◆ふるさとの祭りについて
福島県では、震災後の平成24年に「地域伝統芸能全国大会(愛称:ふるさとの祭り)福島大会」を開催し、県民に大きな感動と勇気を与えた大会の意義を引き継ぎ、震災からの心の復興を図ることを目的とした県版「ふるさとの祭り」を平成25年より開催しています。
例年、舞台で芸能披露していますが、令和2年度は感染症拡大防止の観点から、舞や踊りを収録し、映像配信します。
◆出演団体
八槻都々古別神社楽人会(棚倉町)
奥州一宮の八槻都々古別神社では、神話に基づいた太々神楽が受け継がれています。36座のうちの一つ「八岐大蛇退治」のストーリーは、素戔嗚尊(すさのおのみこと)は、出雲国の川で、嘆き悲しむ足名椎・手名椎(あしなづち・てなづち)老夫婦と奇稲田姫(くしなだひめ)に出会います。その訳を聞くと、今夜、姫が大蛇に食べられてしまうとのこと。そこで、素戔嗚尊は大蛇に毒酒を飲ませ、剣で退治しました。大蛇の尾の中から出てきた剣を天照大神に捧げるという物語です。
※順次、動画を掲載します(計20団体)。