◆ふるさとの祭りについて
福島県では、震災後の平成24年に「地域伝統芸能全国大会(愛称:ふるさとの祭り)福島大会」を開催し、県民に大きな感動と勇気を与えた大会の意義を引き継ぎ、震災からの心の復興を図ることを目的とした県版「ふるさとの祭り」を平成25年より開催しています。
令和3年度は、国見町と福島市で開催した「民俗芸能交流発表会」に出演いただいた9団体および現地収録にご協力いただいた10団体の芸能披露の様子を動画配信します。
動画をご覧いただき、「ふるさとの良さ」を改めて実感いただければ幸いです。
◆出演団体
大熊町熊川稚児鹿舞保存会(大熊町)
踊り手は児童4人で、鹿舞と書いてシシマイといいます。江戸時代後期の大飢饉では疫病(えきびょう)が蔓延し、地区内もさまざまな苦難に陥りました。そのために鎮守の諏訪神社に鹿舞を奉納して、地区の安泰と五穀豊穣(ごこくほうじょう)・家内安全を祈ったことに始まるといわれています。大震災ですべての用具を失いましたが支援によって新調しました。浜通り地方の典型的な舞で、現在の踊り手は、震災後2代目です。
※順次、動画を掲載します(計19団体)。