ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

02:ダイアナ・チュオング さん(カナダ)

 東日本大震災からはもうすぐ3年を迎えます。福島県民は震災の被害から復興しようと毎日頑張っています。今回のスタディーツアーを通じて、相双の現状について学びました。

 ツアーでのハイライトの1つはいちご園を訪れた時でした。いちご園の復興、そしてボランティアの力のおかげで乗り越えた課題についての説明を受けました。これは正に「絆」の表しだと思います。その「絆」のおかげで、私達は和田いちご園の美味しいいちごを食べることができました。
0201

 「絆」は人と人を繋げます。「絆」のおかげで福島、そして日本の方々は震災から立ち直ることができました。11月と2月のツアーで会った方々の話を聞きき、それぞれの視点には似ているところがあることに気づきました。いわきにあるかまぼこ工場、とまとランドいわき、相馬の松川浦漁業協同組合、和田いちご園などは、それぞれ震災のせいで似ているような違う課題に直面したが、全てに当てはまるのが国内、そして世界中の人たちから支援を受けました。支援を受けた方にとっては、受けた恩を返すには金が必要のではなく、自分の頑張りによる復興している姿を見せることが感謝の気持ちを表す一番いい方法だと思っています。

 ツアーの2日目は南相馬市に移動し、津波で被害を受けた地域を訪れました。涙をこらえながらボランティアガイドから小高区の状況説明を聞きました。3年前のあの日を思い出しました。どうしてもあの日だけは忘れられません。スタディーツアーに参加する時にいつも3年前の記憶が蘇ります。それには感謝しています。なぜかというとあの時を忘れたくないからです。
0202

 他にもう1つのツアーのハイライトは南相馬アグリパークを訪れた時でした。そこで代表理事の半谷さんから、子供達のための体験学習の活動についての説明を受けました。原発事故もあり、再生可能エネルギーは日本の未来に重要な役割を果たすと期待されています。それで子供達にも再生可能エネルギーについて学んでもらう必要があります。
0203 0204

 アグリパークの詳しい説明を受けてから、外に出て、PV太陽光発電機の調整をやってみました。12歳に戻った気分になり、数秒で発電量が100Wから1500Wに変わることで盛り上がりました。とても楽しく、やり甲斐のあるスタディーツアーでした。半谷さんとの約束を守り、また皆で有名な相馬野馬追を見に行きたいと思っています。

0205
概要のページへ戻る