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【全ての飼い主さんへ】ペットの最期に備えましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年3月4日更新

 多くのペットは人よりも早く歳をとり、飼い主はペットの最期を見届けることとなります。
 今は手に負えないくらい元気なペットも、年老いていくと、目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったり、走りまわることがなくなったり、場合によっては介護や入院が必要なほど、重い病気にかかってしまうこともあります。
 かけがえのないペットが最期を迎える際に、飼い主として何ができるのか、どのように備えておくべきなのか、考えておきましょう。

犬の骨折猫の看取り

 1 ペットの治療に備えましょう
 2 ペットの介護・入院に備えましょう
 3 ペットの最期に備えましょう
 4 ペットロスに備えましょう
 5 一緒に暮らす以外のふれあい方もあります
 6 最後に

こちらのページも併せてご確認ください。
【全ての飼い主さんへ】"あなた自身"の万が一に備えましょう

1 ペットの治療に備えましょう

 ペットも人間と同様に、高齢になると、悪性腫瘍や心臓病、腎不全など重い病気にかかりやすくなります。
 治療や延命のための獣医療は日々進歩していますが、飼い主の医療費負担もまた年々高額になっています。思わぬ出費にも対応できるよう、計画的な積み立てをする、民間のペット保険に加入する等、しっかりと準備をしておきましょう。
 また、延命目的の治療のほかに、苦痛を軽減し生活の質を向上させるための終末期医療(ターミナルケア)など、治療の考え方も多様化しています。ペットのためにどのような獣医療を選ぶのか、かかりつけの動物病院とよく相談して決めましょう。

かさむ出費猫の保険証

2 ペットの介護・入院に備えましょう

(1) 専門家に相談する

 ペットも人間と同じように、高齢や病気になると、以下のように介護が必要となるケースが多々あります。

・食事や排せつが自力でできなくなる。
・筋力が衰え、自力で歩くことができなくなる。
・寝たきりになる。
・認知症で夜鳴き・徘徊・粗相などの症状を呈す。

 ペットの介護は、体力的にも精神的にも飼い主にとって大きな負担となります。一人で頑張りすぎず、限界を感じる前に、かかりつけの動物病院やペットシッターなどの専門家に相談しましょう。介護が大変な時の短期入院、往診、飼い主が外出中の訪問看護等のペットケアサービスが受けられる場合もあります。

介護疲れ動物病院

(2) 一時的な預け先を見つけておく

 飼い主の負担軽減のため、親戚、ご近所、友人など、飼い主と親しく、ペットもよく慣れている一時的な預け先があれば、より安心です。ペットのことをよく知ってもらえるように、普段からのコミュニケーションを大切にし、いざというときにペットの世話や預かりをお願いできる関係を築いておきましょう。また、併せて以下のような備えも重要です。

・普段から、しつけ、ノミ・ダニ予防やワクチン接種を行う。
・ペットの食べ物や性格などを伝達できるよう、メモしておく。
・ペットを短時間預かってもらうなど、預け先に慣らす練習をしておく。

しつけ猫のおやつキャリーケース

3 ペットの最期に備えましょう

 ペットの死は辛く、悲しいことですが、看取りは飼い主がペットに愛情を注ぐことのできる最後の機会です。ペットが幸せな最期を迎えられるように、残された時間をどのように過ごすか、よく考え、悔いのない選択をしましょう。

犬の看取り

4 ペットロスに備えましょう

 「ペットロス」とは、ペットを亡くした飼い主の体験や、それによる悲しみのことを言い、決して珍しいことではありません。悲しい気持ちを人に聞いてもらったり、十分な休養をとったりするなど、一人で抱え込まず、無理をせずにペットの死と向き合いましょう。

 ペットを失って何ヶ月もたっているのに、以下の症状が2項目以上、2週間以上継続しているのであれば、ペットロスによってうつ病を引き起こしている可能性があります。
 一人で悩まずに専門医や「こころの健康相談窓口」等にご相談ください。

=うつ病チェックリスト=
○毎日の生活に充実感がない
○これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった
○以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる
○自分は役に立つ人間だとは思えない
○わけもなく疲れたような感じがする

こころの健康相談窓口(別ウィンドウが開きます)

5 一緒に暮らす以外のふれあい方もあります

 ペットと一緒に暮らす以外にも、動物と親しんだり、お世話をしたりする方法があります。

(1) ボランティア活動を通じた動物とのふれあい

 ペットの世話をお手伝いするボランティア活動を通じて動物と触れ合う機会を持つこともできます。保護している動物達の世話や新しい飼い主に出会うまで一時的に自宅で飼育するボランティアを募集している自治体や動物愛護団体もあります。動物に関われるボランティアの募集がないか、情報誌やインターネットで調べてみてはいかがでしょうか。

↓福島県動物愛護センター (支所含む) も、現在、動物愛護ボランティアを募集中です!
 詳しくは以下のWebサイトをご覧ください。
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21620a/volunteer.html

福島県動物愛護ボランティア募集チラシ
福島県動物愛護ボランティア募集中‼ [PDFファイル/434KB]

(2) 動物園

 最近の動物園は、より近くで動物の生態を観察することができるよう工夫され、子供から大人まで十分に楽しめる空間に変化してきています。また、動物とふれあうことができる広場がある動物園もあります。

(3) バードウォッチング

 海、山、川など大自然の中で野鳥を観察してみてはどうでしょうか。

6 最後に

 「絶対に最後まで飼う」だけでなく、「飼えなくなった時のために準備する」、「ペットを失った後の心の問題に備える」ことも大切です。
 飼い主には、ペットがその命を終えるまで適切に飼養する「終生飼養」の責任があります。どうしても飼えなくなった場合でも、飼い主が先に亡くなった場合でも、ペットが安全に安心して暮らせる環境を用意してあげることが飼い主の務めです。
 そのため、以下の項目についてできているか、確認してみてください。

 □ ペットのお散歩やお世話など、以前と変わらずにできている。
 □ ペットの不妊去勢手術や予防接種などの基本的な措置を行っている。
 □ ペットの平均寿命を考慮に入れても、最後まで飼い続けることができそうだ。
 □ ペットの高齢期に備え、介護や治療にかかる費用を確保している。
 □ 自分に万が一のことがあったときのための、ペットの預け先等を確保している。
 □ ペットを長期間誰かに預けられるように適切なしつけ等ができている。
 □ ペットを失った後の心の問題について知っている。

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 1つでもチェックが入らなかった場合、自分自身とペットのために、元気な時から対策をしましょう!
 猫と赤ちゃんおばあちゃんと猫

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