ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

(県外JETスタディツアー)参加者レポート19

名前: スコット・エリン勤務先: 千葉県松戸市役所文化観光国際課

 28年11月5日~6日に行われた福島県のJETスタディツアーに参加させていただいて幸運だと思う。福島県への初めての訪問であり、関東・東北の様々な場所で働いているCIRの仲間達と一緒に福島県の素晴らしさが経験できたことを感謝している。

 一日目、郡山駅で全員が集合してから、バスに乗って福島県環境創造センターを見学した。開いたばかりのきれいな施設で、未来的な環境創造シアターを含め、ほとんどの展示がインタラクティブであることが特に印象に残っている。福島県で起きた原発事故とその後の環境回復に関して興味を持つ人が多いと思うので、環境創造センターは教育施設として素晴らしい。

 その次、三春ハーブガーデンレストランサララに行き、非常においしいブッフェをお腹いっぱいまで楽しんだ。小麦粉が食べられない私でも、全部試せなかったほどバラエティが多かったので、一点の疑いもなく、アレルギーまたは好き嫌いがある人、そして外国人もこのレストランが気に入るはずだ。

 その後、福島県の有名な城「鶴ヶ城」のそばにあるツーリズム・センターにて赤べこの絵付けが体験できた。大人になってから美術工芸をする機会はあまりないので、懐かしくて楽しい体験であった。それぞれのCIRの描いたデザインが我々の異なる国籍みたいに、ユニークだった!

 1日目の最後の訪問地は鶴ヶ城で、素晴らしい天気に恵まれ、写真撮影や城の境内での散歩等をするのに丁度良かった。鶴ヶ城はきれいな庭があり、ガイド付きツアーも面白くて分かりやすかったので、歴史が苦手な人にとっても訪問する価値があると感じる。
鶴ケ城にて

 その夜、大川渓谷に位置しているホテル大坂屋に泊まった。地元の食材を使った郷土料理を楽しんだ上に温泉で疲れも落とせて、落ち着ける一泊であった。しかし、個人的に最も印象に残っていることは、2日目に起きてカーテンを開いた時、大川渓谷のきれいな紅葉を最初に見た瞬間である。
紅葉が真っ盛りだ

 2日目の朝、湯野上温泉駅経由で、塔のへつりを訪問した。湯野上温泉駅ビルの中に暖炉があることや、隣にある公衆の足湯の存在にびっくりした。塔のへつりに行ったら、紅葉によって色彩豊かになっている渓谷の美をさらに見学できた。空気もきれいで、橋を渡りながら紅葉の写真が多く取れて大満足した。もう少し時間があればよかったと思う。
足湯にて

 最後の訪問地は、江戸時代の宿場町である大内宿であった。江戸時代の雰囲気を楽しみながら大内宿を端から端まで歩いた後、そば作りも体験できた。小さいグループでそばを作ってみるのは大変楽しく、笑いながら粉をこねたりした事はいい思い出である。私は小麦粉が食べられないため、味をみることができなかったが、美味しそうであった。

 最後にまとめると、福島県のJETスタディツアーは素晴らしい経験になり、参加できたのは大変うれしく思う。ツアーが上手く構成され、またアテンドしてくれたスタッフがとてもフレンドリーだったおかげで、福島県の美しさがいっぱい楽しめた。機会があれば改めて訪問し、福島県の魅力をさらに体感したいと思う。

概要のページへ戻る