名前: マチルダ・スミス | 勤務先: 東京都大田区役所国際都市・多文化共生推進課 |
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福島と言えば、2011年の東日本大震災による原発事故を真っ先に思い浮かぶ人が多い。実はこのスタディツアーに参加させてもらった前は私もその例外ではなくて、災害の時から残っている放射性物質の安全性などに対して少しだけの不安を持っていた。しかし、福島県環境創造センターをはじめ、会津若松市や大内宿などを案内してもらったことを通して、そういう福島に対するイメージが間違っていると分かってきた。実際に、福島県は自然が豊かで、美しい景色に恵まれている独自な文化や歴史のある魅力的な地域である。その意味で、東日本大震災による被害だけとして知られるべきではない。 二日間のぎっしりと詰まっていた日程は福島環境創造センターから始まった。個人的にこれは一番印象に残っているところである。なぜなら、2011年の地震への初期対応が分かり、それ以降の除染事業や復興事業の進行について学び、福島の人々の苦しみや勇気が感じられたからである。ところで、センターのシアターなどの技術にも驚いた。そして会津若松市へ行く途中でバスの中から紅葉で真っ赤に輝いている山を眺めていた。福島県はこんなに自然豊かなところだとは想像しなかったが、紅葉の季節に行けて本当に良かった!会津若松市の鶴ヶ城で赤ベコ作り体験してからお城を見学して福島県の長い歴史の一部分を感じた。完成した赤ベコを福島県の魅力と自分の技を込めたクリスマスプレゼントとして家族に贈ろうと思う。泊まった旅館で人生で一番豪華な料理を食べる前に露天風呂に入って癒された。夕ご飯で、もう終わりかと思ったら食べ物が出されつつ、昏睡状態になる程食べ過ぎた。朝になると、お腹が空いていなくても朝ごはんが美味しそうで食べずにはいられなかった。食に凝る人として福島の料理に気に入った! 2日目は塔のへつりと大内宿に行った。塔のへつりのつり橋を囲んでいる紅葉がまた綺麗だったがつり橋を渡るのがちょっと怖かった。そして、お土産屋さんが連なる大内宿が日本の伝統的情調に溢れ、美味しいものを試しながら福島の文化や歴史がまた感じられた。そこで、手打ちそば体験をして、グループの協力で一から自分たちが作ったそばを食べて美味しいものばかり食べていた2日間を締めくくった。 |
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