私たちの最初の目的地はJA会津でした。そこでは放射能レベルを測定するために、お米の全量全袋検査が実施されていました。その後、安全が確認されたお米の袋にはQRコードが貼られ、それを読み取ることで、消費者はその袋の中のお米の検査情報を見ることができます。過去3年間彼らが検査したお米の放射能レベルは極めて低いものですが、人々が安心や安全を感じるためには重要なことなのかもしれません。
午後は地熱発電所を訪問し、そこでPR館の職員の方から地熱発電の仕組みについて説明をしてもらいました。地熱発電を安全に維持していくためには多くの作業を必要としますが、原子力発電にとってかわる再生可能エネルギーについて学ぶことは、とても興味深いものでした。その後私たちは円蔵寺を訪れました。自然との結びつきを強く感じることができるため、私は神社やお寺を訪れるのが大好きです。
夜から翌日の午前中にかけて農家民泊をしました。寒かったですが、リラックスしたり彼らと話をしたり、彼らの手料理を楽しむことができました。特に私たちにとって驚きだったのが馬の肉でした。牛肉のような感じがしました。翌日の午前中に私たちは農作物の1つであるハーブの種取りを行いました。ハーブはすりつぶして、オイルをつくることができるそうです。地元住民とその生活について知ることができたこの経験は本当に素晴らしかったです。その後彼らは私たちのお弁当を作ってくれ、私たちは次の目的地へと向かいました。
IIEは震災後に家や仕事を失った避難者を支援するために始まった企業で、地元の会津木綿から素敵な衣類などの商品を生産しています。私はその話を聞いて感心しました。そして私たちはそこで様々な商品を購入しました。
午後に私たちは鶴ヶ城へ行きました。そしてお城の見学や会津地方の伝説となっている赤い牛の伝統玩具、赤べこの絵付け体験を行いました。その訪問で私が最も感動し、印象に残ったのは、会津若松観光ビューローの方から聞いた話でした。人々は風評を払拭し福島の産業を復興に導くため、できることすべてに取り組んできています。私たちはみんなツアーを通して福島で生活できることをより嬉しいと感じました。また母国に住む家族に伝えるべき良い知らせを得ることができて、うれしく思っています。