平成21年度森林環境交付金事業(地域提案重点枠)の採択についてお知らせします
1 森林環境交付金事業の仕組みについて
森林環境基金(森林環境税収入を積み立てた基金)の一部を市町村へ交付し、市町村が取り組む森林づくりを支援するものであり、全国初の取り組み。
交付金は、ソフト事業を対象とする森林環境基本枠とハード事業を対象とする地域提案重点枠(以下「重点枠」という。)の2つの枠からなる。
重点枠については、市町村の事業要望について第3者機関である「森林の未来を考える懇談会」の審査結果を踏まえて事業の採択を決定する。
2 重点枠の要望状況及び採択結果
昨年12月に開催された森林の未来を考える懇談会の審査結果を踏まえ、以下のとおり事業の採択を決定した。
対象分野 | 要望状況 | 採択結果 | ||||
市町村数 | 要望件数 | 要望金額 (千円) | 市町村数 | 採択件数 | 採択金額 (千円) | |
森林整備の推進 | 29 | 51 | 138,565 | 27 | 40 | 93,292 |
県産間伐材の利活用推進 | 26 | 31 | 34,259 | 26 | 31 | 34,012 |
木質バイオマスの利活用推進 | 8 | 8 | 11,550 | 8 | 8 | 11,550 |
その他 | 2 | 3 | 9,010 | 2 | 3 | 7,185 |
計 | ※44 | 93 | 193,384 | 44 | 82 | 146,039 |
※ 複数の対象分野を要望している市町村があるため、計が一致しない。
(参考)
18年度の採択結果~28市町村、42件、採択金額 94,518千円
19年度の採択結果~45市町村、105件、採択金額213,010千円
20年度の採択結果~42市町村、81件、採択金額153,460千円