ふくしまグローバルセミナー2014 結果(2日目)
参加者による自主セッション(8時30分~9時20分)
講座A 目を覚ます最貧国
~バングラデシュ・フィールドワークを終えて~
講座担当者:坂下 佑太(福島大学3年 佐野孝治ゼミナール所属)
◆ 講座の内容
世界で2番目の衣料品輸出国で、「世界の縫製工場」と呼ばれているバングラデシュについて、2014年9月に行ったフィールドワークの内容を交えながら発表します。
講座B 着装体験で国際交流
講座担当者: 鈴木 恵子(NPO法人ルワンダの教育を考える会理事)
◆ 講座の内容
外国女性が日本に来て、何に一番あこがれているかと言えば、「着物を着る事」という答えと「日本の伝統文化を大事にする人を尊敬します」という外国教師の言葉から、着装の魅力を話し合いたいと思います。
講座C アメリカの高校生が見た被災地福島
講座担当:高橋 英子(国際女性教育振興会ふくしま)
◆ 講座の内容
2014年7月にアメリカ・テキサス州の高校生を受け入れ、福島の高校生との交流事業や、南相馬市・相馬市へ被災地視察を行いました。言葉を超えた若者達の絆や彼らが見た福島について報告します。
講座D 夏の経験から ~被災地の高校生がアメリカで学んだこと~
講座担当者:三浦 千春(TOMODACHI Softbank リーダーシッププログラム3期生)
◆ 講座の内容
カルフォルニア大学で被災地3県の高校生が、3週間ボランティアやアメリカの文化について学んだこと、そして、一緒に行ったメンバーの帰国後の活動について紹介します。
講座E ガザ50日戦争と子どもたち
講座担当者:前田 那美子(NPO法人地球のステージ パレスチナ現地調整員)
◆ 講座の内容
今年の夏、ガザで50日間の空爆が続きました。
現地の子どもたちが見た50日戦争と、心の復興に向けた私たちの取り組みを、私が見てきたガザの日常とともにお伝えします。
講座F ミクロネシアの小さな島で
講座担当者:松井 智宏(ふくしまユースグローバルカレッジ1期生)
◆ 講座の内容
ミクロネシア連邦の東端にある珊瑚に囲まれた島コスラエ。日本との関わりが深いこの島で、青年海外協力隊として2年間生活することで見えてきたこと、感じたことをお伝えします。
講座G Someday, Somewhere, Sound of Fukushima
講座担当者:徐 銓軼(福島県国際課国際交流員 (中国出身))
◆ 講座の内容
休日を利用して福島県内を周り、「ふくしまの音(sound)」を集めてきました。日曜日の朝、コーヒーを片手に、美しい音色を聞きながら楽しいお話をしませんか?
講座H Creativity in English
講座担当者:ビビアン・ヒ(福島県国際交流協会 (カナダ出身))
◆ 講座の内容
外国人と接する時には心を開くことも大事ですが、言葉もとても大事です。伝えたいことを相手に受け取ってもらうために、外国語を喋る技術と勇気が大切です。朝のすっきりした時間帯で英語力と表現力を磨いてみませんか?
講座I 世界の食窓から ~〇〇に気づく旅~
講座担当者:菅野ひかる・佐藤誠・霜山恵里(ふくしまユースグローバルカレッジ5期生)
◆ 講座の内容
世の中は情報に溢れている反面、私たちは自分の枠に縛られて物事を見てしまうことって多いと思います。「食」をテーマに、自分の思い込みやメディアの特性について一緒に考えてみませんか。
講座J 海を越えて異文化とふれあう
講座担当者:劉芳・佐藤有理沙(ふくしまユースグローバルカレッジ5期生)
◆ 講座の内容
国際交流基金日中交流センターが主催している中国「ふれあいの場」大学生交流事業では、毎年多くの学生が海を越えて中国の学生と交流しています。この交流プログラムの公募に私たちは、「練りきりとこたつの体験」を提案しました。さて、その結果は…
セッション3 (9時30分~10時40分)
講座A 発展と平和のハーモニー
講座担当者:2014教師海外研修派遣チーム
◆ 講座のねらい
教師海外研修で訪れたヨルダン国。そこで見つけた教材をいかに授業に組み立て、子どもに伝えていったかを紹介する。
◆ 講座の内容
1 ヨルダンの紹介―基本情報、行程、主な視察地
2 実践紹介(3つ)―生活科での実践、国語科での実践、総合的な学習の時間の実践
3 質疑応答
講座B お隣さんは外国人 ~人とかかわるって?~
講座担当者:布田 節子 (グローバル研究会ふくしま)
ビビアン・ヒ ((公財)福島県国際交流協会国際交流員)
◆ 講座のねらい
外国人との関わりを切り口に、日々の人との付き合いで感じる「違い」をキーワードに、スムーズな人間関係の築き方について考える。
◆ 講座の内容
1 講師自己紹介と講座の説明
2 世界のあいさつ(福島県に多い外国人の国)でグルーピング
3 外国人って、日本人って
一般的に思われているイメージを出し合い、本当にそうなのか検証する。
4 ビビアンの福島ライフ(インタビュー形式で紹介)
5 人と関わるって?
(1)日々の生活の中で感じる様々な「違い」による行き違いetcの経験を出し合う。
(2)(1)のようなことをできるだけ少なくして、よりスムーズな人間関係を作っていくためにどうしたらよいか考える。
講座C 2つの震災から考える、復興への取り組み
講座担当者:三村 悟 (福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 特命教授)
ウィリアム・ヴォスバー(福島県国際課国際交流員)
◆ 講座のねらい
ニュージーランドと日本、クライストチャーチと福島の、災害と復興に関する共通点と学び合いについて考える。
◆ 講座の内容
ニュージーランドと日本の比較をしながら、両国の地震の歴史を紹介し、2011年に起きた地震を詳しく説明し、そこからの復興の話をしました。
講座D 私たちが見てきた中国人
講座担当者:國分 健児 (前福島県上海事務所長)
徐 銓軼 (福島県国際課国際交流員)
◆ 講座のねらい
福島県上海事務所の活動内容及び取り組みの紹介を通して、「正しい日中関係」のあり方について考えてもらいます。
◆ 講座の内容
見た目は似ている日本人と中国人。冷え込んだままの日中関係の中で、互いの考え方を理解しようとする人たちがいました。中国で一番多くの日本人が暮らす上海で出会った中国人の素顔をご紹介します。
クロージングセッション2 (10時50分~11時30分)
1 2日目のふりかえり
全体講師:石川 一喜(拓殖大学国際開発研究所 准教授)
閉会式 (11時30分~11時40分)
1 あいさつ
JICA二本松 業務課課長 福田 義夫
平成26年12月20日(土) セミナー1日目のページはこちら