【労働トピック】平成29年「賃金事情等総合調査(中央労働委員会実施)」の結果について
【労働トピック】平成29年「賃金事情等総合調査(中央労働委員会実施)」の結果について |
平成30年4月27日、中央労働委員会事務局は、標記調査について調査結果を取りまとめ、公表しました。 ○調査の目的 ○調査対象企業 ○回答状況 1 年間(平成28年7月から平成29年6月までの1年間)の賃金改定額(昇給分+ベースアップ分)は、労働者一人平均で6,984円(平成28年6,638円)、率では2.12%(同2.00%)となった。(「賃金事情調査」調査結果の概要 表8参照) 2 この間に、ベースアップを行った企業は賃金表のある企業186社のうち86社(46.2%)で、昨年調査とほぼ横ばいとなった。また、定期昇給制度のある企業は185社であったが、その全ての企業で実施された。そのうち昇給額を昨年より増加させた企業は34社(185社のうちの18.4%)であった。(「賃金事情調査」調査結果の概要 表7参照) 3 平成28年年末一時金の一人平均支給額は83万2,500円、平成29年夏季一時金の一人平均支給額は91万1,700 円となった。(「賃金事情調査」調査結果の概要 表9参照) 4 再雇用時と定年退職時の労働条件を比べてみると、所定労働時間が「定年退職時と同じ」企業は151社(197社のうち76.6%)、定年退職時の「80%以上100%未満」が10社(同5.1%)となっている。基本給の時間単価は「50%以上80%未満」が107社(198社のうち54.0%)、「50%未満」が58社(同29.3%)となっており、「定年退職時と同じ」企業はなかった。(「退職金、年金及び定年制実情調査」調査結果の概要 表16参照) |