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アナリーゼふくしまNo.19

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

アナリーゼふくしまNo.19

 平成17年福島県生活圏別産業連関表

    県内の各生活圏の経済構造の把握や生産波及効果の測定を行うことを目的として、福島県経済全体を対象とした産業連関表の最新の表である「平成17年福島県産業連関表」をもとに、県内6生活圏ごとの産業連関表「平成17年福島県生活圏別産業連関表」を作成しました。    なお、福島県生活圏別産業連関表は、平成12年福島県産業連関表をもとに作成した「平成12年福島県生活圏別産業連関表」が最初であり、今回が2回目の作成となります。

産業連関表

 一定地域(福島県の表であれば福島県、県北地域の表であれば県北地域)において、対象年1年間(今回は平成17年)に行われた産業間の取引、産業と最終消費者(家計など)の間の取引及び地域外との取引を一枚の表にまとめたものです。 産業連関表は、単に統計表としてだけでなく、表から計算される各種係数表を用いることで生産波及効果の測定も行うことができます。

県内6生活圏

  福島県内を次の6つの地域に分けています。

  県北地域、県中地域、県南地域、会津地域、相双地域、いわき地域

 ※    通常、県内を地域分けする場合、「県北地域」、「県中地域」、「県南地域」、「会津地域」、「南会津地域」、「相双地域」、「いわき地域」の7生活圏としますが、「南会津地域」の経済規模が小さく、産業連関表上単独の地域として取り扱うことは難しいので、「会津」と「南会津」をあわせて一つの地域として地域分けを行いました。

平成17年福島県生活圏産業連関表の概要ダウンロード

   ダウンロードはこちら 平成17年福島県生活圏別産業連関表の概要(PDF形式:127KB)

1  域内生産額は県中地域が最大

  域内生産額は、県中地域が3兆8048億円と6生活圏中で最大、次いで県北地域、相双地域、いわき地域、会津地域、県南地域の順となっています。

2  中間投入額は県北地域が最大、中間投入率は県南地域が最高

  生産活動に必要な原材料・サービス等の取引額である中間投入額は、県北地域が1兆7007億円と6生活圏中で最大、生産額に占める中間投入額の割合である中間投入率は、県南地域が55.0%と6生活圏中で最高となっています。

域内生産額と中間投入率

3  総需要額は県中地域が最大

  総需要額は、県中地域が5兆4088億円と6生活圏中で最大、次いで県北地域、相双地域、いわき地域、会津地域、県南地域の順となっています。

  総需要額に占める中間需要(生活圏内産業が生産活動を行うための需要)の割合は県南地域、総需要に占める域内最終需要(生活圏内における家計消費などの消費、設備投資などの投資による需要)の割合は会津地域、総需要に占める輸移出(生活圏外からの需要)の割合は相双地域でそれぞれ最高となっています。

各地域別総需要額

4  生産波及の大きさは会津地域が最大

  36部門表による生産波及(全産業平均)の大きさは、会津地域が1.2526倍と6生活圏中で最大、次いで県中地域、県北地域、いわき地域、県南地域、相双地域の順となっています。

生産波及の大きさ地域別グラフ

生産波及の大きさ

 ある産業の生産活動が他の諸産業の生産活動に与える影響のことです。生産波及の大きさは、産業連関表から導き出される逆行列係数の列和により求めることができます。

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平成17年福島県生活圏別産業連関表ダウンロード(Excelファイル)

  13部門分類

36部門分類

91部門分類

報告書のダウンロード(PDFファイル)

報告書全文のダウンロードはこちら  報告書全文(1.90MB)

各章別ダウンロードはこちら

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