県の感染者数も継続的に増加している厳しい状況にあり、爆発的な感染拡大を抑えられるかどうかの瀬戸際が続いております。
こうしたことを踏まえ、県民の皆様、事業者の皆様、医療機関の皆様に改めてお願いをいたします。
【県民の皆様へ】
○ 咳エチケットや手洗いを始めとした基本的な感染症対策を徹底してください。また、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いします。発熱や咳など、少しでも症状があれば、通勤や通学は控えてください。
○ 緊急事態宣言の対象となった地域と本県との不要・不急の往来は控えるようお願いします。
○ 緊急事態宣言の趣旨を踏まえ、宣言の対象となった地域から本県への不要・不急の移動は控えるようお願いします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で、対象地域から転入された方につきましては、感染拡大防止の観点から、2週間は不要・不急の外出を控え、健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いします。
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いします。
【事業者の皆様へ】
○ 従業員とその家族、お客様などを守るため、事業所内での手洗い、咳エチケット等の感染対策に取り組むとともに、発熱等の症状がある従業員への出勤免除など、健康管理の徹底を改めてお願いします。
○ 緊急事態宣言の対象地域内からの異動者、通勤者がいる事業所におきましては、やむを得ず業務に従事する場合であっても、在宅勤務やテレワークの推進など、最大限の感染症対策をお願いします。
【医療機関の皆様へ】
○ 医師や看護師、病院スタッフの皆様、そして、感染症対策に携わる保健所や臨床検査技師の方々など、新型コロナウイルスとの戦いの最前線で一生懸命に対応いただいている関係の皆様に、深く敬意と感謝の意を表します。
○ また、新型コロナウイルス感染症に対応できる病床の確保につきましても、医療機関の皆様から多くの御協力を頂き、現在まで、111床を確保することができました。心から御礼を申し上げます。
○ 県といたしましても、必要な資機材や連携体制の確保など、医療機関の皆様が万全の体制で医療を提供できるよう、全力で対応してまいります。引き続き、御理解と御協力をお願いいたします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が、医療現場の負担を減らし、社会を守ることにつながります。
全県一丸となってこの困難を、難局を乗り越えていけるよう、皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
令和2年4月7日(火曜日) 第11回福島県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議における知事メッセージ
本日、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が、5月6日までの1カ月間、東京都や埼玉県、千葉県、神奈川県、兵庫県、大阪府、福岡県の7都府県を対象に発令されました。県民の皆さんには、改めて次の4つについて、ご理解とご協力をお願いします。
○ 咳エチケットや手洗いをはじめとした基本的な感染症対策を徹底してください。また、「換気の悪い密閉空間」、「大勢いる密集場所」「間近で会話する密接場面」の「3つの密」を避けるようお願いします。
○ 緊急事態宣言の対象となった地域への不要・不急の往来や当該地域から本県への移動は控えるようお願いします。
○ 就職や転勤などのやむを得ない事情で転入される方につきましては、感染拡大防止の観点から2週間は外出を控えていただくとともに健康管理を徹底していただき、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いします。
○ 新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見はしないようお願いします。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が社会を守ることにつながります。全県一丸となってこの困難を乗り越えていけるよう、皆さんのお力添えをよろしくお願いいたします。
令和2年4月5日(日曜日) 第10回福島県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議における知事メッセージ
新型コロナウイルス感染症は、全国では4月5日現在、3400人を超える感染者が確認され、都市部を中心に患者が急増しております。
福島県におきましても、3月31日からの6日間で新たに14例の陽性患者の発生が確認され、二次感染、三次感染が見られるほか、感染源が明らかではない事例が増加するなど、今後、急激に患者が増えることが心配される非常に重要な局面にあります。
現時点では、新規の感染者数は一日あたり最大5名であり、未だ感染者が確認されていない地域もあることから、本県は4月1日に開催された国の専門家会議で示された「感染確認地域」にあたると考えておりますが、これまで以上に、県民の皆さんと力を合わせて感染拡大防止に取り組む必要があると考えております。
このため、県民の皆様には改めて、次の3つについて御理解と御協力をお願いしたいと思います。
【1 感染症予防策の徹底について】
1点目は、感染症予防策の徹底についてです。
引き続き、咳エチケットや手洗いをはじめとした基本的な感染症対策を徹底していただくとともに、「密閉」「密集」「密接」の「3つの密」を避けるようお願いします。
特に、他県では病院や福祉施設などにおいてクラスターが発生し、規模が拡大するケースが見られますので、こうした施設での一層の感染対策をお願いします。
【2 自らが感染源とならないような行動について】
2点目は自らが感染源とならない行動についてです。
新型コロナウイルスは、感染しても最大で14日程度の潜伏期間があると言われており、症状が出ない、又は軽い場合もあることから、気がつかないうちに感染を拡げていることが心配されております。
本県でも二次感染、三次感染の事例が見られたように、自らが感染を拡大する原因となる可能性を十分に意識して、若い世代の方も含め「3つの密」を徹底的に避けるなど自らの行動を考えていただきたいと思います。
自分を守ること、そして自分の大切な人を守る行動が社会を守ることにつながります。
更に、東京など感染が拡大している地域からの転入者や往来を行っていた方につきましては、健康管理に努め、少しでも症状があれば速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡されるようお願いいたします。
これは、個人だけではなく、会社や学校などの御協力が是非とも必要となることから、御配慮をよろしくお願いいたします。
【3 感染者やその周辺への差別・偏見について】
3点目は、感染者やその周辺の方、職場、学校などに対する差別・偏見についてであります。
これまで、感染者が働いていた職場などにおいて嫌がらせや不当な対応が相次いでいるという報道があります。
県民の皆様にとっては不安や恐れの気持ちがあろうかと思いますが、原発事故による風評に苦しめられている福島県民だからこそ、新型コロナウイルスの陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見は、なさらないよう切に願います。
新型コロナウイルス感染症に関しましては、刻々と状況が変化しており、県としましては、状況に応じて柔軟かつ的確に対応するとともに、あらゆる施策を総動員し、強い決意で対策に取り組んでまいります。
今は、県民の皆さん1人1人の行動が必要とされており、また、企業、学校、団体、地域において、できる限りの取組が求められています。
全県一丸となってこの困難を乗り越えていけるよう、皆さんのお力添えをよろしくお願いいたします。
令和2年4月1日(水曜日) 知事臨時記者会見における知事メッセージ
新型コロナウイルス感染症は、昨日の3例目、4例目に続いて、本日5例目、6例目の患者が発生しました。5例目の患者は、3例目の患者の御家族ですが、6例目の患者につきましては、現在のところ、感染経路は明らかになっておりません。現在、県では、福島市保健所、南相馬市を始め、関係機関と連携しながら、感染経路の把握や、濃厚接触者の確認など、疫学調査を進めております。県民の皆様には、改めて正確な情報に基づいて冷静に行動していただくようお願いいたします。昨日も申し上げましたが、これまでと同様、咳エチケットや手洗いの励行を始めとした感染症予防を徹底するとともに、発熱等の風邪症状が見られる場合には、外出を自粛するほか、改めて、密閉・密集・密接の3つの「密」が重なる場所を避けていただく行動、特に、感染の発見が難しいとされる若年層の皆さんも含め、慎重な行動、人混みへの不要不急の外出の自粛、イベントなどへの参加の自粛について御協力をお願いいたします。風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている方、強いだるさや息苦しさがある方、また、海外から帰国された方で発熱などの症状のある方は、最寄りの保健所の帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
県では、今後とも検査体制の強化や医療提供体制の確保に取り組んでまいります。引き続き国、市町村など、様々な関係機関と連携し、県民の皆さんの安全を最優先に考えた対策を迅速、的確に進めてまいります。県民の皆さんの御協力を是非よろしくお願いいたします。
令和2年3月31日(火曜日) 知事臨時記者会見における知事メッセージ
新型コロナウイルス感染症は、国内のみならず、世界各地で猛威をふるっており、本県でも3例目、4例目となる患者が発生しました。現在、県では福島市保健所を始め、関係機関と連携しながら、感染経路の把握や濃厚接触者の確認など、疫学調査を進めております。県民の皆様には、正確な情報に基づいて冷静に行動していただくようお願いいたします。
これまでと同様、咳エチケットや手洗いの励行を始めとした感染症予防を徹底するとともに、発熱等の風邪症状が見られる場合には、外出を自粛するほか、改めて、「密閉」「密集」「密接」の三つの「密」が重なる場所を避けていただく行動、特に、感染の発見が難しいとされる若年層の皆さんも含め、慎重な行動、人込みへの不要不急の外出の自粛、イベントなどへの参加の自粛について、御協力をお願いいたします。風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている方、強いだるさや息苦しさがある方、また、海外から帰国された方で発熱などの症状のある方は、最寄りの保健所の帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
県では、今後とも検査体制の強化や医療提供体制の確保に取り組んでまいります。引き続き、国、市町村、様々な関係機関と連携し、県民の皆様の安全を最優先に考えた対策を迅速、的確に進めてまいります。県民の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年3月27日(金曜日) 県民の皆さまへの知事メッセージ
新型コロナウイルス感染症は、国内のみならず世界各地で猛威を振るっています。特に、都市部を中心に感染源の分からない、あるいは、海外から帰国された感染者が増えており、感染が拡大傾向にあります。
引き続き、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。
また、風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクの着用をお願いします。
集団感染の共通点は、「換気が悪い密閉された空間」、「人が密に集まって過ごすような場所」、「不特定多数の人が密接に接触するおそれが高い場面」の3つの「密」と言われています。自分自身が感染症にかからないために、さらには感染を広げないために、3つの「密」を避けてください。
さらに、東京都の感染拡大防止対策に協力するため、東京方面への今週末の不要不急の往来は極力控えるようお願いします。
令和2年3月14日(土曜日) 知事臨時記者会見における知事メッセージ
「県民の皆さんへのメッセージです。全国的に新型コロナウイルス感染症の患者数が、日々増加しており、本県でも2例目となる患者が発生しました。現在、県では、郡山市保健所を始め関係機関と連携しながら、感染経路の把握や濃厚接触者の確認など疫学調査を進めています。
県民の皆様には、正確な情報に基づいて、冷静に行動していただくようお願いいたします。これまでと同様、咳エチケットや手洗いの励行を始めとした感染症予防を徹底するとともに、発熱等の風邪の症状が見られる場合には、外出を自粛するほか、換気が悪く、不特定多数の人が密に集まって過ごすような場所は出来るだけ避けるなど、感染症にかからない、感染症を移さない工夫をお願いします。
風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている方、強いだるさや息苦しさがある方、また、海外から帰国された方で、発熱などの症状のある方は最寄りの保健所の帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
県では、今後とも検査体制の強化や医療提供体制の確保に取り組んでまいります。また、学校の臨時休業により影響を受けている児童生徒はもとより、保護者の皆さんへの支援、大規模イベントの自粛をはじめ、人や物の動きが停滞し、影響を受けている事業者や従業員の方への支援など、全庁を挙げて対策に取り組んでまいります。
引き続き、国や市町村、様々な関係機関と連携し、県民の皆様の安全を最優先に考えた対策を、迅速かつ的確に進めてまいりますので、県民の皆様の御協力を是非よろしくお願いします。」
令和2年3月7日(土曜日) 知事臨時記者会見における知事メッセージ
本日、いわき市において、県内初めてとなる新型コロナウイルス感染症の患者が確認されました。福島県では、今後、いわき市とともに濃厚接触者の把握を含めた調査等を進めてまいります。県民の皆さんには、感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットなどの基本的な感染症対策を徹底していただきますよう、改めてお願いいたします。
また、先週には、国から、全国の小・中・高等学校及び特別支援学校において、臨時休校とするよう要請がありました。本県としても、感染拡大を防ぐため、早期に対策を行う必要があると考え、全ての県立学校を3月2日から臨時休校とし、市町村等に対しても同様の対応を要請いたしました。この対応により、児童生徒はもとより、御家族の皆さんにも御負担をおかけすることになりますが、感染の拡大を防ぐ大変重要な時期でありますので、御理解と御協力を頂きますようお願いいたします。
県民の皆さんにおかれましては、感染症予防の徹底を重ねてお願いいたします。風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、お一人お一人の咳エチケットや手洗いの励行が重要となります。感染拡大を抑えるため、皆さんの御協力をよろしくお願いいたします。
また、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いておられる場合、さらに、強いだるさや息苦しさがある場合、あるいは、高齢の方や呼吸器系の基礎疾患がある方で、こういった症状が2日以上続く場合には、最寄りの保健所の「帰国者・接触者相談センター」に御相談いただき、そのアドバイスに沿って医療機関を受診するなどの対応をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症に関するこれまでの状況の中で、県民の皆さんの生活や経済活動などに様々な影響が及んでおります。国や県等の発表する情報に注意し、落ち着いた行動をとっていただくようお願いいたします。
県といたしましては、引き続き、国や市町村、関係機関と連携し、県民の皆さんの不安解消と感染拡大防止に向けて、必要な対策を的確に進めてまいります。