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2017年01月留学生スタディツアー参加者レポート06

大学名:  福島大学名前: PHAM VAN TIEN (ファム・バン・ティエン)

 私は福島大学の学生で今福島県に住んでいます。福島県に来てから、今までもうすぐまる1年になります。自分の住んでいるところをもっと知りたいから、今回のスタディツアーに参加しました。このスタディツアーを通じて、色々な勉強になりました。

 このツアーはほとんどバスで移動しました。1月14日土曜日の10時過ぎに福島駅から出発しました。最初に行ったのはJAふくしま未来伊達総合支店直売所「んめ~べ」です。その「んめ~べ」は私に印象を深く残しました。「んめ~べ」の意味はなんだろうとずっと考えていました。直売所のスタッフの説明のおかげで、「んめ~べ」とはこの地域の方言で、「美味しいでしょ」という意味だとわかりました。そして、そこは安心、安全な地元産の新鮮な野菜や果物、切り花を販売するところです。私は店内で試食を頂いて、本当に美味しかったので、あんぽ柿とミカンを買いました。次に私たちは被災地視察のために南相馬市に移動しました。南相馬市観光協会のボランティアガイドの説明によって、震災時の被害がわかりました。震災発生からもうすぐ6年となりますが、解体している家と傾いている家はまだあります。南相馬市をまわるうちに「ひまわりカフェ」、パワースポットとして有名な大悲山の石仏のところに立ち寄りました。そして、大悲山の千年杉をさわりました。次に私たちはいわき市に移動しました。みんなは疲れたから眠る人が多かったです。その日の午後、6時頃いわき湯本温泉「元禄彩雅宿 古滝屋」に着きました。そこは道後温泉、有馬温泉と並ぶ日本三大古泉の一つで、千年以上もの歴史を持つといわれる旅館です。その夜、みんな一緒に話したり食べたりして、とても楽しかったです。次の日、朝8時半みんながそろって、バスでふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」に移動しました。アクアマリンふくしまは福島の海の大きな特徴である、太平洋の「潮目」をテーマに、様々な視点から海の不思議を解き明かす新しいタイプの海洋ミュージアムです。最初に館内のスタッフの説明を聞いて、被災した時の状況や復興へ向けての取組みを理解しました。その後、自由にアクアマリンふくしまを見学しました。そこで海にいる様々な生物の写真をいっぱい撮りました。次に私たちは福島県環境創造センター「コミュタン福島」に移動しました。そこは環境の回復、創造に向けた調査研究や情報発信、教育、研修などを行うため県が設置した施設です。「コミュタン福島」で環境の回復と創造への意識を深めて、放射線を身近な視点から理解するため、いろいろなものの放射線を測る実験をしました。そして、帰るとき、福島県へのメッセージを残しました。

 福島県国際課はこのスタディツアーを開催してくださいまして、ありがとうございます。特に担当の穴澤さん、斉藤さん、運転手さん、このツアーのメンバーたち、私に貴重な体験を与えて頂いて、本当にありがとうございました。このスタディツアーに参加して、本当によかったです。

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