私事ではございますが、数年前まで大人の習い事として、フラダンスをやっていた時期がありました。そうです、まさしく、スパリゾートハワイアンズのフラガールをモデルにした映画が流行っていた頃。
もともと、運動が苦手な私にとっては、もちろん体を動かす習い事は初めてでした。職場の同僚と通い始め、教室ではすばらしい仲間に恵まれ、適度に体を動かす気持ちよさも覚え、思い返しても本当に充実した日々でした。 さて、前置きはこれくらいにして。フラダンスといえばハワイ。ハワイといって、誰もが知っているハワイ語に「アロハ!」があります。意味はもちろん、「こんにちは」「おはよう」等挨拶全般に使われますが、もっと深い意味があるということを私はこの教室で学びました。 「アロハ」=「ALOHA」と表記しますが、この「ALOHA」のアルファベットは実はそれぞれハワイ語の頭文字から取られているのです。 「A」…「Akahai」(アカハイ:思いやり・親切) 「L」…「Lokahi」(ロカヒ:協調・統一) 「O」…「Olu’olu」(オルオル:礼儀) 「H」…「Ha’a Ha’a」(ハアハア:謙虚) 「A」…「Ahonui」(アホヌイ:忍耐) 「相手を尊重し、思いやりと謙虚な気持ちを持って、常に感謝を忘れず、相手を信じ寄り添う」たった5文字のアルファベットに、この様な深い意味が隠されているのです。 社会人として、同じ労働者同士、そして労使においても、互いにこの気持ちを常に持っていれば、円滑な関係が築けるのではないかと、改めて感じました。 私自身も、労働組合の役員、そして女性としても、この気持ちを常に忘れず、仕事やプライベートを過ごしていきたいものです。 子供の頃は親の都合で嫌々やらされていた習い事でしたが、大人になって、自分の興味・趣味で選択し通ってみると、思いの外、学ぶことが多いと気づきました。 新年度を迎え、新たにスタートを切るこの時期、また、何か新しい発見を求めてチャレンジしてみようと思っている今日この頃でした。 |