クマにご注意ください!!
会津管内のツキノワグマによる人身被害発生状況
令和5年5月3日、会津若松市で人身被害が2件発生しました。
令和5年7月11日、北塩原村で人身被害が発生しました。
令和5年8月12日、猪苗代町で人身被害が発生しました。
令和5年8月18日、北塩原村で人身被害が発生しました。
令和5年9月13日、金山町で人身被害が発生しました。
令和5年9月24日、会津美里町で人身被害が発生しました。
令和5年11月19日、喜多方市で人身被害が発生しました。
令和2年度から令和4年度における会津地方振興局管内の
ツキノワグマによる人身被害は、
令和2年度
5月に1件(1名)、10月に2件(2名)、11月に1件(1名) 計4件(4名)
令和3年度
5月に1件(1名) 計1件 発生しています。
令和4年度
7月に3件(3名)、8月に1件発生しています。
クマの目撃情報マップ
・福島県ツキノワグマ目撃情報(自然保護課)をご覧ください。
クマと遭わないために
クマとの遭遇を避けるため、次のような予防対策を取るよう心がけてください。
(参考:環境省クマ出没対応マニュアル、「クマに注意!」パンフレット)
クマに係る注意事項
行楽シーズンは登山やキノコ狩りなどで山に入る機会が多くなります。このため、クマと遭遇してしまう可能性が高まります。また、人身被害は早朝や夕方の時間帯に多く発生しています。早朝や夕方の時間帯に、散歩や農作業を行う場合は十分に注意しましょう!
山に入る際の注意事項
- 山や野外での活動では、あらかじめクマの出没情報を確認して、必ず2人以上で行動し、単独行動は慎みましょう。また、早朝や夜間、やぶ等の見通しの悪い場所では出会う確率が高くなるので注意しましょう。
- 鈴や笛、ラジオなどを身につけ、周りに音を出しながら行動しましょう。
- 子グマなどを見かけても、そばには必ず母グマがいると考え、決して近寄らないでください。
- クマの足跡やフンなど痕跡を見つけた場合は、その先には進まずに引き返しましょう。
- 生ごみや残飯、廃棄果樹などは山や野外に捨てたり、放置しないでください。クマをその場所に引き寄せる原因になります。
クマによる被害防止のためには、皆さま一人一人の注意と心がけがとても大切です。
皆さまのご理解とご協力をお願いします。
・クマ鈴の貸出について【福島県 自然保護課】
もしクマに出会ったら
(1)遠くにクマがいることに気付いた場合
慌てず落ち着いて、静かにその場から立ち去りましょう。
(2)近くにクマがいることに気付いた場合
落ち着いて、ゆっくりその場から立ち去りましょう。
背中を向けると、クマが本能的に襲ってくることがあります。
大声を出したり、走ったりするとクマが驚き、攻撃してくることがあります。
(3)突発的におそわれた場合
両腕で顔面や頭部をガードし、伏せるなどして防御しましょう。
ツキノワグマの生態
ツキノワグマの生態について【『会津地方におけるツキノワグマ対策』より抜粋】
- ツキノワグマの痕跡 [PDFファイル/1.32MB]【P.9~10】
- 出没しているクマの特徴 [PDFファイル/509KB]【P.15】
- クマのエサはどんなもの? [PDFファイル/883KB]【P.16】
- クマの行動サイクルと人間の野外活動 [PDFファイル/105KB]【P.17】
- どんな時間に行動するの? [PDFファイル/193KB]【P.19】
会津地方のツキノワグマ情報
会津地方におけるツキノワグマに関する資料です。ツキノワグマ対策にご活用ください。
・会津管内の人身被害発生状況 [PDFファイル/96KB](平成21年度~)
- 堅果類(ブナ、ミズナラ、コナラ)豊凶調査(自然保護課ページ)
- 最近のクマ大量出没と堅果類の豊凶について [PDFファイル/272KB]【福島県野生動物専門員 溝口俊夫】
会津地方におけるツキノワグマ対策 (事務担当者様向け)
ここ数年、人里への出没や農林業被害、あるいは人身被害の発生が目立つようになり、早急に被害防除の対策をとる必要性が高まっています。
この『会津地方におけるツキノワグマ対策』は、平成21年度から平成23年度にかけてNPO法人ふくしまワイルドライフ市民&科学者フォーラムに福島県会津地方振興局が委託して実施した会津版「人と自然の共生」促進事業(緊急雇用創出基金事業)の成果としてまとめ、主に市町村の鳥獣保護・有害鳥獣捕獲許可事務担当者等に活用していただくことを目的に作成したものです。
会津地方におけるツキノワグマ対策(全頁)
・会津地方におけるツキノワグマ対策 [PDFファイル/5.92MB]
~理解することで対策効果を上げる考え方やその手法~(平成26年1月)【全40頁】
会津地方におけるツキノワグマ対策(章毎)
- 表紙・はじめに・目次 [PDFファイル/557KB]【P.0~2】
- 1.福島県内のツキノワグマによる被害状況及び有害捕獲状況 [PDFファイル/217KB]【P.3~5】
- 2.被害(目撃)の通報を受けて [PDFファイル/515KB]【P.6~7】
(ア)現場へ行く前に情報提供者から状況を詳しく確認しましょう
(イ)緊急性の判断をしましょう
(ウ)現場に入る前に - 3.現地調査 [PDFファイル/1.7MB]【P.8~13】
(ア)被害地域での情報収集
(イ)出没地点への侵入ルートを含めた周辺環境の情報収集
(ウ)必ず被害調査マップを作ろう!!
(エ)その他 - 4.被害調査マップの分析 [PDFファイル/1.06MB]【P.14~20】
(ア)広域的にクマの侵入ルートを分析
(イ)現地情報から出没しているクマを分析
(ウ)分析に必要な補足情報 - 5.対策の実施 [PDFファイル/2.13MB]【P.21~33】
(ア)「誘引物管理」
(イ)「追い払い」
(ウ)「環境管理」
(エ)「普及啓発と情報共有」
(オ)「堅果類の結実状況調査(目視調査)」 - 6.まとめ [PDFファイル/1.22MB]【P.34~39】
(ア)地域ごとにゾーニングを考えよう!
(イ)被害防止対策は「予防・検証・修正・継続」を基本にしよう!
(ウ)地域振興と被害対策はワンセットで考えよう!
関連リンク
- ツキノワグマ出没注意報を発令しました(令和6年4月1日)【福島県 自然保護課】
- クマによる農作物被害を抑えるために【福島県 環境保全農業課】
- 電気柵のチェックポイント [PDFファイル/1.07MB]【福島県農業総合センター 企画経営部】
- ツキノワグマによる人身被害を防ぐために【新潟県】