NEDOと低炭素水素の利活用拡大に関する協定を締結
NEDOと低炭素水素の利活用拡大に関する協定を締結
福島県は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と低炭素水素の利活用拡大に関する連携・協力に係る基本協定を6月19日に締結しました。
福島県浪江町において再生可能エネルギーを使った水素製造実証に取り組むNEDOと、再生可能エネルギー先駆けの地の実現に向けて、再生可能エネルギーの導入拡大と関連産業の育成・集積を進めている福島県が包括的な協定を締結することで、再生可能エネルギー由来水素の活用およびそれを通じた再生可能エネルギーの導入の推進・研究開発に向けた取組などを連携・協力して進めていきます。
1.協定の概要
(1)名称
低炭素水素の利活用拡大に関する福島県と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構との連携・協力に関する基本協定
(2)連携・協力事項
• 再生可能エネルギー由来水素の活用およびそれを通じた再生可能エネルギー導入の推進・研究開発に向けてそれぞれが実施する事業などへの相互協力
• 再生可能エネルギー由来水素および福島県内の再生可能エネルギーの広報・啓発活動に関する事項
(3)期間
2020年6月19日から2022年3月31日まで
2.今後の予定
本協定に基づく取り組みとして、あづま総合運動公園(福島市)とJヴィレッジ(楢葉町)に福島県が設置した純水素型燃料電池に福島水素エネル
ギー研究フィールド(FH2R)※で製造した水素の供給を受け、6月29日より、施設内の一部に電力供給する予定です。
※ 福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)
2020年3月7日に開所式を実施。
再エネを利用した世界最大級の水素製造施設「FH2R」が完成(NEDO:2020年3月7日ニュースリリース)
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101293.html