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2015年11月JETスタディツアー参加者レポート23

2015年11月ツアー参加者23名前: ケイティ・カミモト(アメリカ)

 最初に、私たちJET参加者のためにこのようなすばらしいツアーを企画してくださった国際課の方々に感謝したいです。素敵な時間を過ごし、心に響く何にも代えられないことを学びました。様々な活動の中から、復興への努力についてお話ししたいと思います。

 多くにとって、最大の関心は放射線のこと、どのように福島が安心安全のため、心配ない食物のために取り組んでいるのかということです。愛情館は直接農家と農産物の取引をしているので、他の多くのスーパーよりも価格が安く、様々な種類のものを売っている独自なところです。全てのものがお店に出る前に最低三回は放射線チェックを完璧に受けており、3年に渡って流通できないレベルの放射線の値は出ていないことが報告されているとのことでした。また中央にキッチンがあり、買う前に試食できます。私は地元産の柿、オレンジ、リンゴを試食しました。外では収穫されたばかりのソバの実で作られた蕎麦を食べられるイベントがあり、寒い11月の朝に、温かい蕎麦をみんな楽しんでいました。ファーマーズマーケットは多くの人で活気あふれ、郡山の地元企業を支えるために必ずまた来たいと思います。ファーマーズマーケットの後、私たちは三春ハーブガーデンに行き、愛情館から仕入れた食材で作った昼食を楽しみました。

 次の日、私たちは福島の沿岸地域であるいわきに行きました。いわきでは、ららみゅうに行きました。ららみゅうにはファーマーズマーケットやレストランがあり、また震災の影響を受けたところです。ここで、どのようにららみゅうが震災の被害を受け、またその被害そのものについて、どのように再建し再開したのか、ビデオ見てプレゼンを聞きました。プレゼンをしてくれた男性は建物の2階で一晩を過ごさなければならなかった経験を共有してくれました。というのも、間に合うかわからなかったからです。職員すべての車が津波で壊されました。どれくらい突発的な衝撃で信じられなかったことでしょう。困難はあったけど、県内外から多くのボランティアが清掃を手伝ったり、たった8か月後の11月に再開するスピードで手助けしてくれた、再開を望む市場業者の励ましがありました。残念なことに、風評被害のために以前の60%の集客しかありませんが、彼らがより明るい未来を望んでいます。忘れたいけど忘れられない悲しい出来事です。震災追悼として、ららみゅうには震災に関する展示、福島洋上風力発電の再生可能エネルギーの展示もありました。展示を見た後、おいしい海鮮丼をいただきました。

 震災から4年がたち、復興は確実に進んでいます。地域と手を取り合い早期対応を目指し、愛情館やららみゅうは消費者に安心と感じてもらえるよう、農家や企業とともにがんばっています。みんなが福島に来て、その美しさや提供してくれるおいしい食べ物を理解してく経験してくれることを望んでいます。

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スタディツアー風景01

スタディツアー風景02

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