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たくさんの感動を頂いて

尹 博文さん

名前:尹 博文

国籍:中国

中国大学生福島応援ツアー参加者
(2012年08月、2013年08月)

訪問先:福島県福島市など

メッセージ

 2012年の夏、私は「がんばれ福島!がんばれ日本」という交流活動を通じて初めて美しい福島県に訪れました。郡山市の仮設住宅では、私たちが避難者のお年寄りたちと一緒に語り合いました。みんなが一緒に「北國の春」を歌い、そして別れる際、ずっと手を振ってくれたお年寄りの真摯な姿を見て、誰もが福島に来る以前に少なからず持っていた不安な気持ちを捨てました。

 その後、私たちは福島県農業総合センターで見学しました。福島県が食品の安全を確保するための取組を自分の目で確かめました。さらに、福島大学では、現地の大学生たちと「中国とふくしまとの交流を深める」や「中国からの観光客を呼び込む」などの話題について真剣に語り合いました。また、鶴ヶ城で見学するときに、現地のおじさんたちがわざわざ侍の姿を扮して私たちを出迎えてくれて、記念写真を一緒に摂りました。こうして、私たちはたくさんの感動を頂きました。

 2013年の夏、私は同活動の第二弾に参加して、再び福島に帰ってきました。初日福島のホテルに着いたのは午前1時を回ったにもかかわらず、県庁のスタッフたちが遅くまで私たちを待っていました。私は心を打たれずにはいられませんでした。東京などの大都会よりも、ふくしまのほうがよほど親切だと思うようになりました。

  その後、私たちは飯坂温泉で足湯を体験し、福島の名物「桃狩り」にも挑戦しました。今回の活動でも、福島県民と県庁の関係者たちに熱烈な歓迎を受けました。私たちは、ふくしまの旅を満喫すると同時に、「おもてなしの精神」が心に刻まれました。

 桃狩りの果樹園では、責任者は震災後の根強い「風評被害」や復興への取組などといった状況を語ってくれました。そして、彼は私たちに果物の品質と安全を意味するJASの認証を見せてくれました。私は、身に見える形で福島県民の努力を感じました。果樹園の販路が順調に回復してきていることを聞きました、私はとても嬉しかったです。

  その後、私たちは鶴ヶ城と大内宿に見学して、福島の美しい風景と悠久なる歴史について勉強しました。

 ふくしまに来てみてください!日本では、ふくしまというところがあります。ここでは、うつくしい景色はもちろん、暖かい人情を持つ県民も溢れています!必要のない恐怖や誤解を打ち砕けて、このうつくしまふくしまを好きになってください!

 がんばれ福島!がんばれ日本!

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