【労働トピック】平成28年「賃金事情等総合調査(中央労働委員会実施)」の結果について
【労働トピック】平成28年「賃金事情等総合調査(中央労働委員会実施)」の結果について |
平成29年5月12日、中央労働委員会事務局は、標記調査について調査結果を取りまとめ、公表しました。 ○調査の目的 ○調査対象企業 ○回答状況 1 年間(平成27年7月から平成28年6月までの1年間)の所定内賃金の改定額(昇給分+ベースアップ分)は、労働者一人平均で6,638円(平成27年7,137円)、率では2.00%(同2.15%)となった。(「賃金事情調査」調査結果の概要 表8参照) 2 この間に、ベースアップを行った企業は賃金表のある企業187社のうち87社(46.5%)で、昨年調査より10.4%減少となった。また、定期昇給制度のある企業は186社であったが、うち定期昇給を実施した企業は185社であった。そのうち昇給額を昨年より増加させた企業は35社(185社のうちの18.9%)であった。(「賃金事情調査」調査結果の概要 表7参照) 3 平成27年年末一時金の一人平均支給額は84万6,000円、平成28年夏季一時金の一人平均支給額は89万7,600 円となった。(「賃金事情調査」調査結果の概要 表9参照) 4 育児休業をすることができる子の年齢(最長期間)をみると、「子が1歳6か月になるまで」が最も多く、80社(221社のうち36.2%)、次いで「子が1歳6か月を超え2歳になるまで」が66社(221社のうち29.9%)となっている。(「労働時間、休日・休暇調査」調査結果の概要 表11参照) 5 年次有給休暇の取得状況をみると、平均取得日数は12.6日(平成26年13.4日)で、平均取得率は66.3%(平成26年67.5%)であった。(「労働時間、休日・休暇調査」調査結果の概要 表19参照) |